日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
朝晩は次第に秋らしくなって来ました。
写真は、お気に入りの魚のタイル。
今はここが定位置です。
ザルはメイクをしている時に出る、コットンやペーパーの屑を一時的に入れるのに使っています。
食材を入れる時は、ドーバーパストリーゼで消毒後、洗って使用するつもりですが、滅多にありません。
こちらはストール。もう何年も前に確かフェリシモで購入したもの。
この白とグレーの組み合わせが都会的で、ナチュラル過ぎなくて好きです。 
ナチュラルやオーガニック、ヘルシーというのは私も好きな要素ですが、あまりにも毎週日曜日に藁で編んだトートから無農薬野菜を覗かせて、絶対にウーバーはやりません。コンビニは嫌いです。という雰囲気になると、もうミドル世代というよりハイミドルに片足を突っ込んでいるので、「・・・お家では蕎麦は二八で打たれますか? 」と無駄に格好良くなってしまうので、気をつけています。
今年は観測史上初の猛暑だったそうですね。
私は4月末からずっと熱中症でした。
それでベランダに出る時はアイスノンの小さいのを4つ、ストールの中に並べ、首の後ろに当たるようにした上に、つば広の帽子が必須でした。
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| Temu ソーラーパワー自動噴水 | 
ご近所で静かな話題になっていると思いたい、自慢の噴水です。
直射日光が当たると通常通りに水を吹き出し、薄曇りはチョロチョロと途切れたり低く出たりします。 
心配した階下への水跳ねも影響無く、居住空間に美術館の要素が欲しかった私達の心を満足させてくれています。
ソーラー式の噴水を入れている、バードバスの縁に止まって噴水を見守ってくれているのが、金属製の青い鳥です。
青い鳥といえばチルチルとミチルでお馴染みの、この世界には青い鳥なんて居ないのだよ。と切ない気持ちが込み上げる美しい真実を語る童話ですが、実は世界中に青い鳥があれこれ生息していることは、みなさんご存知でしたか?
世界の鳥を調べていてその事実を知り、
「青い鳥いっぱい居るんだけど!」 
と本当に驚きました。 
奥の小さな蕾から黄色い花を咲かせます。
午後の陽射しの下、地面に落ちた太陽の小さな破片のように、クラシックなハートを描く葉の上に、油絵の具の楕円を1滴・2滴さらに筆入れします。
酢漿(かたばみ)は素敵な名前を持つ庭に来訪する、言葉を持たない静かな友人達が一番好きな植物です。
こちらは今年お盆前に購入して1度失敗し、何とか植えるのに成功したクローバー‘ティント ルージュ’です。
葉にダークレッドの縞が入っていて洒落てるので購入しました。
ティントシリーズの名で、変わり種の苗が最近出回っているようです。
下はティント・ルージュ部分を拡大したものです。
きっとドイツから来たんだと思いますが、ダークレッドの縦長の花を立ち上げます。
葉もコロンとして渋くて素敵です。
素敵な名前を持つ庭に、少しシックな感じを加えたくて、ダークレッドや黒い色を持つ植物を今年迎え入れました。
やはりダークレッドの花を咲かせます。
この薔薇を素敵な名前を持つ庭の中心に据えたかったんです。
ザ・プリンスは、現在では流通の取り扱いが無いんだそうです。 
私は、剣弁高芯咲き(けんべんこうしんざき)と呼ばれる先の尖った薔薇より、椿を思わせる咲き方をする薔薇が好きで、こちらはイングリッシュ・ローズと呼ばれる品種の括りに入ります。
また、フランスやドイツからやって来た薔薇が好きみたいで、持っていないけれど「ラ・マリエ」というウエーブが美しい薔薇が好きです。
モダン・ローズという種類は、昔、日本でも流行していたようです。
インターネットの薔薇談義で、家を相続したら、庭の外れに今まで気付かなかった薔薇があり、調べると、モダン・ローズの品種だった。という、秘密が未来で花開くエピソードを拝読しました。
何とも美しい過去からのギフトエピソードで、これを書きながらも今だに胸が躍ります。
素敵な名前を持つ庭をシックにしようと思った理由は、やはり美術館のような静寂の中で、気持ちが穏やかに留まる(とどまる)暮らしに移りたかったからです。
冒険の無い毎日なんて、チョコレートが乗っていないケーキのようなものよ! と思われるかもしれませんが。
私は、詰まらない繰り返しとしか思われていない生活の中で、部屋と素敵な名前を持つ庭で主に過ごしながら、実はとんだ大冒険からささやかな人生の浪漫に触れたり、風吹き渡る冷えた朝の中で、秋の始まりを予告する普段の言葉に耳を傾けています。
見知らぬ鮮やかの連続が、ただ毎日だ。と、私も感じています。
それでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい。 
20250907 15:14 文章を直しました。 
20250907 18:13 文章を直しました。
 


 








