普段、本はアマゾンで買ってるんですが、そんな私でも、応援している書店が2店舗あって、主に雑誌を店舗で買うようにしています。
本当なら書籍を買うほうが単価が高いから、お店の利益になるんですけど、私が探している本って店舗にまず置いてないんですよ。
たぶん、新刊ではなく、人のおすすめの本をメモに打ち込んで、それをもとに買いに行くから、なんだと思うんですが。
なので、そういう本はアマゾンのほうが品揃えが得意なのでアマゾンで、雑誌は書店で買ってます。
もともと3店舗を回遊魚のようにうろついて(いまの状況では中止していますけどね)、目についた雑誌を買ったりしていたんですが、残念なことにもう行かなくなった1店舗は、ものすごく態度の悪い店員さんで、その日はたまたま調子が悪かったのかな?と思って、気を取り直して行っても、いつ行っても、嫌な対応をされ続けたので、行くのをやめました。
で、残りの2店舗では、そんなこともなく、気持ちよく、お買い物をしています。
私はアマゾンで買ってるので、書店を守るために本は全部書店で買おう!というのは、探している本の傾向の在庫が無いこと、注文しても取り扱いが無いと言われることが多いことから、ちょっと難しいんですね。
それで色々試した結果、ネット通販で自分の読書スタイルに合わせたマイナーな本を買って、店舗ではそのとき目についた、いわば”出会った雑誌”や、ときどき”ポップでおすすめされている本”を吟味して買うという形で、微々たる応援をしているつもりです。
そういう書店ライフを送っているんですが、ちょっと前に、私、世界的有名な俳優さんの強いファンと間違われたことがあったんですよ。
よく行く本屋さんなんですけど、世間話を店員さんとするまででは無い、というくらいの常連ぶりのお店で、たまたま探してた雑誌の最新号があったんです。
でも、そこまで人気の特集号じゃなかったはずなのに、見つけたとき最後の1冊だったんですね。
で、おかしいなぁ、とは思ったんですけど、まあいいや、とそれを取ってレジでお会計をしてもらってたんです。
そうしたら、店員さんが、すっごい私の顔見てきて、「わかってますよ!」みたいな目で、微笑むんです。
ん?と思って、よくわからないまま、私も曖昧に微笑んで、お礼を言って店を出たんですけど。
家に帰って、何か変だな、と買ってきた雑誌を見たら、その有名な俳優さんの臨時特集号だったんですよ!
しかも、それ最後の1冊で。
あ、だからかー!と思って、やっとスッキリしたんですけど。
いや、私、この俳優さん観てるけど、そんな熱狂的なファンでは無いんだけどなぁ、という気持ちだけが、宙ぶらりんになって、数日間、ちょっと納まりの悪い気持ちになってました。
せっかくだから読んで、素敵な俳優さんだな・・・、とその俳優さんの情報が少し増えたんですけどね。
なんか、本当だったらその最後の1冊を手にするはずだった熱心なファンの人に対して、ちょっと申し訳ない気持ちにもなったんですよね。
その雑誌、今でも手元にあってですね。
私のお得意のスクラップにもするわけにもいかず、どうしたもんかなぁ、と思いながら持っています。
どこかのタイミングで、いずれバックナンバーとして処分するんでしょうけど、いまのところすぐ処分するのも、なんかその俳優さんにも、買えるはずだった熱心なファンの人にも悪い気がして、結局、ずっと持ってます。
こういうのって、どうしたらいいんだろう・・・?←そんなんだから本とか雑誌がどんどん増えてくんだよ!
表題曲はサニーデイ・サービスの「青春狂走曲」
名盤「東京」に収録。
あとベスト盤の「BEST SKY」「サニーデイ・サービスBEST 1995ー2000」にも収録されています。
サニーデイの音楽って、「胸の中にある、知らないはずのどこかの街への郷愁」を鳴らしているんじゃないかな、と思うんですよね。
特に初期の曲を聞いていると、その胸の中にある架空の街の中で、青春期を過ごしていたような、奇妙な実感が、体温をともなってわいてきます。
Spotify iTunesで配信中です。
お帰りの前に、応援のワンクリックをお願いします。