休刊 キム・ソクジン



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休刊 キム・ソクジン 
おかえりなさい、JINさん。
ARMYさんおめでとうございます!:)

2024/04/08

エナメル、ビーフかつれつ そよいち へ行く。


ビーフかつれつ そよいち 店舗前


 
まあ、ご存じ名店です!
 
東京はデカい街なので名店がたくさんあります。
中でも人形町は、そうですねぇ・・・、私の勝手な観測では、美味しいものが食べたいビジネスパーソン御用達でもあり、ちょっと今日あたり人形町、どう? という平日組の方々もいける、懐の深い町ではないでしょうか。
 
人形町界隈でビーフカツレツといえば、「そよいち」様を知らない人はあまりいないのではないかと、よその土地から物見遊山に来た私でも、そう思います。
 
私達が伺ったときは13時すぎくらいで、ランチタイム真っ最中だったんです。
入れないかな? と思ったら、その日、人形町界隈では、ガツンと来るものはそんなでもない雰囲気だったようで、入れたんです!!!
 
みなさんご存じのように、私はすぐ緊張するので、カウンターのお店だと事前に調べて知っていたため、カチンカチンになって入店したんですけれど。(目に浮かぶよう)
 
気楽でさっぱりとしてて清潔で明るい雰囲気のお店で、なんだか少し親しげでもあって、コートはここに、とか、バッグはここでもいいですよ?、とか教えてくださるんですけれど、すごく明るくピンシャンしているけど穏やかな雰囲気だったので、すぐ緊張のレベルが下がりました。
 
カウンター席は、食べログによると15席だったそうなんですが、体感としてはもっと広かった気がします。
たぶんカウンターの奥行きがあるせいだと思うんです。
 
あとですねー、ソースは二種類ありますよ!!!
ウスター、とんかつソースと二種類あるんです!
 
これいいですよね。
私達が食している間に、お隣にもののわかった風のこなれた男性が静かに座られて、そのような方でも、シェフに「ソースはどちらが?」と堂々とお訊きになってました!
訊いても笑われない雰囲気です!
だって、それくらいの慣れてらっしゃる方でも、さりげなく訊かれていたので、いいんですよ!訊いても!
 
シェフの回答は「どちらでも(^^)」ということで、好きにしていいんですって!
 
いいですよね!(二回目)
こだわりがある方はそれとして、私は、美味しいものの上には何をかけても美味しい!(名言風)、と思っているので、なんだか嬉しかったです。
 
で、私は、はじめてのビーフカットレッツ(ビーフカツレツ)なので、何もかけずに食べてみました。
 
それがですねー、緊張もふっ飛ぶほどのおいしさだったんです。
すごく美味しいんですよ。
 
そのまま、ほとんどを何もかけずに食べてしまったというですね。
すっごい美味しいんです!
ほんと美味しいの!!
(あなた、美味しいしか書いてませんよ?)
 
イメージだと、ビーフっていうとこう・・・ガツーン!と来て、さらにカツだとこってりって感じで、そ、それはちょっと元気じゃないと無理では? という方がけっこうおられると思うんです。
 
油ものだから、油感はしっかりあるんです。でも、軽くてですね、中のビーフが柔らかくて、肉汁もちゃんとあって、コロモが立ってて、でも口の中で痛くなくて、焦げ茶色すぎないキツネ色で、熱すぎない熱々なんです!!!
 
いまのセンテンスに大事なところが全部入ってます!
全部入りです!
 
そう!
油感はしっかりだけど、軽い。
中の牛肉は柔らかくて食べ応えがある。
肉汁あり。
きつね色。
その上、
熱すぎない熱々!!(猫舌です。)
 
もうお店入るときには、お腹減ってますよね?
すぐ食べたいですよね?
でもちょっと待ちたいですよね?
息を整えるかんじで。
で、サラッと出てきたら、すぐ食べたいですよね?
特にランチってそうですよね?
出てきたら、サクッとガブッといきたい!
 
でも熱々だと、出来ないんです!!(涙の訴え)
 
早く食べたいのに早く食べられないあの焦れったさをですね、「そよいち」では解消してくれてるんです!!
 
ええ、お腹空いてたんですよ。
それで、生ビールのグラスと、お腹空いてるけれど、もうこの年齢じゃあそんなに食べられないから、ビーフかつれつのハーフをお願いしました。
 
すると、左にキャベツと右にマカロニサラダがちょいと乗って真ん中にビーフかつれつハーフがカットされて出てきて、お味噌汁付きです!!
左・千切りキャベツ、右・マカロニ、ビーフかつれつ真ん中ドン!です。
 
間違えないでください。
 
千切りキャベツは左、マカロニサラダは右で、ビーフかつれつが真ん中ドン!です。
 
ビーフかつれつ、真ん中ドン!です!(熱烈)
 
お味噌汁は、よく来られている方々は豚汁にしてもらっていました。
メニューをよく読んでご確認ください。
私は腹ぺこで普通の赤だしのお味噌汁でした。赤出汁好き!
 
で、ガツガツ食べてしまって(笑)、ソースを思い出したのが、残り2切れの時だったんです。
それで、シェフの「どちらでも(^^)」の声を脳内再生して勇気づけてから、私は、ウスターにしました!
美味しかったです!(いや、だから他の形容詞ないの?)
 
や、美味しかったんですよ!ホントに!
ソースかけると、お肉の味が違ってきて、少しジャンクになりますよね?
それが美味しさでもあるんですけど。
 
ただ、何もかけずにガツガツ行けた「そよいち」のビーフかつれつに、新たにソースで変化を加えるのに、私は少し葛藤があったんですよ。
 
せっかく、ここまで重さもちゃんとあるライトでグッとお肉の味がするビーフかつれつで、ソースかけちゃうの、もったいないなってぐらい、味が全体的に両肩の鋭角をのこしながらまとまっている味だったんですね。
 
で、ソースかけると、漬け込んだお肉の味になるんですよ、これが!
 
早くかけろよ!と自分に黙々と突っ込みを入れた記憶がしっかり残っていますので、みなさん、半々で楽しまれてはどうでしょうか?
 
美味しかったですよ。すごく美味しかった。
とにかく美味しかったです。
 
付け合わせの左・千切りキャベツと右・マカロニサラダも美味しいんですよねー。ちょっと驚きました。
コレ好みだと思いますが、私、あんまりマヨネーズ全面だけオンリーの味とか必要以上に黒こしょうがかかってるのって、マカロニサラダに求める美味しさとは違うんですね。私は、ですけど。
それがホントに美味しいマカロニサラダで、嬉しかったです。
主役はビーフかつれつですが、名脇役としてマカロニサラダも美味しさがピカリと光っていました。
 
お店の他のお客さんの様子は、静かにお話しながら気軽に食事をされていました。
そんなジロジロ見る人なんかおられませんでしたよ。
 
カウンターですので、他のチャーミングな店員さんとのやりとりや、当然、調理の物音はしますけれど、私は、そんな飛び上がることもなく、かといってなんか道場のようにシーン、ってなってるあの怖い感じも無く、すっきりお仕事されておられたのがすごく素敵でした。
 
ちなみに料理の写真は、食べるのに夢中で撮っていません(きっぱり)
 
<人は、本当に美味しいものを食べると、「美味しい」しか言わなくなる。(明言出たコレ)>
 
セルフフォローもばっちり決まったところで、以上、人形町の名店 ビーフかつれつ そよいち さん訪問記を終わります。
 
ごちそうさまでした!!!
ぜひ、また伺いたいです!
貯金します!!
 
 
ビーフかつれつ そよいち 
オフィシャルサイト
 
http://sotokichi.web.fc2.com/
 
 
 
余談
 
そもそもなんでビーフカツレツかというと、勘違いが発端だったんです。
私、池波正太郎の「散歩のとき何かたべたなくなって」を読んでいて、「ポークカットレッツ」を「ビーフカットレッツ」と読み間違えて、よし!池波正太郎が美味しいって言ってた「ビーフカットレッツ」なるものを食してやるぜ!と、めずらしく計画して事前に下調べして東京に行ったんですね。
で、アレ? と思って、さっき調べたら、「ポーク」でした。
豚のほう。
 
でも勘違いして良かったです。本当に美味しいんですよ、食べログのコメントに「ここのビーフカツレツは地球で一番美味しいと私は思います。」と書かれていたのを拝読して、まさに!と膝を打った次第です。
 
ちなみに「そよいち」さんでは、「ボークソテー」「ポークカツ」もご用意があります。 
次回の訪問が楽しみです!
 
 
以上、 エナメル、ビーフかつれつ そよいち へ行く。でした。
 
 
20240408 17:07 まぎらわしい箇所を直しました。