休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)
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2023/09/01

DIVA from JAPAN : Akina Nakamori ー 愛撫(aibu) / 中森明菜(Akina Nakamori)ー


 
中森明菜の「愛撫」は、
 
iTunes Storeで配信されています
 
 
iTunes Storeで
「中森明菜」「愛撫」(”あいぶ”と入力後漢字変換)
でサーチすると、
 
255円(2023年9月1日現在)で
 
中森明菜の「愛撫」が買えます!
 
 
「愛撫」収録アルバム
「アンバランス+バランス+6」も配信されています!
 
参照リンク
 
iTunesをパソコンにダウンロードしていない方向けの
アップル社の日本説明ページ
 
(WindowsでもiTunesはダウンロードできます)
 
 
 
 
愛撫 / 中森明菜(Akina Nakamori)
 
作詞 松本隆(Takashi Matsumoto)
作曲・編曲 小室哲哉(Tetsuya Komuro)
 
レーベル : MCAビクター
 
(Wikipedia 愛撫(中森明菜の曲) ページより)
 
 
非常にセクシャルなタイトルではありますが、作詞に松本隆が入ってることや作曲とアレンジに小室哲哉が入っていることからも、とても挑戦的な楽曲だということがお分かりになると思います。
 
 
残念ながら私は、中森明菜の「愛撫」のパフォーマンスをきちんと鑑賞したことがないので、(いくつかのパフォーマンスがミックスされた動画は観たことがあります。感謝!)、想像するしかないんですが。
 
 
下手をすれば松本隆と小室哲哉の世界観を壊しかねない難しい楽曲を、中森明菜の当時の表現力、歌唱力で、中森明菜にしかできない世界観に染め上げたパフォーマンスをしたんだろうな、と推測しています。
 
 
Wikipediaの愛撫(中森明菜の曲)のページにあるように、中森明菜を支持するファン層の中では、非常に評価されている楽曲で、私も、確か当時のC D屋さんのポップでこの曲の存在を知ったと記憶しています。
 
 
中森明菜がアーティストとしてキャリアを積み始めた時期の楽曲の中で、私は、「愛撫」がとても好きです。
どうしてメガヒットしなかったのかな、という悔しい気持ちもあるし、後追いでしか知れなかった残念な気持ちから、よりいっそうこの楽曲を支持し愛聴する気持ちが強いのかもしれません。
 
 
絢爛な愛情のイメージの描写の中に、愛を交わしても尚、人は孤独からは逃れられない、その虚無感を伴いつつも、覚悟に似た熱情をその手にとる主人公に、胸のすく共感があります。
 
 
恋愛というものを繰り返せば、どういう経過をたどり、どこで気持ちが月のように欠け始め、いつ、想いの終着を迎えるのか、もう分かるようになってしまいます。
 
愛というものが真実なのか、
恋というものが刹那の夢なのか。
 
それすらも、手に取ってしまえば、嫌でも分かりきった現状でしかありません。
 
 
人は孤独である。
 
たとえ、すべてをかけた情熱に身をまかせてしまっても、そうであってさえも、
 
相手とは決してひとつにはなれない。
 
 
この楽曲の主人公もまた、分かりすぎるほどそのことを思い知った上で、半身とも呼べる相手にめぐり合ってしまったのでしょう。
 
 
愛に入っていくと、必ず、相手をとらえる眼には、憎しみにとてもよく似た光が宿ります。
 
何がホンモノで何がニセモノであるかなど笑止であっても、その眼に相手を深く想うと同時に、憎む心があらわになるのであれば、それは、まごうことなき「たったひとつ」に手を伸ばした確かさではある。
 
そうして訪れた愛を、大切に取り置いて長期保存するやり方くらい知った上で、主人公と相手は、おそらく情愛を燃やし尽くす選択をしたのだと、私は解釈しています。
 
 
どれほど愛し合う相手がいても、人は孤独な、一人きりの存在からは、決して逃れられない。
どんなに繰り返そうとも、愛の終末が避けられないように。
 
たとえ、生涯を捧げてもいいと思えるものであっても、相手が完全に自分と溶け合い、まったき結晶になることは叶わない、むなしさ。
 
それでも、繰り返しめぐり合ってしまう相手を、せめてその刹那だけは、永遠に届くまで愛そうとした物語が、この「愛撫」という楽曲で歌われ、紡がれているのではないかと、私は思います。
 
 
情愛を描いた新境地でもあるし、中森明菜のおそるべき表現力が健在であることを示した、圧倒的な楽曲でもあります。
90年代の中森明菜Worksの代表曲と言ってもいいでしょう。
 
そして、とてつもなく過小評価された、刹那の永遠を切り出した名曲です。
 
 
ぜひ、作家陣と中森明菜が挑んだ表現が見事に結実した「愛撫」を聴いていただければと思います。
 
 
 
 
8日間にわたり、「DIVA from JAPAN : Akina Nakamori」と題し、中森明菜さんの正体はDIVAである、というイベントにお付き合いくださり、ありがとうございました。
 
 
今回は、メジャーな楽曲ばかりとなりましたが、また機会があれば今度はアルバム収録曲で、明菜さんの話題を主としたイベントをやりたいな、と思っています。
 
中森明菜についてお前が語るより、こっちはもっといっぱい知っているぞ、と不快に思われた方、もしおられれば申し訳ありませんでした。
 
私は松田聖子ファンということで、幼少期の頃から、けっこう周囲からの圧がすごかったので、現実の生活で明菜さんのことも好きだとは、なかなか口に出せませんでした。
 
明菜さんのことを言葉にする機会がなかったので、こうして拙ブログで中森明菜イベントができて、私個人は、とても楽しかったです。
 
 
明日1日インターバルをはさみ、日曜日はいつものお昼1時に日曜版の更新を予定しています。
 
それ以降は、また、いつも通り、週の後半に更新が偏っている運転をしていくと思いますので、読んでいただけると嬉しいです。
 
次回の、突然始まり、突然終わる、よくわからないイベントの際は、「また始まったか」とお付き合いいただければ幸いです。
 
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
 
 
中森明菜、サイコー!!!