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休刊 キム・ソクジン 
おかえりなさい、JINさん。
ARMYさんおめでとうございます!:)

2024/09/29

グラスワインとフレンチ・ア・ラ・カルト


 
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
この頃、夜のお出かけは、フレンチビストロにしています。
 
予算は、美味しいところでガツガツ食べて一万円でお釣りが来るくらい。
普通に、グラスワイン2杯とカジュアルなお料理(単品)を3、4品お願いして、5千円でお釣りが来るくらい。
今までビストロに伺って小さなお皿を頼んでお酒を飲んでというスタイルを6回ほど繰り返し、それくらいの平均を私は持っています。
 
ビストロってなんとなくアメリカやイギリスのレストランのイメージがあるんですけれど、フランス料理の大衆食堂の意味なんだそうです。
 
まず「ビストロ」という言葉は19世紀後半にフランス・パリで登場した言葉だと言われています。言葉の意味は「小レストラン」「小カフェ」「居酒屋」など。日常生活の中で気軽に使える食事処、大衆食堂を指している、と言えるでしょう。フランスのビストロは、お店自体がカジュアルな雰囲気で、庶民的な料理が楽しめるということです。 

ちなみに「ビストロ」から少し高級感があるのが「レストラン」、宿泊施設にあるレストランが「オーベルジュ」となるそうです。
 

DK DINING
「よく聞く「ビストロ」ってどういう意味? 気になるワードをチェック」2018.10.16より

https://dkdining.com/topics/515/

 
美味しいものをちょっとずつ食べて軽く飲みたい時というのが、私にはけっこうあります。
 
夏頃、偶然入った人気店のビストロで、カウンターに座ってあれこれ頼んで食べていたら、とても楽しかったんです。
 
フレンチって現在、創作系に向かっているのかスタンダードな形式が発展していっているのか、私にはわかりませんが。
前菜、メイン、デザートという大枠を外さずに、その時食べてみたいものを頼んでワインはグラスで色々安価に、デザートはお腹次第というのがとても良かったんですね。
 
その時の旬の食材が提供されますし、ワインはボトルで頼まなくてもいい。
お会計もそこまで気張らなくてもいいし、なんだったら5千円くらいで納められる。
こういうのいいな、と思って大満足でその日は帰りました。
 
以来、私の中でビストロでワインと小さなお料理の組み合わせが流行ったので、いくつか伺ったら、いまの青年と呼ばれる方々がどうもビストロでお酒を楽しんでいるらしいのがわかりました。
 
特にその世代の方達は外食をしなくなったと言われているようですが、昨日も前を通りかかったカウンターだけのお店や二度目の訪問となったお店は、席がほとんど埋まっていました。
 
フレンチというとドレスコードがありそうですが、私もその方達も普段のお洒落の範囲で、週末の夜の賑わいを楽しんでいます。
 
いま日本の青年達と年配の方達、ミドル世代と呼ばれる人達は、こういった定食や旬のものをきちんと料理したものを小回りが効く範囲で楽しみ、お酒もその席に合ったものを工夫して頂いているようです。
そういう市井本来の夜の賑わいが街角に戻ってきているのが嬉しくて、私も安心して早い時間帯にご飯を食べに行っています。
 
ワインですけれど。
ソムリエに詳しいことを尋ねてもいいですし、みなさんご存じのように店主がソムリエも兼ねている所も多いので、この頃のビストロで本日のオススメがグラスで提供されているのが、またすごく良いんですよね。
 
確か私はローソンで色々な種類のワインをカジュアルに楽しむやり方を知ったんですけれど。
安かろうがなんだろうが美味しいものは美味しいし、本気の時は酒屋さんのソムリエに訊けば自分達の食卓で素晴らしい食事体験ができることを、多くの方々はもう知っていますから、少人数なのに無理してフルボトルを頼む必要もないんです。
(同じ料理を囲んでいても、飲みたいワインの味って実はそれぞれ違いますよね?)
 
私は悪食なので、途中でビールが飲みたくなったり、今日はビストロだけどウイスキーのオン・ザ・ロックでお料理を食べたいな、ということもけっこうあるんですが、私が伺ったお店はどこも大体カクテル、ビール、ハイボール等がメニューに用意されていました。
 
先日とても素敵なことがあって、シャンパンをどうしても飲みたかったので、昨日、誰にも教えたくないビストロのカウンターで、シャンパーニュをグラスでいただきました。
 
店を出て熱の残るアスファルトを歩きながら、既に藍色になった夜を眺め、ああ、良い夜だな、としみじみ思いました。
色々な考え方がありますけれど、帰り道、出会いの喜びに胸が熱くなるのであれば、それこそが最高の食事体験だと、私は記憶します。
 
もう10月になりますね。
それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。