休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
おかえりなさい、JINさん。
ARMYさんおめでとうございます!:)

2024/10/12

いま中学校にはクラスが7から10クラスあるそうです。

先日、世間話中に驚愕の事実をお聞きしたのですが。
 
人口減少、少子化が問題とされている2024年現在、私の住む街のエリアにある2つの中学校は、1つは1学年のクラス数が10クラスあり、もう1つは1学年のクラス数が7クラスあります。 
1つクラスの生徒数はおそらく30人からそれ以上となっているようです。
一応、今朝、各中学校のオフィシャルサイトを見て、全生徒の安全に配慮した上で公開されている生徒数とクラス数を確認いたしました。
 
数十年前、私が制服を着ていた頃のクラス数と同じです。
1クラス単位の生徒数では、ほんのちょっとだけ少ない程度です。
びっくりされた方々は、どうかご確認ください。

こういう考え方は叱られるかもしれませんが。
 
この生徒さん達があと10年も経たぬうちに、街で大人として暮らし始めます。
経済はまた元に戻っていくのでは無いでしょうか?
 
久しぶりに未来に対して明るい気持ちになり、とても安心しました。
ご参考までに。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

女は黙ってキリンビール

 


「男は黙ってサッポロビール、
女は黙ってキリンビール、
どちらでもない人々は、
たぶんリタスプモーニ。」


翌日付記
 
こちらは、老舗バーのひとつであるモダンタイムスでの一枚です。
人気店で在り続け、いまは若者が集うエリアで営業を続けています。
私も街でお酒を飲むのを再開して、久しぶりに伺って静かに、時にワイワイした素敵な喧噪の中でお酒と料理を楽しんでいます。 
 
昔、別の場所で営業していた頃は、「カルボナーラ」が口コミの名物でした。
いつも卵の黄身が一番上に乗っているカルボナーラで、その変化球のひと品はどうも初代マスターのオリジナルと茶目っ気だったそうです。 
私は、こちらのお店でも素敵な時間を過ごしていた青年期を送っており、マスターがバーテンダーの免許を持っている、お酒と料理の味の保証があるお店で、私が行き始めた頃は既に有名店でした。
お店のお客さん達はみなさん穏やかで、私は安心した時間を過ごしていたものです。
 
モダンタイムスが今の場所に移動し、このエリアに来る方達が大人の味をここで初めて覚える場所と紹介があり、時とともに変わっていくお店のスタイルと、変わらない部分を持つこちらのやり方に胸の奥が少しだけ熱くなったのを覚えています。
この少しだけ、という所がモダンタイムスを知る人達は全員深く頷く所だと思うんですが。
そういう熱さを帯びたCOOLさを持つ場所だと、また伺うようになっても思います。

先日告知が店内と看板に出ていたのですが。
モダンタイムスは2024年10月31日をもって、一ヶ月間改装休業に入り、2024年12月2日から「モダンニュータイムス」と店名を改め、営業を再開するそうです。
 
2代目マスターが大変きめ細かく、そして要所要所を押さえた、むしろ初代マスターよりお店の采配が上手なのではないか?(笑)と実は思っていたのですが、今回のリニューアルでの英断を楽しみにしています。
 
変わるところは、フードの提供としてハンバーグ等をやめ、ドリンクに重点を置いたカジュアルなバーにするそうです。
それと「モダンニュータイムス」に店名をリニューアルする点。
 
初代マスターから店を受け継ぎ、モダンタイムスをきちっと守って来て下さっていた2代目がおそらく、自分の店としてこれからここを動かしても、もう良い、と非常に謙虚な判断をなさったのだろうと、静かに熱い気持ちになる告知でした。
 
私はこの街が長いので、ちょっとだけ出しゃばりますが。
何かが変わっていくことを、ことさら声高に「変えること無いのに」と言う方々が、この街にも一定数おられます。
 
それは惜しむこととは違います。
それは、先に進もうとすること、進んでいこうとする豊かな時間の流れに寄りそって生きていくことを、遮ることです。
 
私に比べれば若き店主であろう2代目の英断を見守り、影に日向に応援する気持ちを見せるべきではないですか?
何か言われている所を見たわけではないのですが。
一応、事前に申し上げておきます。
 
この街の自慢を守るには、色々な守り方があります。
何か言いたくなる方々の英断を期待しております。
 
最近、また行き始めた客の1人より。
 
20241012 13:13 エナメル付記
 
 
 
 
 

 
 

2024/10/06

秋が来ました。

 

私へ、ヤカンの焼けは重曹水で落ちますよ。

 
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
私の住んでいる街にも、やっと秋が来ました。
今年は突然秋になっていきなり冬が始まるそうです。長期予報ではそうらしいですが、実際はどうなんでしょう?
 
ここ数日は、朝、寝室兼作業部屋から出てくると、寒いな、と思ってカーディガンやセーターを羽織ろうか迷うんですけれど、結局日中はすごく暑くなるのでじっと気温が上がるのを待っていたりします。
 
涼しくなり食欲も戻ってきたので、作ろうと思っていた食事を作り始めています。
 
パリジェンヌ流シンプル食ライフ 米澤よう子著/文藝春秋
 
こちらの本はもう古本でしか無いようなんですが。
以前、米澤よう子先生の別の本を購入して、他になにか無いかな? と思っていて見つけた本です。
米澤先生はパリに長くお住まいになっていたそうで、パリのあれこれの日々や人々の生活等について、イラストレーションと文でパリの市井を紹介されています。
 
パリジェンヌってどうしていつもみなさん「ちょうど良い体型」なのかな? と思っていたら、その秘密がこちらの本で取り扱われています。
 
パリジェンヌ・パリジャン達は別に秘密にしているわけではなく、「あまりにも普通過ぎて取り立てて言うことでもない」から、あまり知られていないんだと思います。
そういう「普通」からの視点で、パリの日常食、おうちでのご飯やスーパーで一体なにを購入しているのか等が、詳しく素敵なイラストで紹介されています。
 
私は旅行に行ったとき、ご当地の普通のスーパーを覗けるときは覗いて、気になったお惣菜を買って帰り、宿で食べて過ごすことも多いです。
 
実際にパリに行ける行けないはともかく、世界各地から日本でも、街や町の人達が何を普段買って食べているのか、どんなのが並んでいるのか、とても興味があります。
 
この頃、海外からの旅行客が私の国・日本にもたくさん来て下さっていて、ときにはスーパーでカートを押したり、生鮮の場所を覗いて楽しそうにしているのをよく見かけます。
 
みなさん事前に、本当にものすごく日本の普通の人達の価値観を調べてから来日なさっているらしく、見かけたときにこちらも「あ、お邪魔かな?」と、通路で楽しそうにしてる若い方々の後ろで別の通路に移動しようか迷っていると、あちらも私の様子を見るともなく見てくださっているようで、私が一歩踏み出すと、さっと道を開けてくださっていたりします。
 
私が会釈をしながら通るときも、不必要に話しかけるでもなく、こちらを恐縮させないように穏やかな雰囲気で返事をしてくださっているようです。
 
私は、日本にたくさんの海外の方々がそうして来て下さっているのがとても嬉しいと思っています。
 
本の話題に戻りますが。
 
素敵なイラストが満載です。

パリジェンヌ流シンプル食ライフを見て、 「なすのツブツブキャビア風」と「パリのデリ風ヴェリーヌ」を作りました。
「なす〜」は、レンチン後切って混ぜて盛り付けるだけ。
「パリの〜」は、材料買ってきて切って順番に容器に入れていくだけです。

どちらもシンプルで旬の材料や海鮮の味が強く出ている中に、調味料(マスタード&バルサミコ酢(私は米酢で代用)/ ケチャップ&粒マスタード&ポッカレモン(レモン果汁))で和えて(あえて)出来上がりです。
見た目もお洒落だし美味しいし、喜んでくれましたよ。
 
情報が古かったら申し訳ないんですが。
フランスの人達って多くの方々が仕事を持っていたり、家庭にいてもそれなりに時間を有効に使う気質らしく、手間暇をかけるか効率よく物事を動かすかの取捨選択が、個人のスタイルと一致しているようなんですね。
 
いまご紹介したレシピは、きっとお仕事を持たれている方々のレシピなんだと思います。
私はこれが好きだったので、また茄子が旬の時にや海鮮が手頃な時に作ろうと思います。
 
 
百貨店の生鮮売り場で購入した栗
 
栗ご飯のお気に入りレシピがあるんですが、栗を求めて歩き回っていて、その八百屋さんにいつ並ぶのかわからず、ネットを当てにしても上手に見つけられなかったんですね。
それでいつも秋に、作りたいな、とぼんやり思い続けていたら、三越の地下の野菜売り場にいきなりあって購入しました。
 
あまり長く置いておくと栗が痩せていくよ、と教えてもらって、どうしようと思っていたんですが、今日はだいぶ体調も良くなってきたので作れそうです。
 
びっくりしたのが三越の地下の野菜売り場って、スーパーと同じくらいの値段なんですよね。
この栗は、700円とか800円とかでしたよ。

私のレシピノートから、栗ご飯の作り方です。
どちらのレシピを写したか忘れてしまいました。

栗ご飯
栗をむく前に、殻ごと水に入れて1分間沸騰させる。
その後、熱が取れるまで放置。
器具を使って(スーパーか百円均一にありますよ。)皮をむき
 
米 3合
塩 小さじ1
うすくち醤油 大さじ1 1/2
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
を混ぜ、栗を入れて、いつもやっている炊飯モードで炊く。
 
上品でほくほくしていて、私はこのレシピが好きです。
器具がない場合は、栗の皮むきは無理をしないで下さいね。
指を救急車呼ぶレベルで切りかねないです。
やめましょう。
 
 
ユニクロで売っていたコチョウラン

今年、コチョウランを購入しました。
二つ合わせて3千円くらいだったような・・・?
 
ユニクロの花屋さんは、中心部に行ったときにとても助かっています。
安いし、ちょっと欲しいな、と思う花のラインナップで好きです。
年配のご夫婦も覗かれていて、花がある生活が日常という方々や、ちょっと買ってみようか? と足を止める方々が、思うよりたくさんおられるのだ、と嬉しくなりました。
 
この頃、堅い話が多くて気になっていたので、今日は日曜版らしい話にしました。
 
私は、公共スペースのエアコンの設定温度は20度から、に提案しなおすべきだと、強く思っています。
 
20度というのは、多くの人間が気持ちよく過ごせる、長袖シャツを着ていて汗をかかず暑いと思わない気温です。
一番、仕事の効率、家事の効率、静かに過ごす効率が良い気温です。

個人差がありますが、それはそれぞれが重ね着をして工夫すればいいのだし、気遣い合えばいいだけです。

28度って真夏の気温ですよ。
25度は初夏の7月の日射しがさんさんと降り注ぐ、半袖でプール開きの気温です。

私は今年も夏中エアコンを終日、ほとんど強にして動かしていました。
7月の電気代は7千円。
8月の電気代は1万2千円でしたよ。
 
私はほとんどを家で過ごしており、電気ガスは今年か去年から同じ会社で支払うようにしています。
それにパソコンも半日以上つけっぱなし、iPhoneで音楽をほとんど終日聴いています。
 
暑いときは迷わずエアコンの設定温度を低くしましょう!(机ドン!)
 
さて、涼しくなってきてやっとモノがちゃんと考えられるようになったので、まともな献立を組み立てられますし、暑気あたりも治まったようです。
今日は栗ご飯、がんばって作れるといいな。
 
それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。
 
 
今日はこちらを聴きながら書きました。 

 




 
 20241007 23:14 誤字や文章を直しました。
 
 
 
 
 
 

2024/09/30

蚊に刺されたときの塗り薬とSNSでのトンデモナイ伝播についてとX(旧ツイッター)でのデモについて私見

蚊に刺されたときの塗り薬 
 
アレルギー持ちですし(食品とダスト)皮膚が弱いほうで薄い上に、すっごい蚊に刺されやすいんです。
ベープの腕に巻く奴巻いてても、刺されるんです。
 
体温かな? とか、汗もそうかいていないし(歳を取るとかかなくなるんですよ)、例の足の裏を拭くと蚊に刺されなくなるよ説も指とか刺されてるし、そこにパウダースプレー吹きつけても、刺されるんです。
 
昔は肌が甘いと言われていた、この虫に刺されやすい体質。
ムヒやウナコーワ、キンカンもいいですけど、ふと思い立って「フルコートf」を昨日塗ったら(ええ、また刺されました。)、かゆみが治まったんです。
 
掻いてしまうときは掻くし、我慢しているときも不快感は続いてるし、なにより肌にしばらく跡が残るのが憂鬱なんですね。
でも「フルコートf」塗ったら、大元の痒みが止まりました。
 
これはもともとドラッグストアの薬剤師さんに勧められたものだそうで、なにかアレルギー症状がすごく出てしまって皮膚科に行く時間が取れないときに購入したものです。
 
で、いざというときしか使っていなかったんですけど、読んだら虫刺されやかぶれているときも使って良いんだそうです。
 
というわけで、私は痒みがとまって、一晩経って刺されたところは分かる程度には残っていますが、掻かずにすんだので傷跡になっていません。
 
もしご存じなければと思い、共有します。
「フルコートf」という塗り薬です。第二類医薬品。
田辺三菱製薬株式会社から出ています。
こちらはステロイドと抗生物質が入っています。
用法用量を守って使ってください。
 
私はアレルギーとは長いおつき合いでして、肌も弱いほうなんですが。
皮膚科にずっとかかるときはかかる選択をしています。
ステロイドや抗生物質に関しても、必ず医師から説明があります。
それで納得して私は使用しています。
 
また副作用被害救済制度 0120-149-931
の番号も 「フルコートf」の外箱に明記されています。
医師や薬剤師さんときちんと相談して、使用を決めて下さい。
 
ムカデとか毛虫その他なんか虫に刺されたときは、すぐに医者に行きましょう!
市販薬でも対応しているのかもしれませんが、医師の診断が一番迅速安全安心です。
ときどきありますよね。なんでここにコイツがいるんだろう?ってこと。
 
SNSでのトンデモナイ伝播について。
 
この頃、SNSという言葉をよく見かけます。
そこでデマに踊らされたり、先日のX(旧ツイッター)でばーっと噂レベルのありえないことが広がったりすることが多いそうですね。
 
私は、一体どこのSNSでそういったことが起こったか、を書いていいと思うんです。
それは1プラットフォームへの攻撃ではなく、そちらのユーザー達の注意喚起になりますし、ああ、こういった「傾向が」「ここは」「今は」あるんだな、と準備姿勢が整うと思います。
 
X(旧ツイッター)でのデモについて私見ですが。
 
X(旧Twitter)は、アカウントを1人がいくつも取れるしくみのプラットフォームなので、いくらでもアカウント取れますし、やろうと思えばたくさん数を用意できるんですよね。
 
古い言い方をすればロボットでできますし。(みんな大好きAIのことを言っています。 )

ネットでデモやりたいなら、私、メタ(旧フェイスブック)でデモをやってみたらいいと思うんですよ。
 
あそこは1人ひとつしかアカウントが取れない仕組みになっていますし、名前の表記もその時だけ変えることができますよね?
 
もしそこを辿られて実名実生活になんらか不安を抱えるのなら、デモのアカウントに付いているグッドボタンを押して、その数で、デモの賛同表明をすればいいのではないでしょうか?
まあ抜け道はあるとは思うんですが、メタ(旧フェイスブック)って確か割と頑強なシステムなので、けっこういいと思うんですよね。
回し者じゃないですよ?(笑)
 
ずっと考えていたことだったので、書いてみました。 

誤解の無いように添えますが。
私は人に書けと言われたり、書いてくれと言われても、自分で書くと判断しない限り書きません。
古いインターネッターなので、そういうとこは異様に頑固です。
 
また、師はそういうことを言いません。
 
私が思ったり、考えたり、迷ったり、自分に従うことを一切遮りません。
自分のコピーに成り下がった時点で、俺はお前の師をソッコー(私が付け加えた表現です。) やめる、と真っ先に言われています。
すごく嬉しかったです。
この頃、文章が気楽なのは、少し体調が悪く、レクチャーを中止してくださっているからです。
 
以上、 蚊に刺されたときの塗り薬とSNSでのトンデモナイ伝播についてとX(旧ツイッター)でのデモについて私見、でした。
 
 
20240930 18:13 誤字をなおしました。
 
 

 


 
 
 
 

2024/09/29

グラスワインとフレンチ・ア・ラ・カルト


 
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
この頃、夜のお出かけは、フレンチビストロにしています。
 
予算は、美味しいところでガツガツ食べて一万円でお釣りが来るくらい。
普通に、グラスワイン2杯とカジュアルなお料理(単品)を3、4品お願いして、5千円でお釣りが来るくらい。
今までビストロに伺って小さなお皿を頼んでお酒を飲んでというスタイルを6回ほど繰り返し、それくらいの平均を私は持っています。
 
ビストロってなんとなくアメリカやイギリスのレストランのイメージがあるんですけれど、フランス料理の大衆食堂の意味なんだそうです。
 
まず「ビストロ」という言葉は19世紀後半にフランス・パリで登場した言葉だと言われています。言葉の意味は「小レストラン」「小カフェ」「居酒屋」など。日常生活の中で気軽に使える食事処、大衆食堂を指している、と言えるでしょう。フランスのビストロは、お店自体がカジュアルな雰囲気で、庶民的な料理が楽しめるということです。 

ちなみに「ビストロ」から少し高級感があるのが「レストラン」、宿泊施設にあるレストランが「オーベルジュ」となるそうです。
 

DK DINING
「よく聞く「ビストロ」ってどういう意味? 気になるワードをチェック」2018.10.16より

https://dkdining.com/topics/515/

 
美味しいものをちょっとずつ食べて軽く飲みたい時というのが、私にはけっこうあります。
 
夏頃、偶然入った人気店のビストロで、カウンターに座ってあれこれ頼んで食べていたら、とても楽しかったんです。
 
フレンチって現在、創作系に向かっているのかスタンダードな形式が発展していっているのか、私にはわかりませんが。
前菜、メイン、デザートという大枠を外さずに、その時食べてみたいものを頼んでワインはグラスで色々安価に、デザートはお腹次第というのがとても良かったんですね。
 
その時の旬の食材が提供されますし、ワインはボトルで頼まなくてもいい。
お会計もそこまで気張らなくてもいいし、なんだったら5千円くらいで納められる。
こういうのいいな、と思って大満足でその日は帰りました。
 
以来、私の中でビストロでワインと小さなお料理の組み合わせが流行ったので、いくつか伺ったら、いまの青年と呼ばれる方々がどうもビストロでお酒を楽しんでいるらしいのがわかりました。
 
特にその世代の方達は外食をしなくなったと言われているようですが、昨日も前を通りかかったカウンターだけのお店や二度目の訪問となったお店は、席がほとんど埋まっていました。
 
フレンチというとドレスコードがありそうですが、私もその方達も普段のお洒落の範囲で、週末の夜の賑わいを楽しんでいます。
 
いま日本の青年達と年配の方達、ミドル世代と呼ばれる人達は、こういった定食や旬のものをきちんと料理したものを小回りが効く範囲で楽しみ、お酒もその席に合ったものを工夫して頂いているようです。
そういう市井本来の夜の賑わいが街角に戻ってきているのが嬉しくて、私も安心して早い時間帯にご飯を食べに行っています。
 
ワインですけれど。
ソムリエに詳しいことを尋ねてもいいですし、みなさんご存じのように店主がソムリエも兼ねている所も多いので、この頃のビストロで本日のオススメがグラスで提供されているのが、またすごく良いんですよね。
 
確か私はローソンで色々な種類のワインをカジュアルに楽しむやり方を知ったんですけれど。
安かろうがなんだろうが美味しいものは美味しいし、本気の時は酒屋さんのソムリエに訊けば自分達の食卓で素晴らしい食事体験ができることを、多くの方々はもう知っていますから、少人数なのに無理してフルボトルを頼む必要もないんです。
(同じ料理を囲んでいても、飲みたいワインの味って実はそれぞれ違いますよね?)
 
私は悪食なので、途中でビールが飲みたくなったり、今日はビストロだけどウイスキーのオン・ザ・ロックでお料理を食べたいな、ということもけっこうあるんですが、私が伺ったお店はどこも大体カクテル、ビール、ハイボール等がメニューに用意されていました。
 
先日とても素敵なことがあって、シャンパンをどうしても飲みたかったので、昨日、誰にも教えたくないビストロのカウンターで、シャンパーニュをグラスでいただきました。
 
店を出て熱の残るアスファルトを歩きながら、既に藍色になった夜を眺め、ああ、良い夜だな、としみじみ思いました。
色々な考え方がありますけれど、帰り道、出会いの喜びに胸が熱くなるのであれば、それこそが最高の食事体験だと、私は記憶します。
 
もう10月になりますね。
それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。