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うっかりカツカツやって来て、うっかり居ない。( By O.)
 

2021/06/19

🌈 Lights ー BTS

 


 

週末なのでBTS関連の話題です。

 

 

 

 

少し前に、人がおすすめする曲として存在は知っていました。

ずっと機会がなくて、聴きそびれていたんですが、いまあらためて聴くと、その人は、暗闇と呼ばれるものの中で、人が誰かを照らす瞬間のことを知っていたんだろうな、と思います。

 

”You're my light"

(あなたが私の光だ)

という言葉は、わりと馴染みのあるフレーズなんですが、

"I'm your light"

(私があなたの光だ)

と言い切ったものには、私は、初めて触れます。

 

 

歌詞世界では、BTSとおそらくARMYさん達の、とても素敵な、寄り添い、支え合う、互いを照らしあう関係について、歌っているのだろうな、と胸が温かくなりますが、驚いたのは、この歌詞は、あらゆる人々の互いを照らし合う瞬間についても、歌っていると思われることです。

 

それは魂で結びついてる関係だったり、本人が自覚してないときに、思わぬところで、知らないうちに誰かを照らしていたり、また、誰かの存在がこちらをまっすぐ照らす光になっていたりする、とても強い瞬間のことなんですが。

 

上にあげた歌詞は

”どんなに離れていても 届いている”

”どんなに離れていても 届ける”

につながっていて、

 

限界と呼ばれる状況にいる人が、突如として放ち、周囲を、人々を、大事な人を、照らしだす光。

それを受け取った人が胸の真ん中で見ているもの。

そして照らし返しているもの。

己が放っていると言われてる光の、その断片でもいい、どうにかして伝われと手を差しのべる、光をまとう人の渾身の覚悟。

 

それほど苛烈な状況ではなくとも、日々の中で、無数に散らばる銀河のような部屋の明かりが、距離を超え、灯し続けているもの。

 

灯台のように互いを確かめ、思い合う時間。

 

そういったものについても、この曲は歌っているのではないか、と私は感じました。

 

いい曲ですよね。

 

BTS,THE BEST」収録。

 

Spotify iTunes等で配信中です。

 

 

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2021/06/18

🌈 青春狂走曲 ー サニーデイ・サービス

 


 

普段、本はアマゾンで買ってるんですが、そんな私でも、応援している書店が2店舗あって、主に雑誌を店舗で買うようにしています。

 

本当なら書籍を買うほうが単価が高いから、お店の利益になるんですけど、私が探している本って店舗にまず置いてないんですよ。

たぶん、新刊ではなく、人のおすすめの本をメモに打ち込んで、それをもとに買いに行くから、なんだと思うんですが。

なので、そういう本はアマゾンのほうが品揃えが得意なのでアマゾンで、雑誌は書店で買ってます。

 

もともと3店舗を回遊魚のようにうろついて(いまの状況では中止していますけどね)、目についた雑誌を買ったりしていたんですが、残念なことにもう行かなくなった1店舗は、ものすごく態度の悪い店員さんで、その日はたまたま調子が悪かったのかな?と思って、気を取り直して行っても、いつ行っても、嫌な対応をされ続けたので、行くのをやめました。

 

で、残りの2店舗では、そんなこともなく、気持ちよく、お買い物をしています。

 

私はアマゾンで買ってるので、書店を守るために本は全部書店で買おう!というのは、探している本の傾向の在庫が無いこと、注文しても取り扱いが無いと言われることが多いことから、ちょっと難しいんですね。

 

それで色々試した結果、ネット通販で自分の読書スタイルに合わせたマイナーな本を買って、店舗ではそのとき目についた、いわば”出会った雑誌”や、ときどき”ポップでおすすめされている本”を吟味して買うという形で、微々たる応援をしているつもりです。

 

そういう書店ライフを送っているんですが、ちょっと前に、私、世界的有名な俳優さんの強いファンと間違われたことがあったんですよ。

 

よく行く本屋さんなんですけど、世間話を店員さんとするまででは無い、というくらいの常連ぶりのお店で、たまたま探してた雑誌の最新号があったんです。

でも、そこまで人気の特集号じゃなかったはずなのに、見つけたとき最後の1冊だったんですね。

 

で、おかしいなぁ、とは思ったんですけど、まあいいや、とそれを取ってレジでお会計をしてもらってたんです。

そうしたら、店員さんが、すっごい私の顔見てきて、「わかってますよ!」みたいな目で、微笑むんです。

ん?と思って、よくわからないまま、私も曖昧に微笑んで、お礼を言って店を出たんですけど。

 

家に帰って、何か変だな、と買ってきた雑誌を見たら、その有名な俳優さんの臨時特集号だったんですよ!

しかも、それ最後の1冊で。

 

あ、だからかー!と思って、やっとスッキリしたんですけど。

いや、私、この俳優さん観てるけど、そんな熱狂的なファンでは無いんだけどなぁ、という気持ちだけが、宙ぶらりんになって、数日間、ちょっと納まりの悪い気持ちになってました。

 

せっかくだから読んで、素敵な俳優さんだな・・・、とその俳優さんの情報が少し増えたんですけどね。

なんか、本当だったらその最後の1冊を手にするはずだった熱心なファンの人に対して、ちょっと申し訳ない気持ちにもなったんですよね。

 

その雑誌、今でも手元にあってですね。

私のお得意のスクラップにもするわけにもいかず、どうしたもんかなぁ、と思いながら持っています。

どこかのタイミングで、いずれバックナンバーとして処分するんでしょうけど、いまのところすぐ処分するのも、なんかその俳優さんにも、買えるはずだった熱心なファンの人にも悪い気がして、結局、ずっと持ってます。

 

こういうのって、どうしたらいいんだろう・・・?←そんなんだから本とか雑誌がどんどん増えてくんだよ!

 

 

 

 

 

表題曲はサニーデイ・サービスの「青春狂走曲」

名盤「東京」に収録。

あとベスト盤の「BEST SKY」「サニーデイ・サービスBEST 1995ー2000」にも収録されています。

サニーデイの音楽って、「胸の中にある、知らないはずのどこかの街への郷愁」を鳴らしているんじゃないかな、と思うんですよね。

特に初期の曲を聞いていると、その胸の中にある架空の街の中で、青春期を過ごしていたような、奇妙な実感が、体温をともなってわいてきます。

 

Spotify iTunesで配信中です。

 

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2021/06/17

🌈 Young Lust ー Aerosmith

 


 

醤油差しは、ずっと良いのを使ってました。

 

・・・いや大丈夫です。しょうゆ差しって書きました。

見間違いじゃないです。

今日は醤油差しについてです。(話題のチョイスが縦横無尽だな)←今さら(笑)

 

醤油差しって、こだわる人はすごくこだわるし、お洒落なのを使う人は、食器屋さんに並んでる、すごくお洒落なのを買ってるのを見かけたり、実際にお宅に遊びに行った時に、使わせてもらったりしたことがあります。

 

でも、あれって、よっぽどのじゃない限り、液だれしますよね?

または、ドバッと出過ぎたり、なんか小さすぎたり、またはデカすぎたりして、ちょうどいいのってなかなか無いんです。

 

私もなくてですね、ずっと液だれがどうしてもしてしまう、注ぎ口が赤い円柱形の、よく定食屋さんに置いてあるような醤油差しを長いこと使ってたんです。

理由は、ドバッと入るから、1度補充すると後々便利だったから。

 

ただ、使うたびに、注ぎ口の液だれをクイっと拭かないといけなかったんです。

醤油注ぐたびに、もうクセみたいに、注ぎ口を拭く動作がワンセットになってたんですが、ある日、うんざりしたんですね。

 

突如として、「ああ、もうこの醤油差しやめよう」と、その醤油差しに対する愛着が、注ぎ口を毎回拭く煩わしさに負けたんです。

めんどくさくなったんです。

 

で、10年くらい前だったんですけど、ネットで醤油差しを検索しまくったら、「江戸前すり口 醤油注ぎ」という、東京の職人さんが作っている、ガラスの醤油差しを見つけたんです。

 

覚えている限り、たまたま、東京の職人さんの手仕事の製品を紹介する記事を読んで、そこに取り上げてあったんです。

 

その時も、液だれしない!って書いてあったので、半信半疑で、まだ当時は直接、その取り扱い工場から通販で取り寄せたんですけど、本当に全く液だれしなかったんですよ。

びっくりして、値段は千円ちょっととかで、全然安くって、形も大きさも、卓上の醤油差しとしてはちょうどよくって、文句のない一品だったんです。

 

だから、その醤油差しをずっと愛用してたんですが、中に液が少し残ってる状態で、何週間も冷蔵庫に入れていたら、瓶の底にこびりついちゃって、取れなくなったんです。

 

もともと、注ぎ口と本体は、使っている時に醤油が染み込んで動かなくなる作りなんです。それで液だれしないようになってるんだと思うんですけど。

で、洗う時に、お湯に15分くらいつけて注ぎ口と本体の接続部分を緩めるんですが、瓶底にこびりついているのは、瓶を洗う専用のブラシを使っても、上手く取れなくなってたんです。

 

だから、使うに使えなくなっちゃって、ずっと醤油は、買ってきたボトルをテーブルの上にドン!と置いて、ドバッと出ないように、そろそろと傾けて使ってたんですね。

 

買ったのはもう10年前くらいだから、取り扱いはもうないだろうと思い込んでいたんですが、これを書くにあたって、結局、あの素晴らしい醤油差しってどうなったんだろう? と、製品化された後のことが知りたくなって、検索したら、なんと!普及しまくってて、アマゾンでも楽天でも取り扱いができるようになってたんです。

 

すっごい嬉しくって!

名品ってなんかレアなものだから、手に入りにくいと思い込んでいたんですけど、全然そんなことなくて、Amazonチョイスにすらなってたんで、今度、早速注文しようと思っています。

 

本当にいいんですよ。この醤油差し。

 

瓶底にこびりつかせたのも、忙しすぎて何週間も放っておいたからで、普通の洗い物感覚だったら、そんなことにならないですから、今度注文し直して同じ醤油差しが届いたら、昔と同じように、ガンガン使っていこうと思っています。

 

こういう職人さんの技術が、広がっていって、みんなの便利に繋がっていくって、すごく素敵なことですよね。

 

いまの醤油差し、なんか使いにくいなぁ、と思ってらっしゃる方、おられましたら、「江戸前すり口醤油注ぎ」を良かったら、検討して試してみてくださいね。

 

アマゾンで取り扱いあります!←嬉しくって「!」付けてる人。

 

 

 

 

 

 

表題曲はエアロ・スミスで「Young Lust

アルバム「Pump」に収録されています。

アルバムを再生して、第1発目がこの「Young Lust」で、2曲目の「F.I.N.E.」までの流れがとても好きです。

何より、スティーブン・タイラーの声が好きなんですよね。

 

この季節から真夏に向けて、おすすめの1曲です。

聴くとスカッとします。

 

Spotify iTunesで配信中。

 

 

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2021/06/16

🌈 雨音はショパンの調べ ー 柴咲コウ

 

 

 

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、この「雨音はショパンの調べ」という曲は、「I Like Chopin」(ガゼボ)のカバー曲で、松任谷由美が日本語詞を担当して、小林麻美が歌唱した曲です。

この曲の日本語詞は、こういう言い方で合ってるのかわからないけれど、意訳の可能性を示した、すごく大きな1歩だったと思うんです。

原曲の歌詞を見ても、言ってることは同じ、終わった恋についての歌なんですが、松任谷由美はこれを大幅な解釈を加え、現在の歌詞に訳してみせたんですね。

 

私は、松任谷由美のこの仕事で、現代語による翻訳詞における日本語の可能性を、大きく広げたと思っています。

正直、意訳と呼んでいいのか判断しかねます。日本語詞といったほうがいいのかもしれません。

 

1番いいのは小林麻美のカバーバージョンを聴くことなんですが、配信で公式音源がどこにもないんです。

あるのは、調べた限り、CDで「GOLDEN J-POP/THE BEST 小林麻美」と「DREAM PRICE 1000 小林麻美 雨音はショパンの調べ」が出ているんですが、セルオンリーです。(21年6月16日現在 アマゾンで取り扱い中)

あといくつかコンピレーションCDに収録されているみたいなんですが、詳しくはウィキをご覧ください。

 

で、現在配信されているのは、松任谷由美自身のセルフカバーで、それもいいんですが、私が記憶している範囲で、小林麻美バージョンに1番近いのは、この柴崎コウによるカバーなので、今日は、表題曲に柴咲コウバージョンのこの曲をあげました。

 

小林麻美バージョンは、声が、もう圧倒的に曲の世界観と合っていて、すごく繊細な楽曲なんですが、小林さんの囁くような声で歌うことによって、曲がすごく強くなるんですね。

私も1度聞いたら、このバージョンしか思い浮かばないくらいの強さで。

どういう事情かはわからないんですが、いま、この小林麻美バージョンに気軽に触れられないというのは、すごくすごくもったいないことだと思っています。

公式音源出して欲しいです。

素晴らしい歌唱なので。

 

いろんな方がカバーしているみたいですけど、私はやっぱり小林麻美バージョンが好きです。

柴咲コウさんのカバーの意図は私にはわかりようもないですけれど、よくぞ、このバージョンでやってくれた!という気持ちでいっぱいです。

 

Spotify iTunesで配信中です。

 

 

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2021/06/15

🌈 南風 ー レミオロメン

 

 

 

苦味ってうま味に含まれてますよね。

 

私はビールはサッポロ黒ラベル派なんですが、いまは飲める時にしか飲みません。

体調によって、飲むと、すごく美味しくない日があるんです。

その「美味しくない」は、「ビールの苦味が気になってしまって飲むどころではない」状態になるんです。

飲めるときは「ビールの苦味がとてもとても美味しい」状態なんです。

 

で、アルコールを欲している時とそうでない時のセンサーが、ビールの場合「苦味」で、口に含んだときに舌が判断しているのかな、と思ってたんです。

飲めない時に無理に飲むと、悪酔いするので。

 

お酒は強くもなく弱くもない方なんですが、いまは無理をして飲むことを全くしなくなりました。

人から勧められた時もあっさり断るし、自分でビールやワイン、ジンなんかをあけたり作ったりした時も、ひと口飲んでみて、「あ、飲めないな」と舌のセンサーが反応したら、せっかく作ったんだから・・・、と飲むようなことは一切しなくなりました。

 

それで二日酔いになることは全く無くなったし、お酒の席で嫌な思いをすることもだいぶ減りました。

なぜならこっちは素面(しらふ)なので、絡まられかけてる状態でもさっさと交わすことができるんですね。

 

でもお酒を飲むときは、素面の人が混ざってると白けちゃうので、そういうときは、センサーが働いても少し自分で誤魔化して、ほろ酔いになっておくようには、気を使ってます。(お酒の席って気づかいの席ですよね。親しくなればなるほど)←真理

 

で、この苦味って、子供の頃は全くダメだった記憶があります。ぼんやりしたものだけど、確か、珍味とか苦味が後味になるマーマーレードとかも、そんなに得意ではありませんでした。

山菜やダークチョコレートも、なんの罰ゲームかと思ってたし。

 

ただ、それが大人になって、微かな苦味がうま味になっていったんですよね。

子供の時と比べて味覚が鈍くなっていってるから、そういうことが起こるんだと思ってたんですが、どうも違うようです。

 

お名前は忘れてしまったんですが、有名な料理家の方が子供の頃から、貝の「ほや」を食べて「苦味」の訓練をしていたそうなんです。

料理人を志望していて、苦味への鍛錬が必要と判断してのことだったらしいですけど。

 

なので、その料理家さんの知識にならうと、どうも苦味って訓練で発達していくもので、子供の時に苦味が全くダメだったのは、舌の苦味を感じる部分が鍛えられてなかったからみたいなんです。

 

大人になるに従って、確かに単純な味覚だった子供の時の食生活と違って、思春期くらいから、いろんな味を食べていくようになるので、今日話題にしている「微かな苦味」または「苦味」がある食事の回数も増えて、それで「あ、これはこれで美味いな」という「苦さ」に出会っていくそうなんです。

出会った時点で、「苦味経験値」が上がって、「苦味」は「うま味」のときもある、という舌の経験値も上がるわけですね。

 

私も、そうではないかな、と思うんですよね。

 

そうでないと、どうしてダークチョコレート食べるようになったのか、うまく私の中で、おさまらないんです。

もし鈍くなってるんであれば、苦味は感じないまま、重い甘みとして舌が反応するんじゃないでしょうか。

でも、しっかりと甘みの中に苦味が感じられているので、私はこの味覚が訓練(経験)によって開発されていって、いまの「うまにが」になってるんだ説をとります。

 

「うまにが」の食材としては、ふきのとう、菜の花、春の山菜、ビール、マーマーレード、ゴーヤ、レモネード、コーヒー、塩のにがり、などなど、私の好きなものばっかりなんですけど(笑)。

 

どの時点で微かに苦いものを好むようになったのかは、覚えていないけれど、「うまにが」センサーがあって良かったなと思ったのでした。

 

だけど私、酸っぱいものはまるでダメなんですよね。

レモネード飲んでるじゃないか!と言われたら、そうなんですけど、レモンや梅の酸っぱさは、まろやか酸っぱいちょっと苦いっていう味なので、大丈夫なんですが、もう完全に酸っぱいだけのものは、いまだにダメです。

 

酸っぱいセンサー、訓練できてないんでしょうね・・・。

 

 

 

 

 

表題曲はレミオロメンで「南風」

シングル曲ですね。

アルバム「ether[エーテル]」に収録。

名曲の多いレミオロメンですが、私は「南風」が1番好きです。

残念ながら、現在は活動休止中だそうですが、いまもずっと支持され続けているバンドですよね。

 

 

Spotify iTunesで配信中。

 

 

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