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うっかりカツカツやって来て、うっかり居ない。( By O.)
 
ラベル ベランダ園芸.つる薔薇 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2024/05/19

出かけられない日曜日

 
ブラウンシュガー(薔薇)
 
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
本来なら今日は出かける日だったんですが、コンディションがあまり良くないので取りやめました。
 
写真は薔薇のブラウンシュガー。
 

ブラウンシュガー(薔薇)

 
こうして見るとおわかりのとおり、一本一本が咲くのではなく、ひと枝にたわわに咲き誇り、非常に個性的ではあるんですけれど、とてもエレガントで、華やかで、艶やかでもある花です。
 
とにかくいま我が家の素敵な名前を持つ小さな庭は、薔薇が真っ盛りです。
 
1番花で良かったと思いますが、昨年より大きく立派に開くものは開き、新しく迎えて、どうかな? と、おそるおそる育てていた薔薇達も無事、次々に花開き、そんなに一生懸命かつセンシティブに育てていたっけな? と少し恥ずかしくなるほどです。
 
ブラウンシュガー(薔薇)

 
薔薇本は3冊か4冊買い、その中で1番私の感じに合ったメソッドを選び、それに従って、鉢増しと植え替えをしました。
春、夏、秋、晩秋、冬の間も、気をつけていたのは水やりと日当たりと風通しです。
また、次に病害虫で、なるたけ薬剤を少なく使用する方法を採っていました。

ですが以前書いたように、薬剤はどんどんめざましく発展していて、薔薇を育てる愛好家のことをロザリアンと言うそうですけれど。
ロザリアン達の住環境も踏まえて、薬効があり住宅密集地でもうまく使用できたり、ナチュラル成分を前面に打ち出したり、最初から植え込む土に混ぜておけば、かなりの効果を発揮する予防薬まであり、私は今年はあまり薔薇のことを心配していません。
 
ピエール・ドゥ・ロンサールとレイニー・ブルー(ともに薔薇)
 
本の受け売りなんですけれど。
薔薇というのは樹なんだそうです。
鉢植えだし花を咲かせるし、草花では? と思われる方も多いでしょうし、私もその考え方にとても驚きました。 

で、2年目に突入した薔薇栽培をやっていて、本当に樹だな、としみじみ思います。
 
サボン(薔薇)
なので、薔薇は育てるのが難しいとか、とても弱いとか、雨に当ててはいけないらしい、という私が耳にしていたあれこれは、どうも昔の話なんだと思います。
樹だから、けっこう頑丈なんですよね。

確かに弱い薔薇もあるし、雨に当てないで育てれば上手くいく品種もあるんですね。
だから違いますよ、とは言えない。
 
けれど、そうでない薔薇も数多くあり、考えみれば、じゃあバラ園の薔薇達は雨に打たれていますが、それはどうなんでしょうか?
ということになっていくんですよね。
 
むろん、人の鑑賞に堪えうる花を維持するために、プロの方々が手をかけて育てていますので、雨の後には注意深く観察して、適宜手を加えるのは当然です。
でも、正直、庭に薔薇があるお宅全部で、雨後の手入れをやっているかといったら、たぶん違うと思います。
 
メモワール(薔薇)
 
 薬剤も、最初は困ったなぁ、と思っていたのが、私のように過敏な者は、マスク手袋ゴーグルその後シャワーはマストですけれど。
現在は、薔薇の薬剤ってカジュアルに使用できて、当然薬害の心配はないものがほとんどではないでしょうか。
だって、免許がなくて買えるものなんですから。

 
キャリス(薔薇)
 
難しいよね。とか、大変だよね。とか、思っていることって取り組んでみれば、実はとても実際的な考えの展開だったり、具体的で現実的な対処の連続だったりもします。
 
正直、プライベートガーデンとして公開できるほどではないですし、目指してもいないんですが。(私は独り占め野郎です。ごめんなさい。)
手前味噌でも、明らかに昨年より立派な花を咲かせることができているというのは、薔薇の育成は、思われているより簡単なのかもしれません。
 
ここでいう簡単というのは、たやすいことを指すのではなく、実際的で、具体的で、現実的なのだ、という意味で、確かにその発見がありました。 

こういうざっくりした、手についた考え方を持っている限り、あまり怖がることはないのかもしれません。
何事も。
 
大きくなったインフィニティローズ(元はミニバラ)
 
近くに薔薇を育てているお宅はありますか?
公園でもいいです。
 
いまが薔薇の1番花のハイシーズンなので、薫風の中、帽子と日焼け止めと水分を携帯するのを忘れずに、近所のガーデナー達の手仕事を見て回るのもいいかもしれません。
 
それでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい。
 
 
 20240519 文章を直し、写真を追加しました。


 
 
 





     

2024/05/06

素敵な名前を持つ小さな庭:五月雨

 
雨の中のブラウン・シュガー

連休最終日、私の住む街は、朝から明るい雨が降っていました。
 
2輪ともブラウン・シュガー

朝早くに目が覚め、呼ばれたような気がして素敵な名前を持つ庭に出ると、温かい五月の雨がとても静かな中、降っていました。
 
ブラウン・シュガーもそうですけれど、こっちベクトルの薔薇は、その時の最高気温、最低気温で赤系の色の出かたが違うんだそうです。
 
このブラウンシュガーは、昨年の秋に開花していた記憶があるのですが。そのときはもっと茜色に近かったように思います。
ですが、素敵な名前の小さな庭で晩秋・冬・春を過ごした後、このように強い赤みを持った花が開きました。
前回の冬は、比較的暖かったような思い出があります。
つまり温かいと赤みが強く出るのが、ブラウンシュガーなのかもしれません。


雨のピエール・ドゥ・ロンサール

今朝の雨は、少し琥珀がかった色の光を持っていたので、少し淡く色が乗っていますが、明るい雨の日のなんともやわらかい光を残しておきたくて、補正で全部消さないでおきました。
私の小さな庭で花開いたピエール・ドゥ・ロンサールが甘受する天上からの”さいわひ”が、素敵なものであるといいのだけれど。
 

雨のビオラ

素敵な名前の小さな庭の冬と春を彩ってくれたビオラの寄植えもそろそろシーズンの終わりを迎えています。
少し4月は家の中のことに夢中になっていたため、あまり剪定や花がら摘みを行えませんでした。
そのせいでかなり徒長してしまい、全体が下の土が見えるほど倒れて咲いていたんですね。
 
それで考えた挙げ句、麻ひもで周りを囲んで軽く結わえて束ねて、茎が伸びたまま生育させています。
 
遠くから見ると、少しだけイングリッシュ・ガーデンの風情があって、なかなかお気に入りです。 
 

雨のピンクパッション(クレマチス)

我が家の巨大なクレマチスはいまちょうど盛りで、次々に大きな蕾が立ち上がり、美しく爛熳です。
 
クレマチスってどうしてこうも惹かれるのかな、と思うと、どこか神秘的なんですよね。
メッセージに象がもしあれば、クレマチスの形で花開くのかな、と思います。
 
 
雨の中のピンクパッション


 
 
私、ピンクパッションがこんなに充実して咲いて、なんだか園芸やってて良かったな、としみじみと熱い心が自分の中にも存在しているのを感じています。 
 
どうしてかわからないんですけれど。
この部屋に来たときに、庭を作ろう、と、どこかで決めていたようにいまでは思います。
 
この部屋のベランダは、とても嫌な記憶がある場所で、最初は植木を置き始めたとき、ものすごくナーバスになったりしていたんですが、ご近所の方々の寛容な沈黙に支えられて、少しずつ充実してきました。
 
シンボルツリーも植えて、せめて近隣の方々の窓から、あの庭は今日はどうだろう? という潤いを提供できないだろうか、という気持ちもありました。
でも毎日カーテンを開けて、庭の様子を無心で眺めているのは、やはり私なんですよね。 

きっと私は、ずっと自分だけの庭が欲しかったんですね。

良かったです。
園芸という趣味を持てて。
 
 
以上、 素敵な名前を持つ小さな庭:五月雨、でした。



20240508 21:48 誤字を直しました。

 
 

2024/05/05

薔薇の名は、ピエール・ドゥ・ロンサール

 

ピエール・ドゥ・ロンサール


 
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
 
ゴールデンウイーク半ばです。
 
暑いですね。
私の住む街では、昨日ぐらいから日中の最高気温が上がりエアコンをつけました。
 
いきなり鮮やかな初夏が始まり、少々面食らっているので、なんだか1日コーヒーが飲みたくて仕方がなかったですし、夜はコンビニエンスストアでビールを買ってきて、遅い夕食と共に楽しみました。

衣替えついでに小さな部屋を自分の専用スペースにしようと色々と動いています。
でもなかなか思うように進まず、限られた空間をいかに自分好みにするか頭をフル回転させています。
 
落ち着いた雰囲気でいて植物を少々飾れて、疲れたら少し休憩するコーヒーテーブルと小さな椅子を探しているんですが、これがなかなかないんですよね。

 

前からのピエール・ドゥ・ロンサール

以前、記憶が動画である。と書いたんですが。
実は私のイメージというのは、色のついた出来上がりの絵なんですね。
 
なので、このデザインの椅子。という明確な輪郭はあるものの、実際はネット検索の画像で好みのものをピックアップするので、イメージと違うものばかりに行き当たってしまうんです。
当たり前なんですけれど。
イメージが絵なので。
別に絵画の習いがあるわけではないんですけれど。
みなさんのイメージって絵ですか? それとも写真でしょうか?
医学系の新書を読み解けば、そういったことが書かれているんでしょうか。

 

明るめに調整をいれたピエール・ドゥ・ロンサール

 
さて、本日は、もうすでにしつこくしつこく写真が出ているように(笑)、ピエール・ドゥ・ロンサール祭りとなっております。

 
ピエール・ドゥ・ロンサールは、薔薇栽培に手を出した者の多くが好む薔薇としてとても有名な薔薇です。
一軍の薔薇ということなんですね。
そういう薔薇の著名なコンテストでは、すでに殿堂入りの薔薇です。
 

私は最初は、へえ、そんなもんかな、程度だったんですが。
薔薇の鉢植えがどんどん増えて行くにつれて、ピエール・ドゥ・ロンサールの魅力に気付き、昨年大苗を手に入れて、育てていました。
それが今朝、たくさん出ている蕾の中から5輪ほどが開花していました。
そのひとつを切ってきて、しつこくあらゆる角度から撮影しているのが、今日の写真です(笑)


ななめ後ろからのピエール・ドゥ・ロンサール
 

美しいでしょう?
なんとも上品で瀟洒で気品ある薔薇なんですよね。
これで頑丈というギャップがあって、そんなところも好きです。
 
なんとか開花にこぎ着けた感想は、想像を超えた美しさと繊細さがあり、鮮やかすぎないおとなしめの色で、まるで大人の美しい女性を見かけたような華やぎが胸をよぎります。
 
ご想像のとおり薔薇のハイシーズンは4月末から5月で、素敵な名前の小さな庭の薔薇達はたくさんの蕾をつけており、この一週間で一斉に1番花が咲くようです。
ひっそりした私の小さな庭が、一時的に豪華絢爛な庭になる予定です(笑)
 
やっと体調とコンディションが安定してきたので、素敵な名前を持つ小さな庭に出ると、曇り空の中強い風が吹いていて、雨の匂いがしていました。
五月雨の降る庭がピエール・ドゥ・ロンサールの初日かと、胸ときめかせていたんですが、いまのところ雨はまだやって来ていません。
 

ピオラの開花期も、もうすぐ終わりです。

天気予報によると夜過ぎには雨が落ちてくるそうなので、今夜は雨の音を聞きながら初夏の夜を過ごすので、お供は読書とほんの少しのお酒にしようか、それともカジュアルにビールにしようか、嬉しさの"つもり"を感性を全開にして味わっています。
 
夏は苦手ですが、初夏の強くなった日射しの中、美しい午後をただ贅沢に窓の外を見ながら過ごすのも、とても美しい時間の持ち方ですよね。
 
最高気温に合わせて、私は、今日、サーティーワンのアイスクリームをUber Eatsで頼もうかな、と思っています。
 
それでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい。


 

 20240505 19:39 誤字を直しました。