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休刊 キム・ソクジン 
おかえりなさい、JINさん。
ARMYさんおめでとうございます!:)

2023/06/11

🌈 レモンをかじる

 


 

日曜なので、穏やかな内容を書いています。

 

 

レモンって、今どきも、かじりますか?

 

私が子供の頃、周囲の大人がレモンを皮のまま、ガリッとかじっているのをよく見かけていました。

幼い時の記憶なので色々とぼやけてて、記憶も当時の景色もかなり白く幾重にも重なって像が光っているのですが。

 

そのレモンをかじる姿が、とても美味しそうだったんです。

なので、物心ついた頃、こっそりレモンを買ってきて、水で洗ってガブっと行ったら、苦酸っぱいことこの上なかったんですよね。

 

で、私のあきらめの悪さは、この頃もうすでにあったようで

「いやアレは絶対に美味しいやつに違いない! 食べ方が違うんだ!」

と、苦酸っぱい口の中をすぼめながら、なんとかして美味しくガリっといってみたい、とずっと狙っていました。

 

やがてもっと大きくなると、レモンの皮は苦い、という知識を得て、

「そうだ! 蜂蜜に漬け込んでおいたら、美味しいのでは?」

と考えたところまでは良かったんですけれど。

食べるならたくさん、たっぷり食べたい!

といういじましい判断から、次は分厚く切ったレモンの輪切りを蜂蜜に漬けても漬けても、レモネードが輪切りになった味には程遠いわけです。

それで最終的に、皮面をところどころ丸く皮を削って、少し皮が残っている状態で、薄い輪切りにして蜂蜜に漬け込むことで、子供の頃からの「あれはきっと美味しいものだ!」という情熱がめでたく実を結びました。

 

でも、結局レモンをかじらないんですよね。

実際にかじってる人に聞いたわけではないんですが。

いまになって考えられることは、

 

1:あの時の大人たちは、特に美味しいと思ってかじっていなかった。

 

2:そもそもレモンの食べ方をよく知らなかった。

 

3:刻んだレモンの皮を茹でこぼしたあと、マーマレイドにするのが面倒だった。

 

のどれかだったのだろうと見当をつけています。

 

私は初夏になるとレモンって食べたくなるんですよね。

それに大好きなレモンケーキが出回るのも、確か、今くらいの季節だったように記憶しています。

 

でも、いま「レモン:旬」でGoogle検索したら、強調スニペットに

 

国産レモンの旬は、です。 11月頃から春先までの収穫が通常の栽培で収穫量も多い時期です。 一転して春以降の暖かい季節は、収穫量が少ない時期です。

 

有機生活 様

https://eu-ki.jp/lp/lemon.html

 

とあるんですよね。

 

私の場合、あ、あの野菜食べたいな、とか、あの果物食べたいな、という時って、だいたい体が覚えている、食べたいものの旬なので、わりと合ってる事が多かったんですね。

 

でも私は、レモンは初夏に食べたり飲んだりしたくなるので、旬は冬なのに、どうしてかなぁ、と考えたら、初夏に入ると、ちょっと体力的に無理が出ている時期で、これからもっと暑い時期を乗り切らなければ・・・、とぐったりしているときに、あの酸っぱさが体に効くのかな、と思い、さらに検索すると、レモンの酸っぱさって、ビタミンCの仕業ではなくてクエン酸なんですってね。

 

そして

 

体には栄養をエネルギーに変換する回路があり、クエン酸はそのスピードを上げて、エネルギーをより早くたくさん生み出せるように働きます。だから、疲れが回復するというわけ。

 

レモンや梅干し、酢など。すっぱいもので疲れ知らずに。【疲れない食事のコツ】

クロワッサンONLINE 様

 

とあるので、初夏に、ではなく、疲れてきたら、私はレモンそのものを、食べたり飲んだりしたくなっていたんですね。

 

あと先にも書いたように、私はレモンケーキが好物のひとつでして。

 

山崎製パンから出ているレモンケーキ「レモナック」は、見かけたら必ずといっていいほど買っていますし、ウィークエンドシトロン(ざっくり説明するとレモン味のパウンドケーキ)も大好きです。

あとは「瀬戸内レモンケーキ 恋れもん」も好きですし、都合が合わなくて、一度しか試した事がないですけど、五感オンラインショップの「檸檬燦(れもんさん)」もとても好きです。

参考リンク

 

山崎製パン レモナック

https://www.yamazakipan.co.jp/product/04/lemonack.html

 

ウィークエンドシトロン レシピ

cotta clumn 様内

https://www.cotta.jp/special/article/?p=51144

 

瀬戸内レモンケーキ 恋れもん

https://item.rakuten.co.jp/okodepa/1-2-0-0071/

 

五感オンラインショップ 檸檬燦(れもんさん)

https://shop.patisserie-gokan.co.jp/shopbrand/ct35

 

 

そして、レモンケーキのことをウキウキとあれこれ考えているのは、やっぱり初夏が始まるとなんですよね。

 

だから私の場合、突き詰めていくと、レモンケーキに入っている成分のクエン酸が初夏の自分の体に合うんだったら、サプリか何かで(あるんでしょうか?)クエン酸を飲めばいいのに、ということになります。

 

でも、レモンの味をしたケーキを口にする事が、私にとってとても重要な味覚と食感とひとときなので、ポッカレモンと蜂蜜少々でレモネードを作る以外は、クエン酸サプリではなく、レモンケーキと熱いお茶で、梅雨空や、ぽかっと突然開ける梅雨の晴れ間を眺めながら、5月6月はレモンケーキ、一択となっています。

 

ちなみに、人にあげるほど上手くないですが、お菓子作りも結構好きなほうでして、それでも、どうしてもレモンケーキってうまくできないんです。

焼くとレモンの香りが飛んでしまうんです。

上に乗せるアイシング(白くて食べるとしゃりしゃりするアレ)にレモン果汁を入れても、やっぱり香りが残らないんです。

おそらくレシピを勘違いしているか、使うレモン果汁の合わせ方間違っているのか、のどれかだと思います。

 

そういうわけなので、レシピのわからないポイントに辿り着くまで、毎年のお楽しみである初夏のレモンケーキは、しばらくは購入して楽しむことになりそうです。

 

レモンケーキって、数年前に、なんだかわーっとあちこちのメーカーから発売されてませんでしたか? 

私の記憶では、それくらいから、コンビニやスーパーでレモンケーキがお馴染みになったという実感があるんですが。

いまの柔らかいカヌレ的な感じで。

ひょっとして私がこんなにもレモンケーキが好きなのは、子供の頃、レモン丸ごとをガリっとし損ねた背景から、レモンを模した楕円形をパクッと頬張りたいからかもしれません。

 

子供の頃、食べ損ねたもの、みなさんもよろしければ、大人になって食べ直してみてはどうでしょう。

きっと記憶が満腹になるかもしれませんよ。

 

それでは、爽やかなレモンの香りのイメージで、素敵な日曜日をお過ごしください。

 

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20230611 13:30 文章をなおしました。