休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)

2023/03/31

Erykah Badu / Baduizm 〜エリカ・バドゥを聴く〜

 


 

今日は音楽の話です。

 

 

RMさんのIndigoからエリカ・バドゥの名前を見て、そういえば、名前は知ってるし、なんとなく曲もいくつか聴いてるけど、腰を据えてちゃんと聴いたことがなかったな。

と思い、早速、聴き始めたらですね、もう97年に出したこのデビュー作「Baduizm」を聴くのがやめられない状態になっています(笑)。

 

まだ訳詞までいってないんですけれど、情報を集めてみるとSZAAri LennoxSummer Walkerも影響を受けているそうですから、そりゃ好きなはずですよね。

(エリカ・バドゥ自体が、ミュージックシーンにとても影響を与える存在なんですね。)

 

他のアルバムも聴いてみたんですけれど、頭をガンと殴られたような衝撃があったのは、やはり「Baduizm」でした。

 

とても優れた大ヒットアルバムなので、あちこちで断片を耳にしているんですよね。

ああ、これよくお店でよくかかってたな、という曲もいくつかありました。

 

エリカ・バドゥって一体、どれを聴いたらいいの? という質問には、愛好者は全部!と答えると思うんですけれど、そしてそれはその通りなんですけれど!

 

私はまずは「Baduizm」をお勧めします。

 

それからリリース順に「Mama's Gun」という流れで今聴いてますし、次は「Worldwide Underground」に行く、というのが順当な聴き方ではないでしょうか。

 

最近のだと2010年リリースの「New Amerikah Part Two : Return Of The Ankh」が「Baduizm」「Mama's Gun」の次に私は好きでした。

 

でも「Baduizm」が良すぎてですね。

他のアルバムもいいんですよ、すごく。

一枚一枚ごとに洗練されていってたり、挑戦したり、そのどれもがほとんど成功しているというすごいアーティストなんですね。

レジェンドと呼ばれるには確固たる理由があるのだな、と私のようなジャンル迷子リスナーにもそれをしっかり伝えてくる実力と才能に満ちています。

 

だけど、一枚聴き終わるたびに、また「Baduizm」を繰り返し聴きに行ってしまうという不思議なループに入っていっているんですね。

 

ひょっとして、聴く者がその時一番欲している音によって、リピートするアルバムが違ってくるという、これは「エリカ・バドゥあるある」なんでしょうか。

 

ウィキペディアによると、ネオソウルで知られているとあります。

 

というか、ネオソウルというジャンルもよくわかっていなかったんですが、同じ文章上に「ヒップホップやRBにジャズを融合させたスタイル」とあり、それは私が大好きなやつだわ! と、よくわかっていなかったネオソウルというジャンルについて、意外にもここですっきりできて良かったです。

 

私は正直、アーティストのプライベートにはあまり興味がなくてですね。

エリカ・バドゥ、ちゃんと聴くのはじめての人はどれを聴けばいいんだろう? という疑問一点のみで検索をかけてるんですが。

やっぱりエリカ・バドゥはこれを聴け! という情報に行き当たらないので、片っ端から聴いていこうと思っています。

 

それくらいエリカ・バドゥ良かったです。

 

大きな名前の方ってすっごいディスコグラフィーに熱量があるから、聴いてみようかな? と思っても、調べてるだけでちょっと腰がひけちゃうと思うんですけれど、いやぁ、腰を据えて聴いてみて良かったです。

 

スポティファイについて、あれこれ弊害点を言われてますけれど、こうして深堀りしていくことが、ほとんどの方が必ず手を伸ばせば届く、持ち歩ける、リアルな身体性から時差ゼロのガジェットで、いますぐ利用可能な音楽ツールだという時点で、私はこの定額ストリーミングサービスの、水面下でのミュージックシーンへの貢献度って計り知れないのではないか、と思っています。

その結果は、おそらく10年後20年後に、Spotifyリアル世代の舌をまく音楽性の成熟度として現れてくると、私は考えています。

 

入門はスポティファイでしたけれど、もうここまで好きだったら、私みたいなタイプは、買い集めますからね。

時間はかかってしまうけれど。

 

最終的には買うんですよね。

そして買えない時期にすっごい聴いていた音楽ってそれはそれで財産になるし、大人になって買えるようになったら、買って、なんというか「あの頃」に返していく形で、音楽にお金を使うようになるんですけれどね。

 

でも、それは結果を知りたい意思に対して長すぎるスパンなので、今言われている問題点に関して私が思っていることは、きっとロマンチックすぎるんでしょうね。

 

うーん。

何かもっといまより、いい形で共存できるといいな、と思うんですけれど。

 

有料会員ではありますが、そういう聴き方をして、ゆっくり買っていくという流れの中のリスナーとして、今の私は音楽を聴いています。

 

それくらい、エリカ・バドゥ、腰を据えて聴いたら、ハマりまくったという話なんですけれどね。

 

素晴らしい出会いをありがとう! RMさん!

 

 

以上、Erykah Badu / Baduizm 〜エリカ・バドゥを聴く〜でした。

 

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