休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)
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2024/05/02

ファッション的なイラスト

 

NAKAKI PANTZ イラスト集 CHERISH

この頃、イラストの気分です。
 
なのでアマゾンでイラストレーションを探していたら、NAKAKI PANTZさんのイラスト集を発見して、買いました。
 
私の中には、若者だったころに持っていた、くだらなさや、ネジレ感、パンキッシュな部分、ちょっとくたびれている感、思い上がっている感がまだ残っています。
それが女の子になると、このような感じの子だろうな、と思っていたビジュアルがイラストになっていたので、大切にしようと思います。
 
あんな子になりたいな、という気持ちは、なんと! 歳をとっても健在です。
面白いのは、あんな子のあんな子は、歳をとってもあんな女性とかにはならずに、あんな子になりたいな、の彼女たちのままなんですよね。
 
NAKAKI PANTZ イラスト集より
 
中のイラストはこんな感じ。
おしゃれで完成されているように見えるんですけれど、ご本人的にはダメ出しされる所を伸ばして大成されたそうです。
私は画が描けないので、画が描ける方は全員、無条件で超リスペクツです。
NAKAKI PANTZさんのイラストは、その中でも群を抜いてすごいと思います。

green K リンクコーディネイトブック
 
こちらはgreen Kさんによるコーディネイト提案のイラスト集。
私はイラストのファッションブックが好きで、見かけると好きなテイストであればだいたい買ってしまいます。
写真とは違いますが、そのコーディネイトのバランスや質感が再現されているので、ファッションの風合いを知る大切な教本です。
 
こちらにあるファッション提案の中に、シャネルのチェーンバックを合わせるコーデがあり、素敵だし、私、チェーンバック持っていないし、これを機に貯金して買おうかな? と値段を調べると、三桁の値段がついていて、そっとWebページを離れました(笑)
 
 
green K リンクコーディネイトブックより

中はこんな感じです。
あ、こういうのいいかも。というコーディネイトが満載です。あとちょっぴり愉快な先生らしく、green Kさんのひと言がかなりツボで読んでいて明るい気持ちになりました。 

以上、ファッション的なイラスト、でした。
 
 
20240502 22:51 文章を直しました。


 



MY ADDICTION

 

ランスタン・ド・ゲラン (オーデパルファン) / ゲラン 奥 サンク・クルール 423 /クリスチャン・ディオール  右手前 ルージュ・ブラッシュ 625 /クリスチャン・ディオール 

 
高いけれど、高機能性や色味が寸分違わず好みであることまでにこだわって化粧品を買うことに決めました。
またコスメ貯金生活に逆戻りです。
プチプラも万能さと機動性の抜群さが捨て難いんですけれど、信用している方々にこのベクトルを勧められたので、まずはきちんとやってみることにしました。(真面目)
シャネルのカラーとディオールのカラーが自分にとってどう影響があり、どう反映されるかは未だにわかりません。
ただ、どうもディオールの上質さは、私のようなブルーベースの肌を持つ日本人とうまく溶け合い、ひっそりだけれど垢抜けや良い緊張感に繋がるような気がしています。
 
 
ランスタン・ド・ゲラン(オードパルファム) /  ゲラン
 
 
ゲランの香水 ランスタン・ド・ゲランを普段、愛用しています。
ミツコと同じデザインの瓶ですが、液の色が淡いピンクなんですね。
 
これは、似合うよ、と教えていただいた香水で、マグノリアの香りが含まれているそうで、とても好きな香りです。
私にしてはけっこうお値段がするんですが、とにかくこの半年を乗り切った自分にプレゼントするつもりで購入しました。
ただ瓶がとても大きいので、値段から考えるとお得だと思います。 
 
香水を使っていることを人に言うと、少し前までは私の周囲の見知らぬ人達は、そういうのはどうかと思う、という反応が多かったように記憶しています。
たぶんその時の流行で、ナチュラルな女性が素敵な女性のイメージだったのでしょう。
 
私は子供の頃から香水にとても興味がありました。
いま考えると、見えないのに非常に雄弁なもの、という香水が持つフックに、抗いがたい魅力を感じていたようです。
もうこの歳まで香水を使い続けているので、おそらく死ぬまで香水をつけると思います。
 
香水をつける生活を送っていると、香りが強すぎる人達を「香害」と呼ぶ批判をたまに目にすることが過去にはありました。
この頃ではあまり見かけないと思っているんですが、どうなんでしょう。
 
害までいく香りを自らつけていると、車酔いのすごいのに似た状態なったり、皮膚がかぶれたり、鼻の穴の中がただれたりと、大変なことになると思うんですよね。
たまにつけすぎてしまう人もいるとは思いますが、たぶん大げさに表現しているだけで、人の香りがとても嫌でたまらない層の方々なのではないでしょうか。
 
香り単体は、好みか好みでないかはあっても、悪臭を何万円も出して買う人はいません。
おそらく、好みではない香りが、パーソナルスペースを超えて入ってきた時の、拒絶反応の現れではないか、と私は考えています。
 
好きな人の香りのことを害と呼んでいるのを一度も見かけたのことがありませんので、あたらずとも遠からずと思って、今日もひっそりと香りを楽しんでいます。
 
香水を人に贈るのはとても難しいとされていて、私もよほど気に入った香りでないと、いただいても困るな、と思っています。
いままでだと、香水を贈りたいので好きな香水を教えてくれ、と言われたことはあっても、似合う香水を見立てていただいたことは、ありませんでした。
そして、その香りと香水の持つ意味や含む香りまで考えて下さったのだな、とあとになってとても驚くエピソードと共に、私はランスタン・ド・ゲランを愛用するようになりました。

さきほど香水は私にとって「見えないのに非常に雄弁なもの」だと書きましたが、じきに変わるこのブログの名前をつけていただいた方と、ランスタン・ド・ゲランを見立ててくださった方は同一人物で、とても大人の男性です。
なにをもって大人とするかは、個人的な価値基準に左右される、センスが多くの割合をしめると思いますが、私はそのどれもの共通する条件として、寡黙な雄弁を持つ方ではないかと思います。

このような人になりたいのですが、どうやってなればいいのでしょう。
分からない時点で、私には無理なんだろうな、と結構がっくりきています。
 

サンク・クルール 423 アンバーパール / クリスチャン・ディオール


ディオールの人気アイシャドウ、サンク・クルールではミッツァシリーズがとても好きです。
ムッシュ・ディオールのミューズであったミッツァのイメージラインなんですが、どれもこれも大好きです。
いつか全制覇したいという野望を密かに持っています。
 
ずっとミッツァを愛用していましたが、そろそろもう1つカラーバリエーションが欲しくて、423 アンバーパールを今回購入しました。
 
これから太陽が軸になる季節ですので、私の中の灼けるイメージの色味が使いやすく、アレンジもしやすいです。
購入して正解でした。
 
 
ルージュ・ブラッシュ 625 ミッツァ・シマー /クリスチャン・ディオール
 
ずっとパウダーチークをさがしていて、ルージュ・ブラッシュに落ち着きました。
使用感は薄く乗せると大人っぽく、濃く乗せると上気した頬になるスグレモノチークです。
やはりミッツァシリーズが私には響くんですよね。
 
ミツコ (オードパルファム) / ゲラン

 先日更新した投稿分で、ゲランの香水ミツコを取り扱ったんですが、最初に撮った写真がとても安易で、なんだかずっとクヨクヨしていたので、今日は私の住む街では明るい雨が降っていたこともあり、午後に香水と化粧品の写真をiPhoneで撮っていました。
 
花たちはすべて素敵な名前を持つ小さな庭から切ってきました。
 
ワイルドな背景に美麗で繊細な商品と美しく静かな花を合わせる撮り方というのは、もうお約束すぎてちょっとベタなんですが。
なんとなく私が抱いている香水達へのイメージを撮りたくなって、撮りました。
できあがりが思いのほか気に入ったので、それでこんなに張り切って更新しているというワケでした(笑)
 
ミツコの写真のこちらのバージョンは、すでに前回の投稿内で差し替え済みです。 
 
雨の音を聴きながら、美しいものを撮っていると、なんだかとても贅沢を浪費しているような、後ろめたい優雅さに気持ちが高揚しました。
この感じは何かに似ているな、と考えると、アリアナ・グランデの楽曲「7 rings」の精神性にとても通じるものがあり、さっきからアリアナの楽曲を引っ張り出して聴き続けています。
 
”歌を書くように、小切手も自分で切るの”
 
”お金ですべて解決できないって言うけど
 解決するのに十分なお金を持ってなかっただけじゃない?”
 
”幸せはルブタンのヒールと同じ値段なの” 

参照リンク ユニバーサル ミュージック ジャパン
7 rings 対訳

意訳 エナメル
 
こんな気持ちになりたいなとどこかで思っていたり、
時には、このような心持ちにになるときが、私にはあります。
 
きっと眉をひそめられることですが、私はそういう自分が好きだったりもします。
 

以上、MY ADDICTION でした。


20240502 10:08 文章を大幅に直しました。
 
 
 
 
 

 


2024/04/30

香水:MITSOUKO 


ゲラン「MITSOUKO (ミツコ)」(オードパルファム)


 
先日、「ゲランの似合う女性になりなさい。」という、
とても美しく凜とした言葉を頂きました。
 
ゲランとは老舗香水メゾンの名で、「夜間飛行」「シャリマー」そして写真の「MITSOUKO
(ミツコ)」が名香として有名です。
 
「夜間飛行」は、「星の王子さま」の著者であるサン・テグジュペリが上梓した小説で、友人でもあったゲランの調香師のジャック・ゲランがそこから発想を得て誕生させた香水ですし、「MITSOUKO」は、やはり友人でもあったクロード・ファレールが発表した「ラ・バタイユ」のヒロインミツコをイメージして創った香水でもあります。
 
参考リンク
ゲラン公式サイト 夜間飛行 より
https://www.guerlain.com/jp/ja-jp/p/les-legendaires-vol-de-nuit---eau-de-toilette-P014312.html
 
Mistuouko ウィキペディア より
https://w.wiki/9vhk
 
ゲランの似合う女性になることは、あまりにもガチャガチャした私にとって、目標として掲げ続ける決して叶わないものです。
 

同じタイミングで、
「3枚目を卒業しなさい。」
とも教えていただき、私にとって過ぎた言葉をいただいたことで、いままでの来し方から思うところがたくさんありました。
 
うまくできているかどうかはさて置き、私はコメディ的な状況を現実でよく好み、冗談を良く言います。

けれど冗談の才覚がなく、私自身の親しさの距離感の現れは、どうも、ひどく局地的な土地の特色でしかなかったこともあり、若者の頃は、親しくなりたい相手に私にとって普通の親しさを表現すると、まったく違う土地柄のやり方だったこともあり、気難しい方からは叱られたりすることが多々ありました。
 
また、自分を含め、人が笑う、ということは至上である、という考えを持っていて、青年期まではその価値観で良かったのですが、歳を取るにつれ、私はよほどプライベートではない限り、自分から冗談を口にすることをやめていました。
 
最近、青年だった頃が懐かしく、たまたまそんな気さくな態度をいまの自分でとった後、前述したとても信頼している方から、
「ゲランの似合う女性になりなさい」
「3枚目は卒業しなさい」
と言われました。
 
その方は、少し遠くにいる本物の男性で、常々尊敬している方なので、その方がおっしゃっていることで、自分の理解を思うと、まだまだわからないことが多くて恥ずかしいんですけれど、私という歳をとった人間への注意としてとても明確で明晰で、胸を衝かれました。
 
教えていただき、すぐに考えたのが、私は青年期の終わり頃から、自分が思う、年齢を経た理想の女性像に対し、そのスタイル像は明確であっても、どうしてもそこへ進むことができていなかったんですね。
 
一体、このイメージのどこに抵抗を感じていたのかというと、どこかで強烈に、そのようなセルフイメージを目標にしようとするのは100年早い。と思っていた節があるんです。
 
実は、現実で私は会話や態度に不遜さが入ることをとても怖がります。
 
臆病さが出ているんでしょうけど、さすがにもういい加減、大人といわれる年齢に入ってけっこう経つのに、そういった洗練に対しずっと、
「いえいえいえいえ、私なんかがそんなことオコガマシイです」
とペコペコしていたんです。
 
何をやっていたんでしょうね。
 
きっと、私は謙虚さということを胸の底でちゃんと理解できていないんだと思います。
 
昔、底意があると誤解されないよう、傲慢だと思われないようにと、いつもびくびくしながら、ずっとペコペコし続け、腰が低いですよね。と言われると、あなたは偉そうではないですね。と合格点をもらえた気がし、なのに嬉しさなど微塵も感じず、ただホッとしてばかりだった頃を思い出します。
 
そんな私の態度を「謙遜しすぎて嫌みだ」と指摘され、自分が情けなくなり、ペコペコするのをやめてしまった苦い経験まで記憶から出てきてしまい、少し落ち込みました。
 
ちょうどいま衣替えをしているんですけれど(やっと腰をあげた人)、偶然、長期保存していたゲランのMITSOUKOの瓶が出てきたんです。
それは間違って私の元にやってきた瓶で、いまの私がつけるには少し重いかな、としまっていたものです。
 
冷暗所で保管していたおかげで香水としての役割は遜色がなく、さっそく空間にワンプッシュしてみると、少女の頃、憧れを握りしめて生まれて初めて買った香水MITSOUKOの香りは、記憶よりも軽く、鮮やかというより、静かに芯を持つ、落ちついた華やかな香りでした。
 
それは、私が無意識の芳醇な闇の奥で言葉にしないでずっと思っていた大人の女性のイメージと寸分違わず一致した午後でした。
 
ふだん私は、どうしてもつけていたい香水に不可思議と不思議との糸の先でめぐり逢い、素敵な香りのそちらを愛用しています。
 
ただ今日は、久しぶりに自分の好きな少しクラシカルな、長めのタイトスカートとダークトーンの服を合わせ、先の尖った5センチヒールのミュールをおろしたこともあって、少し、全体がハードだったんです。
 
それで、ふと、MITSOUKOを手に取って胴にワンプッシュしたら、瀟洒で芯のある香りをまとうことが出来、全体の印象が中和できたようでした。
おかげで今日は一日、いい気分で過ごせました。
 
制服を着ていた頃、MITSOUKOの小さな瓶を初めて手にしたはいいのだけれど、うまく使えず、がっかりした背伸びの季節にいる自分に向かい、やっと静かに、胸の中で微笑んであげられたような、そんな気がしています。
 
聞けば、私の大切な人もMITSOUKOの香りが好きだと知り、今度こそ、MITSOUKOをうまく香らせられる人間を目指そうと、普段使いで愛用している、同じくゲランの香水を使いながら、もう似合わなくなっていた服を長い間、似合っていると思い込んでいた自分を、やっと脱ぎ捨てられたような気がしています。
 
以上、 香水:MITSOUKO、でした。

 
開ききったピンクパッション(クレマチス)



20240501 01:24 誤字と文章を直しました。
20240502 00:12 ミツコの写真を差し替えました。
 
 
 
 
 
 

2024/04/16

結論:フレンチカジュアル、私は危険!


 
 
先日、私のファッションその他に、忌憚がなさ過ぎるダメ出しをされました。
 
あの、なんかですね。
自分のファッションが、どこかが違う。
ということだけは分かっていたんですが!
何が違うのかが、あんまりよくわかんなかったんです。
 
で、何がわからないのかわからないので←?
あまり好きじゃないセルフイメージ、「こんな格好の自分は嫌だ」像を持っていたんです。
その中に、強烈に嫌なセルフイメージがあって、それが「時間が止まっているカジュアルファッションをしている自分」だったんです。
 
その時間が止まっているというのは、当然コンサバティブでも基本のコーディネートでも、スタンダードなファッションでも何でも無いんです。
 
「私の時間が止まっているファッション」なんです。
 
「あのときの私に思いっきり似ちゃっているカジュアルファッション」なんですよ。
 
わかりますか?
 
コレ、あの、語弊があるとは思いますが、勇気を出して書きますけれど。
 

「サブカルの匂いがいつまでたっても若いまま残っている私のカジュアル」なんです。←なげーーよっ!

 
そんなにサブカル(サブカルチャー)深かった訳でもなんでもないんですけどね。
ドグラマグラすら未読だし。家畜人ヤプーも途中で別の本に移っちゃって、その後、私のドグラマグラは行方不明だし。
なんか大したことないんですよ。ほんとに。
 
でも、なぜかあの若者だったころ。

花柄サイケデリックシャツ&ラッパ風デニムに1980円くらいにしか見えないハンチングをかぶっていた、
なんだかよくわからない、
中途半端な私がまとっていた雰囲気って、
若干サブカルだったんです。
あくまでも若干。
 
そして、どうも匂い的にアングラな(なんか変な文芸同人自分で作ってそう)ムードがムダにあって、映画館での深夜上映会好きそうな。
そんなファッションスタイルだった時期が、私の若者期第1期にはあります。

そのヘンテコっぷりを後悔は1ミリもしていないんですが。
(すぐ別のスタイルに移っちゃったしね)
 
それが、ある程度歳を取った自分に残っているのが、すっごいすっごい嫌なんです。

ある意味、未来予想図ファッション逆踏み絵なんですね。←?
 

そのポイントを踏まないように決定してしまった私のルールに従う、ということです。
 
ファッションって、ああいう自分になってみたいというイメージを現実で構築し表現していること、でもありますけど、その逆バージョンですね、要は。
 
ああいうのは嫌だな、というファッションイメージが私に色濃くあって、それが過去の中途半端サブカル時代のカジュアル、だったんです。
 
で、こうやって整理していくと、ああそうだったんだな、とわかるんですけれど。
 
それがぼんやりしているから、
なーんか、今日の格好、なーんか、なんかなんだよな
と思って止めることも結構あったんです。
 
そこで前述した本当に忌憚なきご意見なんですけど、
忌憚なき過ぎてけっこう失礼なのでは? 
と思うこともしばしばありまして、この間、はっきりくっきり明確に言われたのが、
 
<フレンチカジュアル、あなたは危険!!>
 
だったんです。
 
一瞬、意味が分からなくて、
「・・・え? ええ。着てませんけど?」
と答えたら、ソッコー食い気味に、
「いまあなたが着ているのはフレンチカジュアルそのものですけど?」
と言われて、すごく驚いたんです。
 
え・・・?
 
ていうか、私、いまフレンチカジュアル着てたんだ?←何を着ているつもりだったの? 着物? ドレス? なんなら鹿鳴館?

 
っていう驚きと共に、
あ、コレ、アレだ!! 京都行こう!←なんか似ているよね、この言い回しって
と天からの啓示が降りてきたんです。
 
私がフレンチカジュアルやると、あの頃の中途半端サブカルな私のあいつになっちゃうんだ!!!
 
SO・RE・DA !!! (うぜ〜)
 
と分かって、
<フレンチカジュアル、私は危険!>
という、個別きわまりない個別な明言が、ここに誕生いたしました。
 
確かに!
ほんとそう!
私がやると、確かにフレンチカジュアルすっごい危険なんですよ。
私は危険なんですよ。
デンジャーなんですよ。
中途半端サブカルチャー分かってます気取りで!

 
この頃、私、半年もぐったりしてたら、すっごい老け込んじゃって、実年齢より10才オーバーとかに見える瞬間とかもあって、髪色も少し落として、ちょっと上品な方向にメイクとか振っているんですね。
 
元気がないとモードっぽい格好しても、私の場合は、すっごい無理してやつれてる感アリアリになってしまうので。
 
私だけかもしれませんが。
元気が本当にないとき(もうほとんど病後みたいな感じの元気の無さ)って、プチプラとかファストファッションとかが、
やつれアイテムになってしまうんです。
 
多分、内側から発せられる元気さの度合いの関係だと思うんですけれど。
 
とにかくそうなんですよ。
なーんか、いままですごく気に入っていたメイクが、やつれ具合を加速させるアイテムになっていて、しまいには「コンシーラーをつけたら?(目の下のクマものすごいことになってるよ!)」と言われる始末だったんです。
 
で、どうしよう? 
どうしたら元気よく見えるだろうか?
どうしたらツヤツヤに見えるだろうか?
年齢的にも、そろそろなんかもうちょっとこう・・・、と思っていたら、
「お前は、フレンチシックではないのか?」
という想起があってですね、
おおっ!
と膝を打ったんです。
 
たーしーかーに!
 
確かにそうなんです。
いや、パリジェンヌとかマダムとか言うとですね、
「は? あなた程度のそれで?」
って目をむかれて叱られること請けあいなので言いませんけど。書いてはいますが。
 
私、ちょっと古っぽい、アンティークさが漂うファッションが好きだし、それが一番似合うんです。
たとえばスカートだとAラインとか、ペンシルスカートのセミロングとか。
そういうの。
 
あんまり髪巻いて、そこまでノスタルジックにはしないんですけどね。
タイムスリップして来ちゃった人みたいになるから。
実際に見たことはないですけど。(いや、まずどこにもいねーだろ!)
 
でねー、それが分かった途端、とにかく私は、本来の私のスタイルにいったん戻ろう!と心に決めて、この間、シャネルのリップを買ってディオールのアイシャドウを引っ張りだし、香水を新調し、フレンチシック的な服を、
SHIEINで普段着からちょいとお出かけ着までをそろえました。
 
ひとまず、
ここから始めようと思いまして。

 
やっぱりどれもすごく似合うんですね。
自分で言いますけれど。
さっぱり、シックで、ちょい古っぽくて、それでいて好きな穏やかで綺麗な色の服。
 
私、たぶん、ここ数年、なんだかあまり好きなスタイルではない服を、今風に自分をアップデートするべきだ、という判断をしてずっと着ていたんですね。
 
そのことに後悔はないんですが。
<その時着たかった服が、その時着るべき服>
ですから。
 
でも、どっかやっぱり無理していたんだと思うんです。
 
最終的には、髪色ブリーチ入れてもらったりして、美容師さんにご苦労をかけた上に、さらに料金もかかってしまったりしたという千客万来っぷりでしてね。
 
なんかこう、張り切っていたんだと思うんです。
 
それよりも、自分に似合う服を着て、自分の雰囲気を自分なりに磨いていく、という方向になってからは、精神的に、なんだか心底ホッとしています。
 
現在は、これで良かったんだな感がハンパないです。
 
少し前にも書きましたが、コスメは、
やっぱり私は香水を少しと、
シャネルやディオールがメインで、
ファンデーションは資生堂、
時々、あれこれプチプラ予報
が、一番良いみたいです。
 
そして少し懐かしいような、アンティークな雰囲気の、静かなファッションを着て、シックとはなんぞや? を勉強していこうと思います。
 
時々、じゃ、じゃあカジュアルもこっち? とウキウキしてしまったときには、必ず
 
<フレンチカジュアル、あなたは危険!>
 
という忌憚がなさ過ぎる意見(笑)を思い出そうと思います。
 
 
20240417 13:54 誤字とわかりにくい箇所なおしました。