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休刊 キム・ソクジン 
おかえりなさい、JINさん。
ARMYさんおめでとうございます!:)

2024/10/27

クグロフ型のパウンドケーキ

  
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
1時期、パウンドケーキに凝っていました。
焼くほうです。(笑)
今はコンビニに美味しいパウンドケーキが並んでいるので、私もひと切れを気軽に購入していますが、当時あんまりパウンドケーキが無かった記憶があります。
あったのかもしれないけれど、あまり好きな味ではありませんでした。
 
実はお菓子作りというのものを、その年齢になるまで本気でやったことが無かったんです。
それでパウンドケーキのパウンドが、1パウンドという重さの単位を指し、パウンドってなんだっけ?と思っていたら、パウンドってポンドのことだったんです。
ヨーロッパらへんで1ポンドって言って、お肉の塊とかハムとかチーズとかそういうのを店頭で購入しているのを見かけたことがありませんか?
ええ、テレビで。
あれのことだったんですよ。びっくり。
 
それでパウンドケーキって、主材料の小麦粉とバターと砂糖の分量が1パウンド1パウンド1パウンドと、全部同じ分量で焼くからパウンドケーキと呼ばれている。と知り、当時とてつもなく驚いたことがあります。
びっくりして熱く語ったら、全員「・・・うん?」と知ってて当然だったことも、さらに驚愕でした。
 
材料は基本、小麦粉、バター、砂糖に加え、卵がだいたい1個とベーキングパウンダーです。
それにお好みのドライフルーツやナッツ、私はアールグレイの香りの強い茶葉を入れて焼くのが好きでした。
何かの訓練のように一週間3本とか焼いていて、それをすぐに食べていて、なぜか太らなかったんですね。
確か、ギリギリカロリーを抑えても膨らむように工夫された専門レシピをダウンロードしてプリントアウトしてこしらえていました。(すごい情熱&熱血)
美味しかったですよ。

それで先日、百貨店の地下に行かないと豪華なお菓子は食べられないのかな? というようなことをぼんやり思っていたら、そうだ! 私はクグロフ型のケーキに強い憧れがあったんだ! と膝を打ったんです。(イメージ)

何を言っているか若干わからないと思いますが、日曜版なので大丈夫です。
 
クグロフ型って波打ちすぎた富士山のようなアレです。あの形のケーキ型のことです。
その大きいので焼いたケーキを一度でいいから食べてみたいんです。
そうです。
今の年齢になるまで私は一度もクグロフ型で焼かれた、おそらくはパウンドケーキを食べたことがないんです。
一度もないんです。(強調)
 
Amazonで型買って焼けよ、という気持ちで一杯です。
なぜ今まで気がつかなかったんでしょうか。
 
多分ですね、子供の頃購入した「ひとみ」という少女漫画雑誌(幼児向け)の付録に付いていた、こういうお菓子作ったら?イラスト読本というのがあって、そこにクグロフ型のケーキに白くて美味しそうな何かがかかっていたんです。
『きっとこれはカレー用の銀色の容器に緩く立てた生クリームが用意されていて、ホカホカの焼きたて生地を切る直前、おたまですくってとろ〜りとかけて食べるんだろうな』
と思って以来のクグロフ型への強い憧れなんですね。
 
そういうわけで、クックパッドに美味しそうなクグロフ型のパウンドケーキを使ったレシピがありますので、載せておきます。
 
クグロフ型で♪くるみのパウンドケーキ♪
ゆめまっく@cook_40037767 様
https://cookpad.com/jp/r/17698080
 
1パウンドは100グラムのことで、本来なら小麦粉、バター、砂糖が100グラム100グラム100グラムの配合比率で良いんですね。
つまり1対1対1ということです。
ですが、私が大昔作っていたレシピはそれじゃ甘すぎるので、かなり量を工夫されていました。
先にリンクをお出しした「ゆめまっく@cook_40037767」様も同様のようです。
もしクラシックな本来のパウンドケーキを焼いてみたい場合は、100グラムずつの配合でやってみてください。
 
数年前にお菓子作り用の器具がどこにも売っていないな、と途方に暮れたことがあったんですが、100円均一に大体ありますし、専門的な物は楽天やAmazonで取り扱いがあります。
 
お菓子作りたいな、と思うと、すぐ作りたくなる気持ちになるのは、今も昔も私も同じです。
 
そんな儘ならない(ままならない)情熱対策として、待って待って結ばれる大人の恋のようなフルーツケーキが、クグロフ型で焼かれていたのではないか?と思うと、器具が届くまでの日数がロマンティックになるような気がします。
 
もう10月も終わりです。
いつまでも暑いですが、私の住む街ではようやく秋雨が降り始めました。
少し暗い午後は、針葉樹の先にある、雲が低い世界を丸く反射した水滴を想いながら、熱いお茶を並べて、座って好きな本や雑誌をめくれますね。

それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。