日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
素敵な名前を持つ庭は、新緑の季節を通り過ぎつつあります。
これからは生い茂った深緑の季節となり、雨が降る日は私の台所が蒼く染まる日が増えると思います。
私の住む街では平年通りではあるのですが、ここ数日とても暑く、夕方洗濯物を取り込んだ後、日が落ちた後の青空を庭の中で眺めていました。
高いビルの上にお馴染みの鳥達を見つけた後、野鳥をいくつか見かけ、ふと、啼く数に気がつき、思わず嬉しくて顔を見合わせました。
私はコンクリート製のビルに住んでいますし、周囲もコンクリートのビルが並んでいます。
小さな暮しがたくさんある、街のビル群の中にいます。
薄暮のブルウの空に、今日帰る途中の野鳥の声が響き渡り、素敵な名前を持つ庭から見上げていると、森の中にいるようでした。
初めは、どなたか野鳥の声のレコードを大きくかけているのかと見渡していたら、下方に飛ぶ瑠璃羽織りをしょったツグミの姿を見つけ、私の目のピントが距離に慣れた途端、林立するビル群のあちこちに野鳥達を見つけました。
私の住む街でも緑地でしか見かけない野鳥の姿が、 コンクリート製のビルの森の中にあるんです。
濃い緑の中、清風が薫り、ビルの森で野鳥の合図を聴く。
2025年の現在地は、ここです。
国全体や世界のあちこちでPTSDと思われる反応をたくさん見かけています。
その特徴の1つに、過去の話や過去の出来事ばかりが日々で充満している行動理由が多い、と私は観測しています。
私や師はというと、いつも先を見ています。
暮しの中で過ごしながら、未来のことを想い、この先を、希望と呼んでもいいほどの知性の姿を、毎日や最先地のエンターテインメント・表現に見つけています。
色々な所でまことしやかに理由や目的になっている欲望論というのは、提唱者の思考途中であって、結局その人はもっと先の証明の帰着を未来にしました。
私はいつも「自分に従え」という、
決して誰にも崩せない、
そしてその言葉から始まる訓練を受けた全員を、
途中で別の仕事に移った後であっても、
そうと知らずに覚えさせられた全員を生涯助け続ける、
「自分に従え」という言葉で起動する知性の訓練に、
いつも感謝しています。
この頃では、これが大切な方の役に立っているそうで、とても嬉しいです。
皆さんは、少し先の予定について考えていますか?
楽しみをそっと待ったりして、明るい気持ちになる瞬間を大切にして下さいね。
それでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい。