香水をつけるのが好きです。
初めて香水をつけたのは中学生の時。
その時は憧れだけでつけていたので、正直言って全然似合ってなかったし、すぐつけるのをやめてしまいました。
高校生になって、こういうの買ってたな、と久しぶりに使ってみてから、(上手に香らせられないままで、誰にも気づかれてなかったけど)、いまに至るまで、香水は私の生活を彩るもののひとつとなっています。
曲のヒットによって、香水を普段つけなかった層がつけ出したのなら、香水好きとしては嬉しい限りです。
香水界隈で、ここ数年では、Miss Diorの大ヒットが記憶に新しいですね。
私もヘアミストを持ってますけど、香りが若すぎて合わなくて、ヘアミストでもダメでした。残念・・・。
Miss Diorがヒットしたのは、私見ですけど、あの香りが想起させる都会的で可憐で可愛らしいイメージが、香水好きやDiorのコスメを使っている人達の、理想の自分像とピッタリ合ったからだったんじゃないでしょうか。
こういう人でいたい、というイメージをより鮮明にかたどる効果が、香水にはあるんじゃないかと思っています。
私自身は最初はゲランのミツコから入り(なんて背伸びをしていたんでしょうね)、結局自分のセルフイメージに加えても大丈夫そうだな、と当時判断してやっと気軽に使っていたのが、シャネルのNO.19です。
これは結構長く使っていました。
それからもう大人だしなぁと思って、あれこれ試した結果、ジバンシィのウルトラマリンをつけ、その後、シャネルのエゴイストをつけるようになりました。
ウルトラマリンとエゴイストってジェンダーレスの香水で、当時、髪が長かったのもあって、女性らしすぎるものを嫌っていたので、バランスをとる感じでこういったものを好んでつけていました。
それから、サンローランのオピウム、シャネルのガブリエル、チャンス(これもベストセラーになりましたよね!)と来て、今は同じくシャネルのcoco noirをつけています。
私にとっては安いものではないので、いつも香水貯金をして買っています。
たぶん、シャネルの香水の方向性が好きなんでしょうね。
香水って完全に好みなんだと思います。
極めてパーソナルなアイテム。
私には似合わなかったけど、プワゾンを上手につけてる女性とすれ違った時は、とても素敵でうらやましかったな・・・。
あと、若者だった時、ものすごくハンサムでおしゃれな男の子が、先に挙げたゲランのミツコをつけていて、わぁ、男性が女性用の香水をつけるってなんてかっこいいんだろう!と感激して以来、男性が女性ものの香水をつけているのに大変弱くなりました。(笑)
いまは性自体、固定ではないので、街を歩くと、すれ違いざまにいろんな香水をかぐ機会があるんで、これまたいい時代になったなぁと、香水好きとしてはニヤニヤしています。
日本にも調香師(香水を作る人)の方が数多くいるんですが。
その中でも大沢さとりさんが手がける、パルファンサトリの香水は、いつか試そうと狙っています。
(▶︎ ボタンを押すと曲が聴ける仕様になっています。フルで聴く場合は要Spotify)
表題曲はICEのI'm In The Mood。
We're In The Moodに収録されています。
曲のイメージというのも、香水を嗅いで象るイメージと近いものがあると思うんですが。
ムードたっぷりのこの曲、
聴くたびに件のミツコをつけていた男の子を思い出します。
わあ、センスいいなー。全然違うなーと、恋愛抜きで憧れてしまう人達って、いるんですよね。いつの時代にも。
いまは「it girl」「it boy」と呼ばれている人達でしょうか。
iTunes、Spotifyで配信されています。
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