休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)

2022/05/23

自分という木

 


 

ペルソナという言葉があります。

仮面と訳される言葉ですが。

日々暮らしていて、私もですが、多くの方は、少なからず、シチュエーションによって、いくつかのペルソナをかぶった自分でいます。

 

思うんですけれど、このシチュエーションによって、相手によって、自分の対応を変えることを、ペルソナと呼ぶ、そもそもの考え方は、自分がたったひとつの表情と人格である、という考え方が根底にあるんじゃないでしょうか。

 

私は実は、ペルソナというものは存在せずに、それは全部、自分である、という考え方をしています。

なぜなら、自分発信のすべてだからです。

自分が知っている自分の表情も、知らなかった自分も、それは全部、自分から出てきているので、ちょっと引いて全体を見てみると、どれも自分がいくつかの枝葉をめぐらせているに過ぎない、という考えを持つようになりました。

 

大きな丸を自分という基準点にするのではなく、一本の木というイメージです。

 

いつ頃からそういうふうに思うようになったのかは、忘れてしまいましたが、いろんな人から話を聞いたり、何か読んだり、音楽の歌詞に使われてたり、映画を観たり、そういう色々から徐々に、人は一本の木という形の基準点を持っている、というふうに思うようになりました。

 

だから、多分、何かの格言できっとあるんでしょうね?(笑)

 

きっとある、という前提で続けますが。

 

今回、アンソロジーアルバムProofinspirationについて上がったメンバーごとのイメージビデオの中で、いく人かのメンバーが、本当の自分、見せたくない自分、という言葉で気持ちを伝えていました。

 

私は、そのひとつひとつの悩みの過程に、こうすればいいですよ? とか、こうすれば解決しますよ? といってアドバイスをする、そういうのはちょっと違うんじゃないかな、と思いました。

私が知っているくらいですから、メンバーもとっくにそういう考えを持つ媒体にたどり着いているはずです。

 

でも、心にあったものとして、過去のことだったり、つい最近のことだったりしたのかはわからないけれど、とにかくそういう悩みを持っていたというのは、はっきりしています。

 

で、私は、その悩みも、メンバーひとりひとりのとても大事な部分だと思うんです。

その悩んでいる過程、それからなんらかの自分なりの解答にたどり着いたこと、それらひとつひとつが、とても重要な心の要素なので、その悩みとそれを言葉にできるようになった今現在の状態を、ぜひ大事に、自分だけのものとして持っていてほしいです。

 

それについて、私の場合は、過ぎてきた道程になりますけれど、それはまた私の問題、私だけのもの、であって、人間の数だけ、同じ言葉を使って表現していても、厳密には、悩みというのは同じではないので、自分だけの大切な思考の過程として、ぜひ持っていてほしいな、と思いました。

 

それが、簡単なようでいて、実はとてもとても難しい、LOVE MY SELFという到着点の一葉ではないでしょうか。

 

その上で、ファンとして、どうしてかはわからないけれど、皆さんのいろんな、ポジティブだけではない様々な部分を見るたびに、応援する気持ちがさらに強くなっていく、そういう気持ちでいます。と書いておきます。

 

めぐりめぐって届きますように。

 

 

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