休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)

2022/05/29

ウメハチ

 


 

・・・JINさんの食べてる夜食は、何ていう料理なんでしょうか?

韓国料理の世界は広大ですね。

 

 

ウメハチというのは、梅の蜂蜜シロップのことです。

私たちの周囲で勝手にそう呼んでるだけです。

 

梅シロップといえば、砂糖と蜂蜜を混ぜて漬け込むらしいですけれど、我が家では、作るときは青梅と蜂蜜のみで作ります。

 

もともと本に作り方が載ってたんですが、要は、青梅のヘタを取って水洗いし、水気を拭いた青梅と蜂蜜とを一対一の割合で消毒した瓶に入れて、冷蔵庫で保管して作ります。

日に一度、瓶を上下逆さにして梅と蜂蜜と滲み出てきた梅のエキスを混ぜます。

それを1ヶ月から2ヶ月繰り返すと、ものすっごく美味しい梅の蜂蜜漬け、ウメハチができます。

 

炭酸水で割って飲むと美味しいので、作った年は、真夏にそうやって人にふるまって、一気に飲んでしまいます。

だからとても贅沢なものですが、時間がある年は(今年は不可能)必ず作るようにしています。

ああ、でももうこの生活に入ってからは作ってないですね。

来年はなんとかしてぜひ作りたいです。

 

梅仕事って一体なんなんでしょうね。

どうしてか、梅雨前になると、やらなければ! という謎の義務感に襲われるんですけれど。

記憶をたどっても、子供の頃周囲にそんな人は1人もいなかったのに、大人になってからは、この時期に特集される料理雑誌を見ては、梅干しにチャレンジして失敗を繰り返し、梅酒や果実酒を経て、最終的にはウメハチに辿り着きました。

 

梅酒も作りますけれど(去年は結局作れませんでした)、杏(あんず)のシロップ漬けが我が家の初夏に作る保存食の王座を奪ってからは、ウメハチか杏のシロップ漬け(こちらは砂糖で)の2択となっています。

(レシピが気になる方は検索してみてくださいね)

 

なので、梅干しを作れる方のことは、無条件で尊敬しています。

 

どうしてもうまくできないんですよねぇ。

多分、レシピの重大なポイントを見落としているんだと思います。

これだけ失敗ばかりというのは。

でもうちのメインお漬物は白菜かキムチなので、結局そういうことなのでしょうね・・・。

 

そうそう、ぬか漬けもやりました。

こちらはすんなりとできて、何年間かやってたんですが、確か、引っ越しか何かで大事な糠床をダメにしてしまい、心が折れてしまってからはやってません。(私、色々やってるな・・・)

 

先程の謎の義務感に話を戻しますが。

 

この義務感って、本能に組み込まれているような気が、どうもしてなりません。

 

何か、梅雨前って、梅仕事だけでなくとも、衣替えをしたり、夏用のタオルケットを出したり、日除けを設置したり、日傘を準備したり、クリーニングに夏のお出かけ服を出したりしながら、慌ただしく次の季節を待ってないと、ちょっと不安になるんですね。

 

誰に言われたわけでもないのに、夏休みの宿題をやってないような、そういうバツの悪い、間がもたない気分になります。

 

この慌ただしさの中、ふと思い出したように、梅仕事や夏支度という、季節の豊かさを現代の指でなぞることで、真夏への心の準備ができるのかもしれません。

 

梅仕事、今年はやってみようかな、という方は、今の時期は大きなスーパーに行くと、小ぶりの瓶や青梅、焼酎、ホワイトリカー、お砂糖と、特設売り場が作られていますので、始めやすいですよ。

 

私としては、ウメハチを強くおすすめします。

冷蔵庫を開け閉めするのは毎日しますので、そのうち瓶を一日一回、上下に揺らすだけで、真夏にはすごく美味しい飲み物が飲めますので、良かったら試してみてくださいね。

蜂蜜オンリーと青梅の組み合わせが1番、美味しくできると私は思います。

 

暑くなってきましたね。

熱中症にはくれぐれも気をつけて、冷房の効いてる部屋と外とで、うまく重ね着をして、この時期は対処してくださいね。

 

それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。

 

 

 ↓ワンクリックしていただけると励みになります:)