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うっかりカツカツやって来て、うっかり居ない。( By O.)
 
ラベル 韓国料理 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2025/05/15

世界図書館 / World Library

 

le charme

この頃、2000年代ぐらいの香港料理にまつわる本を読んでいます。
とても興味深いのは、香港の九龍(クーロン)は、移民の街だったことです。
北角という地名が香港内にあるんですが。
こちらはノース・ポイント(NORTH POINT)と英語表記するそうです。
 
吉本ばななの作品に、「N.P」という、吉本ばななの初期集大成である小説があります。
作中、ノース・ポイントという曲名についての会話が出て来るんですが。
「どんな歌? 」と尋ねる主人公に、相手が「とても悲しい曲だよ。」と答えるアンセムシーンがあり、愛読者の方々にとってはお馴染みだと思います。(やは!(^^))
 
刊行された当初、「N.P」という曲は存在しなかったんです。
問い合わせがあまりにも殺到したのでしょうね。 
確か吉本ばななが、「実際には存在しない楽曲なんです。」と公表したと記憶しています。
 
香港内の移民の街であった九龍に、北角というエリアがあり、ノースポイントと読むそうで。
刊行当初から随分先の未来での私は、大切な方と、
「歌ってひょっとしてここ全体を指していたの? 」
「新天地とした異国で暮らす人々の姿を"詩"としたのか?」
と愕然としつつ、未来で手に入れた美しい解答に、金色の気持ちを抱いて居ます。
 
その香港内で腸粉という料理があり、元は竹製の器具を用いて作っていたそうです。そうでないと腸粉の皮が水分を含みすぎてしまうからだ、とのこと。
見た感じ、白いモチモチしてそうな四角いクレープのような物。
中に、美味しいおかずになる餡を入れているみたいです。
どうも香港では、種類が沢山ある点心の1つ、という位置付けみたいです。 

それが、韓国からの移民・潮州人と香港では呼ばれている方々の腸紛は、どう見ても「トッポッキ」なんですよ。
どう考えても「トッポッキ」なんです。絶対「トッポッキ」なんです。
行ったこと無くても、英語と広東語ペラペラじゃなくても、あれは「トッポッキ」なんですよね。 
でもそれも、腸紛なんだそうです。 腸紛は、2種類あるそうなんです。

それで私としてはですね、一体何のために? と言われても、香港での「トッポッキ」と「腸紛」は、なぜ違う物なのに、香港ではまとめて「腸紛」ということになってしまっているのか。
とか、
そもそもなぜ九龍は、移民の街だったのか。
あと、
どうして茶室は、清時代の富豪達にとって、鳥籠を持って点心とお茶を飲む、文化サロンだったのか。
という細かい所を知りたいんです。
 
なので、
「うーん、国内で竹製器具で作られた腸粉をメニューに出している所はあるんだろうか? 」
と考え込みながらも、
2025年現在、世界各国の国立図書館がデジタル化していますので、世界中の国の国立図書館のデジタルデータを、全部繋げて、「世界図書館」と名付けた巨大図書館をデジタルデータで作ってもらえないかな、と思いました。
(圧縮データを解凍させずに、参照させて、直接各国の国立で使っているサーバーからダウンロードさせれば、問題ありませんしね。)
 
デジタル化した後の本は全部、世界中の言語に翻訳してあるのが世界図書館にもある、という感じで。
有料で良いので、年会費制で一般人も勿論使えるデジタルデータ図書館。
現在各国の国立図書館がやっているように、期限付きのデジタルダウンロードをさせてほしいんです。
 
そうしたら、
「つまり貴方は、香港での腸紛文化と潮州料理文化の融合地点を知りたくて、ついでにお住まいの日本で美味しい腸紛を出すレストランを知りたいんですね? トッポッキは散々自分で作って食べたからいいんですね? 」
とカウンターの向こうにうっかり立っている、単眼水中眼鏡をおでこに掛けたオットセイに、レファレンスサービスの人が確認した後、
「そんなこと言ったってウチ総合図書館だし、国立と縦断サービスやってるけど、さすがに香港のそこまで細かい情報は無いですよ。」と頭を抱えさせずに済むと思うんですよね。 
ついでに斜め後ろに座っている、なんかかっこいい感じの方が
「もう直接、北京ダック頼んだ後、厨房に電話で聞いてもらえよ。」って横顔で笑われないと思うんです。
 
世界図書館を作ってください。
じゃあ・・・。(ペタリペタペタ) 



20250515 15:12 文章を直しました。
 
 
le charme

At this time I am reading a book about the cuisine of Hong Kong 2000 or so.
What is very interesting is that Kowloon, Hong Kong, was a city of immigrants.
There's a place called North Point within Hong Kong.
This one is called NORTH POINT.
 
There is a novel by Banana Yoshimoto called “N.P.,” which is a compilation of her early works.
In the novel, N.P. is the name of a song called
 "North Point.
" What kind of song is it?  "
Heroine asks,He answers.
"It's a very sad song."

There is an anthem scene, which I think is familiar to our loyal readers.(Yaha!
(^_^) )

 
When “N.P.” was first published, the song “N.P.” didn't exist.
It must have been too flooded with inquiries.
As I recall, Banana Yoshimoto announced, “It is a song that does not actually exist.” I remember that Banana Yoshimoto announced that the song did not actually exist.
 
In Kowloon, which used to be a town of immigrants in Hong Kong, there is an area called North Corner, which is read as North Point.
I was in the future, long after the publication, with my significant other and
"the song was referring to the north corner of Hong Kong?"
 "Did you use ‘poetry’ to describe the people living in a foreign country that you have made your new home?"
We was astonished, but Our chest is golden.with the beautiful answer I got in the future.
 
In Hong Kong, there is a dish called “intestine flour,” which was originally made with a bamboo utensil. The reason is that the skin of the intestine flour would otherwise contain too much water.
It looks like a white chewy-looking square crepe.
It looks like they put a delicious side dish of red bean paste inside.
Apparently, in Hong Kong, it is one of the many kinds of dim sum.

However, the intestinal mix of Korean immigrants, or Chaozhou people as they are called in Hong Kong, is “ddeokbokki” no matter how you look at it.
No matter how you look at it, it is "ddeokbokki". It's definitely "ddeokbokki".
Even if you have never been there, even if you are not fluent in English and Cantonese, it is still 
ddeokbokki.
But it is also called 
ddeokbokki. There are two kinds of dim sum.

So, as far as I'm concerned, why on earth would they do that? Why are “tteokbokki” and “
intestine flour” two different things in Hong Kong, and why are they called “intestine flour” together in Hong Kong?
Or,
why was Kowloon a city of immigrants in the first place?
I also want to know
why the teahouse was a cultural salon for wealthy people in the Qing Dynasty, where they had dim sum and tea in a birdcage.
I want to know the details.
 
So,
"Hmmm, I wonder if there are any places in Japan that serve i
intestine flour made with bamboo utensils on their menus? "
I was pondering and thought, 

As of 2025, national libraries around the world have gone digital, so I wondered if you could connect all the digital data of national libraries in countries around the world and create a huge library named “World Library” with digital data.

(And it wouldn't be a problem if we let them refer to the compressed data without decompressing it and download it directly from the servers used by the nationals in each country.)
 
It's like the World Library has all the books after they are digitized and translated into all the languages of the world.
A digital data library that can be paid for, so the public can of course use it with an annual membership fee.
We would like to have digital downloads with a time limit, just like the national libraries in various countries are doing now.
 
Then,
"So, you want to know the fusion point of the gut mix culture and Chaozhou cuisine culture in Hong Kong, and by the way, you want to know the restaurants that serve good gut mix in your home country, Japan?
I made and ate a lot of ddeokbokki myself, so it's okay, right? "
After the reference service person checked with the fur seal with monocular hydroscope on his forehead, who was standing inadvertently behind the counter with said, 
 
“Even if I told you that, we are a general library and we have national and longitudinal services, but we don't have that detailed information on Hong Kong.”
I think it would be a good idea not to make him head for the reference service.
And by the way, the guy sitting diagonally behind me, who looks kind of cool.
“Why don't you call the kitchen and ask them directly after you order Peking Duck already?” 
I don't think he would laugh at me in profile.
 
"SO, Build a World Library."

Then...   (flap flap flap)  




20250515 15:12 fixed the text.


 


 
 

2021/11/03

bibigoのコチュジャン

 


 

bibigoのコチュジャンが美味しいです。

 

韓国料理はBTSを応援するようになる前から、割と作っています。

持っている韓国料理のレシピ本が2012年とあるので、その頃から作ってるということになりますね。(その本は初版で絶版になってしまった模様)

 

当時から、国内の韓国料理店にもたまに行って、お馴染みのチヂミ、チゲ鍋、サムゲタン、チャプチェなど、メジャーで簡単なのはすごく好きで作って食べててですね、1度、宮廷料理のコースも食べに行ったりしたこともあります。

 

でもそんな詳しくはないまま、韓国食材のお店とかたまに覗いたりして、本場のキムチを計り売りしてもらって、家で食べてるという感じです。

 

で、そんな私が、なぜかトッポッキ(トッポギ)を外して今まで来てしまっていて、作り始めたのはごく最近なんです。

 

それが、本場の屋台の味を食べたことがないから、全くわかんないんですね。

国内に入ってきてる韓国料理も、いまではそこまで日本人向けにアレンジされてはいないとは思うんですが、なにぶん、これ!という味がわからないので、レシピ通りに作っては、んー、これであってるんだろうか?と首を捻っています。

 

それで、韓国料理が好きな割にですね、私は料理に入ってる甘い味が、あんまり好きじゃないんです。

でも調味料自体に、最初から甘く辛い味付けがついているので、そんなもんかなぁ・・・、と思いながら、食べてたんです。

でもある日、YouTubeで実際の韓国の家庭でトッポッキを作ってるのを見てると、コチュジャンを四角いプラスチックの容器から出して、他の調味料と別皿でいったん混ぜてから、料理に投入しているのを見て、あれ? と思ったんです。

 

それまで私は、スーパーのアジア調味料の棚にある、1番有名な、みなさん、見れば、ああ、アレねというお馴染みのメーカーの、「瓶に入ってるコチュジャン」をずっと使ってたんですが、辛いけどすごく甘いんですね。(これで伝わるといいんですが(笑))

最初から、水飴でコチュジャンを甘くしてあるんです、

 

だから、辛くて美味しいんだけど、すごく甘い。

 

で、トッポッキは辛くて甘いので、その味で正解らしいんですけど、自分好みの甘さに調節できないかな、と思い始めたんです。

そうしたら、ある日、スーパーのアジア料理調味料コーナーに、bibigoのコチュジャンが並んでたんです。

四角いプラスチックの容器に入ってるのが。

 

こ、これは、あの韓国の家庭にあったのと似てるパッケージ!

もしかして・・・。

 

と思って買ってみたら、やっぱり水飴が最初から入ってはいるんですけど、いままでのとは全然、違うんです。

ちゃんと辛くて、後味にさっぱりとした甘さがあるだけで。

私の頭の中で描いている、韓国料理の辛さとピタッと1致したんです。

 

あー、コチュジャンだったのかー!と膝を打って、ふと、前述した韓国料理のレシピ本を見たら、最初の注意書きコーナーに、「(コチュ)ジャン等、調味料は韓国のメーカーのを使ってください」とあって、四角いプラスチックの容器に入ってる写真が添えてあったんです。

 

私は1体いままで何を見ていたんだろう・・・、と自分の目の行き届かなさに愕然としたのでした。

 

そういうわけで、2012年のレシピ本にあったメッセージを、2021年の今、やっと正確に受け取って(遅っ!)、多分、本場のトッポッキにけっこう近いだろう味、国内での韓国料理店で供されてる味には近いものを、なんとか再現して食べています。

 

いやー、コチュジャン大事です。

調味料が、と言った方がこの場合、正しいのかもしれませんけど。

ジャン、大事です。

 

 

韓国料理作ってて、なにかお店のと違うんだよなぁという方は、調味料を1度見直した方がいいかもしれません。

 

興味のある方は、bibigoはオフィシャルサイトもあるし、アマゾンでも取り扱いがあるので、検索して調べて購入を検討してみてくださいね。

 

ジャン、大事です。ほんと。

 

 

 

 

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