休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)

2023/01/27

SUGAさんについて

 

 

SUGAさんはどんな人だろう、と考えても、おそらく多くの方がこういう人!と単純明快に答えられないでしょうし、私も、あっさり答えられるほど、SUGAさんの内面は、そんなにたやすくはないのではないか、と思っています。

 

 

最近のSUGAさんは、ご自身の中に元からある、穏やかで、当たりの良い、きめ細やかに人を気遣える、いわば好青年な部分を、自然に出すようになっているように見えています。

 

それはSUGAさんが、そういう自分を自身に許しているから、とも取れますし、BTSという巨大なグループが、チャプター2に向かうまでになった現実への、処世の知恵とも言えます。

 

過去にSUGAさんが発表した、二つのミックステープに収録されている楽曲の訳詩を調べればわかる通り、SUGAさんは過去にとても大きな体験をいくつもしています。

 

それは苛烈と言っても良いほどの体験なので、SUGAさんの根底にある、自分を見せてしまうことに対する強い怖れ、他者に対する鋭敏な嗅覚と用心深さ、不信、怒り、不安、哀しみ、自分への絶望と諦念、のようなものは、その体験から来ているし、その後、商業的に成功し、傍目には何ひとつ暗いものなどないように見えていた20代のSUGAさんに、実際はとても色濃く影を落としていたのではないか、と私は想像しています。

 

まるで、聖痕のように。

 

これはあくまで私の勝手な憶測であって、もちろんSUGAさんのことを私が知っているはずもなければ、1番理解できると思っているわけではありません。

だから間違っていることもあるとは思いますが、あまりにもSUGAさんへの誤解が悔しいので、書いてみます。

 

みなさんもよく知っての通り、SUGAさんはBTSがまだ防弾少年団になる以前の練習生の時期に、実家から援助が望めず、生活費、学費、レッスン代をまかなうために、バイトをいくつもかけもちし、極貧の生活を送っていました。

 

経済的に困窮していることは、会社にも言ってなかったそうです。

 

そんな綱渡りの生活が長続きするはずもなく、ある日、SUGAさんはバイクで配達の途中に事故に遭います。

そこで左肩に大怪我を負います。

そこでやっとSUGAさんが途方もない無理をしていることが会社にわかり、金銭面の援助を受けられたそうです。

 

ですがその時の肩の怪我は深刻な後遺症をもたらし、晴れてデビューできたSUGAさんを苦しめ続けます。

 

8年間騙し騙し、治療を受けながらダンスをしていたそうですが、最後の方は、ダンスを一回踊ると、翌日は手の感覚がなくなり、左手でものが持てなくなっていたそうです。

 

それで来たる兵役のことを現実的に視野に入れて、2020年にSUGAさんは活動を一時休止し手術を受けました。

手術は成功し、リハビリを経て、肩は以前よりは動くようになったそうです。

 

ですがその後、SUGAさん側から何も公式に発表されたわけではないんですが、大きな怪我でしたし、そんな簡単に全快に向かうとは思えず、ダンスは踊れるようになっても、痛みが完全になくなったかどうかも、また肩が完全に治ったのかも、まだはっきりはわかりません。

 

わかっていることは、手術から3年後の2003年秋に、激しいダンス曲を踊れていた、ということだけです。

 

関節を怪我したことがある方なら、全員嫌というほど知っていることですが。

 

大きな怪我の場合、根治まではかなりの年月を必要としますし、1度ひどく痛めるとクセがついてしまうので、再発もしやすいんですね。

 

なのでSUGAさんの肩については、日常生活とダンスを踊る上では、表面上は問題なく見える、けれど、痛みが今もあるのか、実際に肩はどんな状態なのかは、みてるこちら側からはわからない、というのが、見ている側が知りうる範囲の現状です。

 

1度SUGAさんがHYBE新社屋のカフェで、J-HOPEさんと一緒にライブ配信をした時に、動かせるようになりましたと、見せてくれただけです。

 

なので、まだ公式に何も発表もされていない段階のいま、勝手極まりない憶測で、SUGAさんのことをあれこれいう人たちがいることに対し、私はどうしてなのだろう? と疑問に思っていました。

 

SUGAさんは、決して自分からは苦しいと言いません。

どういう人か知らなくとも、そういう事実が、BTSの活動の歴史の中に、確かに存在しています。

 

そしてSUGAさんは今でこそ話すようになりましたが、以前は言葉より行動で示す、そういう人でしたし、今もSUGAさんのその素敵な個性は、SUGAさんの振る舞いの中にしっかりあります。

 

誤解しようと思えばいくらでも誤解できるSUGAさんですが、JINさんをメインに応援している私でも、このくらいはわかっています。

 

だから、現在、本当に巻き起こっているかどうかは、甚だ疑問ですが、全くSUGAさんのことを知ろうとせずに、ただそう見えるから、その一点だけで、勝手に好きなように誤解しているのなら、それはとてつもなく間違っていますよ、と言いたくて、今日書いてみました。

 

言葉は悪いですが、SUGAさんというのは、とてもいい奴で、才能に驕らず、人の倍以上、血の滲むような努力をし、お仕事を頑張っている、心に正直であろうというまっすぐな姿勢を貫き、黙ってやるべきことをやり続ける、そういう人だと私は思っています。

 

そしてそれは、現実のSUGAさんの人となりから、そう離れていないことも知っています。

 

SUGAさんの味方は、たくさんいます。

きっとSUGAさんを悪く言いたい人達にとっては、どうしてそうまでして、たくさんの人を味方につけられるのだろう? と不思議で仕方がないでしょう。

 

ですが、答えは至ってシンプルです。

 

SUGAさんが、そういう人だからです。

 

うまくやるだけの器用さで、誤魔化すのがうまいだけの、良いふうに見せたいだけの人を、ここまで支持するほど、みんなそんなに馬鹿じゃないということです。

 

 

 

 

以上 SUGAさんについてでした。

 

 

これを書くにあたって詳しい年代はWikipediaを参考にさせていただきました。

 

 

 

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20230210 00:25 誤字をなおしました。

2023/01/25

シャネル No.5 オードゥ パルファム

 



 

先日、海外のお土産に香水を買ってきてもらいました。

そのうちのひとつは、シャネルの名香No.5

 

No.5というワードから、ここに来て下さっているみなさんなら、私が去年、一番聴いていたとスポティファイのデータが出した、PENOMECO(ペノメコ)のNo.5という楽曲を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

 

香水としても、マリリン・モンローこと、ノーマ・ジーンが愛用した香水として、ご存知の方も多いと思います。

 

私は普段から香水が好きで、あれこれつけているんですけれど、傾向としては、シャネルが出している香水を好きになることが多いです。

また日常使いしているのもシャネルの香水です。

(積み立てして買ってます)

 

多分、私の香水にまつわるイメージが、シャネルというメーカーが打ち出す数々の香水の中心となるイメージに、すごく惹きつけられているせいでしょうね。

 

香りというのは、五感からの想起ですから、私はシャネルが体現する精神性に、とても憧れがあるんだと自己分析しています。

 

そのわりには、No.5を持ってなかったんです。

 

永遠なるノーマ・ジーンの愛香ということに怯んでいたというより、あまりに有名すぎて、所有するという発想まで行かなかったんですね。

 

けれど、今回、海外からのお土産という機会を得たので、一年で一番聴いた曲がPENOMECONo.5ということもあって、記念にひとつ買ってみようと頼みました。

 

撮った写真を見ていただければわかる通り、私が頼んだのはオードゥ パルファムで、ヴァポリザターと呼ばれる、スプレー式の瓶です。

 

パルファムよりは私はオードゥ パルファムの方が使い勝手がいいので、大体香水を買うときは、オードゥ パルファムを選んでいます。

 

で、オードゥ パルファムってそもそも何? と思われる方もいると思うので、参照リンク先様を併記させていただいた上で、情報を書くとですね。

 

香りの持続時間によって香水の種類の名前が違うんだそうです。

 

持続時間が長い順に上から

 

パルファム

オードゥ パルファム

オードゥ トワレ

オードゥ(デ) コロン

 

だそうです。

 

参照リンク先様内にもありますが、ざっくり分けてこの4種類で、細かくは私は知らないですけれど、まだあるみたいですね。

 

参照リンク

VINTORETE

BEAUTEY JOURNAL 様

https://contents.vintorte.com/journal/parfum

 

オードゥ パルファムに話を戻しますと。

 

ヴァポリザター(スプレー式)ってつきすぎない? 

ワンプッシュで出過ぎない? 

と疑問に思われるかもしれませんが。

 

実は私は、香水を身体の中心に、秋冬春はつけるんです。

夏場は、軽く香らせたいので、手首と膝の裏に1,2滴つけますけれど。

 

重ね着のシーズンは身体の中心につけて、上着越しに香りがあがってくるようにしたいんです。

そうすると、近づかないとわからないけれど、近づくと香るように、私の場合はできるんですね。

 

でも、これ、あまり一般的なつけ方じゃないみたいなので、どこにも書いてないんですよね。

だから、ちょっと変かもしれないです。

でも、こういう風に香らせるのが好きなので、秋冬春の重ね着シーズンはそうやってます。

なので、ヴァポリザターを愛用しているのでした。

 

実際の香りはどうだったかというと、以前書いたように私にとってNo.5は、そのとき購入するまではいかなかっただけで、すごくいい匂いだったんですね。

なので、とても好きな香りです。

 

トップノートはスパイシーかつフルーティで、ミドルはフローラルなふくよかな香り、ラストはムスクのような、少しスパイシーでいて、花の残り香のような甘さ、そんな香りに、私には香っています。

 

ただこの香り、ノーマが愛好したNo.5の香りそのものではなく、1986年に新解釈された香りが、No.5オードゥ パルファムなんだそうです。

 

参照リンク

シャネル公式サイト

No.5 オードゥ パルファム

https://www.chanel.com/jp/fragrance/p/125530/n5-eau-de-parfum-spray/

 

なので、ノーマとお揃いにしたい場合や、No.5という楽曲のイメージ通りの香りを纏うなら、パルファムを買うべきだったんですね。

 

まさか香りが新解釈されているとは、思いもよりませんでした。

 

ですが、私はこのNo.5 オードゥ パルファムの香りがとても好きになったので、No.5 パルファムは、またの機会にとっておこうと思います。

 

残る疑問としては、私が過去に店頭で試したNo.5は、パルファム / オードゥ パルファム、どっちだったんだろう? というものがありますが。

言われてみると、憶えている香りよりは、No.5オードゥ パルファムの方が、華やかで、みずみずしく甘やかな香りの中に、クールさがひとつ、入っているような気がします。

 

No.5パルファムもそのうち手に入れて、ノーマ・ジーンが愛した香りとPENOMECOがイメージした香りの答え合わせをいつかしてみたいです。

 

ただ、香水というのは、その人の肌につけた時の香りが、人によって千差万別なまでに違う、というものなので、本当のところは、エレガントな謎として、永遠に残り続けるのかもしれないな、なんて、ロマンチックなことを考えています。

 

以上、シャネル No.5 オードゥ パルファムについて、でした。

 

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写真の使用については右メニュー上部にある、about thisをご覧ください。 


20230210 00:24 誤字をなおしました。

j-hope IN THE BOX とファッションウィーク

 


 

j-hope IN THE BOXのティザービジュアル。

みなさんはもうご覧になりましたか?

 

素晴らしい写真ですねー!

あまりの素晴らしさに、見てちょっとすぐには言葉が出てきませんでした。

 

1日後、ようやく出てきた言葉が、

JACK iN THE BOXという魂を写した一枚。」

そう思いました。

 

ロラパルーザでj-hopeさんが世界中に目撃させた時間。

JACK iN THE BOXの中に入っていたものが、世界に向かって飛び出てきた、始まりの瞬間が写っています。

 

チームJ-HOPEのカメラマンさんは、以前、PERMISSION TO DANCE ON STAGEの時に、J-HOPEさんの躍動する後ろ姿を撮ったんですけれど、それがPERMISSION TO DANCE ON STAGEというコンサートを象徴するような一枚だったんですよね。

すごい写真を撮る方がいるんだな、と、忘れられない一枚となったショットなんですが。

まさか、それ以上の写真が出てくるとは。

嬉しい驚きの気持ちでいっぱいです。

私はこのj-hope IN THE BOXの写真も、ずっと忘れないと思います。

凄まじい、渾身の一枚でした。

 

さて、インスタ話も絡めてのファッションウィークの話題ですが。

 

J-HOPEさんって、パリの青年という雰囲気がありますよね。

インスタで公開されている、階段に座ってるJ-HOPEさんの一枚が、とてもリアルで、ざらりとしたダイレクトさを持っているんですけれど、それでいて洗練されていて、ファッションと人生についてよく知っている、そんな「パリの青年像」を切り取っていると思いました。

J-HOPEさんって、普段はスマイリーな美人さんなんですけれど、ふとした表情に、あの年代の青年という生っぽい表情を滲ませる瞬間があって、私はそのたびに、J-HOPEさんというアーティストではなく、チョン・ホソクさんという一人の青年の横顔を、そっと覗き見させてもらったような気がして、嬉しくなります。

洗練された顔立ちと、陶器のような光をはらんだ表情の下に、等身大の青年の情熱を秘めているところに、私はとても身近なものを覚えるんですよね。

 

ファッションウィークでの、ルイ・ヴィトン、ディオール、エルメス、で見せてくれた、各会場でのそれぞれのルックですが、さすがBTSのファッショニスタという感じでした。

どのルックもJ-HOPEさんの着こなしが光りまくっていたんですが、私は特にディオールのプリーツをあしらったルックが、とても好きでしたし、完全にルックを自分のものにされていてすごいなと思いました。

 

BTSを日々応援していると、J-HOPEさんがBTSのおしゃれ番長だというのは、ごく当たり前のことになってるんですけれど。

ハイファッションの場で、J-HOPEさんのファッションへの並々ならぬ愛情を表現したルックを、世界規模の視点であらためて伝えられると、さすがJ-HOPEさん、という気持ちと、J-HOPEさんが日々大切にしているファッションへの愛が、ファンから見ても、すごく誇らしいような、なんだか得意になるような、そんな気持ちで見つめていました。

 

インスタで公開してくれていた、各ブランドの招待状も、ひとつひとつ、とても趣向を凝らしてあって、大胆で、洒脱で、ファッションを偏愛している人たちの世界って、本当に素晴らしい、と、モードという常に新しい風の香りに、見ているこちらも胸がふくらむ思いでした。

この世界はJ-HOPEさんにとても合っていますよね。

 

前も書いたかもしれませんが。

おしゃれっていいですよね。

おしゃれしている当人も、それを見ている(気がついた)周囲の人も、明るくて、少し頬を紅潮させる気分にさせるパワーの対流が起こっていて、言葉を用いないのが前提のこのコミュニケーションは、とてもいい気分に満ちています。

私は決してハイセンスではないけれど、やはり気持ちが元気で軽やかでないと、おしゃれってできませんので、その気持ちを大切にしていこうと、あらためて実感しました。

ファッションウィークでのJ-HOPEさんの姿を見て、この状況に入ってから、けっこう手を抜いていたので、また自分なりにギアをあげていこうと思う、良いきっかけとなりました。

 

以上、j-hope IN THE BOX とファッションウィークでした。

 

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2023/01/22

デイリーメイク

 


 

日曜日なので穏やかな内容を書いています。

 

 


 

 

体調不良も徐々に治まり、やっとデイリーメイクができるようになったので、去年買っておいたティントリップを試してみました。

 

私、どうしてこのREVLON JELLY TINT LIPCOLORを買ったのか、いまひとつ覚えていないんです。

確か、ドラッグストアの山のひとつに積まれていた、別のリップティントを買ったつもりで、帰ってきたら、レブロンのだったという話だったと思います。

 

で、お目当てのリップティントじゃないのかーっ!と愕然としたんですけれど、001 RASBERRY ROSEの色は確認していたんですね。

だから、気に入った色味だったので、つけてみようとしていた矢先に、寝込んでしまって、デイリーメイクどころではなくなっていたんです。

それで、やっと晴れてつけることができたんですが。

 

かなり良かったです。

商品説明を見ると、オイル in ウォーターリップだそうで、確かに、潤ったまま高密着で、落とす時はポイントメイクリムーバーを使ってくださいという但し書きがパッケージについています。

 

落ちるか落ちないかといえば、つけたばかりは、ほとんどわからない程度に薄く落ちるぐらいです。

ティントって乾燥してしまうから苦手だったんですけれど、いまはもうどんどん改良されて、潤いのまま高密着が可能なので、普段、こればっかりつけてます。

 

私が気に入ったのは、特に色味で、絶妙な少しくすんだローズがデイリー使いに主張しすぎず、引っ込みすぎず、程良いところが好みでした。

 

Amazonで取り扱いがあるので、興味のある方は、レブロン Amazonで検索していただくと話が早いと思います。

私、同じくレブロンで、カラーステイサテンインクを次は狙おうと思ってるんですよね。

やっぱり色味がツボで。

 

最近の好みは、強いリップも変わらず好きですが、こっち方面のくすんでいるけれど、艶があったり、パステルカラーに寄って行っている色が、デイリーメイクの時にすごく役に立つんです。

フレッシュな色味も顔色がよく見えていいんですけれど、少し洒落感が欲しくて、デイリーメイクだけど、やや強め、というのが私は好きなので、この方向のリップをしばらくは集めようかなと思っています。

 

安いですしね(笑)。なのに高品質というのは、最近のプチプラコスメの主流なので、とてもありがたいです。

素晴らしい技術の進化の恩恵に私もあやかりまくっています。

 

どうしてお化粧をするのか?

どうしてお化粧をしないのか?

というこの二つの疑問は、おそらく化粧品があるかぎり消えない命題だと思います。

 

例えばアレルギーがあるとか、すっぴんがすごく好きとか、面倒とか、色々しない理由は、する派の私が考えてもわかるような気がするポイントです。

 

で、する派は、なんだって毎日、日焼け止めを塗って、デイリーメイクをして眉まで書いてんだ? と言われるとですね。

精神的に全然違うんです。

メイクをしたいから、そうなのか、気分が上がるからメイクをするのか。

鶏が先か卵かという話になってしまいますが、その効果は確実に実感としてあります。

 

これを書いている今、私は、半月ぶりにデイリーメイクができるようになったんですが、気分の良さが全く違うんですね。

それは出来上がりを鏡で見ている状態が、一日中残像として残ってるのをあてにしているナルシシズムからでは? という方もいると思うんですけど。

 

化粧という軽いペルソナをかぶると、日常の自意識を少し失えるので、精神的に身軽になれるんですね。

私の場合は、ですけれど。

そして、精神的にすごく潤います。

 

普段、デイリーメイクをするタイプなのに、できない状態が続くと、確実に、精神的に乾いていくんです。

どうしてかはわかりませんが。

さっき確認のために検索したら、メイクセラピーという分野があるんですってね。

で、心理的にも非常にメイクというのは密接なものである、という考えのもとに、資格を取ったりする色々がヒットしたんですけれど。

 

思うに、メイクというのは、すごく身近な自己実現なのではないか、というのが私の見当です。

 

好きな方向性の顔に振っていくメイクをして、自分の顔のパーツを気に入るように仕上げていって、最後にヘアスタイルを整えると、それは「すっぴんという正直」からかけ離れた、仮面の肖像ですし、自我のペルソナでもあるんですが、そうしたほうが、日常を過ごす自分、というイメージに近づいていけるんです。

 

人は客観からは決して逃れられない自意識と共存しているので、自分の中の他者の目を使って、自分自身に対して装飾を施すことが、とても重要な日々の儀式なのではないでしょうか。

 

人によってはメイクが武装になる場合もあって、自分で化粧品を順番に塗っていきながら、鏡の前でやる、ささやかな儀式を越えて、少しだけ変身することで、日常の中の自分の中の気分や、鎧となる精神性を、呼び出しているんですよね。

 

そう考えると、メイクって、少し、呪術めいた自我との関係性なのかもしれません。

 

歴史を遡っていくと、祭祀の場ではやはり化粧をしていたという記録もありますし、現在でも神事の時に見るのが可能な装飾もありますし、あながち、メイクと自我の召喚という切り口は離れすぎていないと思います。

 

長くなるので、歴史を遡るのはやめますが(笑)

 

精神的な渇きに対して、デイリーメイクを使うことで、私の場合は、随分、心理的に助けられているんだなと、久しぶりにメイクをして眉を書いて、ティントリップを塗りながら、実感したのでした。

 

気分が上がる、という作法として、デイリー・メイクは私にって不可欠なものなんだと思います。

 

まだまだ寒い日が続きますが、コスメではそろそろ春の新色が出そろってきていますね。

 

購入計画とは別に、どういうのが出ているのか、すきま時間にお好きな色を探してみるだけでも、気持ちがフレッシュになっていいのではないでしょうか。

 

どうして春の新色というのは、こうもときめくものなのかわかりませんが。

私も時間を作って、好きなメーカーの春の新色をチェックしにいこうと思います。

 

それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。

 

 

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20230123 06:22 誤字をなおしました。