休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)
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2021/02/27

セシールの雨傘(Version Ⅱ) ー 飯島真理

 

 

ずっと捨てない本ってないですか?

読み込んでボロボロになってはいないけど、お守りのように捨てないでいる本。

私にはそういう本がいくつかあって、その中に

石黒智子さんが書かれた、

「心地よい暮らしのシンプルキッチン」

という本があります。

 

どういう経緯で買ったのか、もう忘れちゃったぐらい前の本なんですが。

確か書店の平台に置いてあって、私はそのときもう一冊何か読みたいな、というときに買ったんじゃなかと思います。

 

この本を読んで、大きく変わったことは、

歳を取ることには、ある程度、準備と下調べが必要だということ。

前から思っていた、繰り返す普通の日常が1番だということ。

重たい鍋はやっぱり持たなくて正解だということ。

そして、当時さんざん世の中の風潮に怒られていた、

コーヒーには牛乳(私は豆乳派)を入れたら美味しい、

ということでした。

 

いろんな読み方ができる本で、もう古い本なので、現在アマゾンでは中古での取り扱いになってます。

 

もし、暮らしというものに少し行き詰まりを感じている方で、考えの潤滑油的な本が欲しい人には、おすすめできると思います。

 

この本をずっと持っている理由は、昔から時々買っていた、誰かのライフスタイルを参考にする、という本の中で、本当に自分の考えに強い影響を与えた、いわば刷り込み的な立ち位置だからだと思うんです。

いまさっき、何年かぶりに手にとってみていたんですが、やっぱりいますぐ読み返さなくても、時々、確かこう言ってたはずとページをめくると、まるで賢い年上の友達の言葉のように心強く、どんなに小さくても、自分の価値観を信じていいんだと、勇気が湧いてくる本だな、と、本棚の1軍コーナーにまた戻しました。

 

著者の石黒智子さんの来歴は、本の後ろに掲載されていることしか知りません。

ネットで検索して、最新刊があれば買おう!というのも、ちょっと違う気がして、私はあえて調べていません。

それでいいと思っています。

私の知りたいことは、全部じゃないけど、この本の中にまだたくさんあるからです。

 

また、わからなくなったり、不安になったりしたら、この本を手にとって、相談するように、確かめるように、ページを繰ろうと思います。

 

この本を読んで少なくとも、

魚を冷凍するなんて!とか、

重い鍋の方が煮込めて絶対いいのに!という、

「人のライフスタイルのサイズ感も聞かずに、頭ごなしに説教をしてくる」ような人や、

「ものごとには絶対解しかない」と思い込んでいる人のことは、全く信用しなくなりました。

 

そうしたら、致命的なダメージにはならないけど、降り積もると心に重くのしかかるタイプの嫌だった人たちは、いつの間にか私の周りから姿を消しました。

 

たぶん、相手にしなくなったのが、言葉にせずともダイレクトに伝わったんだと思います。

 

私にとっては、やっぱりお守りの本みたいです。

 

 

 

 

 

表題曲は飯島真里の「セシールの雨傘」

KIMONO STEREO ー GRAY に収録されてます。

これ、今でいうリミックスなんですけど、当時はVersionⅡと呼ばれていたみたいですね。

タイトルのセシールはセシルカットから、〜の雨傘というのは映画「シェルブールの雨傘」からという、とてもイカしたタイトルです。

思いがけなく見かけた、昔の恋人との一瞬を歌っていて、シングルバージョンより、私はこっちの方が好きです。

いま配信されている音源は2019Remasuter版になっています。

 

 

SpotifyiTunesで配信されています。



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