先日、海外のお土産に香水を買ってきてもらいました。
そのうちのひとつは、シャネルの名香No.5。
No.5というワードから、ここに来て下さっているみなさんなら、私が去年、一番聴いていたとスポティファイのデータが出した、PENOMECO(ペノメコ)のNo.5という楽曲を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
香水としても、マリリン・モンローこと、ノーマ・ジーンが愛用した香水として、ご存知の方も多いと思います。
私は普段から香水が好きで、あれこれつけているんですけれど、傾向としては、シャネルが出している香水を好きになることが多いです。
また日常使いしているのもシャネルの香水です。
(積み立てして買ってます)
多分、私の香水にまつわるイメージが、シャネルというメーカーが打ち出す数々の香水の中心となるイメージに、すごく惹きつけられているせいでしょうね。
香りというのは、五感からの想起ですから、私はシャネルが体現する精神性に、とても憧れがあるんだと自己分析しています。
そのわりには、No.5を持ってなかったんです。
永遠なるノーマ・ジーンの愛香ということに怯んでいたというより、あまりに有名すぎて、所有するという発想まで行かなかったんですね。
けれど、今回、海外からのお土産という機会を得たので、一年で一番聴いた曲がPENOMECOのNo.5ということもあって、記念にひとつ買ってみようと頼みました。
撮った写真を見ていただければわかる通り、私が頼んだのはオードゥ パルファムで、ヴァポリザターと呼ばれる、スプレー式の瓶です。
パルファムよりは私はオードゥ パルファムの方が使い勝手がいいので、大体香水を買うときは、オードゥ パルファムを選んでいます。
で、オードゥ パルファムってそもそも何? と思われる方もいると思うので、参照リンク先様を併記させていただいた上で、情報を書くとですね。
香りの持続時間によって香水の種類の名前が違うんだそうです。
持続時間が長い順に上から
パルファム
オードゥ パルファム
オードゥ トワレ
オードゥ(デ) コロン
だそうです。
参照リンク先様内にもありますが、ざっくり分けてこの4種類で、細かくは私は知らないですけれど、まだあるみたいですね。
参照リンク
VINTORETE
BEAUTEY JOURNAL 様
https://contents.vintorte.com/journal/parfum
オードゥ パルファムに話を戻しますと。
ヴァポリザター(スプレー式)ってつきすぎない?
ワンプッシュで出過ぎない?
と疑問に思われるかもしれませんが。
実は私は、香水を身体の中心に、秋冬春はつけるんです。
夏場は、軽く香らせたいので、手首と膝の裏に1,2滴つけますけれど。
重ね着のシーズンは身体の中心につけて、上着越しに香りがあがってくるようにしたいんです。
そうすると、近づかないとわからないけれど、近づくと香るように、私の場合はできるんですね。
でも、これ、あまり一般的なつけ方じゃないみたいなので、どこにも書いてないんですよね。
だから、ちょっと変かもしれないです。
でも、こういう風に香らせるのが好きなので、秋冬春の重ね着シーズンはそうやってます。
なので、ヴァポリザターを愛用しているのでした。
実際の香りはどうだったかというと、以前書いたように私にとってNo.5は、そのとき購入するまではいかなかっただけで、すごくいい匂いだったんですね。
なので、とても好きな香りです。
トップノートはスパイシーかつフルーティで、ミドルはフローラルなふくよかな香り、ラストはムスクのような、少しスパイシーでいて、花の残り香のような甘さ、そんな香りに、私には香っています。
ただこの香り、ノーマが愛好したNo.5の香りそのものではなく、1986年に新解釈された香りが、No.5オードゥ パルファムなんだそうです。
参照リンク
シャネル公式サイト
No.5 オードゥ パルファム
https://www.chanel.com/jp/fragrance/p/125530/n5-eau-de-parfum-spray/
なので、ノーマとお揃いにしたい場合や、No.5という楽曲のイメージ通りの香りを纏うなら、パルファムを買うべきだったんですね。
まさか香りが新解釈されているとは、思いもよりませんでした。
ですが、私はこのNo.5 オードゥ パルファムの香りがとても好きになったので、No.5 パルファムは、またの機会にとっておこうと思います。
残る疑問としては、私が過去に店頭で試したNo.5は、パルファム / オードゥ パルファム、どっちだったんだろう? というものがありますが。
言われてみると、憶えている香りよりは、No.5オードゥ パルファムの方が、華やかで、みずみずしく甘やかな香りの中に、クールさがひとつ、入っているような気がします。
No.5パルファムもそのうち手に入れて、ノーマ・ジーンが愛した香りとPENOMECOがイメージした香りの答え合わせをいつかしてみたいです。
ただ、香水というのは、その人の肌につけた時の香りが、人によって千差万別なまでに違う、というものなので、本当のところは、エレガントな謎として、永遠に残り続けるのかもしれないな、なんて、ロマンチックなことを考えています。
以上、シャネル No.5 オードゥ パルファムについて、でした。
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