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米粉で作る 韓国餅のおやつ / 野原由美 / P30 クルムトック |
明日の日曜版の材料は、
1種類はバナナ1本 カップアイス(100円台の) 板チョコ
もう1種類は、団子粉 餡子チューブ 生姜チューブ 砂糖
(薩摩芋バージョンなら、生姜チューブ 砂糖 と薩摩芋のみ)
簡単手作りおやつの話をしますので、すぐ作りたい方は、こちらをネットスーパー、Uber Eatsなどで家に届けてもらって下さいね。
この頃、ミックスカルチャーについてあれこれ調べたり行き当たったりしています。
日本だけがミックスカルチャー(この頃はミクスチャー(ミクスチャ)だそうですね。)の国だと以前聞いていたんですが、実は、香港、韓国、ベトナム等、アジア全体はかなりミックスカルチャーが得意な地域なんだそうです。
上の写真の「韓国餅のおやつ」という本を開くと、私は和菓子が1時期好きだったのもあって、え? これも? これも? と韓国にも和菓子に似ているけれど違うお菓子がたくさん存在していることに驚きます。
また香港では古くからの飲み物に、コーラを温め生姜とレモンを入れて、風邪予防の漢方の代替として飲んでいるし、飲んでいたんだそうです。
注記:文化や文明の伝来ルートとその方達がどう戻っていったか、までを考えてみると面白いですよね。
昨年は、お隣の韓国の遺跡から、日本で言う縄文時代の末頃(?)だったと記憶していますが、日本の焼き物職人があちらの職人さんエリアに居住していた跡が発見されたそうです。
古来よりお互いの行き来が頻繁にあり、文化交流として技術がやって来たり戻っていったりしながらも、自分達の国の文化に沿って現代に繋がっているんですよね。
それぞれの国の伝統を繋げていくのも大切だと思いますが、ミックスカルチャーとして時代ごとに残っているセンスの痕跡も、とても重要視するべきだと思いますし、私達の最近の主な話題でもあります。
すぐに再現できるものとして、私はやはり食事やお菓子などを試しては、美味しい・・・、と台所でウキウキしています。とても喜んでいただけますし、気持ちがまともに明るくなります。
「地元で愛される名物食堂」という本をアマゾンで見つけた途端、購入したんですが、膨大な情報量で驚きの連続です。
現在は中国領ですが、古くから香港はイギリス領であり主に中国人そして近くの韓国人のエリアがあって、香港の気候に即したあちこちの食が伝わっているようです。
日本でも明治期に和洋折衷の文化が流れ込み、あれこれ美しい建築物が今でも日本各地に残っていますね。
なんと私はその内の1つの増築された場所で、放課後の待ち合わせや学校をサボって時間をつぶす1時期を送っていたことがあります。
そういえば、インテリという言葉について初めて耳にした、ランドセルを持っていた子供の頃から、不思議に思っていることがあるんです。
勉強をする才能と技術に特化した方達が、知性とマナーを以て当時苦しんでいた人々を、知性とマナー(常識)を用いてその後助けたんですが、何故か当時からその人達をインテリと嫌なあだ名をつけ蔑み、何十年経っても蔑み続け、私も大人になり、青年に向かってそんなことを言った相手を初めて前にした時、呆れ果てた態度を一切隠さなかった記憶があります。
大学を履修された方はお名前に、学士という称号が大学側から授与されます。
学費をまかない、時間を有効に使い、専門や上位の学問を履修し、世の研究や経済、情報分野、その他市井の生活にまで、その知恵と高い能力を生かし、出来る範囲で静かで良い情報を受け渡し、人々をそっと助け親切にしている人達のことは、単に尊敬する人々でしかありません。
なのに、とある青年に向かって「学士様だから」と私に紹介した人が大昔居ました。
普段、なんらか必ず受け答えをする私が黙って抗議の目を向けたので、結局その場に居た全員が静まり返りました。
ただの軽い冗句だったのかもしれませんが、その青年は本当にうんざりしていて、相手に対してか、そういった冗句が今だ現存する事へか、まったく必要も無いご自身への自嘲なのか、俯いて私にも相手にも見えないように一瞬笑みを作り、また作業に戻りました。
インテリジェンスというのは知性という意味なのは、皆さんご存じの通りです。
私は、そのインテリジェンスと、いみじくも学究の徒であり続ける、台所でお菓子や料理を再現し心を通わせながら、遠い国の食文化を大切に尊敬する時間を持つ私達を含めた、市井の人々全員を、この2025年になっても尚、侮辱し続け、撃つ真似をするだけの空振りを繰り返す者が、一刻も早く滅亡することを願っています。
女の子という児童期から青年期半ばの30代に達する頃には、年上の人とは、若者や目下の人間にいつも意地悪なのだ、という世間知を私もまた持っていました。
自分もやがてそうなるのかな? どうしてなんだろう? 嫌だな。と思っていましたが、全くそんなことになりませんでした。
むしろ年若い方々に対し、基本温かい気持ちでいる時間がどんどん増えるばかりです。
後にこの心こそが「OLDMAN SHIP」と呼ぶと師に教えられました。
だから私は、今こそ言ってやります。
あの時々の、あなた達だけが異常だったんですよ。
普通、年を取っていく者達は全員、そんな事はしません。
あなた達は恥ずかしくなかったんですか?
若いから、自分より綺麗だから、優れているから、スタイルが良いから、未来があるから、そんなことで若い方達、青年達、道行くママやパパ達に意地悪をし、因縁を着け、嫌がるあだ名で呼び、突然怒鳴り、叱りつけ、理由も説明もせずに、道にゴミを捨てるような態度で扱って。
あなた達だけが、本当にみっとも無くて恥ずかしいんですよ。
全員知っていますよ。
年を取っていくと目下の方々にどういう気持ちを持つのか、それがいかに素晴らしく、自身の人生や暮しを豊かにしていくことなのか。
それがインテリジェンスという知性がもたらす、最も偉大な効果であることを。
あなた達だけが、その良い情報を受け渡されなかったんですよ。
やれない人には、誰も言ってませんからね。
そういう訳でみなさんは、まず年上の人達に安心する瞬間を少しずつ増やしてみて下さい。
と言っても、ご存じのように色々な人が居ますから、変なのに行き当たったらその人だけが異常なのだ、と思って、すぐ距離を取って下さい。
大昔こんな馬鹿共を野放しにしていた責任を、私達を含め市井の方達全員がとうに取り続けていますから、大丈夫ですよ。
そうそう。
バカって私の世代からは「ゼロ」って意味だったんだけど、そういう良い情報を受け渡されていない人達だけは、知らないみたい。
そのままにして置いていいですよ。
可能性って意味なのにね。
以上、明日の日曜版の材料とミックスカルチャーについて、でした。
参照・参考文献
ダイヤモンド社
ダイヤモンド・ビッグ社 「地元で愛される名物食堂 / 鈴木由美子」
株式会社グラフィック社 「米粉で作る 韓国餅のおやつ / 野原由美」
アマゾン取り扱い有り
20250412 19:22 注記を追続しました。
20250412 21:59 文章を直しました。