O先生によるエナメル紹介



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うっかりカツカツやって来て、うっかり居ない。( By O.)
 

2024/08/11

中丸くんの件で一番悪い人を決定します。

昨日の投稿が「長すぎる」とルナールの博物誌のような感想を言われてしまったエナメルです。(若干、ライハイ疑惑)

痙攣して笑った文脈が、私の中で流行り続けています。
 
中丸くんの件ですけど。(ニュース見ました。)
 
全然情報持っていない、ババアとなってもムダに生きているわたくしの想像を書くとですね。
 
公表できない理由で、かなり年下の女性(きっと良い友人なんでしょう。)とアパホテルで会って、相談に乗っていたんじゃないんでしょーか?
 
言うに言えない理由、その理由を公表すると、おそらくお相手に、実際的な危険が及ぶと判断したので、大人として中丸くんはお相手が人目につかない状況を用意したんでしょうね。
 
だから奥様も何も言わないし、その方も会っていた理由を言わないし、YouTubeで銀河チャンネルがんばってる中丸くんは、そこを黙って自分の行動は軽率であったからという理由だけで謝罪したんでしょーね。
 
この件で悪いのは、中丸くんの奥様はご旅行中であったという情報も出ていますので、用意されていた作り置きのレシピが悪かったんですよ。
 
なんかきっと作り置きが、差し入れに持っていって、
「とにかくなんか食べな。これウチの奥さんの手作り」
「ありがとう。おいしい。元気出る・・・。」と言える、
なんか消化のいいレシピとか、おしゃれ作り置きじゃなかったのが、一番悪かったことであり、中丸くんはいくらなんでも「今から彼女の話を聞きにアパホテルに行ってくるから」ってひとこと添える判断くらいできる大人ですので、奥様も(局アナさんという報道畑のご出身の方ですよね。遅くなりましたが、ご結婚おめでとうございます。) 

「あ、よろしく伝えてね。なんなら作り置き持っていっていいよ」
「いやいいよ。あれは俺のために作ってもらったモノだからさ。ていうか旅行行くときとか作らなくていいよ。俺も作り置き得意だから」
っていうハナシが繰り広げられたでしょーから、
デパ地下のおしゃれデリを持っていってあげればよかったんですよ。中丸くんダメじゃん!(とばっちり)
 
・・・若干、ジェンダーな感じですので、やっぱり悪いのはアパホテルってことにここではします。
 
どちらかの報道にあった、
「7000円がダメだったんじゃないか」
「タクシー代、ちょっと足りなかったんじゃないか」
「中丸くんが現金主義じゃなくて財布がミニ財布で薄かったのが敗因」
とした言説に及ばなくて、それ書いた方に素人ながら嫉妬の気持ちいっぱいで、私の勝手な見解を終わります。 

アパホテルってシャワーから温泉水が出るんですか?
知りたい人はオフィシャルサイトに行ってみてね。
 
 
 

2024/08/10

フワちゃんさんの件で態度をはっきりさせます。

暑いですね。
 
フワちゃんさんという方がなんか同業の?芸人さんになんらか暴言を旧ツイッターのXで書いてしまい、すぐに削除した1件で、フワちゃんさんはGoogleピクセルのCMを降板し、オールナイトニッポンのパーソナリティも降板したそうですね。
 
一昨日ぐらいにニュースで知りました。
 
実は私はフワちゃんさんという方のことを全然知らないんです。
 
ん? シーンとしていますね。
 
ええ私の家にはテレビジョンがありませんし、この頃リアルであれこれやっておりましてネットニュースも見ておりませんで、YouTubeも音楽系のパフォーマンスを気が向いたら見たりとかばっかりの生活をけっこう長く送っていて、世の中のおなじみのことをよく知らないんです。
 
ええ、ババアです。
別にそれで話題に乗り遅れる心配もない、快適なババアライフを送っているんですけどね。
 
先日、師にあれこれ教えていただいている中、
「物事に対する態度をはっきりさせましょう。もしあとで間違っていたと思ったら、「私が間違っていました。意見を変えます。」と言えばいいのです。」
と言われましてすぐノートに控えました。
 
そして
「色んな意見があって態度を決めかねることが多いのは、世の中が正常に回っている証」
と教えていただきました。
 
これはオッケー取っています。書いて良いそうです。
 
で、ですね。そうなんだ。と鳥の雛のように目を丸くして納得していたら、
ある日、誰が悪いっていうかそれが瞬間的に話題になってるっていうことがもう、ネットってキャンセルカルチャー的な感じのアレ、というニュース記事を読んでいたら、
隣に立っていた師が笑いながら、
「俺の結論を言います。コイツが悪い! 以上!!」
とニュース記事を書かれた社会部記者というクレジットを指さしてこの方が悪い!と断定されたんですね。
 
あまりにも意表をついた結論&断定に声が出なくなって笑い転げたんですけど。
 
するとまた師が言い直されてですね。
「俺の全キャリアをかけて言います。ーー、コイツが悪い!(笑)」
とさらにおっしゃって爆笑させられたという体験がありました。
 
すると局地的に何が何だかわからないことになっていた 私のパソコン周りに大先輩まで駆けつけて来られて、
「僕も断言します。コイツが悪いです!」
とですね(笑)、
一気にその社会部記者さんが悪者になって、私が痙攣しながら笑っていて、お二方はニヤニヤ笑っていたという、最大瞬間風速的に私のノーパソ周辺が明るい笑いに満ち満ちていました。
 
あれは8月でした。暑い日でしたよ。

で、ですね。
まーこの会話の流れっていうか文脈がお分かりにならない方は置いていきますけど。
 
要は、キャンセルカルチャーって、いつカルチャーになったんだよ!と。
 
キャンセルカルチャーって言うけど、単に悪い人を決めたいだけだろう、と。
 
そういう、けっこう色々な多くの方が思ってることを、師と大先輩は、ふざけておっしゃっていたんですね。
 
みんなってみんなのことだよ? 優作。みんなって多くの人々とかそういうことだよ?優作。
優作に妙なこと言わせんなよ?
私は「野獣死すべし」について今でも考察しています。
マイリスペクト優作!マジリスペクト優作!フォーエバー優作!
 
で、ですね、もっと言うと、炎上、炎上っていうけども、
 
単に自分の言いたいことがキッカリ言えてないから、
いつまでもその話題についてあーだこーだ言おうと思って言おうとすんだけど、
いつまでたっても言えてないから、
ずっとその件について考え続け、言おうとし続けちゃうだけの状態と状況を言うんですよね。
 
個人個人の状況の話なんですよね。
 
これはいつから文化になったんでしょーか? 文明開化ですか? そりゃ一体なんの話なんでしょう?
 
個人個人の消化できにくい状態の多数決が、可視化されているだけのことで、いつのまにその状況がカルチャーってことになってんでしょーか?
 
単にその件について整理がつかないってだけで、言っても言ってもその件について言えてないっていう実感があるから、
 
個人がループしているのは、
アナタは、きっと、別のことが、言いたいんですよね? 
 
で終わる話なんですよね。
 
フワちゃんさんの件でもですね、
私が思ったのは、
この流れって誰か、誰もがそうだね、と納得できる悪いこと、
または悪い人を決めたいのに、
そんな現実的に不可能なことを、
そうしよう、そうしようと、しているから、
いつまでたっても結論が出ないですし、出ないことを引っ張ってるんですよね。
 
もしフワちゃんさんが大失敗したということだったら、
お相手に直接謝りに行ったんでしょう?
そしてお相手はもうこの話はしないって言ったんでしょう? 
Xで!
 
なら、もういつものワンセットのアレで、
 
この件はみんなで話し合って何が悪かったのかを知っていこう。
そして海にゴミ拾いに行こう。(できる人は熱中症に気をつけて、たまには拾いに行きましょうね)
同じTシャツ着よう。
そしてほんと誹謗中傷しちゃダメだよね。
みんな、こーゆーの気をつけようね!!
 
で終わりゃーいいと思うんですよね。
 
ちなみに私は匿名掲示板で人を中傷した、または中傷と取られても仕方がないということが、憶えている限り3回ほどあります。
 
10年前? 20年前? とにかくそれくらいですけど、あります。
 
その節は申し訳ありませんでした。
 
中傷ですから、やっぱり覚えていることもあるし、言われて、あっ!と思うこともあるんです。ダメですね。
 
それで確か10年近く、私、セルフ謹慎していて、バカじゃねーのか!と呆れられたことがあったんですけどね。
 
まあ、私はそういう奴です。
 
それに比べればフワちゃんさんっていうのは、なんか良くないことを書いて、すぐ削除したんでしょう?
 
削除したのに、発言した発言したって、わーわー言われてるんでしょう?
 
あっ!って思って、すぐ削除したんでしょう?
その何がいけないんですか?
 
良くないことを書いてしまった。
自分でそのことに気がついた。
そして削除するという対処をした。
 
現行のXでの一番最善の対処をしたんですが。
一体、これのどこが問題なんですか?
 
良くない発言をしたから?
これって失言ですよね?
 
で、失言は取り消せるわけなんですよ。
テキストデータってオンラインで消せるので。
キャッシュもクリアってそれは特殊な対処だと、いまでも思われてるんですか?
 
Xって昔っから、ひとこと書いたら一瞬で広まってしまうから、まあみんなで失敗はあるけど気をつけていきましょー!ってトコですよね?
 
Famousな人だから注意すべきだっつーんだったら、ご本人に即座に投稿させなきゃいいじゃないですか。
 
損害賠償額がどーたらって言い回ってるんだったら、ビジネス対応として、それほどセンシティブな扱いをしなければならないご本人の投稿を、事務所なり代理業者なりのモノのわかった人が、彼女の投稿をいったん預かって、精査してオフィシャル投稿すりゃあいいじゃないですか。
 
起こってしまったことは起こってしまったこととして、対処していけばいいんじゃないですか?
 
で、騒いでる人達は一体、本当は何が言いたいんですか?
あなた達が本当に言いたいことはなんですか?

成功したフワちゃんさんが転落していくのを見てスッキリしたいんですか?
 
理由がないとそういう気持ちになっちゃダメっていう、あなたのそのチキンな自分と向き合えないっぷりに、学級会(まだあるんですか?)よろしく、
フワちゃんさん悪いと思いまーす!
フワちゃんさん良くないと思いまーす!
って言って回りたいんですか?
それは念仏か何かですか?
言って回ってたら、なにかアナタに良いことがあるんですか?
 
良くない発言をしてすぐ削除したのに!!!!!(笑)
 
自分で気づいて削除したのに!カッコ笑い
 
気付きって奴がとっくに、瞬時に訪れているのに!
あなた達のだーい好きな成長も即座にしたのに!
 
フワちゃんさんがこの件でやること、あと他に何かあるんですか?
 
で、私はお相手の方はどうしてこんなに助けないんだろう?と思いましたし、他のなんかそういう先輩的な人達とか、フワちゃんさんはどこメディア出身なんですか? 
とにかくそのコミュニティの延長線上にいる色々と有名で実力もあって影響力がある人が、なんで間に入ってやらないんだろう? と思ったんですよね。
 
そして、私は、フワちゃんさんっていう人が巨大なリンチ(私刑)に遭っていることが、怖ろしくなったんですよね。
 
誰もこの方を助けようとしないどころか、あっちこっちで、フワちゃんさんのただの失言を、すぐに削除したという最善の対応をマル無視して、裁いていることに唖然としたんですよね。
 
このことを裁いて良いと思ってることが。
勝手に裁いていくことが、
ものすごく怖ろしいかったんですよね。
 
これはリンチではないですか?
ものすごいリンチですよね?
 
ツイッターっていうかXで失言したら、こんな目に遭うんですか?
 
じゃあ私がやっているブログで、
やっぱり、あれ? これはまずいかな? 感情的になってしまったな、とあとで削除したり、直したりすることも、全部、悪いことなんですか?
 
言ったことは取り消せないって何のハナシですか?
それ一体、どこ情報ですか?
 
あ、ごめんなさい。
これは私が間違っていました。
と伝えたら、いつだって、どんな時だって取り消せますよ?
 
言ったことは、取り消せますよ?
 
取り消せないって言って回ってる人は、なんなんですか?
 
それって、
あなたが自分が傷ついたので、相手が謝罪しても、許せなかった。
または謝罪くらいじゃ私は許さないっていう自分の態度。
 
その件だけでの、相手の謝罪に対峙した後の、あなた自身の判断が決定した態度から、逃げてますよね?
 
誤魔化していますよね?
 
単に、あなたが許せないことを責任転嫁していますよね?
 
あなたが謝罪を受け入れないことを、
謝罪を受け入れないという、相手とコミュケーションを取りません、相手との関係を打ち切った、というあなたの判断に、
相手が傷ついた事実を自分で受け入れることを回避しようとしていますよね?
 
その上で、自分をこれだけ傷つけたのだから、謝罪しても受け入れてもらえないことで、お前が傷つく資格はない、と、攻撃していますよね?
 
言ったことは訂正できますよ。
書いたことは訂正できますよ。
謝罪はいつでも有効ですよ?
これは一体、なんの話をしているんですか?
 
一体、いつ、インターネットは、撤回できない発言の場という責任を持つようになってしまったんですか?
 
そしてそれが現実の制裁を引き起こしてもやむを得ないという、前提の元に進められるように、いつからなったんですか?
 
失言は撤回できます。
言ったことは、取り消せるんです。
 
これは、あなたが不寛容なんですよ。
あなた方が不寛容なんですよ。
 
そこをはっきりさせましょうよ。
まずそこの立場を明らかにしましょうよ。
 
ネットお得意の匿名の人間が言いますけど、
そこを明示し開示せずに、悪い悪いっていう波に乗り続けるのは、
そういうのは卑怯じゃないですか?
ズルいんじゃないんですか?
 
彼女に公正明大を要求し続けるのであれば、そのズルさは持っていたらいけないんじゃないんですか?
 
現実のババアで言うならば、すごいですよね。
 
たった1回の失言で、しかも本人はすぐに削除という訂正をし、謝罪まで表明したのにも関わらず、その時、誰も許さなかったんだから。
誰ひとり、今度から気をつけるんだぞ? と言わないんですから。
 
フワちゃんさんのタレントとしての立ち位置は私は知りませんが、自由奔放に振る舞うアレですよね?
 
昔、くるくるピッ!で一世を風靡した篠原ともえさんオマージュに、あのキャラクターで立ち位置で人気者なんですよね?
 
若い方への強い訴求力があると、企業が判断し、世の中に名前が浸透していると判断していたから、ものすごいメーカーの宣伝に出て大活躍なんですよね?
 
ババアとして言うなら、私は、こう言います。
 
あなた達は誰も、一度も失言したり、良くないことを書いたりしたことないんですか?
心で、あいつ死ね!ばーか!ムカつくんだよ!って思ったことはないんですか?
 
言ったことは取り消せないんでしょう?
じゃあ書くか心で思うしかないですよね?
でもどっちも悪いことですよね。
 
よく言ってるじゃないですか。
善人ぶってるけど心の中じゃ、ホントはなんて思ってるかわからない。
 
じゃあ、これも悪ですよね?
その文脈と価値観で言ったら、何もかも全部ダメですよね。

昔、人を中傷したことのある匿名の人間が言うなら、
ネットで失敗したら、こんな目に遭うんだぞ? って、
毎日毎日、日夜示され続けているこれは、見せしめじゃないんですか?
 
これは何度、謝罪しても許してもらえないことなんですか?
 
彼女は相手を支配したんですか?
相手は傷ついて、二度と立ち直れずにネット参加もできないんですか?
 
おかしくないですか?
 
私は心がゆがんでいるんでしょうけど。
 
オリンピックっていう金メダル銀メダル銅メダルが決定される競技が行われるたびに、参加することに意義があるっていうオリンピック憲章でしたっけ? その話が同時に繰り返されるんですよ。
 
いっつも、全員が一番だとか、負けた回数は1回だけなんだ、とか。
 
そのことを彼女は、決まり切ったこと言ってんじゃねーよって発言したんですよ。
お約束のことばっか言って、常に成長したがっている感動ポルノ大好きっ子達が群がっている状況に、思ってることを発言したんですよ。
 
正直ですよね。とても正直です。
 
私もそこまで一生懸命思わないけど、そういう言葉を聞いたり見たりしたときに、失笑しています。
表情には出さないですけどね。
 
そして同じ心と人間で、すっごい努力して結果を出した選手に感激もしたりしています。
 
これでフワちゃんさんは、またよく見慣れているアレのように、殉教者のように振る舞わないといけないんですかね?
 
この先、いっつも、もーその話いいって!って思われてるのわかりきってるのに、私は昔失敗した失敗した、人を傷つけてしまったって、ずーーーーーっとスネに傷持つ人間でいなければならないんですかね?
 
久しぶりに自分に正直に書いてみました。
まあ、私は大体において本心を書いてきたという点で、ちょっぴり引かれている人間ですけどね。
 
じゃあ、悪い人を決めましょう。
これは、私が悪いです。
 
これを書いた、私が悪いです。
 
過去にネットで中傷したことのある私が悪いです。
 
知りもしないフワちゃんさんと芸人さんとのX上での個人間のやりとりでの失言&削除後、謝罪しに行ったにも関わらず、
仕事を失ったにも関わらず、
本当に自分が言いたいことがわからない、自分の気持ちが整理できない、
なんかのサクラじゃねーのかな?っていうあの出来すぎた群れの餌食になり、
夏休みに合わせたグッドタイミングで発生した、
誰もがよくやるであろう、うっかりミスが、
見せしめになっている件は、
 
私が、悪いんです。
きっとね!
 
以上、たわけたこと抜かしてんじゃねーよっ! とエナメルは思いました。でした。
 
書いて思いましたけど、私、この件について、怒っていたんですね。
怒りは二次感情っていうお話で、私も書きましたけど、この頃では、もうひとつあって、怒りは一次感情の時もあります。
 
そういう時は、あまりのことに黙りこくったあと、激昂するか、その場を去るんですよね。
 
私は、おそらく2日くらい、表面上はふっつーに暮らしていましたけど、内心、ものっすごい頭に来ていて黙りこくっていたようです。
 
・・・じゃあ、ただのリンチをキャンセルカルチャーと呼んでいる件について、どなたか論考をお願いします。
 
 
 
20240810 23:55 誤字と分かりにくい部分を直しました。
 
20240811 01:15 脱字を直しました。
 
20240811 02:00 誤字と文章を直しました。
 
 
 
 
 

2024/08/09

* -アスタリスク- 6 普通を続けましょう。

今回の夜のイベントのタイトルは、オレンジレンジの「* -アスタリスク-」から拝借しています。
 
この楽曲は、久保帯人著 大人気コミック「BLEACH」のアニメ、ファーストシーズンのオープニングを飾った楽曲です。
 
当時、まだ部屋にテレビがあり、私は偶然、このアニメーションが始まったのをぼんやり見つめていました。
 
今から考えると、その頃の私はまだまだ青年だったのですが、このオープニングを見たとき、「いいな」と率直に思いました。
「若い方っていいな」の「いいな」と思ったんです。
 
現在では社会問題になっている街の落書き。
スプレーで書くアレですね。
あの賛否両論が巻き起こるまえに、「BLEACH」の主要登場人物達が、街の彼らの場所らしき路地裏のスペースで、スプレーで落書きをしながら、自分達こそが新しい世代である、と宣言したアニメーションになっています。
 
この「*」はみなさんご存じのように、なんだかわからないものを差す記号です。
アスタリスク。
私もこの記号を知ったときに、ガチガチに固まっているのだとばかり思っていた演算のプログラミングの世界に、こんなに巨大な余白があるのだ、と嬉しくなったのをよく覚えています。
 
その後、原作、アニメ共にBLEACH」は伝説になっていくわけですが、私はこういう、よくわからないけれど、必ずその人達は小さかろうが大きかろうが光を灯すことを使命としているのだ、と信じてしまうところがあります。
それはちょっと若さに対してロマンティック過ぎることですし、年下の方達に煮え湯を散々飲まされた経験もあるんですけれど、この歳になってもなお、そういった気持ちを私は持っています。
 
そしてもうひとつ、なんだかよくわからないもの。
「未然」とされるもの。
そういったものに希望としか言いようのない信念が存在しているように、ずっと思い続けています。
 
そこには若さも年配も関係なく、経験値もとくに無関係で、なにかそういう絶対的な強い精神性を、未だ始まっていないものに私は見ているのだと思います。 

地震が起こるたび、偶然居合わせ私は、私達には経験があります。とよく書いています。
 
それは事実です。
 
2011年の3月11日に、揺れなかった私の当時の居住地で、いち早く我に返ったのは、主婦と呼ばれる人々でした。
その日、多くの窓から夕飯の匂いを立ちのぼらせ、未曾有の事態を迎えた世界の中で日常を続けると腹をくくった人達の、厄災に対する反乱の狼煙であったと記憶しています。
 
そして翌日か翌々日か、1階のエレベーターフロアに、有志の方が本気で生けた大きな花が飾られ、「元気を出しましょう。黄色は元気が出る色です」と墨文字でMessageを綴った紙が、せっかく生けた壯美を壊すのもいとわず貼られていたのを思い出します。

そういう人達は、日常にいます。
ある日、突然起きた出来事に、自分の中の善と呼ばれるもの、是と呼ばれるものを間髪入れずに精査し、その場、その状況に合わせて、姿を変え、迷うことなく施行してみせるんですよね。
 
この毅然とした態度。断固とした知性に、私は、ずっとこだわり続けていること「大勢の中の1人1人」を見ます。
 
これから先、どのくらいかはわかりませんが、おそらくもっと未曾有の事態に向かって、今度はこちらから迎え撃ってやるという態度で、私達は、どうやらいるようですね。
 
昔、私は、一編の詩を引用させていただき、ワンセンテンスごとに投稿し、朝を連れてきてもらいました。
年月が過ぎ、またもや、偶然居合わせてしまった私は、名作に光を連れてきてもらおうとせずとも、朝は私達の元に、当たり前に普通にやってくることをもう知っています。 

きっとみなさん、お一人お一人が、朝を連れ来ているのでしょうし、朝に気がついているのでしょう。
 
だから今の私は、別に装飾的な言葉を書かずとも良いわけです。
これは歳を取って良かったな、と思えることのひとつです。
 
昨夜、自室のカーテンを開け、部屋の灯りを煌々とつけて夜道を照らした方々は、憶えが無くとも、みなさんです。

朝ですね。
カーテンを開けて、今度は光を取り込みながら、今日が始まる合図を町中に発信してください。

未曾有の日々だそうですね。
たとえそうであっても、決して受け渡さない闘いを私達は普段からしています。
 
普通を続けましょう。
 
朝起きて夜眠り、食事を摂り、備えつつ、好きな人のことを考え、または会って、いつか出逢う人のことを考え、優しい気持ちになれる全部のことを考えながら、仕事をし、または探し、勉強をし、休み、今日を続けましょう。
 
「私達は、決して負けない。」
 
それでは、よい1日を。

20240809 エナメル
愛を込めて。



 
 
 


20240810 2:09 誤字をなおしました。


* -アスタリスク- 5  温かいものを食べる。

で、少なめだったんですけど、揺れた昨日の夜、街をほっつき歩いているときに、ふと担々麺食べようかな、と思ってお店に入りました。
夜けっこう深めだったんですが、他に親子連れの先客がいて、お店のテレビはパリオリンピックのゴルフやってて、なんだか良かったです。
 
それで思い出したんですが、先輩と大先輩が同じことをおっしゃっていたんですね。
 
「自分は、こういう時は、日常(秩序)がある店に入る。そして、騒がしい人がいない店内で好きなものを食べる。すると本当に落ち着く。」

 

昨晩、私はすごくお腹が空いていて、めずらしく担々麺の大盛りを頼んで、一気に食べてしまいました。
それで本当に落ち着いたんです。
 
正確には、とても緊張していたのがほどけたのがよく分かりました。
 
これからしばらくは、皆さん日常の中に張り詰めた精神状態を加えていくと思います。
その時には、ぜひこの先輩方の具体的な知恵を思い出して下さいね。
 
一番いいのは、きちんと営業しているお店で好きなものをカジュアルな値段で食べて、ひっそりとすることだと思います。
 
これからは、こうやって自分で切れないスイッチを食事や温度の力を貸りて切る。
という動作が必要になってくるのではないでしょうか。
 
それが可能な環境ならシャワーや湯船につかる、だったり、気の置けない人との他愛ないおしゃべりだったり、少しだけ甘い物で自分を甘やかすことだったりすると思います。

ただ、強力に自分のスイッチをバツンと落とすのは、こういう当たり前のくつろぎの時間を提供するお店に身体ごと入って、そこで食事を摂って支払って店を出る。までが、
穏やかな秩序の中に自分を置くことだ。
と知っておくと、かなり助かると思います。
 
何か食べさせる。
何か食べる。
ということがとても重要なのがわかります。
食べるという行為を習慣や動作にまで広げ、自分の知っている静かな暮らしをインプットしているのが、きっと日々の最小のカタチなのでしょうね。 
 
環境を変える、一番、簡単なやり方です。

とても動揺したり、怖かったり、不安になったり、悲しかったら、無理のない範囲で、何か食べてみて下さい。
それだけで環境が変わり、感情のスイッチがバツン、と切れるかもしれません。
 
この内容をブログに書くことをご快諾くださった先輩方、とても有益な知恵をお教え下さり、本当にありがとうございました。 

さて、あっという間でしたが、次の5時半までで久しぶりの夜のイベントはおしまいです。
 
まだ起きてる方はおられますか?
 
もしいらっしゃるなら、テレビでオリンピックまだやってますか?
やってなかったらラジオを小さくつけると、きっと穏やかな音楽を流していると思いますので、そちらを聴いてリフレッシュしてみてくださいね。
 
それでは5時半にお会いしましょう。
今夜はおつき合いくださり、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 

* -アスタリスク- 4 エナメル、のびのび写経を禅寺で1人でやる!その2

のびのび写経をやっていたらしい、ということで物議と議論が勃発しそうなので、書きますけれど。
 
写経場でですね、私は1人だったんです。
たった1人きりで、有意義な真夏の午前中を過ごしていたんですね。
で、社務所の方が、「熱中症にならないようにお気をつけて写経をしてくださいね」って言って下さったんです。
 
しかも、本当は朝8時から受け付けなので、それに間に合うように涼しい時間に行く予定だったんですが、寝坊してしまって、着いたのが10時過ぎだったんです。カンカン照りです。もうすでに30度は軽く超えてる感じです。エナメルです。
 
だからですね、写経をしながらヤバいかもと思っていたら(煩悩)、だんだん暑くなってきたんです。
涼しいんですけど、木造建築の中でも限界があってですね、エルニーニョですし、暑くなってきたんですよ。
 
それでですね、1人だったので、エアコンのリモコンをお借りして、自分のほうに風をむけて涼しい時間を過ごしていたんです。(煩悩!)
 
いや熱中になって倒れたらダメですからね。
ダメでしょう、それは!
 
だからエアコンを自分のほうに向けたんですよ。若干設定温度低くしたかもしれません。帰るとき元に戻しておいたから、色々あったけど結局ゼロになっちゃうっていうアレです。ゼロってインドの発明なんですってね。エナメルです。
 
1人だったからやっただけで、他に一期一会の写経メイトがいたらやりませんよ、もちろんですよ。
でも1人だったんですよ!
1人きりだったんですってば!!
 
あとですね、椅子席に座ってやったんですけど、途中足をのばして指先をピコピコ動かしてストレッチをしてたんです。
1人だったし、足がむくんで立ち上がれなくなったらどうしようって思って。(煩悩!アンタはもう煩悩だらけ!) 

それを先輩に話したらですね、のびのび写経って言葉が発生したという経緯を踏んだワケですね。
 
しかもですね、禅寺だったので、枯山水のお庭があるんです。
はじめて近づいて見たんですけど。
(アンタはなんで、そんなやっていいんだか悪いんだかわかんない、人がなんとなく遠慮してることをどんどんやるの? バカなの? なんか色々なトコ、一体どーなってんの?)←いや、綺麗だな・・・、て思って。
 
すごくお庭の中に光がフラットに存在していて、私は枯山水が好きになりました。

廊下も全部木造で、トイレは洋式ですごく綺麗で、確か仏教ってお掃除が修行なんですよね。
びっくりするほど清潔にしてあって、すごく驚いたんです。
気遣い、という心が修行に含まれているのかな、と思ったんですね。 

ただ掃除っていっても、それひとつだけではなく、そこに含まれるありとあらゆることを修行とされているのかもしれません。

清潔にするって、自分と他者の関係性を主張せずに構築することですよね。
相手の為にきれいにして、気持ちよく使用してもらう為の心が、なんというか清潔という言葉ってものすごく広い言葉で、たったひとつの動作だとばかり思っていた自分をとても反省しました。
 
それで、実は今回のラベルにはHSPを入れているんですけれど。
 
私はお経を写しながら、ああこうすればいいんだ、と考えついたことに。
 
例えば、ものすごい災害が起こってその犠牲になった方々の報道に触れると、すごく胸が痛くなったり、苦しくなったり、なかなか切り替えられなかったりする時って、生きていればあるんですよね。
HSPの人達はその瞬間を人より多く持ちますよね。

そういう時は、もし外に出かけられるのなら、お寺さんに伺って写経をしたらいいのではないか、と思ったんです。
お経を写すっていう動作や精神の所作って、供養なんですって。
 
お経を読んだりはできなくても、お経を写すことはできますよね。
そうやって、遠くからで申し訳ないけれど、悼む気持ちや世の中のどうにもならない部分の話を、お経を写しながら、自分の心に聞いてもらうことで、同時にご供養に繋がるのではないか、と思いました。
 
募金ってなかなか続けられないときがあるでしょう?
そういう自分を責めてしまう人達って、どこかでずっと自分のことを殴り続けるんですよね。小さくだけど、それはもう哀しいほど自分にむかって誠実に自分を叱り続ける。

その気持ちを、写経という行動という、そのときの最善に向かう姿勢に変えてみると、少しだけ気持ちが楽になるのではないでしょうか。
 
私は今回観音経を写したんですけれど。
その中に何度も観音力という言葉が出てきました。
観音様って、人を助けるために33通りに姿を変えられて助けるんですって。
そしてね、その中に私が理解できたひとつの言葉、雨も観音様が姿を変えられたものなんだそうです。
甘露とも表現されていました。 

だから、もし雨の夜が少し不安なら、ああ、この雨は観音様が姿を変えられて、誰かを、ひょっとしたら自分を助けに来たのかもしれない、と思われると、眠れそうですよね。

観音力とは、相手や状況に応じて最も相応しい姿に変化する力
 
PHP 書籍紹介ページより
 
いま検索すると観音力についても、いろいろな考え方があり、示し方があるようです。
ただ、私は、この本の紹介文にあった、 「相手や状況に応じて最も相応しい姿に変化する力。」が一番ピンときます。
 
そして、すぐに思ったのは、その変化する力を得た先に、何があるのか。
 
私には、
相手を救うためだけの、唯一のように思えてなりません。
 
それでは、4時半にまたお会いしましょう。
 
参考リンク
聖福寺

〒812-0037
福岡市博多区御供所町6-1