休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)

2024/04/21

江戸前のお寿司

TATSU SUSHI 握り一人前とアラカルト


 
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
池波正太郎はお鮨と表記していましたが、私は寿司と表記します。
 
寿司が好物なんです。
でも詳しくはありません。
多くの方がそうなんではないでしょうか。

東京といえば、私の中ではお寿司です。
このお寿司は握り寿司を差しているんですが。

 
良いお寿司を食べたければ、それなりの値段を出さなければならない、というのが、私の中の当たり前ですし、日本の常識と言ってもいいと思います。
なので、2月の東京旅行では最初からお寿司を予定から外していたんですね。
そんなにリッチな旅行ではなかったので。
 
それが、最後、私達は成田から自分達の住む街へ飛ぶ飛行機を待っていたんですけれど。
そこって国際線が主なんです。当然国内線もありますが、基本、成田といえば外国に旅行に行く方、外国から日本に来る方が行き交う空港です。
 
そのことが頭に入っているけれど、きちんと理解しないで搭乗手続きをした後、フードコートに行ったんです。
そうしたら、私は海外の経験がないんですけれど、ここはどこの国のカフェなんだろう?というぐらい、色々な国、人種、旅行スタイルの方々が思い思いに食事を楽しむ、一種の理想郷のようなフードコートだったんです。
 
すごく驚いてですね。
わあ、外国ってきっとこうなんだな、と体感しながらも、そういえば寿司を食べていなかったな、とぼんやり思っていたら、フードコートに寿司店が入っていたんです。
 
少し迷ったんですけれど、お店の看板に赤シャリと書いてあって(確か)、私、一度も、江戸前の赤シャリの握りは食べたことがなかったんですね。
それで残っていた旅費を全部はたいて、赤シャリの握りと店員さんがお薦めしてくださっていた東京の地ビールを注文しました。
 
店内で食べることも出来るし、フードコート内の席で食べることも出来るとのことでしたので、せっかくこんな、外から見た東京を具現化したカフェテリアになっている場所に来たので、緊張しいの私ですが、勇気を振り絞って座席でお寿司を待ちました。
 
その時の座席の様子が、下手メモですけれど、とても感激して私はこう記しています。
 
色々な国の人たちが好きにしている。
とてもリラックスできる。
見る人もいるし見ない人もいる。誰も人のことなんか気にしない。
思い思いにリラックスしている。それが伝播してエリア全体がとてもくつろいでいる。
騒がしい人などいない。
思い思いの格好、色々なファッション、たくさんの人達。
落ち着いている知性と秩序がある。
好きなように話しながら、誰も誰かの邪魔になることを決してしない

 
私、一度も海外の経験が無いんですけれど。
なんとなく当たりをつけているのが、どの国のオープンエリアに行っても、世界というものを考えたときの懐かしさが、人々の姿を借りてテーブルで思い思いのくつろぎを醸し出しているのではないか。というのがあるんです。
 
こういった記憶に底に必ず1枚ある情景って、一種の桃源郷でもありますよね。
”いつかの夢で行った、あの街角のまだ明るい夕暮れ。”
 
そんな、決して現実に触れることはできないと思っていた光景が目の前に広がっていて、私はそこに座って黙ってとても感激しておりました。
 
さてお寿司ですけれども。
こちらはポケットコンシェルジュ公式ブログ様での説明を引かせて頂きます。
 
一方、江戸前寿司の伝統的なシャリの形式として、赤シャリにこだわる寿司店もあります。赤シャリは白酢ではなく、赤酢と米を混ぜ合わせてつくったシャリのことです。赤酢は酒粕を醸造させたもので、米を醸造させた白酢よりも香りが強く、まろやかな味わいがあります。酒粕にふくまれる栄養素によって酢が褐色に変化しており、赤酢をもちいた赤シャリは名前の通り、シャリに薄く赤い色がつくのが特徴です
 
ポケットコンシェルジュ公式ブログ
赤シャリと白シャリの違いは?江戸前寿司の歴史とあわせて解説
2018年6月18日
https://blog.pocket-concierge.jp/

 
 
冒頭の写真にあるように、あの美しいお寿司を私は成田空港のフードコートで食べたんですね。
粉挽きでいいんでしょうか? 大皿に盛ってきて下さって、もうお店のテーブル席で握りを食べているのと何の変わりもないサーブで、赤シャリのお寿司を頂きました。
 
美味しかったですよ。
少し、まろやかなんです。赤シャリって。
でもまろやかすぎない。ネタの強さとシャリのバランスをうまく取るのが赤シャリなのではないか、と思いました。
まあ、赤シャリで出すから、ネタを調整しているとも言えるんですが。
それとお薦めされたのがこちらのビールです。

 
右 アサヒ生ビール マルエフと左 隅田川ブルーインク
 
右がアサヒ生ビールのマルエフ、左が隅田川ブルーインクです。
 
生ビール美味しかったです。
アサヒといえばドライのイメージがあったんですけれど、なんのなんの、しっかりコクと味わいのある生ビールでした。
 
そして地ビールでお薦めされたのが、隅田川ブルーインク。
私、あまり地ビールが得意ではないんです。
でもこちらのビールはすごくさわやかで軽く、切れ味が鋭く、フルーティでした。
かなり良かったです。
取り寄せて、5月の夕暮れに飲みたいビールですね。

 

 

面白かったのが、お箸に慣れてない方のために、箸袋の裏にこうしてお箸の使い方が載っているんですね。
ああ、本当に東京は、観光都市東京なのだな、と、これから、という風が胸に吹き渡った瞬間でした。
 
こちらの
TATSU SUSHIは、オフィシャルサイトによると「すし京辰」の姉妹店なんだそうです。
こちらのお寿司は、私が過去に食べた中で1番美味しいお寿司でした。
 
ぜひ、成田空港にお立ち寄りの際は、フードコートで本格江戸前寿司を楽しんでみてはいかがでしょうか。
 
 
TATSU SUSHI オフィシャルサイト
成田空港第3ターミナルビル 2F 一般エリア内フードコート
 
https://www.bbande.co.jp/tatsusushi/#

 
 
そうなんですよ。
海外に行かなくても、成田空港に行ってフードコートを楽しめば、けっこう”外”の感じに触れられるんですよね。
 
私は、東京旅行ですら、その移動のストレスで(ものすごく良くして頂いてコレ)半月ぐらい調子を崩したので、おそらく海外は無理なんだと思うんですけれど。
こういう楽しみ方もできるので、成田空港に行く、という遊び方もあるのではないでしょうか。

 
成田空港オフィシャルサイト
レストラン・ショップトップ
https://www.narita-airport.jp/ja/shop/

 
 

 
さあ、あっという間に4月も終わりですね。 
早く衣替えをしないといけないし(まだやっていない・・・。)、すぐゴールデンウイークです。
新しい生活に入った方も、新しい人達と出逢った方々も、この連休で少しひと息つけるのではないでしょうか。

私も無理に予定を入れずに、気の向くまま、足の向くまま近所を散歩したり、素敵な名前を持つ小さな庭の世話をしたり、衣替えをしたり(早くしなさい)、たまっていた本を読んだりしようと思います。
 
いまのうちに、おうち時間を過ごすためのお供の手配をする方は、連休前は混むと思いますので、少し早めに取りかかってみて下さいね。

 
それでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい。