休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)

2023/06/25

🌈 白く、美しい花を想起させる人

 


 

日曜日なので、穏やかな内容を書いています。

 

 

薔薇のサボン

 

 

 

何かを見て、「あ、これはあの人のイメージだ!」と思うことがたまにあります。

 

そして、その何かは、どうして数あるイメージの中から、特定のイメージを私に受け渡しているのだろう、と不思議なんですよね。

 

 

私がビギナーながら育てている薔薇のサボンは、検索してもサボン育成情報にあまりヒットしなくて、そう人気の花ではないのかな、と少ししょんぼりしています。

 

思うに、サボンは花も香りも美しいけれど、開花してからの期間が短いからではないか、というのが私の見当です。

 

気温のせいもあるかもしれませんが、育てていると、わりにサボンはバンバン健やかに花開くんですね。

もちろん最初はオールドローズの形で。

 

そしてその後、もっと開いていくと、写真のように、まるで芙蓉のような、それでいてやはり薔薇なのだな、と思わせる、そういうなんとも光っている花姿になります。

 

で、そこから、一定期間が経過すると、スッパリと花が落ちるんです。

 

検索してヒットする薔薇の育成家の方々は、花の紹介に、花持ちが良い、というワードをほとんど必ずと言ってもいいほど入れています。

それだけ花持ちというのは、重要な要素なんでしょうね。

 

けれど私の育てているサボンは、前述した通り、咲いた後、呆気ないほど一気に花が落ちてしまう。

だから、新しい花ということもあるけれど、花持ちという点でも長いほうではないので、あまり育てている方が多くはないんでしょうね。

 

好まれる花の条件に一致していないところがあるのに、私はなぜか、このサボンがとても好きで、毎日、ニヤニヤしながら眺めては、あ、また蕾が!とか、あ、ここの葉がすごくツヤツヤしている!とほおを上気させながら、大切に大切に育てています。

 

平日のブログで書いているように、私は普段、BTSJINさんをメインに応援している、JINさんのファンなんですけれど。

 

そのJINさんの先輩にもあたる、キム・ヒチョルさんのことをとても尊敬しておりまして、憧れの人としてそっと遠くから眩しく、とても良い影響を受けています。

 

先日、ふと、「そういえば、このサボン。私の中のヒチョルさんのイメージと同じだな」と気がついたんです。

 

いや・そこJINさんじゃ、ないんかーい!(ワイングラスかちーん)

と総ツッコミを受けそうですが。

 

とにかく、そういえばサボンってヒチョルさんのイメージにピッタリだなと、思えば思うほどそう思ったんです。←?

 

確かに、この優美でいてどこか鋭さがある花姿といい、香りの清潔でいてエレガントさといい、まさにヒチョルさんなんですね。

 

すぐ散っちゃう花を人のイメージにあてるなんて、縁起が悪いと思う方もおられるかもしれませんが。

 

サボンが持つ、他の薔薇と比べると短いサイクルで「くりかえし咲き続きける性質」に、私は、不死鳥のような生命力の強さをすごく感じるんです。

そこも、ヒチョルさんという方の印象に、とても一致していると私は思っています。

 

それで、この「白く、美しい花を想起させる」という、どういう流れで、私の頭の中でそういうことが起こったんだろうと考えてみると、おそらく、私が、自分の想像の香りを、実際に嗅いでいるから、なんですよね。

 

・・・はい? 

と言われそうですが。

 

多分、誰かを頭の中でイメージするときに、その人の佇まいとか、目の光り方とか、顔立ち、持っている雰囲気などに加え、香り、という情報が、その映像なり画像なりに、添付されているんじゃないでしょうか。

 

個人差があるとは思うんですが、香水があれだけたくさん発売されているのも、人がイメージするだけのありとあらゆる香りが、思っているよりも、明確に、嗅覚と直結していて、私達それぞれの心の中に、その嗅覚情報がインプットされているからじゃないか、と思うんです。

 

だから誰かに香水をプレゼントするときに、

「あ!これなら良いかも!」

と思う香水を選ぶ判断基準って、無意識に相手のイメージに添付されている情報の香りを嗅いでいるから、現実で香水を嗅いだときに、それと一致するものを、これだ!と選択できるのではないでしょうか。

 

そう考えると、試してた香水が、相手のイメージと寸分違わず一致した時の、神経を直線に駆け抜けていく、あの閃き方に納得がいくんです。

 

自分の中にあるイメージには、香りが付いている。

 

そう考えると、私が今回、自分が育てている薔薇のサボンをヒチョルさんのイメージだと気がついたのは、

私が持っているヒチョルさんのイメージに、サボンの香りにかなり近い香りがついていて、それをすでに私の嗅覚が知っていたから、ということになります。

 

ひょっとして、このことは、何かの書籍で解説されていることなのかもしれませんけれど、日曜日の話題として、ちょっと興味を惹くと思ったので、今日は心に浮かぶイメージに香りがついている、というお話にしました。

 

みなさんのイメージの中に棲んでいる方達は、どういう香りを持っていますか?

 

もしかしたら、いまお使いの香水や、ヘアオイル、バスソルト、アロマオイルは、脳内にあるその方達のイメージに付いている香りかもしれません。

 

そう考えてみると、なんだか香りというものは、私たちの意識が認識へ到達する途中にたゆたう、とてもエレガントな時差のように思えてくるんですよね。

 

それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。

 

 

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