休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)
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2024/04/18

モロゾフのチョコレートと手渡され続ける現在

 

モロゾフ トリュフアソートメント9個入り 伊集院 静 の本

 
先日、ブログ内で書いていた、少しだけ高いチョコレートをアマゾンで頼んでいたのが届きました。
 
モロゾフのトリュフアソートメントです。
 
手動アマゾンリンク
モロゾフ プラウド 手提げ袋付き(トリュフアソートメント 9個入り)MO-1590 
 
ゴディバ等いくつか有名店のチョコレートがアマゾンに合ったんですけれど、少し変化球のものが欲しくてモロゾフのトリュフの詰め合わせにしました。
 
私は二箱買って、予算的にも月一回のお楽しみにしても良いかな、という感じです。
味はとても好みで、どのチョコレートも美味しくて工夫のあるチョコレートでした。
紅茶とも合いましたが、私の好みではやはりコーヒーを落として飲むのがベターでしたよ。
 
そもそも、少し高いチョコレートを買おうと思ったのは、ご褒美としての句読点を持ちたかったんです。
ささやかな、自分へのPay。
 
そういうことを考えつかなくなっていたことや、気がついて、チョコレートにしよう!と自分の機嫌を取る方法で、効果が高い部類に入る選択肢を出してきた時点で、とても気持ちが疲れていたのでしょうね。

どうも今年の春は色々と個人的な出来事が多くて、きっと少し休憩したくなったんでしょう。
 
チョコレートは、冷蔵庫にトリュフがある。
と思うだけで、お茶の時間やキッチンにコーヒーを取りに行くのが楽しみになりました。
私には、この方法は向いているようです。
 
一緒に写っているのは、敬愛する伊集院 静(いじゅういん しずか)先生の旅の本です。
伊集院 静先生は、非常に旅に重きをおいて人生を生きていたようで、旅にまつわるエッセイも数多く遺されています。
 
手動アマゾンリンク
旅人よ どの街で死ぬか。 男の美眺 単行本
伊集院 静 著
 
今回こちらの本をアマゾンで購入したのは、なんとなく目についたからで、本ですが、いわゆるジャケ買いです。
 
まだ読み進めていないんですが、冒頭に伊集院先生がこの本を執筆された時の年齢が語られており、執筆当時の先生と現在の私の年齢が近いらしく、その不思議ともいえるめぐり合わせにロマンを感じました。
 
いつかの過去に伊集院先生は、いまの私が車で走っている人生の旅路を、伊集院先生のやり方で往かれていました。
 
大きさも強さも全く異なる、別々の人生です。
 
けれども、その先の未来に、1読者の私が伊集院先生が通り過ぎた1時期と同じ年齢層になったとき、当時、伊集院先生が考えていたことに触れられたのが、今回の読書体験だったワケです。

なんだか、決して同じ歳にはなれない方から、
時の交差の加減の果てに、一瞬だけ、極上のタイミングで、
同じ机を並べ、黒板に向かう同級生になった伊集院先生から、
1冊分の手紙をもらったような気がしたんですよね。
 
昔、制服を着ていた頃、私は寡黙な、とある男の子のことが少し気になっていました。
 
彼は、目立つ存在では無かったんですが、どこか皆、彼に一目置いているような雰囲気があり、
私も、彼は随分よく物事を見ているのだな・・・、と思うことが、度々ありました。
そして時には、私のこともそれとなく友情の証として、助けてくれたりもしてくれた人でした。
 
けれどもおかしな事に、私は、彼の顔は思い出せても、名前がどうしても思い出せないんです。
 
卒業文集なんて取っておくガラじゃないし、昔のクラスメイトに連絡を取る程でもない。
けれど、私はいままでの人生で、一番思い出したクラスメイトは、実は彼だったんです。
 
伊集院先生の「旅人よ どの街で死ぬか。 男の美眺」には、伊集院先生の写真がいくつか入っています。
 
私はその写真を見て、伊集院先生の眼差しがその彼にそっくりな事に気付き、とても驚きました。
 
名前の思い出せない、あの彼。
私が一番、後の人生で思い出し続けた、ただの友人の彼。
 
その彼と同じ眼を持った人が、
いつかのどこかで感じ考え抜いた現在を文章にして、
偶然、同じ年代にいる年下の私に手渡している。
 
私は、きっともっと彼と仲良くなりたかったんだな。
と先生の写真を見ながら、
胸が詰まるような、懐かしさに熱くなるような、
決まっていたことの微細のひとつをたぐり寄せたような、
そんな気持ちで、この本を大切に読み進めています。
 
おそらく、私は彼の名前をこの先も調べることはないでしょう。
クラス会に参加することもない。
 
だけど、私はこれからも、あの静かで少し陰りのある、
どこまでも深慮な瞳を持つ、彼のような種類の人間の1人が、
伊集院先生のような大人になったのだ。
という、「記憶のデジャヴ 」を浪漫として、胸に持っていようと思います。
 
 
以上、 モロゾフのチョコレートと手渡され続ける現在、でした。
 
 
 
 
 

 
 

2023/12/08

エルレンマイヤーフラスコと課題図書


 

 
 
こちらは、エルレンマイヤーフラスコ型の瓶。
AmazonのRareCiストアが出しています。
 
手動Amazonリンク
RareCi ガラス瓶竹蓋付きキャニスター気密収納容器金属ハンドルコーヒーティースパイスのための小さなガラス食品瓶とキャニスター (エルレンマイヤーフラスコ)
 
 
 
私はガラス製品の小物がとても好きで、集め始めると大変なことになってしまうので、なるたけ買わないようにしています。←?
 
我が家のほうじ茶の茶葉や台湾ウーロン茶、カモミールティーのハーブは、茶筒やパッキンがしっかりした小ぶりのガラス瓶に入れています。
レギュラーの紅茶は、陶器製の入れ物に保管して、毎日のように触っていますが、丈夫で使いやすいです。
今回はコーヒー豆を保管するちょうどいい容器を探していて、以前、Amazonで見かけて、いいけど何を入れよう・・・? と思っていたこちらの瓶にしました。
 
 
 
実はしばらくコーヒーを飲んでいなかったんです。
なんだか急に、ある朝、ああ、コーヒー飲みたくないな、と思ってしまって。
でもこの頃になって、またコーヒーを復活させました。
豆で挽いて落とすのもずっとやめていたんですが、スタバのクリスマスブレンド豆を購入してから、また挽くようになりました。
紅茶じゃなくコーヒーが飲みたい時ってあるんですよね。
忙しい時は相変わらずセブンの粉コーヒーで落として、ちょっと疲れたな、という時は、また豆を復活させようと思い、Amazonのブラックフライデー期間中に、小川珈琲のいつもの豆をまとめ買いしました。
 
手動Amazonリンク
小川珈琲店 有機栽培 フェアトレード モカブレンド 豆 160g ×3個 1862円
 
 
 
消毒してコーヒー豆を入れてみました。

 
 
パッキンはしっかりしてて、密閉具合もいいと私は思います。
あまり豆をたくさん入れずに、1週間くらいで使い切るようにしようと思っています。
 
 
 

 
 
こちらは、私がずっと興味を持っている分野の本。
 
きっかけは、小学生の時だったでしょうか。
私も、アーシュラ・K・ル=グウィンによる「ゲド戦記」に夢中になったクチで、いまウィキペディアを見たら、そんなことはちっとも書いていなかったので、愕然としているとこですが(笑)。
 
当時、「ゲド戦記」の評論か解説で、アーシュラ・K・ル=グウィンは、文化人類学を基に、この作品世界を構築していった、とあったんです。
それで、こんなに肉厚で手触りのある世界を描くには、文化人類学が必要なんだ、と思い込み、のんびり、読める時に読んでいたりしていました。
 
つまり、私は勘違いのまま、いままで「ゲド戦記」とは無関係な分野の書籍を読んでいたことをたったいま知り、あまりの自分の勘違いっぷりに、若干、震えがきています(笑)
 
ま、いいんですけど。(切り替え早っ)
 
好きな方向は、社会言語学、言語人類学、みたいです。
でも、あんまり名前に振り回されないで、その時々で、興味のあるものを読んでいます。
 
ずっとある興味は、言葉はどこからきたのか。意識はどこからきたのか。なぜ人は生活に宗教を密着させないと暮らしていけなかったのか。
的な感じです。
 
そう考えるきっかけになったのは、こちらはコミックで、士郎正宗著「アップルシード」をまだ読まない時に、人から説明を受けたんです。
 
ものすごい漫画が出た、と。これは歴史に残るものだ、と。
どんなの? と聞くと、
「アダムとイヴが食べた知恵の実である林檎は、エデンの園に生えていた。では、その林檎の木の種は、どこから来たのか、を描いている話」
と聞いたんです。
 
ええ、これも多分、私が聞き違っているんでしょうね(笑)
アップルシードを知りたい方は、検索してみてください。(丸投げ)
 
それ以来、言葉はどこから来たんだろう? とか、この意識は歴史とか人類の進化の段階で、どこらへんに記録されているんだろう? とか、そもそも記録媒体って文字だけど、その前はどうやってたんだろう?(口伝でしょうね)とか、
そういうことをちまちま、ゆっくり調べて、ひとりで、へえ・・・。って納得して終わっています。(日々の中で、一体なにやってんの?)
 
なのでまぁ、私は、ネットにいてもいなくても、なんの役にも立たないことを、なんの目的もないまま、ずっとやっている人間でした。
という話で、今日の投稿を終わります。←え、これで終わり?←そうです、終わりです。(笑)
 
これも、たぶん・・・ライフワーク的な? ←(笑)
 
 
 
20231208 20:16 あちこち、なおしました。
20231208 22:28 誤字をなおしました。
 
 
 
 
 

2023/09/09

近況報告と最近買った本


 
 
こんな時間に更新しています。雑記です。
 
 
わあ、あっという間に1週間が過ぎてしまいました。
 
 
ここでの、なんだかよくわからないイベント終了後、ちょっと「もぬけの空」になってしまって、ゆっくり休んだ後は、部屋やベランダの環境を整えることに集中していました。
 
日中は暑いままですが、といっても、私の住む街では、9月に入り、異様な暑さはそれほど続かなくなっています。
 
朝晩は秋の気配が日に日に濃くなっていて、やっと苦手な夏をなんとかやり過ごしたので、いまから来年の初夏までのベランダ植物計画を立てて必要なものを買ったり、読みたかった本を買ったりしています。
 
そう。
つい1週間前くらいに私も知ったんですけれど。
 
9月10月は、ガーデナーにとって勝負月間なんです!
ここで来年春までのガーデニング計画を立てるそうなんです!(知ったばっかり)
 
なので、出遅れてはいかん!とばかりに、
威勢のいい法螺貝サウンドを心に響かせながら(出陣)、
モニターを焼き尽くすほどの情熱で、バラの大苗のバーゲンに参加したり、球根を買ったり、必要なガーデニンググッズや土や植木鉢をAmazonで購入したりで、私の9月と10月は園芸一色です!(鼻息ムハーッ!)←疲れていたのでは?
 
あと、おせち料理の手配も済ませました。(なんの報告?)
私は今年は、郵便局のネットショップで決めましたよ。
 
参考リンク
郵便局のネットショップ様
 
 
いま申し込むと、割り引きが適用されるので、気になる方はご覧になってみてくださいね。(回し者ではありません)
 
あと、ついこの間わかったんですが。
Amazonの検索欄で「雑貨」とざっくり入力してサーチすると、雑貨がたくさん出てきますね。
 
おかげで、今年の夏のあまりの暑さに、「雑貨屋さんに行きたいのに・・・」と思っていた私の雑貨マインドは、かなり満たされました。
 
見てるだけでも楽しいので、まだの方、もしおられましたら、「雑貨」でAmazon検索かけてみてください。
ハワイアン雑貨とか、アンティーク雑貨でもバンバン出てきますね。
 
楽しく見ながら、「そういえば私の部屋には雑貨がほとんどない・・・」ということに気がついて、安く、こういうの好きだな、と思ったものを、お財布と相談しながら、あれこれ購入しました。
 
ついでに、今年の秋は本を読みたいな、という気分なので、Amazonで文庫2冊とガーデンストーリーの冊子を1冊買いました。
 
文庫は、「整える力」と「日曜日の万年筆」の2冊を購入しました。
 
「整える力」は読了、「日曜日の万年筆」は半分くらいまで読み進んでいます。
 
 
「整える力」
升野俊明 (Syunmyo Masuno)
 
手動Amazonリンク
 
 
「整える力」は、著者の升野俊明氏は禅のご住職であり、庭園デザイナーであり、多摩美術大学の教授でもあるという多才な方です。
 
その升野氏が、禅の教えから「養生訓」を気軽に読める短さで、わかりやすく紹介している本です。
 
私は、若者だった頃から、最終的に禅にたどり着く枝葉のその先のものがすごく好きだったし、興味があったんですね。
で、その後、ずっと経ってから、ああ、私は禅の考え方に共感する部分が多いんだな、ということに気がついたんです。
それで、もうずっと前ですけれど。
コンビニで、禅の薄いムック本が出ていたんです。
それを買って読んだりしていたんですが、本腰入れて調べようとはしていなかったのが、この間、Amazonでふとこちらの「整える力」を見つけて、禅の考え方で「整える」ということはなんだろう、と思って購入しました。
 
面白かったです。
新しい発見や、これは真似しようということもありましたし、私はもともと禅には全く詳しくないですけれど、その考え方やセンスに共感する部分があるので、私にはとても面白い本でした。
それにとても読みやすく、1項目が半ページから1ページにまとめられているので、時間があるときに開いて、読んでいける造りになっているのも、すごく好きでした。
 
興味がある方は、よろしければ。
 
 
「日曜日の万年筆」
池波正太郎 (Syoutarou Ikenami)
 
手動Amazonリンク
 
 
こちらは言わずと知れた大作家:池波正太郎のエッセイです。
「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」でお馴染みの、稀代のストーリーテラーにして名文の大家、そしてグルメでも有名な方ですよね。
 
池波正太郎は映像では好きなんですが、原作は恥ずかしながら未読でして、この度、池波正太郎を読もう!と思い、まずはエッセイから始めています。
 
私は、ノスタルジックなもの、古い建物などを愛好しますが、昔は良かった、とする価値観とは、違う意見を持っているんですけれど。
 
こちらの「日曜日の万年筆」で、池波正太郎の目に映っていた「日本の街や町で失われつつあるもの」は、私には、ただの「昔は良かった」という追憶の心だけではないと感じました。
意見は違いますが、とても重要で、知っておくべきことが書かれている、と、大切に少しずつ読み進んでいます。
 
グルメの話もたくさん出てきますので、おいしいものの話を読みたいな、という方にもオススメします。
 
まだの方、もしおられましたら、こちらも良かったら。
 
 
最後の本は、
 
「植物と暮らす12ヶ月の楽しみ方」
ガーデンヒストリー
 
手動Amazonリンク
 
 
こちらの冊子は、グローバルレーティングの数(日本でいう評価の数ですね)が群を抜いていたのに驚き、レビューを読んで購入を決めました。
見ているだけで楽しいし、気持ちが穏やかになれる、というレビューがあったので、ちょうどそういう本を探していたので、いいタイミングでした。
 
園芸内容の充実と参考度の高さ、月毎に”植物にまつわる手仕事”の記事の詳細さ、例えば、草木染めの作り方やスワッグや季節ごとのリースの作り方、収穫した実や花の使い方について紹介されています。
そして何より、掲載されている写真の力の入り具合に、買って良かったなと喜んでいる1冊です。
 
全部を実行できればいいんですけれど、まずは、盛りだくさんなガーデニング情報と、美しい写真を眺めて、気持ちの潤いをチャージしています。
 
植物に興味がある方にとって、非常に力になる情報で溢れかえっている良書だと、私は思います。
 
こちらも、よろしければ。
 
なぜ、あちこちの方向から、自分の環境を整えなおしているのかというと。
 
夏が苦手な季節なんですけれど、夏前と夏後、ちょうどいまくらいから1ヶ月は、すごくコンディションが悪くなるんですね。
 
なので、そういう時は、日常生活の範囲内では、もう刺激のあるものには一切触れないで、自分のコンディションが良くなる、静かな、好きなものに触れたり、言葉が乗っていない音楽を聴いたりして過ごすのが、私の場合は1番なんです。
 
それで、コンディションを崩す前に、先手を打っているというわけでした。
 
そうやって自分を養生するためのあれこれ、カードを揃えておくことは、私は、ですが、とても役に立っています。
 
 
 
以上、近況報告と最近買った本、でした。