休刊 キム・ソクジン



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休刊 キム・ソクジン 
おかえりなさい、JINさん。
ARMYさんおめでとうございます!:)

2024/05/12

憧れが贈られてくるシステムに、理由がルージュになって売られている。

  
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
今日は、私の住む街は朝から雨です。
明るくて温かい雨が降っていて、名前のない小さな庭の薔薇達を濡らしています。
薔薇は、いまが盛りです。
 
この頃、高い化粧品に戻っています。
もう年齢的にそういうものを使う自分を許そうというのもありましたし、疲れ果てているときはやはりこういったものの方がやつれて見えないように思うんですよね。
 
私は、こういうデパコスと呼ばれる化粧品は、コロナ前は店頭で購入して、店頭のお客さんの練習をしていました。
けれど、コロナ後、生活が変わって、シャネルとディオールはずっと通販で購入しています。
 
今日は、シャネルの通販で買うと、どんな感じなのかをご紹介しますね。
 
シャネルはオフィシャルサイトで購入できます。
CHANEL 公式サイト
https://www.chanel.com/jp/?gad_source=1
 
オフィシャルサイトの向かって左上にあるメニューを開き、メークアップに飛ぶと、そこには美しい化粧品群が並んでいますので、興味があったりお好きなものをクリックして買えるシステムです。
 
購入するときは、アカウントを持たなくても購入できるシステムもあります。
支払いはカード決済と代引きです。
私は代引きでお願いしています。
繰り返し購入するのであれば、アカウントを作っておくと色々と便利です。
 
包装はギフト包装と通常包装が用意されていて、私は通常包装です。
 
すると、こんな感じで届くんですね。
 


 
そうです。
布製のポーチに入っています。こちらは無料でこの仕様です。
素敵ですよね。
 


そして、中は、こんな感じです。
緩衝材が入っている中にそっと置かれています。
私は今回、久しぶりにシャネルをきちんと使おうと決めての購入だったので、アイシャドウとルージュを3本買って、もうあと1年は何も買わなくても良いようにしています(笑)
 
 
レ キャトル オンブル 268 カンドゥール エ エクスペリヤンス


通販の良さって、そちらの商品を隅から隅まで見て、何があるのか、しっかりわかるようになっていることなんですよね。
 
シャネルは特に、商品ラインナップがとても素敵で、新製品もいいけれど、ロングセラー商品も魅惑的で、映画やトップモデルさん達が使っているアイコニックな商品ってシャネルのだったの? とときめくのもよくあることです。
 
また、あまり大きく取り上げられていなくとも、シングルアイシャドウが素敵だったり、リップのシリーズも艶やマットの商品展開も、全世界のシャネルユーザーがとても自分を綺麗にすることに真剣なおかげで、大変充実していると思います。
 
左から ルージュココ 430 MARIE / ルージュココフラッシュ 82 LIVE / ルージュココブルーム 112 OPPORTUNITY  /  すべてシャネル
 
 
私は、店頭できめ細かい接客をしていただき、日常生活の中であっても、シャネルを使っている、という価値を私の精神の中に創ってくれるサービスが好きです。
 
それは、私だけのための、勇気に似た精神性のようにいつも感じています。
 
高級な化粧品の正体というのは、ブランディングと呼ばれるイメージなどを挙げられるように、こういった形のないものだという認識はおそらく間違っていません。

けれど、シャネルの化粧品をおそるおそる購入し始めてから、私はたぶん、何か大きくそれまでとは違った場所に来ています。
 
何かはちょっとまだ、うまく言えないんですけれど。
 
それでも、シャネルのコスメを自分の顔に使うことで、自分が思う綺麗さ、を手にしているような実感があるんです。
 
奇妙なことですよね。
どうしてなのかわかりません。
 
でも、この綺麗さは、私がインディペンデントに手に入れた自由の中にあるのだ。と、
誰かが望む綺麗ではなく、私が決め、選び、纏う綺麗さだと、そう思うんです。
 
なぜかこのコスメは、私をいつも奮い立たせ、大切な人に会うときは必ず選ぶものであり続け、なにか私自身を証明してくれるような、そういったものでもあります。

<常に背筋を伸ばし、頭(こうべ)を垂れて、立っていなさい。>
 
という、いまでも心の中に残り続ける大切な基準点をクリアしているような気もします。
 
人によっては、女性に頭を垂れさせるように促すとは何事か、と叱られそうな、古い前時代的な訓示ではありますが、この言葉は、私の誇りです。
 
このような劣等生がこの言葉を知っているのは、恥以外何物でもないのですが、良い機会ですから、私が思う不屈の女性像とはこうである、と書いてみたいと思いました。
 
私はこの女性に、凜とした強い意志と、静かな闘志をみなぎらせた気品を感じ、この言葉の指し示す象(かたち)を信じ続けています。
 
この言葉を思い出すのは、なぜかシャネルのルージュを唇に乗せ、好きなフレグランスを纏うときです。
 
色々な闘い方、色々な意思表示の仕方があると思います。
 
私のような、愚かでナヨナヨしていて、軽薄で、すぐ浮かれて、いつも失敗ばかりの者は、たぶん大きな声でなにか女性について喧伝する資格もなければ、そうすることがふさわしいとも思われないでしょう。
 
けれど私は、いつもこの言葉を胸に持って立っています。
 
目を伏せ、わずかに微笑み、素知らぬふりで、好きな服をまとい、愛する人のことを想う場所から一歩も動かないまま、私はいつも、いかように言われようとも、いかように打たれようとも、このように立っていようと思います。
 
なぜこの言葉を伝えたのか。
時々考えながら、奥にいる人間がどのように在り続けるのが、本来の自由の象(かたち)なのか。
決して受け渡さないでいられるのか。
 
考え抜かれ、鍛え抜かれた言葉を伝えた実地の哲学に、感謝しながら、私は今日もシャネルのルージュを唇に乗せています。
 
それでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい。
 
 
 
 
20240512 18:24 文章を直しました。