O先生によるエナメル紹介



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うっかりカツカツやって来て、うっかり居ない。( By O.)
 
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2025/04/08

白雪姫の肌は何色か?

 
タイマーを使うと仕事が進みやすくなりますね。普通の電池式。

 知らなくてもいいが、そんな訳はないだろう。byO.
(トゥワークダンスがセクシャルダンスとされていたことに対して)

本当に
肌が白くない白雪姫の実写が存在するなら、それはヘイトの一種だ。

BLACKPeopleは、トゥワークダンス1つとっても、ちゃんと自分達のルーツと歴史を知ってくれ。知った上で踊れ。といきなり怒っていたのでは無い。

フレンドリーの常識から考えて、むしろ
「やってみたいけど、知らないし・・・、難しそう。」
という人に、
「知らなくても全然オッケーだよ。自分達だって全部分かってるわけじゃないんだし」
と微笑みかける瞬間から、フレンドリーの第一歩が始まります。

私はイエロースキンですが、大昔、馬鹿な女の子達の集合体とされる所に少しだけ居たこともあって、
やっぱり「知らなくたって全然オッケー」と外からの風に思っていたし、
「わあ、かっこいい!(COOL)」という感性が最初の起動だと考えています。
「かわいい!(COOL)」も同様だから、お洒落をする事1つ取っても、何が何でもそのすべてを引きずり下ろさねば気が済まない、ファッションヘイトを2025年の今でも感じています。
私達が、普通に取り入れて、少し良くなろうとする物全部を、
いつも薄気味悪くて暗い陰惨なものに置き換え、表現され、こちらに確認も取らずに、置き換えた側の勝手な整理が勝手に終わってる、という感じ。

「知らなくても全然オッケーだよ。」
そこからがコミュニケーションの起点ですし、スタートは必ずフレンドリーからです。

なのに、性的なダンスだけである。
それを勇気やタフネスだと誇りに思っている。
同じルーツを持つ仲間達全員への、共通の挨拶だ。
というのは、在るわけないし、言い出した人だけが単にどうかしているんだと思う。
セクシーさやジェンダーへの無固定が広がり、全体がクールである、という存在へと移り変わっていく状況での表現を私は遮っているのではありません。
私は、子供がある時期から、セクシーさを自分も持ってみたい、と思うことを、殊更に揶揄ったり、冷やかしたり、罵ったり、馬鹿にしたりするのは、セクシーさを目の前に置かれた時の、知性のかけらも無いお前だけの恥ずかしさ、をその子に八つ当たりするのはどうなのよ? と常々思っています。(防犯はとっても大事)
 
「トゥワークダンスは、どういう発祥なんでしょうか?」 
「どうしてこういう表現なんでしょうか?」 
と訊きもせずに、どんどん最悪な方向へ勝手に持っていくことだけに異様な情熱を持つベクトルに、当事者のBLACKPeopleは「根深いヘイト」を見ているのではないでしょうか。

ディズニーの実写映画はあまり観ていません

噂はなんとなくこの10年20年で耳に入っていました。
原作で「白い肌」と設定されている主人公に、肌の色関係無くキャスティングするべきだ、という大きな声が集まり、原作の設定を無視して、主要登場人物の肌の色を変えてしまった。変える予定だ、etc…。

事実確認はしていませんが。検索しても出てこないんです。検索語句が良くないんでしょうか。
もし、そういった事が本当に起きているのなら、それはおそらくBLACKPeopleの主張では無いでしょう。
どのような肌の人々も、そんなことを大真面目に主張する人に対し、「貴方は一体何を言ってるんですか? 」と呆れるからです。

私の耳に入って来ているのは、
「とにかくBLACKPeopleの権利を回復し、あなた達YELLOWPeopleの権利をも大切にしたいので、やはり原作の登場人物は、どのような肌の色であっても良いとせねばならないと思います。」
という、これは優しさと善意からの発言や判断です。とされています。

けれど、これはBLACKPeopleへの人種差別に対峙する彼らの毅然とした態度と知性、私達イエローPeopleへの差別に対峙する私達の毅然とした態度と知性を、徹底的にヘイトしていますよね。

肌の色や人種、ルーツを持たない人々、持っている人々という多様な全員が、差別の根源にある憎しみへ堂々と抗議するのは、狂気である、と、そのヘイトは主張し、カテゴライズしていますよね。

おそらく、ささやかな善意や優しい気持ちすらも、狂気の発端である、とハッキングもしています。

シリアスな話ですが、自分の整理の為に。
 
付記
テイラー・スウィフトの名MV「SHKE IT OFF」の中で、テイラーがトゥワークダンスに対して戸惑うシーンがあります。
 
当時私が耳にした情報では、この頃のテイラーはダンスが下手だと揶揄されていたそうです。
私見ながら、授賞式でテイラーは観客の1人としてアーティストのパフォーマンスに合わせ、そっと好きに盛り上がっていただけだったんですが、既にビッグ・スターであったテイラーがリラックスしてパフォーマンスを楽しむ姿を見て、彼女はダンスが下手だと意地悪の標的にしていたのでしょうね。
 
「SHAKE IT OFF」は大ヒットを記録し、テイラー・スウィフトのポップアーティストとしての地位を不動のものにしたことでも有名です。
後にこのMVを観て、私は、ダンスが苦手な人でも楽しく参加できればプロダンサーさん達も嬉しいのだ、という解釈をしました。
時々思い出してMVを視聴すると、いつも明るく素敵な気持ちになります。
 
MVの中でトゥワークダンスを取り上げると決めた時、テイラー側のブレーンやダンサー達、参加クリエイター達に対し、当時誰もトゥワークダンスが一体何であるか、そのルーツはどういったものか教えなかったし、おそらく誰も知らなかったのでしょう。
 
私は、知らなくても全然オッケーだし、途中でそうだったのだな、と知ることも一切問題無い、と考えています。
全て網羅し完全に理解していないと、何も発信してはならないのでしたら、人生が100年として100歳前後になるまで誰1人その資格は無い筈です。
私はそういう大極論を意見の途中で喚き、発信そのものを遮る奴は全員、対話や解釈の部屋から出て行くべきだと常々思っています。
教え合うことと、知ららないと責め立てることは、全く違うからです。
 
今回のカーディとミーガンの2024年VMAでのパフォーマンスで、テイラーは責められていませんが、ただでさえスーパースターなので、私のLIFE WORKがテイラーへの攻撃に利用されてはいけないと思い、本日付記した次第です。
20250412 12:04 エナメル
 
 
 
 
20250409 18:13 写真を変えました。美しい鋏なので一緒に撮ったんですけど、こちらの方がクールなので。 
20250412 12:04 付記を追続しました。
 
 


 





2025/04/06

投影されたペリカン達

 

NATIONAL GEOGRAFIC 2025年2月号より

寺田寅彦的な目で2025年の科学を見てみようということになり、興味の趣くままにあれこれ雑誌をAmazonで購入しています。
 
こちらは「NATIONAL GEOGRAFIC」ナショジオの2025年2月号です。
ネアンデルタール人とかそういうのの話で、詳しくは雑誌を見て頂ければと思います。
学校でそういった人類の進化について習ったのは遠い昔なので、色々と新しくなっていてなるほどな、と感心しました。
本当は現在の学校の教科書の、歴史、科学、化学とかそこらへんが欲しいんですけどね。
私の街にも学校の教科書を取り扱っている書店がありますので、今度また時間を作ってみてこようと思います。
各大学の教科書もあるといいな。
 
ナショジオは、ブンディバー♪ ブンディバー♫じゃないほうだったと記憶しています。
写真がとにかく記録と報道の枠を超えて、美しいですね。
冊子を購入するのは初めてなので(私は大昔うっかり視聴していました。)、とても驚きました。師も好ましく思っておられるようで何よりです。
 
写真は、ロボス・デ・アフエラ島の廃墟に投影されたペリカンの大群だそうです。
リノベーションについて希望を先日書きましたが、こういうやり方もとても素敵ですね。
夜になると、海鳥達の大群が白い壁に映写されます。
動画じゃなくきっと静止画なのでしょうね。
私もウォールフォトグラフィティ(?)の状態が好きです。
 
NATIONAL GEOGRAFIC 2025年2月号

 こちらはもう少し近寄って撮ったものです。
 
美観という古い観念より、もう少し芸術に寄っているように私には思えます。
廃墟って防犯とか、どうしてそのままにして置くの? 土地がもったいないし持ち主も困り果てているという話がたまに耳に入ってきます。
これは圧倒的デザインセンスと発想の光りの成功例ですが、こういう形でも、状況が噛みあえば、新たな観光資源として存在価値が保てるのではないでしょうか。
 
この頃カーディBとメーガンGスタリオンのパフォーマンスをYouTubeで視聴しました。
なんとあのダンスは、闘いの踊りだったんですね。
本当に驚きました。
ヒップホップが現在アートというアプローチに進んでいると、メジャーシーンのラッパー達が報じているようですね。
文化の盗用に対する1アンサーであると私は思うのですが、今度インタビューを古書店で探してみようかな。
まだまだHIPHOPという総合芸術の歴史を調べているとは言えないほどですが、本当に凄いですね。
こういう時、答えを横から私に受け渡すような余計なお世話な人は存在しないので、ゆっくりと自分のペースで色々とああだろうか?こうだろうか?と考えられます。
とても伸びやかな気持ちです。
 

Cardi B - Bongos feat. Megan Thee Stallion 



2025/04/02

Grafityが街の落書きの名前です@1 / The Rover

 

私の住む街にある、成功しちゃってるGrafity。きっと有名な所。

Grafityが街の落書きの名前です。
街にある落書きは、Grafityっていうんです。
グラフィティです。ええ、グラフィティって言うんですって。
 
詳しくは、Wikipediaを調べて頂いてですね。
私の認識しているざっくりした知識を披露するとですね。
公園で悪いことをしてない方の、ヒップホップの人達がいるでしょう?
 
スケートボードしたり、自転車でなんかスポーツらしきことしてたり、ダンスしてたりする、あのシャイでスマートでなんか頭が本気で良さそうで、NIKEとかアディダスとかの新製品をあっさり着ている、あのお洒落な人達。
 
あの人達の文化だったんです。
あれは落書きじゃなくて、グラフィティっていうHIPHOP(ヒップホップ)文化だったんです。
音楽とかアート(イラストや文字の芸術でお馴染みのタイポグラフィ等)のストリート系の文化だったんです。
 
ボブ・ディランでお馴染みのストリート文化の進化形が、Tシャツ手作りに凝って、音楽はいち早くスポティファイとサウンドクラウドでやって、写真集から画集から詩集から文学から世界中の表現という表現に詳しい、それらが総合芸術となった事でお馴染みの、ヒップホップ文化だったんです。
 
この人達は、ビートニクスでお馴染みの路上文学ビートも踏んで来てますよ!
そうですよ。ビートとラップ詞でリズムを踏んでいることでお馴染みの、さらに諸外国の純文学の言葉、自分達のアイデンティティの復活を語った演説、映画の台詞、よくあるシチュエーション等を引用し、転じて(インスピレーション)、言葉でも韻を踏んでいる事で、あの人達は自分達の表現で一体何をしてるんでしょーね!
 
ストリートとグラフィティとビートとラップという路上の言葉とファッションとライフスタイルから哲学までもを融合した、総合芸術ヒップホップ文化のサインが、あの街の落書きだったんです。
そうすることできっと最初の方達は、報道していたんですね。
報じていたんです。ご自身達の主張を、当時最新のスタイルをもって新しい文化の産声をあげていたんですね!
 
それが街の落書き達の正体だったんです。
 
ちなみに2025年現在では、東京ではグラフィティは滅亡しているそうですが、私の住む街では、去年、お前らが人ン家の塀にうっかりグラフィティ描いてっとこ、私は見たよ。
 
さー、私が誰かはともかく。(エナメルです。)
単にウルフ団をやりたかっただけなら(byアメリカン・グラフィティ)別にいーけど。私関係ないし。
ただそこン家のは、グラフィティはコピーしているけど、グラフィティでは無いだろう!
アレはとっとと同じやり方でこっそり消しときましょう。(注意)
 
現在は色を使わないのが主流でしょうか?
 
私の住む街では、90年代初め頃か80年代後半頃、ちょっとした「一体、何が芸術か? 」という街の中だけでのローカル論争が勃発していました。
詳しくはがんばってアーカイブスを調べて頂くとして。
 
グラフィティ以前に、あれはウォール・アートではないのか? ということで、
何を以て芸術というのか。これは芸術なのか。
鑑賞に堪え得る? え、ちょっと待ってください。それはあなたの個人的感性であって、芸術をあなた個人で縛るんですか? 九州派の発生でお馴染みの私達は許しませんよ? いやちょっと待ってよ。音楽も芸術でやっぱピカソのアレもあるわけだから平和に・・・、うるせーばーか!引っ込んでろ!ロックじゃねーよ、芸術の話してんだよ。
評論家か? 評論家を気取るのか? じゃあお前らは自分で書いてみろよ!
え、なんか文豪の先生出てきたんだけど・・?
カタカナ職業は黙ってた方がいいですか?今飲んでんのソレおごりですよね?経費じゃ落とせませんよ。ていうかカタカナって日本語ですよね!
大体、あんた達はねーー!
・・・・てーーきーーな。(無表情)
 
そんなこんなで、例のウォールアートは、当時の私どもヤング(世代ではない。)な人々に
「え、だってすっごい上手いんだけど?」
「上手いっていうかプロなんじゃ・・・」
「なんかの宣伝?」
「こういうのに理解を示さないから日本はダメなんだよ!(街の話だよー。by未来の私より)」
と、どうすんだろう? どうなるんだろう?
と割りかし真面目に、どうしたらいいですかね? と街の人達全員が考え込んでいたんです。
 
憶えている範囲では、確かそちらの塀は、新しくしたばかりだった。人の家で、当然そちらの縁の方が描いたのではなかった。
住んでる方の話によると、夜中に「シューッ」という音がしていた。朝になって見たら描いてあった。 そうです。
 
それでさらに街中が驚いたんです。
ひと晩で?あれを?描いたの?
 
・・・ど、どなたですかー?(超小声)
出てきて下さーい。絶対プロの芸術家さんですよねー?あのー色々とお話を伺いたいんで。出てきてもらえませんか?
というむちゃくちゃ小さい声での呼びかけにも、どなたも応えず。

しかも当時、その地域は、世界中の建築家とデザイナーがこぞって大変なマンション群と建築群を造った場所だったんです。
 
私達の感じは、とにかくあの絵がもの凄いので、なんとか保全の方向に出来ないでしょうか?
というものでした。
ただ、同時に全員が、あの家の人達はどうしたら? と思っていたんですね。
 
ウォールアートは当時こちらにも入ってきていて、キース・ヘディングは世界中の人達から愛されていましたし、私達も大好きというよりとても尊敬していました。
たぶんですね、絵を描く人達をもの凄く尊敬しているんでしょうね。
 
2025年の私は、おそらくその方は、世界中からやってきた建築家とデザイナー達に、一種の芸術的挨拶を返したのだろう。と思います。
そしてもう一つ、大きな問いかけを起こしたんでしょうね。
九州派がやっていた前衛アクションと同じ、行動っていうか動議を起こしたんでしょう。
成功したと思います。
街中の人々全員が、ウォールアートとは? 芸術とはそもそも一体何か? と考え、口に出して話し合ったり意見を持ったりしたんですから。
まさに動議です。
 
結末は、話し合いに話し合った結果、その絵はどこかに移動されて展示されているらしい、という憶測の返答と、塀は家の方達の物ですので、元に戻されました。
 
一定の掲示期間を持ち、動議を起こし、憶測という、描いた人物の正体を決して明かさせず、法律を持ち込まず、問いかけに応じさせ、何もかも元通りにして、その波を起こした作品を人々の記憶だけに展示し続けたのですから。
 
解答は、これは芸術である。
 
だったんですよね。 
どなただったのかは、未だ不明です。
 
私は2025年までこの街で、専業の人々や専門に学んだ人達にめぐり遭う度に尋ねましたが、全員、憶えていて、そして知りませんでした。
 
グラフィティについては、また今度。
 
私が住んでいた通りでは、グラフィティが未来の時間に、大変困惑させ、嫌がらせだろうか、悪意ではないか。どうしてこんなことを? という痕跡を漂わせてしまい、私も少しだけ意見を持っています。
ちなみに上記のウルフ団達の痕跡は、とうに消えています。
だいぶ前のことですからね。
Grafityをちゃんと知ろうね。私もつい最近、知った所。
 
エナメル
 
 
20250402 22:15 文章を直しました。