休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
おかえりなさい、JINさん。
ARMYさんおめでとうございます!:)

ラベル IVE の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル IVE の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024/11/10

「Supernova Love」IVE

議論の幅や解釈の自由を限定したくないので、覚えていることだけを書きますが。
 
IVEの新曲「Supernova Love」が戦場のメリークリスマスをインターポレーションして話題になっていますね。
 
映画「戦場のメリークリスマス」の反戦のメッセージに対して、
IVEの「Supernova Love」は率直な愛の歌詞となっており、原曲の戦場のメリークリスマス、「Merry Christmas Mr.Lawrence」と、
映画「戦場のメリークリスマス」の世界観、打ち出しているメッセージに、「Supernova Love」に反映されている「Merry Christmas Mr.Lawrence」の解釈が、この楽曲が持つメッセージにふさわしくないのではないか? という意見や考え、解釈もあるようです。

私は、実はこの映画はきちんと観ておりません。
理由は、私の中の恐怖に繋がる要素があるからです。
ですが、あまりにも大ヒットしたこの作品は当時、ありとあらゆるところで語られ、解釈についての話題が取り沙汰されていました。
 
私は、一度だけ、飛ばし飛ばし、観れるところだけ観ていたか、最後のラストシーンだけを観たか、のうっすらとした記憶しかありません。
楽曲はとても好きで、私も愛聴しているリスナーの1人です。
そして未だに映画を未観だからこそ、強く記憶しているのですが。
 
この映画は、「これは愛の物語であるのだ」という解釈「も」、当時、大声で語られていた。
と書いておきます。
 
楽曲についての感想やそこから思うことの話ではないので、IVEの「Supernova Love」をいつものようにこちらでもご紹介することは控えます。
「話題ですので、なんとか稼ぎです。」と自嘲するのが、この頃では、あまり好きでは無いので。 
 
先ほどYouTubeで「Supernova Love」のMVを拝見しましたが、私はとても好きでした。
楽曲も歌詞を和訳サイト様で拝読しても、とてもいいと思いました。
 (IVE Supernova Love 和訳でGoogle検索しました。20241110)
 
スーパーノヴァとは、超新星という意味です。
新しく出来た星ですね。
それともう一つ、私の大好きな小説家:倉橋由美子作品の登場人物の1人「彗くん」のことを再三、桂子さんが「スーパーノヴァ」と称していることを連想します。
 
私が拝見した和訳サイト様に詳細があって、初めてこの言葉を知ったのですが。
インターポレーションとはWikipediaで検索すると、きちんと理解できていなかったら申し訳ありませんが、「補間」という技術だそうです。(20241110現在)
 
参考リンク Wikipedia 
インターポレーション GoogleChromeでご覧下さい。


「サンプリングではない」ビートルズが始めた手法だと、ウィキペディアにはありました。
この「補間」という説明をそのまま採って、私なりの「Supernova Love」楽曲単体への感想を書きます。
 
私は、この楽曲の歌詞観と歌詞のワードはすべて、自分のわかる範囲で、歌詞全部をたくさんのキーワードに分解して、そのひとつひとつを繋げ、好きに発想したり、すぐ思いついたりしたこと、そのそれぞれや繋がるものを幾通りも並べて、この楽曲の解釈を"いくらでも「補間」しても良い。"
という意味合いだと解釈しています。
 
なるほど。
音楽やありとあらゆる創作物において、
作品解釈をいかに固定のメッセージとして、
リスナーや触れた人に「いかに自分達が出したメッセージと同じになるように共有」させるかどうか。
が音楽の作り手側の自由とされているのは、
みなさんもご存じの通りです。
 
ですが、この「Supernova Love」の楽曲の在り方が(楽曲の技法も含む)伝えているのは、
 
「Supernova Love」を聴いて、
あなたが思うメッセージがすべて正解であるし、
この先、あ、このことも言ってるのかも? 
と思う、
未来のあなたのこの楽曲への解釈も、
 
全部、その通りですよ!
全部が正解です。
 
あなたの感受性と感性を
私達はすべて正解とします。
 
と言っているのだろうな、と
Supernova Love」でミュージシャン達が出してみせたクリエイティビティの妙技に、明るい気持ちになりました。
 
こういうやり方こそ、超新星、生まれたばっかりの星のような輝きと、可能性を持ってると思いませんか?
 
そう。
あなたが思うことすべてが正解です。
出会った人、この先出会う人への愛と同じに。
 
と「も」言われているような感慨にふけっています。
 
前述した倉橋由美子作品に出てくる彼の名は、
「そう君」とルビがふってあったと私は記憶していますが。
「さとる君」という読みの方もおられるようです。
 
この「そう」は、超新星という漢字の「彗」の、日本語の読み方のひとつであり、
Yesという日本語と同じ発音と表記をします。
 
対して、「さとる」は「悟る」の発音とひらがなの表記でもあり、これは「そうだと分かる」という意味としても問題はありません。
 
面白いですね。
解釈の自由を許されているというメッセージを受け取り、
思うまま自由に受け取ったキーワードで感覚を広げていくと、
どちらも、その通りですよ。という意味になりました。
 
こういうのはなんて言うのかな?
なんだか広々とゆったりと呼吸ができるような気持ちになります。
 
よかったら、みなさんもお試し下さい。
 
「Supernova Love」に関わった
全クリエイター、表現者達に、乾杯!