左 ランスタン・ド・ゲラン (オーデパルファン) / ゲラン 奥 サンク・クルール 423 /クリスチャン・ディオール 右手前 ルージュ・ブラッシュ 625 /クリスチャン・ディオール | |
ミツコ (オードパルファム) / ゲラン |
先日更新した投稿分で、ゲランの香水ミツコを取り扱ったんですが、最初に撮った写真がとても安易で、なんだかずっとクヨクヨしていたので、今日は私の住む街では明るい雨が降っていたこともあり、午後に香水と化粧品の写真をiPhoneで撮っていました。
左 ランスタン・ド・ゲラン (オーデパルファン) / ゲラン 奥 サンク・クルール 423 /クリスチャン・ディオール 右手前 ルージュ・ブラッシュ 625 /クリスチャン・ディオール | |
ミツコ (オードパルファム) / ゲラン |
ゲラン「MITSOUKO (ミツコ)」(オードパルファム) |
先日、海外のお土産に香水を買ってきてもらいました。
そのうちのひとつは、シャネルの名香No.5。
No.5というワードから、ここに来て下さっているみなさんなら、私が去年、一番聴いていたとスポティファイのデータが出した、PENOMECO(ペノメコ)のNo.5という楽曲を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
香水としても、マリリン・モンローこと、ノーマ・ジーンが愛用した香水として、ご存知の方も多いと思います。
私は普段から香水が好きで、あれこれつけているんですけれど、傾向としては、シャネルが出している香水を好きになることが多いです。
また日常使いしているのもシャネルの香水です。
(積み立てして買ってます)
多分、私の香水にまつわるイメージが、シャネルというメーカーが打ち出す数々の香水の中心となるイメージに、すごく惹きつけられているせいでしょうね。
香りというのは、五感からの想起ですから、私はシャネルが体現する精神性に、とても憧れがあるんだと自己分析しています。
そのわりには、No.5を持ってなかったんです。
永遠なるノーマ・ジーンの愛香ということに怯んでいたというより、あまりに有名すぎて、所有するという発想まで行かなかったんですね。
けれど、今回、海外からのお土産という機会を得たので、一年で一番聴いた曲がPENOMECOのNo.5ということもあって、記念にひとつ買ってみようと頼みました。
撮った写真を見ていただければわかる通り、私が頼んだのはオードゥ パルファムで、ヴァポリザターと呼ばれる、スプレー式の瓶です。
パルファムよりは私はオードゥ パルファムの方が使い勝手がいいので、大体香水を買うときは、オードゥ パルファムを選んでいます。
で、オードゥ パルファムってそもそも何? と思われる方もいると思うので、参照リンク先様を併記させていただいた上で、情報を書くとですね。
香りの持続時間によって香水の種類の名前が違うんだそうです。
持続時間が長い順に上から
パルファム
オードゥ パルファム
オードゥ トワレ
オードゥ(デ) コロン
だそうです。
参照リンク先様内にもありますが、ざっくり分けてこの4種類で、細かくは私は知らないですけれど、まだあるみたいですね。
参照リンク
VINTORETE
BEAUTEY JOURNAL 様
https://contents.vintorte.com/journal/parfum
オードゥ パルファムに話を戻しますと。
ヴァポリザター(スプレー式)ってつきすぎない?
ワンプッシュで出過ぎない?
と疑問に思われるかもしれませんが。
実は私は、香水を身体の中心に、秋冬春はつけるんです。
夏場は、軽く香らせたいので、手首と膝の裏に1,2滴つけますけれど。
重ね着のシーズンは身体の中心につけて、上着越しに香りがあがってくるようにしたいんです。
そうすると、近づかないとわからないけれど、近づくと香るように、私の場合はできるんですね。
でも、これ、あまり一般的なつけ方じゃないみたいなので、どこにも書いてないんですよね。
だから、ちょっと変かもしれないです。
でも、こういう風に香らせるのが好きなので、秋冬春の重ね着シーズンはそうやってます。
なので、ヴァポリザターを愛用しているのでした。
実際の香りはどうだったかというと、以前書いたように私にとってNo.5は、そのとき購入するまではいかなかっただけで、すごくいい匂いだったんですね。
なので、とても好きな香りです。
トップノートはスパイシーかつフルーティで、ミドルはフローラルなふくよかな香り、ラストはムスクのような、少しスパイシーでいて、花の残り香のような甘さ、そんな香りに、私には香っています。
ただこの香り、ノーマが愛好したNo.5の香りそのものではなく、1986年に新解釈された香りが、No.5オードゥ パルファムなんだそうです。
参照リンク
シャネル公式サイト
No.5 オードゥ パルファム
https://www.chanel.com/jp/fragrance/p/125530/n5-eau-de-parfum-spray/
なので、ノーマとお揃いにしたい場合や、No.5という楽曲のイメージ通りの香りを纏うなら、パルファムを買うべきだったんですね。
まさか香りが新解釈されているとは、思いもよりませんでした。
ですが、私はこのNo.5 オードゥ パルファムの香りがとても好きになったので、No.5 パルファムは、またの機会にとっておこうと思います。
残る疑問としては、私が過去に店頭で試したNo.5は、パルファム / オードゥ パルファム、どっちだったんだろう? というものがありますが。
言われてみると、憶えている香りよりは、No.5オードゥ パルファムの方が、華やかで、みずみずしく甘やかな香りの中に、クールさがひとつ、入っているような気がします。
No.5パルファムもそのうち手に入れて、ノーマ・ジーンが愛した香りとPENOMECOがイメージした香りの答え合わせをいつかしてみたいです。
ただ、香水というのは、その人の肌につけた時の香りが、人によって千差万別なまでに違う、というものなので、本当のところは、エレガントな謎として、永遠に残り続けるのかもしれないな、なんて、ロマンチックなことを考えています。
以上、シャネル No.5 オードゥ パルファムについて、でした。
↓ワンクリックしていただけると、はげみになります:)
写真の使用については右メニュー上部にある、about thisをご覧ください。
香水をつけるのが好きです。
初めて香水をつけたのは中学生の時。
その時は憧れだけでつけていたので、正直言って全然似合ってなかったし、すぐつけるのをやめてしまいました。
高校生になって、こういうの買ってたな、と久しぶりに使ってみてから、(上手に香らせられないままで、誰にも気づかれてなかったけど)、いまに至るまで、香水は私の生活を彩るもののひとつとなっています。
曲のヒットによって、香水を普段つけなかった層がつけ出したのなら、香水好きとしては嬉しい限りです。
香水界隈で、ここ数年では、Miss Diorの大ヒットが記憶に新しいですね。
私もヘアミストを持ってますけど、香りが若すぎて合わなくて、ヘアミストでもダメでした。残念・・・。
Miss Diorがヒットしたのは、私見ですけど、あの香りが想起させる都会的で可憐で可愛らしいイメージが、香水好きやDiorのコスメを使っている人達の、理想の自分像とピッタリ合ったからだったんじゃないでしょうか。
こういう人でいたい、というイメージをより鮮明にかたどる効果が、香水にはあるんじゃないかと思っています。
私自身は最初はゲランのミツコから入り(なんて背伸びをしていたんでしょうね)、結局自分のセルフイメージに加えても大丈夫そうだな、と当時判断してやっと気軽に使っていたのが、シャネルのNO.19です。
これは結構長く使っていました。
それからもう大人だしなぁと思って、あれこれ試した結果、ジバンシィのウルトラマリンをつけ、その後、シャネルのエゴイストをつけるようになりました。
ウルトラマリンとエゴイストってジェンダーレスの香水で、当時、髪が長かったのもあって、女性らしすぎるものを嫌っていたので、バランスをとる感じでこういったものを好んでつけていました。
それから、サンローランのオピウム、シャネルのガブリエル、チャンス(これもベストセラーになりましたよね!)と来て、今は同じくシャネルのcoco noirをつけています。
私にとっては安いものではないので、いつも香水貯金をして買っています。
たぶん、シャネルの香水の方向性が好きなんでしょうね。
香水って完全に好みなんだと思います。
極めてパーソナルなアイテム。
私には似合わなかったけど、プワゾンを上手につけてる女性とすれ違った時は、とても素敵でうらやましかったな・・・。
あと、若者だった時、ものすごくハンサムでおしゃれな男の子が、先に挙げたゲランのミツコをつけていて、わぁ、男性が女性用の香水をつけるってなんてかっこいいんだろう!と感激して以来、男性が女性ものの香水をつけているのに大変弱くなりました。(笑)
いまは性自体、固定ではないので、街を歩くと、すれ違いざまにいろんな香水をかぐ機会があるんで、これまたいい時代になったなぁと、香水好きとしてはニヤニヤしています。
日本にも調香師(香水を作る人)の方が数多くいるんですが。
その中でも大沢さとりさんが手がける、パルファンサトリの香水は、いつか試そうと狙っています。
(▶︎ ボタンを押すと曲が聴ける仕様になっています。フルで聴く場合は要Spotify)
表題曲はICEのI'm In The Mood。
We're In The Moodに収録されています。
曲のイメージというのも、香水を嗅いで象るイメージと近いものがあると思うんですが。
ムードたっぷりのこの曲、
聴くたびに件のミツコをつけていた男の子を思い出します。
わあ、センスいいなー。全然違うなーと、恋愛抜きで憧れてしまう人達って、いるんですよね。いつの時代にも。
いまは「it girl」「it boy」と呼ばれている人達でしょうか。
iTunes、Spotifyで配信されています。
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