O先生によるエナメル紹介



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うっかりカツカツやって来て、うっかり居ない。( By O.)
 

2025/08/17

アスファルトの風物詩

 

 
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
日本の大きな歳時、お盆に入り、コンビニエンスストアのお菓子が衣替えをしていますね。
私はヤマザキビスケットのピコラ・彩りの蜜芋味、LOTTEのチョコパイ・アールグレイ香るミルクティーがお気に入りです。
こちらは大変喜ばれました。
翌日すぐ買いに行ったんですが、とても人気のようで売り切れていて、ドラッグストアに併設された食料品売り場まで足を伸ばしました。そこはまだ見つかっていないらしく、2個買いしてさらに喜ばれました。
 
大昔、アパレルショップ(洋服を扱うお店)とその店員は、お盆に入ったら秋物を着る強い規則がありました。
これは厳しく決められたルールでした。
とても無理をして暑いのに秋物と秋のメイクをして、秋物が立ち並ぶショップで仕事をするんですね。
全体的に環境が暑苦しいと言い合いながら、その特殊なルールを誇らし気にしていました。
やがてそのルールが廃れ、お盆に秋物が並ばなくなった後、街の季節感から鮮やかさが消えたように感じています。
 
私は暑さにとても弱く寝込む時もあるので、 お盆から秋物を着なくて良いから助かっていましたが、明確だった季節感を街が失ってしまったことに気がついた時に、当時の人達も又ショップに合わせて秋物を着ていたのを思い出し、最近またお盆を区切りに秋物を着るようにしました。
でも今の日本の夏はとてつもなく暑いので、すぐ挫折してメイクだけ秋にしたり、涼しい服でも色合いを秋にして、街の季節を楽しんでいます。
(当時の店員さん達は全員長袖です。ジャケットも居たような気がします。半袖着て来た人は居ませんでしたが、注意後、着替えさせられていたのではないかしら?)
 
2025年に季節を街で探そうと思ったら、軒先に出される盆提灯や飾り縄をまだ薄紫が残る夜風の中で見つけることができます。
盆提灯は大体家紋が描かれていることが多く、飾り縄を憶えておられる方は、出身地や縁(ゆかり)のある土地の風習に従われているそうです。
 
実は浴衣(ゆかた)は特にイベントが無くとも、着て良いものなんです。
こちらもお盆が区切りとなります。
 
それで浴衣は夏の模様と秋の模様が一緒に描かれていたり、お洒落な方は、夏だけの模様を日本の夏が始まる7月より1ヶ月早い6月から着たり、7月13日を過ぎるあたりから秋を告げる花があしらわれた浴衣にしたりします。
(記憶ですが。浴衣を3着作られる方も居たような気がします。6月だけの紫陽花模様を5月半ばから紫陽花が開くまで着るんだそうです。)
 
お盆を過ぎても浴衣を着ても良かったかどうかは忘れてしまいましたが、気になる方は、半衿(はんえり)を下に重ねて帯(おび)だけ秋の色や模様にすると、取りあえずセーフです。
半衿というのは着け襟(つけえり)のことで、浴衣の下に着る専用下着の襟に縫い付けたり、スナップボタンだけ下着の襟と半衿に縫い付け、パチン、と留めるだけにしたりします。
あとは正式に長襦袢(ながじゅばん)を、お盆の頃から浴衣の下に合わせれば、自動的に浴衣の襟の下に白い襟や他の色の襟が見える、という訳です。
 
 
一番良いのは、ルールの正誤では無く、これとこれを合わせるのはどう思われますか? と呉服屋さんの店員や通販にメールで問い合わせすることです。
買う予定の物や持っている浴衣・帯・半衿・長襦袢を、スマートフォンで撮って、お店に送ると誤解は防げます。
 
和服にはルールはありますが、街で着るものは、お洒落であることが1番の基本ルールです。
貴方がお洒落だと思う組み合わせをすれば、それがジョーカーとなります。
何かお節介な事を言われても(現在は居ないと思いますけどね。知らない人の方が圧倒的多数なので。)、季節の組み合わせをした貴方のお洒落が、余計な口出しをしたその人だけが分からない、という不思議なカウンターパンチが自動発生するのが、和服(わふく)・浴衣のお洒落世界です。
 
今日だけの貴方の記念に、例えば、あ、今日秋風に気付いた、というタイミングであれば、貴方が風や秋を発想するアクセサリーを着ければいいんです。
何でも良いです。
ピアスでもイヤリングでもネックレスでもカバンでも、帯締め(おびじめ)の色でも、帯の結び方を浴衣のスタンダードではなく、太鼓(たいこ)にしたり変わり太鼓にしたり。
浴衣と帯の組み合わせで圧倒的に多いのが、文庫結び(ぶんこむすび)なので、帯の結び方だけ変えればそれだけでお洒落になります。
文庫結び単体は、一年中結んで良いものですが、浴衣と帯の組み合わせで、帯だけ変えるという発想だけで、お洒落という季節とセンスが発生するんです。

それがお洒落で、そういうことがお洒落なんです。 
貴方が秋を身に着けている機微やセンスが分からない奴全員が、野暮天(やぼてん)です。 
 
野暮天:機微を理解しない。気が利かない人。そういう人達が乱す状況を言う。

どうして私が妙に着物の事を知っているかは、気にしなくても構いません。
 
着物のお洒落は何をしてもいいんです。
出来ないから街着(まちぎ)のお洒落ひとつ、はみ出せないんですよ、あの人達。(ヒソヒソ声) 
 
それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。 
 
 

 

        

 

 
20250817 14:02 おやすみTAXI / MON7A(モンタさんと読むそうです。)を追加しました。 
 
20250817 18:54 文章を直し、野暮天について書き加えました。

 

 

 
 
 
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2025/08/12

植物が芽を出すまで : Dance With Science 3

 Dance With Science 3

 


ディルの芽が出ました。
種を蒔いて3日後にこの状態になっています。
種が 入っていた袋の裏には、
内容量 6g
発芽率 70%以上
とありました。
この3日の気温は25度から28度(およそ)、湿度は60%以上の日々でした。
 
丁度大雨が降り続いた期間でしたので、日本特有の温暖湿潤気候に熱帯特有の湿度と気温の高さを2025年の体感に加えると、大体の感じが分かると思います。
 
発芽までの一般的な目安は1週間とありますが、早ければ3日ともありますので、この3日間の気温と湿度はやはり植物が成長しやすい環境だったと言えますね。
つまり南の植物が多くある温室に入った時が、一番植物の生育環境に適している、と考えていいと思います。
 
土は薔薇用の土を使いました。重たい思いをして持って帰る必要はありません。私達にはアマゾンがあります!
薔薇用(バラ用)とされている土は、とても良い土で肥料も多めに含んでいます。
 
日本の鉄筋コンクリートビルで、日当たりがある程度有るベランダでは、一番植物の生育(成長)に合っている土です。
薔薇は肥料食いと言われますが、実はあまり肥料を与えてはいけないんです。
けれど根と茎と葉が一番重要なので、肥料ではなく良い土を選びます。
これはどの植物にも言えることです。
 

 
ディルはハーブの一種で、魚料理の上にぱらりとかかっている針状の緑色のアレです。
スッキリした味わいがありますよね。
偶然、有機種子の印がついたディルの種をアマゾンで購入しましたが、有機種子というのは、種を取る大元の植物に農薬を使っていない種子のようです。
 
成長したら食べるつもりではいますが、見た目が美しく繊細そうなので、今回薔薇の植え替えの時に余った土に種を蒔きました。
ランダムに撒いただけです。
入れ物は、多分ダイソーかセリアで見つけた正方形のアルミ缶に後ろに9個の穴をドライバーの錐(きり:先の尖ったアイツ)で穴を開けて、排水用としました。
 
水やりは土が乾いていたら、底から水が出るまであげて、水を切っていつもの場所に置きます。
 
これは大事なことですが。
お洒落な入れ物、良いデザインの物を安く手に入れて、観察や生育に役立てるのは、科学的な態度をサボっている事にはなりません。
自分の暮らしている空間で、環境を乱さないようにインテリアや窓からの景色に合うものを使うのは当然だと思います。
美しさやデザイン性と機能性・センスというのは、実は科学や化学に静かに向かい合う時に、とても必要な感性だと私は思います。
O.先生も美しさ、洒落た物を大変大切にされます。
 
それを重要と思うかどうかは、一人一人が好きに決めて良いことですが、美しさやお洒落があるから真剣ではない。真面目ではない。というのは、くだらないことでしかありません。
そういう考え方で人の邪魔をしたり、静かな学問や自習の価値、その人のペースに合った学究の価値を下げると勘違いしているに過ぎません。
何か余計な口を挟まれたら、心の中か、とても静かに落ち着いた声で、「あなたの服は変よね。」とだけ言って、観察に戻りましょう。
 
可愛いから、綺麗だから、ちゃんと育ったら、その内、大切な時間、素敵な気分の朝にバゲットに乗せたサーモンの上にハーブを乗せて味わうのを楽しみにする事の、どこが軽薄なんでしょうか?
ジェイミー・オリバーはロンドンでの青年時代に、あまり日が当たらない部屋の窓の小さなアイアンのガード(枠)に、銀色で揃えた缶にハーブや多肉植物を植えて、彼女や友達に出す料理に使っていましたよ。
これこそ質実剛健(しつじつごうけん)です。
 
大丈夫です。気軽にやりましょう。 
 

こちらは収穫したオリーブの実。
オリーブが入ったドライ・マティーニは好きですが、自分で作るには果てしなさそうなので、今年もインテリアに使おうと思います。
ところで、ドライ・マティーニには色々な考え方がありますが、私は「GIN & IT」というさっぱり一発理解オッケーのレシピが好きです。
ITは、その時のお前の最高と思う飲み物、という解釈でいいと思います。
最高のマティーニは、ジンと、その時お前が思う最高を合わせろ!  

私達は、世界で最も静かで最も小さいダンスを自分が思う最高の物と踊りましょう。
ダンスの相手は、もちろん、すぐそばに当たり前にある、あなたの興味の中に隠れている科学と、です。
 

Dance With Scienceのシンボル楽曲(非公式) 
 


 
 
 
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 Dance With Science 3

 



 

 

 
The dill sprouts have emerged.
This is the condition three days after sowing the seeds.
On the back of the bag containing the seeds, it stated:
Net weight: 6g
Germination rate: 70% or higher
The temperature over the past three days has been between 25 and 28 degrees Celsius (approximately), with humidity above 60%.
 
It was a period of continuous heavy rain, so if you add the high humidity and temperature typical of a tropical climate to the mild, humid climate of Japan in 2025, you can get a general idea of the conditions.
 
While the general guideline for germination is one week, it can sometimes happen in as little as three days, so the temperature and humidity over these three days were indeed an environment conducive to plant growth.
In other words, when you enter a greenhouse with many southern plants, it is the most suitable environment for plant growth.
 
We used rose-specific soil. There's no need to carry it home with you. We have Amazon!  
Rose-specific soil is very good soil that contains a generous amount of fertilizer.
 
In Japanese reinforced concrete buildings, on balconies with adequate sunlight, this soil is the most suitable for plant growth.  
Roses are often referred to as “fertilizer-hungry,” but in reality, they shouldn't be given too much fertilizer.  
However, since the roots, stems, and leaves are the most important parts, it's better to choose good soil rather than relying on fertilizer.  
This applies to all plants.  


Dill is a type of herb, and it's the needle-shaped green stuff sprinkled on top of fish dishes.  
It has a refreshing taste, doesn't it?  
By chance, I purchased dill seeds labeled as organic seeds on Amazon. Organic seeds are seeds from plants that have not been treated with pesticides.
 
I plan to eat them once they grow, but since they look beautiful and delicate, I decided to plant the seeds in the leftover soil from when I repotted my roses.  
I just scattered them randomly.  
The container is probably a square aluminum can I found at Daiso or Seria, with nine holes drilled in the back using a screwdriver bit (the pointed one) for drainage.
 
When watering, I give it water until it drains out the bottom when the soil is dry, then let it drain and place it back in its usual spot.
 
This is an important point.  
Using stylish containers or well-designed items at an affordable price to aid observation and growth does not mean neglecting a scientific attitude.  
It is natural to use items that harmonize with the interior and views from the windows without disrupting the environment in the space where one lives.  
Beauty, design, functionality, and sensibility are actually essential sensibilities when quietly engaging with science and chemistry, I believe.
Professor O. also places great importance on beauty and stylish items.
 
Whether one considers them important is a matter of personal preference, but to claim that beauty or style makes something less serious or less earnest is a trivial notion.  
Such thinking merely undermines the value of quiet scholarship, self-study, and the pace of individual academic pursuits.
If someone makes an unnecessary comment, quietly say to yourself or in a calm voice, “Your clothes fuck off,” and return to your observation.
 
What is superficial about looking forward to enjoying a baguette with salmon and herbs on a beautiful morning, once you have grown up properly?
Jamie Oliver, during his youth in London, planted herbs and succulents in silver-colored cans on the small iron guards (frames) of the windows in a room that didn't get much sunlight, and used them in the dishes he served to his girlfriend and friends.  
This is what true substance and strength are all about.
 
It’s okay. Let’s do it casually.
 
 
 
These are the olives we harvested.
I like dry martinis with olives, but it seems like too much work to make them myself, so I think I'll use them for interior decoration again this year.
By the way, there are various ways of making dry martinis, but I like the recipe called “GIN & IT,” which is easy to understand.
IT stands for “the best drink you think of at that moment.”  
The best martini is gin combined with whatever you think is the best at that moment!  

Let's dance the quietest and smallest dance in the world with what we think is the best.  
 

Dance With Science's theme song (unofficial)
 
Translated with DeepL.com (free version)  
 
 

 
 
 
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2025/08/10

小さな森 / Dance With Science 2

 

 Dance With Science 2

 


フローズン・クイーンが雨に濡れてガラス細工のようです。
 
驚きました。
不思議と透き通るんですね。
植物を育てているとじっと見つめることが増えますよね。
これを観察としていいと思います。
じっと見る。ぼんやり見るともなく見ている。
それだけで沢山の新しいことが雨のように言語ではないデータとして蓄積されていきます。
私は本来、化学畑では全くないですが、それでも何十年と日々の中で観察をしています。
皆さんもまた街路樹や草花、庭木、季節を飛来する鳥の影に、その観察を続けています。
 
素敵な名前を持つ庭の植物が、ここ数日の湿潤な雨に蒸せ返る世界で発芽しています。
実は異常気象で4月頃から続いている暑さのせいで、いくつかの薔薇が葉を落としてしまったんです。 
薔薇も葉がとても重要な植物ですので、ダメにしてしまっただろうか、と心配していたのですが、根と茎さえ生きていれば次のシーズンに葉を出すのを経験上知っていたので、それくらい気長に待つつもりで、土を変えて明るい日陰に移動したのですが、茎から瑞々しい葉をさっそく出し、安定したようです。
 
素敵な名前を持つ庭は、ベランダに展開しています。
ビル群の中にあるベランダなのですが、同じような環境で薔薇を育てていた方は別のやり方で、私は以前ご紹介した木村メソッドが一番薔薇が上手く育っていました。
結局、木村メソッドが素敵な名前を持つ庭には合っているということになり、薔薇を主に育てている方々はどのやり方を基本に、自分の薔薇に一番合っていた経験を組み合わせて育てているのだろう? と植物や私を包む環境のダイナミズムに黙って驚いています。
 
薔薇は樹木なんですが。
確かに育ててみて薔薇は木だな、と実感する毎日を過ごしながら、ふと、あら? と思い立ち、薔薇を樹木としてカウントすると、素敵な名前を持つ庭には20本の木が存在していることになりました。
これはもう森です。
私は小さな森の所有者でもあったわけです。
お持ちの樹木の鉢植えや、庭やベランダにある樹木である植物を数えてみて下さい。
 
皆さんは、小さな林を持たれていますか?
それとも小さな森をお持ちですか?
 
これはかなり豊かな”秘密の成功”のように思いますが、どう感じられますか?
 
 

 
貴方が泣くと天国に雨が降るそうですが、此方で雨が降ると天国のお天気はどんな感じなんでしょう?
私としては、白い雪が風に花を咲かせて、時折、手のひらでガラス細工のように変化し、私達に雨が降り注いでいるのを知らせているような気がします。 
 
 

Dance With Scienceのシンボル楽曲(非公式)

   
20250810 18:20 文章を直しました。
 


 
 
 
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 Dance With Science 2

 

 
The Frozen Queen looks like glasswork when wet with rain.
 
I was surprised.  
It's strangely transparent.  
When you grow plants, you tend to stare at them more often.  
I think this is good observation.  
Staring intently. Not staring blankly, but just looking.  
Just by doing that, a lot of new things accumulate like rain, as data that cannot be expressed in words.
I’m not from a chemistry background at all, but I’ve been observing things in my daily life for decades.  
You all continue to observe street trees, flowers, garden plants, and the shadows of birds migrating with the seasons.
 
The garden plants with beautiful names are sprouting in the humid, steamy world of the past few days’ rain.
Actually, due to the abnormal heat that has persisted since April, some roses have lost their leaves.  
Roses are plants where leaves are very important, so I was worried they might be ruined, but based on experience, I knew that as long as the roots and stems are alive, they will sprout leaves again next season. So, I decided to wait patiently, changed the soil, and moved them to a bright, shaded area. Surprisingly, they quickly sprouted fresh leaves from the stems and seem to have stabilized.
 
The garden with the beautiful name is located on a balcony.  
Although the balcony is situated among a cluster of buildings, those who have grown roses in similar environments have used different methods. For me, the Kimura Method, which I previously introduced, has been the most effective for growing roses.  
In the end, it seems that the Kimura Method is well-suited for the garden with the beautiful name. I wonder how those who primarily grow roses combine the basic methods with their own experiences to find the best approach for their roses? I am silently amazed by the dynamism of the plants and the environment surrounding me.
 
Roses are trees, after all.  
As I spend my days cultivating roses and truly feeling that they are trees, I suddenly realized that if I count roses as trees, there are 20 trees in this garden with a beautiful name.  
This is already a forest.
I am the owner of a small forest.  
Count the potted trees you own, or the trees in your garden or on your balcony.
 
Do you have a small grove?  
Or do you have a small forest?
 
This feels like a rather rich “secret success,” but what do you think?
 
 
They say that when you cry, it rains in heaven, but when it rains here, what is the weather like in heaven?
I feel as if white snow is blooming in the wind, occasionally changing like glasswork in the palm of my hand, letting us know that rain is falling.


 

Dance With Science's theme song (unofficial)
 
 
Translated with DeepL.com (free version)   

20250810 18:20 I corrected the sentence.


 
 
 
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Light

 

アボカドトースト from ハングリー・ハスキー

日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
雨の日は発光する、という表現はあちこちで見かけるような気がしますが、事実として雨の日はお部屋でダウンライトや間接照明、小さなライト、メインの電気を弱めに点けて過ごすので、部屋が雨の中で発光している景色が、街中に現れます。
 
発光している部屋の中で過ごす日に、何をするとその景色に合うかをどこかで考えているような気がします。
なので、私はお菓子を焼いたり、コーヒーをいつもより丁寧に淹れたり、 R&Bや柔らかい音で瑞々しさを持つ音楽を聴いたりしています。
 
今はまだバタバタしていた日々の片付けに追われているんですが、それでもそのうち作ろうと思っている料理の本を見ると、明日やその先の静かな自分の時間に、キッチンでの予定が胸の中だけに出来て、静かな気持ちになります。
 
写真は、Hungry Husky's著
International Home Cooking & Sweet Book
「おうちで海外ごはん&お菓子BOOK」
からの一枚です。
 
アボカドトーストにフォークで筋を付けるだけで、お洒落な感じになり、食べる物まで淡い光が灯りそうですよね。
 
世界各国の料理を作ると、これを作っている瞬間にも、同じ料理をその国の鉄の排水溝から勢いよく流れ出る水音が窓に滲む中、同じ料理をまったく違う言語、違う匂い、違う日常の中で作ってる誰かのことをふと思い出すような、デジャブにかられます。
きっと夢の中で知らずにそちらに伺って、滞在中に道を歩きながら、目の端でその人とその料理を見ているんでしょう。
 
思い出すわけも無いのに、新しさが懐かしい。
そんな要素が世界各国の普段の料理に共通してあるような気がします。
食が懐かしいというのは、私の人生にはあまり存在する筈など無い現在の連続ですが、先の2025年のフライパンやトースターに懐かしさを作っているんです。
実際に世界旅行はできませんが、どうも何かが、出来上がりのお皿を覗いて言葉ではない歓声を思う私の側で、一緒に笑っているような気がします。 
そして、一瞬だけ、部屋の中がより強く発光しているのだと思います。
 
 
うっかり右下にいるのは、お魚のタイルです。
後ろに磁石が着いているので、冷蔵庫に貼ろうと思っていたら少し弱くて、落ちて割れたら嫌なので、置き物にしています。
お魚のことを「とと」又は「おとと」と言うと教科書にありました。
理由は忘れましたが、きっとお魚ってご飯をあげた後や前に、ととと・・・、と人差し指や中指を添えて、合図をする時に口にする音から来ているのでは無いでしょうか?
 
部屋を掃除している秘密のような沈黙の時間に、ふと何か小さな灯りが嬉しそうに笑うような体感がある時、ととととと、と優しい気持ちで伝えていた大昔の人々の日常を思い浮かべると、友情のような淡い心が伝わりそうですよね。
 
 
写真は雨水計。
雨の間に撮りました。
大変な雨が訪れている所では訪れているようです。
今日は、いつもより安心を考える時間を持った方がいいですよね。
この頃、K-POPを聴いています。
Magnetで素晴らしい圧倒的なダンスを見せたILLIT(アイリエット)は何故だか女の子達に圧倒的に支持されていますね。
 
最新アルバムからは、私は「Do the Dance」(原題:Billyeoon Goyangi)が好きです。

 
それでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい。 

 
 
 
 
 
20250810 18:33 文章を直しました。
 
  
 
 
 
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2025/08/03

バンバンバン

日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
今年に入り、私はバタバタしていて気が付いていなかったのですが、予言が一人歩きしていて、たまたま言われていた時期に地震が日本で起こってしまい、その予言は本当なのではないか? と不安になられている方々がおられた。というニュースを見ました。
 
記憶ですが、内閣から、
「日本はもともと小さな地震が起こる時は続く傾向にありますが、今まで予言が的中したということは一切ありません。科学的に物事を考え、観察し、判断する習慣を持ちましょう。」
という公式発表まで出て、なってる所では騒ぎになっていたのだな、と驚きました。
 
予言で事前に物事を知るって、ズルいですよね?
ズルいですよね? 
事前に地球滅亡の日とか、どなたかが世を去る日とか、事故が起こる日とか、事前に分かっているのってズルくないですか? (笑)
 
全員、一秒先を分からないままずっと生きているのに、毎日それで過ごしているのに、なーに事前にアクシデントを知って上手いこと対処しようとしてるんでしょーね?
 
しかも、地球滅亡とか永の別れとか事故とか、大変な悲劇で上手いことカモフラージュしてるけど、単に最初からアクシデントを知って回避しようとしてるんですよね?
望まない状況でアクシデントを迎えるのを、回避しようとしているんですよね。そういうのって。
 
それは、ずっこいんですよ。(狡いの何処かの言い方です。)
順番抜かしよりズルいですよ。
その狡さをまた隠して、怖いからとか不安だからとか言って、ナニ先回りしようとしてるんでしょーかね? (笑)
 
この種類の、予言とか、人生を前の記憶のままやり直してっていうSFに対して、何となくオブラートに包んだ、
フィクションで楽しむならいいけど・・・。
という雰囲気の中心にあるのは、
「それはズル(狡い)ですよね? 」という気持ちです。
 
事前に分かりようがないから、「あの時、分かっていれば・・・」と思うのが人生なのに、ナニ先回りしようとしてるんでしょうね。
 
予言を言い出す奴は、まず1000回、的中するかしないかの確率統計を出してから、あくまで1カウントとして、マスコミに公表する前に内閣に一報入れて下さい。
予言予言と言って、予言が出ている状況を利用して、後で責任の取れない内容の連絡をして来る人、不安な気持ちを利用して自分だけが得することを言ってくる人には、「この人はずっこいんだな」と思って、黙って微笑んでいましょう。
 
先のことが分からないのは不安ですが、不安だからこそ慎重に普通の選択を心がけるんだし、分かっちゃったら人生の喜びや驚きは半減しませんか? 
 
それとその種類の物語と愛読されている方を遮るつもりはまったくありませんが、あれこそが一番生きていくのに有利だと本当に信じ込んでいるのなら、それはその人だけに有利なのであって、状況によってはその人が好きな人達だけに有利ですよね?
 
私は大体そういう想像の中では、その人と無関係な人間なんですけど。
その他大勢の私達は、その人個人の有利の為に、勝手に自分の人生の選択を変えられてしまうわけですか?
私が本当はどう思って、どう考えていて、口にも出さず態度にも出さず、アウトプットもしていないのに、仮に選択する直前まではそう考えていたかもしれませんが、選択する瞬間に自身の本能や経験則で違うことを選ぶかもしれないのに、勝手に私の人生決めるんですか?
 
冗談じゃないですよ(笑)
 
予言というのはそういう、勝手極まりなくて自分の事しか考えて無い、迷惑千万なもので出来ているのではないでしょうか? 
その人の人生だけはご自分のお好きにして下さって問題ありませんが、こっちまで勝手に巻き込まないで欲しいですよね。
大きなお世話ですよ。
 
今日の午後、私は保冷剤を布で包んだものを首に巻いて、ベランダに洗濯物を干します。 
とても良い天気で、素敵な名前を持つ庭は、夏越しの為、小さな蕾を摘んでいます。
 
それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。
 
 
20250803 18:04 文章を直しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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