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うっかりカツカツやって来て、うっかり居ない。( By O.)
 
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2025/11/02

夜間飛行 / VOL de NUIT / Sunday edition / FLY / EPIK HIGH

BLONOTEと蝶のブレスレット / BLONOTE and Butterfly Bracelet
 

日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
やっとBLONOTEを手に入れられました。
こちらはEPIK HIGHのリーダーであるTABLOさんが、ラジオ番組の終わりに、一つ一つ朗読した自作の短い言葉集です。
 
私はBTSのRMさんが強く影響を受けている本ということで、興味を持ちました。
ですが韓国でも日本でもEPIK HIGHとTABLOさんは、とても尊敬され支持されているので、当時売り切れ続出で何処にも無かったんです。
それで、手に入れられないのかな、と黙って数年間探したり、諦めながら待っていたBLONOTEが、アマゾンで取り扱いがあるのに先月気が付いて、古書しか無かったんですがなんとか家に届き、さっき一気に読みました。
 
読書って体力が無いと出来ないのではないか、と思います。
今、普段よりも体力が無いので、私もあまり読書にのめり込めません。
BLONOTEを一気に読めたのも、こちらの本は一ページに2、3行の言葉しか記されておらず、胸にどんどん沁み込んでいけるので、私はコーヒーを飲みながら、静かにBLONOTEを飲み込みました。
 
秋がそろそろ深まる季節ですが、日本だけでしょうか。
秋は読書の季節ということになっています。
秋になると途端に夕方が短く、あっという間に普段より長く流れる沈黙が夜になるからです。
だからといって読む気にならないと、中々手に取らないのが本の面白さです。
内容も、まだ読み始めていないのに持っただけで、「今日はいいかな」とそっと本を棚に戻すこともあります。
 
どうしてかな、と考えると、きっと一冊一冊の本への予感が、今はこの予感に応えるほど体力が無い、と不明な部分で判断するんでしょうね。 

私は外出する時は文庫本を必ず鞄に入れておくのですが、体力が無いので重いだけで翌日に疲れを残すから、あまり持ち歩かなくなってしまっています。
 
やはり体力というのが集中力や読解力の下にある、大きな基礎工事部分なんでしょうね。
 
頭と胸の中で起こっていることなので、実際目で見ることはできませんが、本一冊に対し、私達はまず基礎工事部分を用意し、その上におそらく読書という建物を建てているんだと思います。
 
なのでまず、その本が予兆として私達一人一人に伝える、このような建物を建てます。という図面を見せてもらい、これなら建てても良い、と判断して、その本を手に取るんです。
そして、読み始める前に、この本から伝わってくる図面の建築予定を判断して、今このくらいの体力なら、手に取って、作家が伝えてくる図面通りに、自分だけしか造れない建物を建て始めて大丈夫だと、表紙をめくるんでしょうね。
 
だから体力が無い時は本を読まないし、本をどうしても読みたくない時は体力が準備出来ていないんです。
 
屋外で本を開いても余り集中出来ないのも、すでに歩いて来てベンチに座るまでに体力を消耗してしまっているからじゃないでしょうか?
 
けれど明るくて安全な公園のベンチなどでは、あまり頭に入らなくても、膝の上で本を開いておくのがお勧めです。
陽射しや木漏れ日がページに反射して、いつもよりあなたの顔を上品かつ綺麗に照らすからです。
 
サボン(薔薇) / Savon (Rose)
 
こういった種類の本は、無遠慮に哀しい気持ちに触れて来たり、別に望んでもいないのに、気持ち悪い母性のような毛布で無理矢理ぐるぐる巻きにして来て、「はい、貴方のお世話は私の役目」と、殴り倒したくなるような余計なお節介が、変な感動調子で散りばめられているかもしれない、と思われると思います。
 
BLONOTEは、1メートルくらい隣で、誰かが非常に適切な線で出来た、ドライで奇妙な明るさを持った言葉を伝えてくる本です。
 
”カレンダーが破られるたびに
僕が少しずつ破られていくような” 

”どうせ泣くんなら
僕の前で泣きなよ”
 
”傘を差してあげる元気がないときは
いっしょに雨に打たれてあげる”
 
私の場合は、制服を着ていた頃に出会った、私という人間に人生で初めてFriendshipを受け渡してくれた、ZICOさんによく似た青年に、クールに誰とも無く朗読されて、
「???」と思って顔を向けると、
「この本良いんだよ。買いなよ。」 
(貸すのでは無く?)
と立ち去られるイメージを持ちます。

 
何故かどこかの建物のそばで、少し離れて並んで立っている感じです。
 
”珈琲を飲みながら愛を語り
珈琲を飲みながら別れ話をして
 
珈琲が恋愛について知らないことはない” 

 
それでは、可笑しさをこらえながら珈琲を入れる、素敵な日曜日をお過ごしください。
 
 
"本稿 全引用部分 BLONOTE  /タブロ 著 /清水知佐子 訳 /世界文化社"
 
 
 
 


20251102 13:51 文章を直しました。
20251103 09:12 文章を直しました。 



 
 
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BLONOTEと蝶のブレスレット / BLONOTE and Butterfly Bracelet

Since it's Sunday, I'm writing something gentle.

I finally got my hands on BLONOTE.

This is a collection of short, self-written phrases that EPIK HIGH's leader, TABLO, read aloud one by one at the end of his radio show.

I became interested because it's a book that strongly influenced BTS's RM.

However, since EPIK HIGH and TABLO are so highly respected and supported in both Korea and Japan, it was constantly sold out everywhere at the time.

So, I spent several years silently searching, wondering if I'd ever get it, or waiting while giving up hope. Then last month, I noticed it was available on Amazon. Only used copies were left, but I managed to get it delivered home and just finished reading it all at once.

I think reading requires stamina.

Right now, my stamina is lower than usual, so I can't get too absorbed in reading either.

The reason I could read BLONOTE in one go is that this book only has two or three lines of text per page, and it just seeps into your heart. So, I quietly drank in BLONOTE while sipping coffee.

Autumn is deepening now, but is it only in Japan?

Autumn is considered the season for reading.

Because once autumn arrives, evenings suddenly grow short, and before you know it, the silence that stretches longer than usual turns into night.

But even so, if you don't feel like reading, you just don't pick it up—that's the charm of books.

Sometimes, even before starting the content, just holding it makes me think, “Maybe not today,” and I gently return it to the shelf.

When I wonder why, I suppose it's because some vague part of me senses each book's promise and decides I don't have the stamina to meet that promise right now.


Normally, I always carry a paperback in my bag when I go out. But since I lack stamina, it just feels heavy and leaves me tired the next day, so I've stopped carrying one much.

Stamina really is the major foundation work underlying concentration and comprehension, isn't it?

It's something happening in our minds and hearts, so we can't actually see it, but I think for each book, we first prepare this foundation work, and then we probably build the structure of reading on top of it.

So first, the book shows us, as a sign, the blueprint for the kind of structure it will build for each of us. We look at it and decide, “This is okay to build,” and then we pick up the book.

And before we start reading, we assess the construction plan conveyed by the book. If we feel we have enough stamina right now, we flip the cover, confident we can pick it up and begin building the unique structure the author's blueprint describes.

That's why we don't read when we lack stamina, and when we absolutely don't want to read a book, it's because our stamina isn't prepared.

The reason you can't concentrate well when opening a book outdoors is probably because you've already exhausted your energy walking over and sitting down on the bench, isn't it?

However, on a bright, safe park bench, even if the words don't sink in well, I recommend opening a book on your lap.

Because the sunlight or dappled light filtering through the trees reflects off the pages, illuminating your face more elegantly and beautifully than usual.

サボン(薔薇) / Savon (Rose)

Books like this might seem to rudely touch on sad feelings, or forcefully wrap you up in a suffocating blanket of unwanted maternalism—as if saying, “Here, taking care of you is my job”—all sprinkled with that irritatingly sentimental tone that makes you want to punch something.

BLONOTE is a book where someone, standing about two meters away, delivers words crafted with a remarkably precise line—dry yet strangely bright.

 

"Each time the calendar tears

It feels like I tear apart a little too"


"If you're going to cry anyway

Cry in front of me"

 

"When I don't have the energy to hold an umbrella for you

I'll get drenched in the rain with you"

In my case, I picture a young man who looked a lot like ZICO—someone I met back when I wore a uniform, who first offered me friendship in my life—reading aloud coolly to no one in particular.

When I turned my head, thinking “???”,

he said, 

“This book's good. Buy it.”(Not lend it?)

Then he walked away.

 

For some reason, it feels like we're standing side by side, a little apart, near some building.

 

"Over coffee, we talk of love

Over coffee, we discuss parting

There's nothing coffee doesn't know about romance"


Well then, I hope you have a wonderful Sunday, brewing coffee while holding back laughter.

 

“All quoted sections in this article: BLONOTE / Tablo / Translated by Chisako Shimizu / Sekai Bunka Sha”

 
 
 


20251103 09:12 revised the text.



 
 
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2025/05/15

世界図書館 / World Library

 

le charme

この頃、2000年代ぐらいの香港料理にまつわる本を読んでいます。
とても興味深いのは、香港の九龍(クーロン)は、移民の街だったことです。
北角という地名が香港内にあるんですが。
こちらはノース・ポイント(NORTH POINT)と英語表記するそうです。
 
吉本ばななの作品に、「N.P」という、吉本ばななの初期集大成である小説があります。
作中、ノース・ポイントという曲名についての会話が出て来るんですが。
「どんな歌? 」と尋ねる主人公に、相手が「とても悲しい曲だよ。」と答えるアンセムシーンがあり、愛読者の方々にとってはお馴染みだと思います。(やは!(^^))
 
刊行された当初、「N.P」という曲は存在しなかったんです。
問い合わせがあまりにも殺到したのでしょうね。 
確か吉本ばななが、「実際には存在しない楽曲なんです。」と公表したと記憶しています。
 
香港内の移民の街であった九龍に、北角というエリアがあり、ノースポイントと読むそうで。
刊行当初から随分先の未来での私は、大切な方と、
「歌ってひょっとしてここ全体を指していたの? 」
「新天地とした異国で暮らす人々の姿を"詩"としたのか?」
と愕然としつつ、未来で手に入れた美しい解答に、金色の気持ちを抱いて居ます。
 
その香港内で腸粉という料理があり、元は竹製の器具を用いて作っていたそうです。そうでないと腸粉の皮が水分を含みすぎてしまうからだ、とのこと。
見た感じ、白いモチモチしてそうな四角いクレープのような物。
中に、美味しいおかずになる餡を入れているみたいです。
どうも香港では、種類が沢山ある点心の1つ、という位置付けみたいです。 

それが、韓国からの移民・潮州人と香港では呼ばれている方々の腸紛は、どう見ても「トッポッキ」なんですよ。
どう考えても「トッポッキ」なんです。絶対「トッポッキ」なんです。
行ったこと無くても、英語と広東語ペラペラじゃなくても、あれは「トッポッキ」なんですよね。 
でもそれも、腸紛なんだそうです。 腸紛は、2種類あるそうなんです。

それで私としてはですね、一体何のために? と言われても、香港での「トッポッキ」と「腸紛」は、なぜ違う物なのに、香港ではまとめて「腸紛」ということになってしまっているのか。
とか、
そもそもなぜ九龍は、移民の街だったのか。
あと、
どうして茶室は、清時代の富豪達にとって、鳥籠を持って点心とお茶を飲む、文化サロンだったのか。
という細かい所を知りたいんです。
 
なので、
「うーん、国内で竹製器具で作られた腸粉をメニューに出している所はあるんだろうか? 」
と考え込みながらも、
2025年現在、世界各国の国立図書館がデジタル化していますので、世界中の国の国立図書館のデジタルデータを、全部繋げて、「世界図書館」と名付けた巨大図書館をデジタルデータで作ってもらえないかな、と思いました。
(圧縮データを解凍させずに、参照させて、直接各国の国立で使っているサーバーからダウンロードさせれば、問題ありませんしね。)
 
デジタル化した後の本は全部、世界中の言語に翻訳してあるのが世界図書館にもある、という感じで。
有料で良いので、年会費制で一般人も勿論使えるデジタルデータ図書館。
現在各国の国立図書館がやっているように、期限付きのデジタルダウンロードをさせてほしいんです。
 
そうしたら、
「つまり貴方は、香港での腸紛文化と潮州料理文化の融合地点を知りたくて、ついでにお住まいの日本で美味しい腸紛を出すレストランを知りたいんですね? トッポッキは散々自分で作って食べたからいいんですね? 」
とカウンターの向こうにうっかり立っている、単眼水中眼鏡をおでこに掛けたオットセイに、レファレンスサービスの人が確認した後、
「そんなこと言ったってウチ総合図書館だし、国立と縦断サービスやってるけど、さすがに香港のそこまで細かい情報は無いですよ。」と頭を抱えさせずに済むと思うんですよね。 
ついでに斜め後ろに座っている、なんかかっこいい感じの方が
「もう直接、北京ダック頼んだ後、厨房に電話で聞いてもらえよ。」って横顔で笑われないと思うんです。
 
世界図書館を作ってください。
じゃあ・・・。(ペタリペタペタ) 



20250515 15:12 文章を直しました。
 
 
le charme

At this time I am reading a book about the cuisine of Hong Kong 2000 or so.
What is very interesting is that Kowloon, Hong Kong, was a city of immigrants.
There's a place called North Point within Hong Kong.
This one is called NORTH POINT.
 
There is a novel by Banana Yoshimoto called “N.P.,” which is a compilation of her early works.
In the novel, N.P. is the name of a song called
 "North Point.
" What kind of song is it?  "
Heroine asks,He answers.
"It's a very sad song."

There is an anthem scene, which I think is familiar to our loyal readers.(Yaha!
(^_^) )

 
When “N.P.” was first published, the song “N.P.” didn't exist.
It must have been too flooded with inquiries.
As I recall, Banana Yoshimoto announced, “It is a song that does not actually exist.” I remember that Banana Yoshimoto announced that the song did not actually exist.
 
In Kowloon, which used to be a town of immigrants in Hong Kong, there is an area called North Corner, which is read as North Point.
I was in the future, long after the publication, with my significant other and
"the song was referring to the north corner of Hong Kong?"
 "Did you use ‘poetry’ to describe the people living in a foreign country that you have made your new home?"
We was astonished, but Our chest is golden.with the beautiful answer I got in the future.
 
In Hong Kong, there is a dish called “intestine flour,” which was originally made with a bamboo utensil. The reason is that the skin of the intestine flour would otherwise contain too much water.
It looks like a white chewy-looking square crepe.
It looks like they put a delicious side dish of red bean paste inside.
Apparently, in Hong Kong, it is one of the many kinds of dim sum.

However, the intestinal mix of Korean immigrants, or Chaozhou people as they are called in Hong Kong, is “ddeokbokki” no matter how you look at it.
No matter how you look at it, it is "ddeokbokki". It's definitely "ddeokbokki".
Even if you have never been there, even if you are not fluent in English and Cantonese, it is still 
ddeokbokki.
But it is also called 
ddeokbokki. There are two kinds of dim sum.

So, as far as I'm concerned, why on earth would they do that? Why are “tteokbokki” and “
intestine flour” two different things in Hong Kong, and why are they called “intestine flour” together in Hong Kong?
Or,
why was Kowloon a city of immigrants in the first place?
I also want to know
why the teahouse was a cultural salon for wealthy people in the Qing Dynasty, where they had dim sum and tea in a birdcage.
I want to know the details.
 
So,
"Hmmm, I wonder if there are any places in Japan that serve i
intestine flour made with bamboo utensils on their menus? "
I was pondering and thought, 

As of 2025, national libraries around the world have gone digital, so I wondered if you could connect all the digital data of national libraries in countries around the world and create a huge library named “World Library” with digital data.

(And it wouldn't be a problem if we let them refer to the compressed data without decompressing it and download it directly from the servers used by the nationals in each country.)
 
It's like the World Library has all the books after they are digitized and translated into all the languages of the world.
A digital data library that can be paid for, so the public can of course use it with an annual membership fee.
We would like to have digital downloads with a time limit, just like the national libraries in various countries are doing now.
 
Then,
"So, you want to know the fusion point of the gut mix culture and Chaozhou cuisine culture in Hong Kong, and by the way, you want to know the restaurants that serve good gut mix in your home country, Japan?
I made and ate a lot of ddeokbokki myself, so it's okay, right? "
After the reference service person checked with the fur seal with monocular hydroscope on his forehead, who was standing inadvertently behind the counter with said, 
 
“Even if I told you that, we are a general library and we have national and longitudinal services, but we don't have that detailed information on Hong Kong.”
I think it would be a good idea not to make him head for the reference service.
And by the way, the guy sitting diagonally behind me, who looks kind of cool.
“Why don't you call the kitchen and ask them directly after you order Peking Duck already?” 
I don't think he would laugh at me in profile.
 
"SO, Build a World Library."

Then...   (flap flap flap)  




20250515 15:12 fixed the text.


 


 
 

2024/10/25

この頃気がついたこと、瓶の蓋の簡単な開け方 ・本日の雑感(不定期)


久しぶりに本屋さんに行ってきました。
 
私の街にあるジュンク堂は、天神ビックバンという都市計画の一環で天神の中心部がいろいろと工事中になっている中、元々あったビルから移転先が見つからず、皆の心配を一気に背負っていたのですが、運良く西通りにある素敵なビルに引っ越しが決まり、現在では西通りのジュンク堂としてお馴染みになっています。
 
ジュンク堂の地下に丸善があったんですけれど、現在は統合されているそうで、店内に小さなステイショナリースペースが点在しています。
そこでブックカバーと栞をいくつか購入しました。
 
長方形のブルーのは布製で、お家で淹れた紅茶とコーヒーが似合いそうな手触りです。
静かな花柄がそっとあるのがお気に入りです。250円とかそんなだったような・・・?
猫ちゃんとアンティークなイラストのそれは、なんとマグネットの栞で、重さがあるのでページの紙面に挟んで使うようです。
こちらはトールサイズの飲み物が似合いそうですね。
 
文字を目で追っていると気持ちが鎮まります。
活字中毒ではなく、文字を目で追うと目の前のあれこれから少しだけ離脱でき、風通しが良くなるからだと思います。
 
今年はすごくすごく暑くて、いつまで経っても暑い中、大きな出来事が次々と起こり、それでいてもあまり日常にその影響がないはずな上、この頃では心配な犯罪について注意喚起がなされていますね。
そして私もなんですが、非常に忙しくして家の中が散らかったままいつまでも片付けられず、その上食事も普通の自分の味付けのものを口にすることが出来ませんでした。
外食は外食で素敵なんですが、私は意外と塩分を気にする性分で、実際振り返ってみると、なんだか塩分が強いものをしょっちゅう口にしていたこと、そして外的にもストレスが凄かったこともあって、気がつけばこの10月は怒りが体中に増えていました。

どうしたのかな? と考えると、私自身がコンディションのマイペースが取れなかったんです。
とてつもない暑さのせいもあり、行動が制限される中、日常性を失うような事態が世の中で続く中、たぶん街の雰囲気が「躁状態」に入っているのが、身体的に強いストレスだったのだろうと、半年以上経過してそう結論付けました。
 
それに行くお店行くお店で、人々が楽しくしているのはいいんだけれど、お店の店主の目が瞬間脅えるような態度でわーわー騒ぎ続けたり、他の場所では大声というレベルではなく、がなり立てる音量の声で笑ったり話したりしてるグループを見かけ、ああやっぱりこれは・・、と思いだしたときに、街を歩いていてもおかしな酔い方をしている人達を見かけたりしました。
年齢層はまちまちです。
 
良くないな、と思い、いくら安心の方達と一緒にいる機会が増えても、これから街を行くときは、だいぶ気を付けようと思いました。 
10月の終わりを控え、今後年末スケジュールに入りますし、もっとこの街の躁状態が強くなるかもしれない、という不安が私個人にはうっすらあります。
 
たぶんこの、おかしな、そして気持ちを落ち込ませる世界の雰囲気を振り払いたくて、無理に楽しくしようとしているのだと思います。
それが無意識に発動しているからこそ、こういうことになるんじゃないでしょうか?
 
昨晩、ひと晩かかって散らかった部屋を私は片付けました。
まだ残っているので、ぐっすり眠っていつもの食事を取った後、今夜も数時間かけて残りを片付け、環境を整えなおすつもりです。
 
そしてHSPの私は眩しい光が苦手ですので、画面の輝度に注意しながら、紙面の文字を追う時間を無理矢理にでも作って、少し本の内容を考える自由時間を持つつもりです。
 
購入した本は、柳田国男(男)の「遠野物語」とキャサリン・サンソム著「LIVING IN TOKYO 東京に暮す 1928-1936」です 。
「LIVING IN TOKYO 東京に暮す1928-1936」は師に「面白いぞ」と言われて。

皆さんは気持ちが鎮まるツールをお持ちですか?
 
今もし同じ方がおられましたら、私は自分が前々から興味のあったジャンルの読書をお薦めします。
私は人々の暮らしぶりを静かに描写した本がけっこう好きなので、あまり肩に力を入れず、知りたかったことをあっさり受け渡してくれる時間を持つようにします。
 
この世界の躁状態と言える雰囲気に呑まれないようにしたいと思います。
 

 こちらは業務用(プロ御用達)スーパーで購入した蜂の巣入りの蜂蜜と淹れた紅茶です。
ハニカムハニーでいいのかな?
大昔、私の街にあったハロッズの店舗で800円で購入して毎日食べてしばらく置いていたら、中の蜂の巣が徐々に結晶化にひと役買って、さらに美味い糖蜜になっていて大喜びしていました。

現在は1200円とかだった気がします。700円だったかな?
 
瓶モノは蓋が固くて困っている方が多いと思います。
 
私はキッチンばさみの切る方をハサミを閉じたまま蓋の上と縁(ふち)をカンカンカンと20回くらい叩いて、あっさり蓋が開くようになることを先日大発見しました。
蓋のフチにヘコみが付くくらいの力加減です。
知らない方が周囲にもしおられたら、そっと教えてあげてください。
あっさり開くようになりますよ。
 
ガスの火であぶって開けるのはお薦めしません。
ガラスが膨張して余計に閉まるし、蓋の金属部分も火傷するほど熱くなるだけですしね。
 
キッチンばさみで蓋の端をカンカンカンと跡がつくくらいの力で、20回、大体一周すればあっさり開きます。
どんどんやってみてください。
オリーブの瓶詰め、ピクルスの瓶詰め、何でも来いです。
 
以上、この頃気がついたこと、瓶の蓋の簡単な開け方 ・本日の雑感(不定期)でした。
 
20250113 01:30 誤字と文章を直しました。



 

 

 

2024/05/20

少し寝かすと白い薔薇の花言葉と佐野元春「HAPPY MAN」

ここのところ良い本ばかりを購入しています。
 
張り切って買って届いたはいいけれど、
私は刺激の強い本はちょっと準備をしないと読めなかったことに気がつきました。
 
誇らしい気持ちと敬意を胸に、ウキウキしながら、少し寝かしておこうと思います。
 
お楽しみは、これから。ってよく言いますしね。 
 
 
インフィニティローズ 白
 
私の部屋にある、素敵な名前の小さな庭の重鎮は、ミニバラです。
白とピンクを購入して、うどんこ病を経て、今年2年目の開花です。
 
白薔薇の花言葉を調べたら、深い尊敬、生涯を誓う、などなどたくさんあるのが検索結果で返されました。
 
だから新郎達の胸を飾るものですし、花嫁達のブーケに必ずと言っていいほど入っているものなんでしょうね。
 
尊敬というものが、実はとてもとても光を放つものであることを私は知りました。 
胸を熱くする想いのすべてにこの言葉が含まれます。

風が吹き渡り、世界がクリアになるものを必ず手渡してみせる、祝福のひとつであると私は解を返しているのですが、みなさんは、どう思われますか?
 
返答は、私の場合は、「永遠」を採ります。
 
 
久しぶりに音楽の話も。
 
 
 
 
 
 
佐野元春/HAPPY MANですが。
 
検索すると1983年のアルバム「No Damage」に収録されていますね。
「IT'S ALRIGHT」が当時はよく歌われてたり、カバーされたりしていたんですよね。
懐かしー!
スターダスト・キッズが第一曲目にあったことを思い出し、この後、ソッコー購入予定です。
 
私はHAPPY MAN」の歌詞世界がひとつの理想型なんです。
でも本当は、そんな暮らしは難しい。
やるのは簡単だけれど続けることは至難のワザです。
 
”タフでクールでヒューマンタッチ
 まともな暮らしが苦手だと誰もに言われている”
 
佐野元春/HAPPY MAN アルバム「No Damage」より)
 
そういう浮き足だってごちゃごちゃしながらも、なんだかそれが独自のルールと秩序になって暮らしていく、気軽で洒落てるハッピーライフを夢見ていましたし、それがこなせるのはちょっとした街のヒーローだと信じていました。
 
こんなことを書くと、「まーたお前は、そういうチョイ悪に憧れやがって。お前みたいな奴の小さい女の子版が騙されて男性不信になるんだよ。」
と言われそうでおかしいんですが。
 
タフでクールでヒューマンタッチってところが、理想なんですよね。
昔でいうC調を気取ってる頑固な人ってところでしょうか。
 
2023年の12月に書いた、くだらなくって軽くってよくわかんないお兄さんから、時計をせしめようと思った私の青春時代には、なんだかそれっぽい人達がうっかり存在していました。
 
そういう人なら、なんなく世界を渡っていける。
 
そういう人間なら、と少女らしい夢を見ていたんだと思います。
 
こんなことをまた書くと、
今頃、盛大にくしゃみをしながら、一杯やりながら付き合った女性の数自慢を眉唾込み込みで言いつつ、あーあの子もね、俺のことが好きだったんだよ。俺わかってたよ。と、ぬけぬけと私のことも言いそうです。
 
ねーよ!(笑)
 
 
以上、少し寝かすと白い薔薇の花言葉と佐野元春「HAPPY MAN」、でした。
 
 
 
 




 

2024/04/18

モロゾフのチョコレートと手渡され続ける現在

 

モロゾフ トリュフアソートメント9個入り 伊集院 静 の本

 
先日、ブログ内で書いていた、少しだけ高いチョコレートをアマゾンで頼んでいたのが届きました。
 
モロゾフのトリュフアソートメントです。
 
手動アマゾンリンク
モロゾフ プラウド 手提げ袋付き(トリュフアソートメント 9個入り)MO-1590 
 
ゴディバ等いくつか有名店のチョコレートがアマゾンに合ったんですけれど、少し変化球のものが欲しくてモロゾフのトリュフの詰め合わせにしました。
 
私は二箱買って、予算的にも月一回のお楽しみにしても良いかな、という感じです。
味はとても好みで、どのチョコレートも美味しくて工夫のあるチョコレートでした。
紅茶とも合いましたが、私の好みではやはりコーヒーを落として飲むのがベターでしたよ。
 
そもそも、少し高いチョコレートを買おうと思ったのは、ご褒美としての句読点を持ちたかったんです。
ささやかな、自分へのPay。
 
そういうことを考えつかなくなっていたことや、気がついて、チョコレートにしよう!と自分の機嫌を取る方法で、効果が高い部類に入る選択肢を出してきた時点で、とても気持ちが疲れていたのでしょうね。

どうも今年の春は色々と個人的な出来事が多くて、きっと少し休憩したくなったんでしょう。
 
チョコレートは、冷蔵庫にトリュフがある。
と思うだけで、お茶の時間やキッチンにコーヒーを取りに行くのが楽しみになりました。
私には、この方法は向いているようです。
 
一緒に写っているのは、敬愛する伊集院 静(いじゅういん しずか)先生の旅の本です。
伊集院 静先生は、非常に旅に重きをおいて人生を生きていたようで、旅にまつわるエッセイも数多く遺されています。
 
手動アマゾンリンク
旅人よ どの街で死ぬか。 男の美眺 単行本
伊集院 静 著
 
今回こちらの本をアマゾンで購入したのは、なんとなく目についたからで、本ですが、いわゆるジャケ買いです。
 
まだ読み進めていないんですが、冒頭に伊集院先生がこの本を執筆された時の年齢が語られており、執筆当時の先生と現在の私の年齢が近いらしく、その不思議ともいえるめぐり合わせにロマンを感じました。
 
いつかの過去に伊集院先生は、いまの私が車で走っている人生の旅路を、伊集院先生のやり方で往かれていました。
 
大きさも強さも全く異なる、別々の人生です。
 
けれども、その先の未来に、1読者の私が伊集院先生が通り過ぎた1時期と同じ年齢層になったとき、当時、伊集院先生が考えていたことに触れられたのが、今回の読書体験だったワケです。

なんだか、決して同じ歳にはなれない方から、
時の交差の加減の果てに、一瞬だけ、極上のタイミングで、
同じ机を並べ、黒板に向かう同級生になった伊集院先生から、
1冊分の手紙をもらったような気がしたんですよね。
 
昔、制服を着ていた頃、私は寡黙な、とある男の子のことが少し気になっていました。
 
彼は、目立つ存在では無かったんですが、どこか皆、彼に一目置いているような雰囲気があり、
私も、彼は随分よく物事を見ているのだな・・・、と思うことが、度々ありました。
そして時には、私のこともそれとなく友情の証として、助けてくれたりもしてくれた人でした。
 
けれどもおかしな事に、私は、彼の顔は思い出せても、名前がどうしても思い出せないんです。
 
卒業文集なんて取っておくガラじゃないし、昔のクラスメイトに連絡を取る程でもない。
けれど、私はいままでの人生で、一番思い出したクラスメイトは、実は彼だったんです。
 
伊集院先生の「旅人よ どの街で死ぬか。 男の美眺」には、伊集院先生の写真がいくつか入っています。
 
私はその写真を見て、伊集院先生の眼差しがその彼にそっくりな事に気付き、とても驚きました。
 
名前の思い出せない、あの彼。
私が一番、後の人生で思い出し続けた、ただの友人の彼。
 
その彼と同じ眼を持った人が、
いつかのどこかで感じ考え抜いた現在を文章にして、
偶然、同じ年代にいる年下の私に手渡している。
 
私は、きっともっと彼と仲良くなりたかったんだな。
と先生の写真を見ながら、
胸が詰まるような、懐かしさに熱くなるような、
決まっていたことの微細のひとつをたぐり寄せたような、
そんな気持ちで、この本を大切に読み進めています。
 
おそらく、私は彼の名前をこの先も調べることはないでしょう。
クラス会に参加することもない。
 
だけど、私はこれからも、あの静かで少し陰りのある、
どこまでも深慮な瞳を持つ、彼のような種類の人間の1人が、
伊集院先生のような大人になったのだ。
という、「記憶のデジャヴ 」を浪漫として、胸に持っていようと思います。
 
 
以上、 モロゾフのチョコレートと手渡され続ける現在、でした。