先日、シクラメンの大ぶりの鉢をいただきました。
私はシクラメンとは全く縁がなくて、最初、ポインセチアかな? と思うほど、赤く、肉厚な花びらが湾曲しながら縦方向に広がっていて、とても面白い造形をしています。
さっそく、花言葉を調べると、「遠慮」「はにかみ」「内気」
とあり、中でも赤いのは「嫉妬」と、これまた、ここではお馴染みの、なぜそんな花言葉をつけたんだシリーズに、またひとつカウントされることとなりました。
(参考リンク Green Snap様 https://greensnap.jp/article/7828)
我が家に来たのは、真っ赤なシクラメンです。
話を聞くと、同じ色を全員に配っていたそうなので、おそらくポインセチアの赤と合わせて、クリスマスカラーという意識があったのだろうな、と思いました。
ここからは私の勝手な想像ですけれど、花言葉が「嫉妬」という強烈な花は、やはり贈るのを遠慮する向きがあるのは当然だと思うんです。
そこでポインセチアと同様に、冬の新しい定番として、赤く美しい鉢を売っているのではないでしょうか。
あながちそうハズレていることではないと思うんですが、どうでしょう。
オブジェのような花の形から、蘭の一種なのなのかな、と思ったら、参考リンク先様にあるように、サクラソウ科とあるので、妖艶な姿とは裏腹に、あの可憐で華奢な花の系譜をもつ花なんだな、と、知らないことだらけで面白かったです。
育て方を調べると、(参照リンク World Flower Service樣 https://www.worldflower.net/shop/growth/g0005?site=w1)
思ったよりもどんどん手をかけて良いそうなので、あまりにも造形的で艶やかな花姿に及び腰だったのが、縁あってやってきた我が家の新しい鉢植え、という意識に変わりました。
これなら、私にも育てられそうです。
以前も書きましたが、私はグリーンをちょっと育てているだけで、今季は、ヴィオラとクリスマスローズをやってますけれど、グリーン・フィンガーズでは全くないので、この手の美しい花に免疫がないんです。
でも、せっかく綺麗に玄関を彩ってくれているのに、ある朝起きたら、萎れてた、なんてことは避けたかったので、さっそく育て方を調べてよかったです。
平日のブログにも書いてますけれど、いま少し体調が悪くて養生生活を送ってるんです。
どうやら今年の締めくくりは、こんな感じで過ぎていくののかな、と少ししょぼくれてたところに、ドン!と馴染みのないエレガントな花がやってきて、部屋の中を明るくしてくれたので、とても嬉しかったです。
人に花を贈るというと、私もそうですが、少し張り切ってしまうんですね。
花言葉が変なのはやめとこうかな、とか(笑)、切り花だと花粉で汚れやすいものは避けたほうがいいかな?とか、アレンジメントはどんなものにしようか、とか、贈るタイミングは? とか、ギフトにまつわる、嬉しい面倒くささがそこにはあって、それも花を贈る醍醐味ですけれど、こうして、細かいところはすっ飛ばして、綺麗だから、はい!みたいな贈り方、私は大好きです。
それに、その物怖じしないスタイルに、こちらまで元気になりそうでした。
そういえば、しばらく忙しさと体調不良にかまけて、花を買ってくるのを忘れていました。
元気がないときは、花を飾ってみる。
花を贈るときは物怖じしない。(相手は確実に喜ぶと信じる)
以上が、我が家にやってきたシクラメンに教わったことです。
花、飾ってますか?
体調が戻ったら、私もさっそく花を買いに行ってこようと思います。
それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。