休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)
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2024/05/02

MY ADDICTION

 

ランスタン・ド・ゲラン (オーデパルファン) / ゲラン 奥 サンク・クルール 423 /クリスチャン・ディオール  右手前 ルージュ・ブラッシュ 625 /クリスチャン・ディオール 

 
高いけれど、高機能性や色味が寸分違わず好みであることまでにこだわって化粧品を買うことに決めました。
またコスメ貯金生活に逆戻りです。
プチプラも万能さと機動性の抜群さが捨て難いんですけれど、信用している方々にこのベクトルを勧められたので、まずはきちんとやってみることにしました。(真面目)
シャネルのカラーとディオールのカラーが自分にとってどう影響があり、どう反映されるかは未だにわかりません。
ただ、どうもディオールの上質さは、私のようなブルーベースの肌を持つ日本人とうまく溶け合い、ひっそりだけれど垢抜けや良い緊張感に繋がるような気がしています。
 
 
ランスタン・ド・ゲラン(オードパルファム) /  ゲラン
 
 
ゲランの香水 ランスタン・ド・ゲランを普段、愛用しています。
ミツコと同じデザインの瓶ですが、液の色が淡いピンクなんですね。
 
これは、似合うよ、と教えていただいた香水で、マグノリアの香りが含まれているそうで、とても好きな香りです。
私にしてはけっこうお値段がするんですが、とにかくこの半年を乗り切った自分にプレゼントするつもりで購入しました。
ただ瓶がとても大きいので、値段から考えるとお得だと思います。 
 
香水を使っていることを人に言うと、少し前までは私の周囲の見知らぬ人達は、そういうのはどうかと思う、という反応が多かったように記憶しています。
たぶんその時の流行で、ナチュラルな女性が素敵な女性のイメージだったのでしょう。
 
私は子供の頃から香水にとても興味がありました。
いま考えると、見えないのに非常に雄弁なもの、という香水が持つフックに、抗いがたい魅力を感じていたようです。
もうこの歳まで香水を使い続けているので、おそらく死ぬまで香水をつけると思います。
 
香水をつける生活を送っていると、香りが強すぎる人達を「香害」と呼ぶ批判をたまに目にすることが過去にはありました。
この頃ではあまり見かけないと思っているんですが、どうなんでしょう。
 
害までいく香りを自らつけていると、車酔いのすごいのに似た状態なったり、皮膚がかぶれたり、鼻の穴の中がただれたりと、大変なことになると思うんですよね。
たまにつけすぎてしまう人もいるとは思いますが、たぶん大げさに表現しているだけで、人の香りがとても嫌でたまらない層の方々なのではないでしょうか。
 
香り単体は、好みか好みでないかはあっても、悪臭を何万円も出して買う人はいません。
おそらく、好みではない香りが、パーソナルスペースを超えて入ってきた時の、拒絶反応の現れではないか、と私は考えています。
 
好きな人の香りのことを害と呼んでいるのを一度も見かけたのことがありませんので、あたらずとも遠からずと思って、今日もひっそりと香りを楽しんでいます。
 
香水を人に贈るのはとても難しいとされていて、私もよほど気に入った香りでないと、いただいても困るな、と思っています。
いままでだと、香水を贈りたいので好きな香水を教えてくれ、と言われたことはあっても、似合う香水を見立てていただいたことは、ありませんでした。
そして、その香りと香水の持つ意味や含む香りまで考えて下さったのだな、とあとになってとても驚くエピソードと共に、私はランスタン・ド・ゲランを愛用するようになりました。

さきほど香水は私にとって「見えないのに非常に雄弁なもの」だと書きましたが、じきに変わるこのブログの名前をつけていただいた方と、ランスタン・ド・ゲランを見立ててくださった方は同一人物で、とても大人の男性です。
なにをもって大人とするかは、個人的な価値基準に左右される、センスが多くの割合をしめると思いますが、私はそのどれもの共通する条件として、寡黙な雄弁を持つ方ではないかと思います。

このような人になりたいのですが、どうやってなればいいのでしょう。
分からない時点で、私には無理なんだろうな、と結構がっくりきています。
 

サンク・クルール 423 アンバーパール / クリスチャン・ディオール


ディオールの人気アイシャドウ、サンク・クルールではミッツァシリーズがとても好きです。
ムッシュ・ディオールのミューズであったミッツァのイメージラインなんですが、どれもこれも大好きです。
いつか全制覇したいという野望を密かに持っています。
 
ずっとミッツァを愛用していましたが、そろそろもう1つカラーバリエーションが欲しくて、423 アンバーパールを今回購入しました。
 
これから太陽が軸になる季節ですので、私の中の灼けるイメージの色味が使いやすく、アレンジもしやすいです。
購入して正解でした。
 
 
ルージュ・ブラッシュ 625 ミッツァ・シマー /クリスチャン・ディオール
 
ずっとパウダーチークをさがしていて、ルージュ・ブラッシュに落ち着きました。
使用感は薄く乗せると大人っぽく、濃く乗せると上気した頬になるスグレモノチークです。
やはりミッツァシリーズが私には響くんですよね。
 
ミツコ (オードパルファム) / ゲラン

 先日更新した投稿分で、ゲランの香水ミツコを取り扱ったんですが、最初に撮った写真がとても安易で、なんだかずっとクヨクヨしていたので、今日は私の住む街では明るい雨が降っていたこともあり、午後に香水と化粧品の写真をiPhoneで撮っていました。
 
花たちはすべて素敵な名前を持つ小さな庭から切ってきました。
 
ワイルドな背景に美麗で繊細な商品と美しく静かな花を合わせる撮り方というのは、もうお約束すぎてちょっとベタなんですが。
なんとなく私が抱いている香水達へのイメージを撮りたくなって、撮りました。
できあがりが思いのほか気に入ったので、それでこんなに張り切って更新しているというワケでした(笑)
 
ミツコの写真のこちらのバージョンは、すでに前回の投稿内で差し替え済みです。 
 
雨の音を聴きながら、美しいものを撮っていると、なんだかとても贅沢を浪費しているような、後ろめたい優雅さに気持ちが高揚しました。
この感じは何かに似ているな、と考えると、アリアナ・グランデの楽曲「7 rings」の精神性にとても通じるものがあり、さっきからアリアナの楽曲を引っ張り出して聴き続けています。
 
”歌を書くように、小切手も自分で切るの”
 
”お金ですべて解決できないって言うけど
 解決するのに十分なお金を持ってなかっただけじゃない?”
 
”幸せはルブタンのヒールと同じ値段なの” 

参照リンク ユニバーサル ミュージック ジャパン
7 rings 対訳

意訳 エナメル
 
こんな気持ちになりたいなとどこかで思っていたり、
時には、このような心持ちにになるときが、私にはあります。
 
きっと眉をひそめられることですが、私はそういう自分が好きだったりもします。
 

以上、MY ADDICTION でした。


20240502 10:08 文章を大幅に直しました。
 
 
 
 
 

 


2024/04/30

香水:MITSOUKO 


ゲラン「MITSOUKO (ミツコ)」(オードパルファム)


 
先日、「ゲランの似合う女性になりなさい。」という、
とても美しく凜とした言葉を頂きました。
 
ゲランとは老舗香水メゾンの名で、「夜間飛行」「シャリマー」そして写真の「MITSOUKO
(ミツコ)」が名香として有名です。
 
「夜間飛行」は、「星の王子さま」の著者であるサン・テグジュペリが上梓した小説で、友人でもあったゲランの調香師のジャック・ゲランがそこから発想を得て誕生させた香水ですし、「MITSOUKO」は、やはり友人でもあったクロード・ファレールが発表した「ラ・バタイユ」のヒロインミツコをイメージして創った香水でもあります。
 
参考リンク
ゲラン公式サイト 夜間飛行 より
https://www.guerlain.com/jp/ja-jp/p/les-legendaires-vol-de-nuit---eau-de-toilette-P014312.html
 
Mistuouko ウィキペディア より
https://w.wiki/9vhk
 
ゲランの似合う女性になることは、あまりにもガチャガチャした私にとって、目標として掲げ続ける決して叶わないものです。
 

同じタイミングで、
「3枚目を卒業しなさい。」
とも教えていただき、私にとって過ぎた言葉をいただいたことで、いままでの来し方から思うところがたくさんありました。
 
うまくできているかどうかはさて置き、私はコメディ的な状況を現実でよく好み、冗談を良く言います。

けれど冗談の才覚がなく、私自身の親しさの距離感の現れは、どうも、ひどく局地的な土地の特色でしかなかったこともあり、若者の頃は、親しくなりたい相手に私にとって普通の親しさを表現すると、まったく違う土地柄のやり方だったこともあり、気難しい方からは叱られたりすることが多々ありました。
 
また、自分を含め、人が笑う、ということは至上である、という考えを持っていて、青年期まではその価値観で良かったのですが、歳を取るにつれ、私はよほどプライベートではない限り、自分から冗談を口にすることをやめていました。
 
最近、青年だった頃が懐かしく、たまたまそんな気さくな態度をいまの自分でとった後、前述したとても信頼している方から、
「ゲランの似合う女性になりなさい」
「3枚目は卒業しなさい」
と言われました。
 
その方は、少し遠くにいる本物の男性で、常々尊敬している方なので、その方がおっしゃっていることで、自分の理解を思うと、まだまだわからないことが多くて恥ずかしいんですけれど、私という歳をとった人間への注意としてとても明確で明晰で、胸を衝かれました。
 
教えていただき、すぐに考えたのが、私は青年期の終わり頃から、自分が思う、年齢を経た理想の女性像に対し、そのスタイル像は明確であっても、どうしてもそこへ進むことができていなかったんですね。
 
一体、このイメージのどこに抵抗を感じていたのかというと、どこかで強烈に、そのようなセルフイメージを目標にしようとするのは100年早い。と思っていた節があるんです。
 
実は、現実で私は会話や態度に不遜さが入ることをとても怖がります。
 
臆病さが出ているんでしょうけど、さすがにもういい加減、大人といわれる年齢に入ってけっこう経つのに、そういった洗練に対しずっと、
「いえいえいえいえ、私なんかがそんなことオコガマシイです」
とペコペコしていたんです。
 
何をやっていたんでしょうね。
 
きっと、私は謙虚さということを胸の底でちゃんと理解できていないんだと思います。
 
昔、底意があると誤解されないよう、傲慢だと思われないようにと、いつもびくびくしながら、ずっとペコペコし続け、腰が低いですよね。と言われると、あなたは偉そうではないですね。と合格点をもらえた気がし、なのに嬉しさなど微塵も感じず、ただホッとしてばかりだった頃を思い出します。
 
そんな私の態度を「謙遜しすぎて嫌みだ」と指摘され、自分が情けなくなり、ペコペコするのをやめてしまった苦い経験まで記憶から出てきてしまい、少し落ち込みました。
 
ちょうどいま衣替えをしているんですけれど(やっと腰をあげた人)、偶然、長期保存していたゲランのMITSOUKOの瓶が出てきたんです。
それは間違って私の元にやってきた瓶で、いまの私がつけるには少し重いかな、としまっていたものです。
 
冷暗所で保管していたおかげで香水としての役割は遜色がなく、さっそく空間にワンプッシュしてみると、少女の頃、憧れを握りしめて生まれて初めて買った香水MITSOUKOの香りは、記憶よりも軽く、鮮やかというより、静かに芯を持つ、落ちついた華やかな香りでした。
 
それは、私が無意識の芳醇な闇の奥で言葉にしないでずっと思っていた大人の女性のイメージと寸分違わず一致した午後でした。
 
ふだん私は、どうしてもつけていたい香水に不可思議と不思議との糸の先でめぐり逢い、素敵な香りのそちらを愛用しています。
 
ただ今日は、久しぶりに自分の好きな少しクラシカルな、長めのタイトスカートとダークトーンの服を合わせ、先の尖った5センチヒールのミュールをおろしたこともあって、少し、全体がハードだったんです。
 
それで、ふと、MITSOUKOを手に取って胴にワンプッシュしたら、瀟洒で芯のある香りをまとうことが出来、全体の印象が中和できたようでした。
おかげで今日は一日、いい気分で過ごせました。
 
制服を着ていた頃、MITSOUKOの小さな瓶を初めて手にしたはいいのだけれど、うまく使えず、がっかりした背伸びの季節にいる自分に向かい、やっと静かに、胸の中で微笑んであげられたような、そんな気がしています。
 
聞けば、私の大切な人もMITSOUKOの香りが好きだと知り、今度こそ、MITSOUKOをうまく香らせられる人間を目指そうと、普段使いで愛用している、同じくゲランの香水を使いながら、もう似合わなくなっていた服を長い間、似合っていると思い込んでいた自分を、やっと脱ぎ捨てられたような気がしています。
 
以上、 香水:MITSOUKO、でした。

 
開ききったピンクパッション(クレマチス)



20240501 01:24 誤字と文章を直しました。
20240502 00:12 ミツコの写真を差し替えました。
 
 
 
 
 
 

2023/01/25

シャネル No.5 オードゥ パルファム

 



 

先日、海外のお土産に香水を買ってきてもらいました。

そのうちのひとつは、シャネルの名香No.5

 

No.5というワードから、ここに来て下さっているみなさんなら、私が去年、一番聴いていたとスポティファイのデータが出した、PENOMECO(ペノメコ)のNo.5という楽曲を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

 

香水としても、マリリン・モンローこと、ノーマ・ジーンが愛用した香水として、ご存知の方も多いと思います。

 

私は普段から香水が好きで、あれこれつけているんですけれど、傾向としては、シャネルが出している香水を好きになることが多いです。

また日常使いしているのもシャネルの香水です。

(積み立てして買ってます)

 

多分、私の香水にまつわるイメージが、シャネルというメーカーが打ち出す数々の香水の中心となるイメージに、すごく惹きつけられているせいでしょうね。

 

香りというのは、五感からの想起ですから、私はシャネルが体現する精神性に、とても憧れがあるんだと自己分析しています。

 

そのわりには、No.5を持ってなかったんです。

 

永遠なるノーマ・ジーンの愛香ということに怯んでいたというより、あまりに有名すぎて、所有するという発想まで行かなかったんですね。

 

けれど、今回、海外からのお土産という機会を得たので、一年で一番聴いた曲がPENOMECONo.5ということもあって、記念にひとつ買ってみようと頼みました。

 

撮った写真を見ていただければわかる通り、私が頼んだのはオードゥ パルファムで、ヴァポリザターと呼ばれる、スプレー式の瓶です。

 

パルファムよりは私はオードゥ パルファムの方が使い勝手がいいので、大体香水を買うときは、オードゥ パルファムを選んでいます。

 

で、オードゥ パルファムってそもそも何? と思われる方もいると思うので、参照リンク先様を併記させていただいた上で、情報を書くとですね。

 

香りの持続時間によって香水の種類の名前が違うんだそうです。

 

持続時間が長い順に上から

 

パルファム

オードゥ パルファム

オードゥ トワレ

オードゥ(デ) コロン

 

だそうです。

 

参照リンク先様内にもありますが、ざっくり分けてこの4種類で、細かくは私は知らないですけれど、まだあるみたいですね。

 

参照リンク

VINTORETE

BEAUTEY JOURNAL 様

https://contents.vintorte.com/journal/parfum

 

オードゥ パルファムに話を戻しますと。

 

ヴァポリザター(スプレー式)ってつきすぎない? 

ワンプッシュで出過ぎない? 

と疑問に思われるかもしれませんが。

 

実は私は、香水を身体の中心に、秋冬春はつけるんです。

夏場は、軽く香らせたいので、手首と膝の裏に1,2滴つけますけれど。

 

重ね着のシーズンは身体の中心につけて、上着越しに香りがあがってくるようにしたいんです。

そうすると、近づかないとわからないけれど、近づくと香るように、私の場合はできるんですね。

 

でも、これ、あまり一般的なつけ方じゃないみたいなので、どこにも書いてないんですよね。

だから、ちょっと変かもしれないです。

でも、こういう風に香らせるのが好きなので、秋冬春の重ね着シーズンはそうやってます。

なので、ヴァポリザターを愛用しているのでした。

 

実際の香りはどうだったかというと、以前書いたように私にとってNo.5は、そのとき購入するまではいかなかっただけで、すごくいい匂いだったんですね。

なので、とても好きな香りです。

 

トップノートはスパイシーかつフルーティで、ミドルはフローラルなふくよかな香り、ラストはムスクのような、少しスパイシーでいて、花の残り香のような甘さ、そんな香りに、私には香っています。

 

ただこの香り、ノーマが愛好したNo.5の香りそのものではなく、1986年に新解釈された香りが、No.5オードゥ パルファムなんだそうです。

 

参照リンク

シャネル公式サイト

No.5 オードゥ パルファム

https://www.chanel.com/jp/fragrance/p/125530/n5-eau-de-parfum-spray/

 

なので、ノーマとお揃いにしたい場合や、No.5という楽曲のイメージ通りの香りを纏うなら、パルファムを買うべきだったんですね。

 

まさか香りが新解釈されているとは、思いもよりませんでした。

 

ですが、私はこのNo.5 オードゥ パルファムの香りがとても好きになったので、No.5 パルファムは、またの機会にとっておこうと思います。

 

残る疑問としては、私が過去に店頭で試したNo.5は、パルファム / オードゥ パルファム、どっちだったんだろう? というものがありますが。

言われてみると、憶えている香りよりは、No.5オードゥ パルファムの方が、華やかで、みずみずしく甘やかな香りの中に、クールさがひとつ、入っているような気がします。

 

No.5パルファムもそのうち手に入れて、ノーマ・ジーンが愛した香りとPENOMECOがイメージした香りの答え合わせをいつかしてみたいです。

 

ただ、香水というのは、その人の肌につけた時の香りが、人によって千差万別なまでに違う、というものなので、本当のところは、エレガントな謎として、永遠に残り続けるのかもしれないな、なんて、ロマンチックなことを考えています。

 

以上、シャネル No.5 オードゥ パルファムについて、でした。

 

↓ワンクリックしていただけると、はげみになります:)

 

 

写真の使用については右メニュー上部にある、about thisをご覧ください。 


20230210 00:24 誤字をなおしました。

2021/02/03

I'M IN THE MOOD ー ICE

 

 香水をつけるのが好きです。 

 

初めて香水をつけたのは中学生の時。

その時は憧れだけでつけていたので、正直言って全然似合ってなかったし、すぐつけるのをやめてしまいました。

高校生になって、こういうの買ってたな、と久しぶりに使ってみてから、(上手に香らせられないままで、誰にも気づかれてなかったけど)、いまに至るまで、香水は私の生活を彩るもののひとつとなっています。

 

曲のヒットによって、香水を普段つけなかった層がつけ出したのなら、香水好きとしては嬉しい限りです。

 

香水界隈で、ここ数年では、Miss Diorの大ヒットが記憶に新しいですね。

私もヘアミストを持ってますけど、香りが若すぎて合わなくて、ヘアミストでもダメでした。残念・・・。

 

Miss Diorがヒットしたのは、私見ですけど、あの香りが想起させる都会的で可憐で可愛らしいイメージが、香水好きやDiorのコスメを使っている人達の、理想の自分像とピッタリ合ったからだったんじゃないでしょうか。

 

こういう人でいたい、というイメージをより鮮明にかたどる効果が、香水にはあるんじゃないかと思っています。

 

私自身は最初はゲランのミツコから入り(なんて背伸びをしていたんでしょうね)、結局自分のセルフイメージに加えても大丈夫そうだな、と当時判断してやっと気軽に使っていたのが、シャネルのNO.19です。

これは結構長く使っていました。

それからもう大人だしなぁと思って、あれこれ試した結果、ジバンシィのウルトラマリンをつけ、その後、シャネルのエゴイストをつけるようになりました。

 

ウルトラマリンとエゴイストってジェンダーレスの香水で、当時、髪が長かったのもあって、女性らしすぎるものを嫌っていたので、バランスをとる感じでこういったものを好んでつけていました。

それから、サンローランのオピウム、シャネルのガブリエル、チャンス(これもベストセラーになりましたよね!)と来て、今は同じくシャネルのcoco noirをつけています。

私にとっては安いものではないので、いつも香水貯金をして買っています。

 

 

たぶん、シャネルの香水の方向性が好きなんでしょうね。

 

香水って完全に好みなんだと思います。

極めてパーソナルなアイテム。

 

 

私には似合わなかったけど、プワゾンを上手につけてる女性とすれ違った時は、とても素敵でうらやましかったな・・・。

 

あと、若者だった時、ものすごくハンサムでおしゃれな男の子が、先に挙げたゲランのミツコをつけていて、わぁ、男性が女性用の香水をつけるってなんてかっこいいんだろう!と感激して以来、男性が女性ものの香水をつけているのに大変弱くなりました。(笑)

 

いまは性自体、固定ではないので、街を歩くと、すれ違いざまにいろんな香水をかぐ機会があるんで、これまたいい時代になったなぁと、香水好きとしてはニヤニヤしています。

 

日本にも調香師(香水を作る人)の方が数多くいるんですが。

その中でも大沢さとりさんが手がける、パルファンサトリの香水は、いつか試そうと狙っています。

 

 

 

(▶︎ ボタンを押すと曲が聴ける仕様になっています。フルで聴く場合は要Spotify

 

 

 

表題曲はICEI'm In The Mood

We're In The Moodに収録されています。

 

曲のイメージというのも、香水を嗅いで象るイメージと近いものがあると思うんですが。

ムードたっぷりのこの曲、

聴くたびに件のミツコをつけていた男の子を思い出します。

わあ、センスいいなー。全然違うなーと、恋愛抜きで憧れてしまう人達って、いるんですよね。いつの時代にも。

いまは「it girl」「it boy」と呼ばれている人達でしょうか。

 

 

iTunesSpotifyで配信されています。

 

 

 

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