アイランドというドラマの結末をご覧になってから読んでいただけると嬉しいです。
視聴後という前提で書きますので、あちこち説明不足となりますが、ご了承ください。
観終わって、一日が経過したんですが。
本当にあの結末には、私は納得がいかなくて。
バンとミホには、劇中でミホが差し入れ損ねた、あのコロッケを二人、仲睦まじく食べてて欲しかったんです。
そういう結末を私は、試聴している途中から強く望んでいました。
物語的にはああいうものだ、ということなんでしょうけれど。
バンがあまりにも報われなくて、しかも、ミホには、もう半人半妖として、あまりにも重く辛い過去を抱えて生きるのと勝手に背負わされた使命に、疲れたからもう休ませてくれ、って言うから、それを言われちゃあ、ミホとしてもバンの言うことを聞くしかなかったんですよね。
でも、バンは最後までミホに本心の底を明かさなかったことが、視聴者として悔しくて悔しくてたまらないんです。
バンが最期に見たこの世の景色は、ミホとの最初の出会いの瞬間から、二人の過ごした時間だったんですよね。
それをミホは知らないままなんですよ。
バンしか知らないことを、バンは黙って持っていってしまったんです。
なんか私、バンのことが大好きだけど、本当にバカだな、って思ってですね。
腹が立って仕方ないんです。
どうして二人で生き延びることに、世界も救ってですよ? それもやって二人でも生きていくことに、知恵をしぼらなかったんだろう。
どうして、バンは運命のいうことを素直にきいてしまうんだろう、と、なんだか、ずっと観終わった後も、すごく悔しいし、やりきれないし、落ち込んでいます。
なんでミホという光に出会ったことで、幸せになることを選択しなかったのかなって。
それすらも、バンの哀しい生い立ちが、変な使命感を持たせて、それを本人が信じ込んでしまったんですよね。
あと周りの事情を知ってる人も、なんかみんな、ミホに深入りするな的なことを言うんですよ。
世界を救うためだからって。
そーーかなーーーー?って思うんです。
それでほんとに合ってる?って思うんです。
生きてる人、誰も幸せにならない結末で、それで世界が救えてオッケーなんでしょうか?
私は、そういうの、なんか正しいけれど、ものすごく根本的なところで、果てしなく間違ってると思います。
別に私はそんな明るい、正しい人間ではないですけれど。
バンみたいな人を幸せにできなくて、何が世界を救うだよ!と思うんです。
ミホがあんなに、身をよじって泣いてて、泣き叫ぶ選択をさせて、しかも一年経っても、ふっと素にかえったらバンのことを想っているっていうのに。
なんだって、あんなことになったんでしょうね!
ドラマだし、そういう物語なんだから、仕方がないだろうっていうのはわかってるんですよ。
でも、なんか、どうしてなんだろう。と、観終わって、ずっとバンとミホについて、心のどこかで考え続けています。
で、あんまり悲しいから、バンを創り出したキム・ナムギルさんのコメディ無いかなって探したりですね(笑)
なんかバンについて他に情報ないかな?とか思って、すっごい検索したりしててですね。
私はバンの写真を見つけて、一枚そっと保存しました。
(正確には、バンになっている、キム・ナムギルさんですけど)
バンについての情報のかけらでも、と言う気持ちで、ニュースサイト様内を検索してヒットしたんですが。
最近、キム・ナムギルさんが、ソウルでファンイベントのコンサートやって、歌って踊ったりしたっていう記事を読んで、
バンはあまりにも切なかったけど、
バンを生きたキム・ナムギルさんはお元気そうで良かったな、って思うようにしています。
でも、あの結末は、哀し過ぎると思います!
もう!
あの物語を創った方は、バンとミホのことが嫌いだったんでしょうか?←それは無いと思うよ?苦笑
このやり場のない怒りをどうしたらいいかわからなかったので、ここに書きました。
すみません、BTSとARMYさんの記念の月なのに。
なんのことかさっぱりわからなかったら、とりあえずドラマ、アイランドを観てみてください。←苦笑
もう、ほんっとバンとミホが素敵で可愛らしくて、絶対に幸せになってほしい人たちなので!
二人で楽しく微笑ましくコロッケ食べててほしいです。
その未来を生きていって欲しかったです。
以上、ドラマ アイランドの結末について思うこと、でした。
付記 これはドラマ アイランドをディスっているのでは当然ありません。
このくらい夢中になった、
それぐらいハマり込んで、
今でもバンやミホのことを思い出し続けている状態なので、この作品世界の中に入り込んで、熱く書きました。
翻訳されたら、ちょっと伝わりにくいかなと思い、付記します。(20230628)
↓ワンクリックしていただけると、はげみになります:)