おはようございます。
今日は雑記です。
音楽は、私が昔っから愛聴しているブラック・ビスケッツの「Timing〜タイミング〜」。
とてもとても深い歌詞といつでも心に寄り添うメロディで、たくさんある私の人生の課題曲のひとつ、として、
心細くなったとき、
一生続く、自己嫌悪だらけの日常に折れてしまいそうなとき、
かなしいとき、
心配なとき、
そういう時に、どこからか探し出してきて、聴いています。
不思議なことに、気持ちがダメになりそうなとき、
いつもどこからか、この曲は私の元にやってきます。
それは忘れていたM Oからかもしれないし、
カセットテープかもしれないし、
ラジオから流れてくるときもあるし、
今だとYouTubeの動画かもしれないし、
今日みたいにSpotifyで見つけられたりします。
ブラック・ビスケッツってなんだ? とか、
どうして、あのビビアン・スーが参加しているんだ?
とか、
色々知りたいことは山ほどあるでしょうが、
今日は別の話なので、
気になる方はWikipediaをご覧ください。ごめんなさい。
タイトルにあるとおり、ここを始めてしばらく経ちますが、そういえば自慢話を、一度もしたことがありませんでした。
なので、今日は、ひとつ、自慢話をしてみようと思います。
といっても、私には自慢できるところが何もないので、私が住んでいる日本という国の自慢をします。
ただ、いい所ですよ、だとか、
寿司が美味しいとか、
たこ焼きもあるよ? とか、
カツ丼が最高!とか、
牛丼は私は吉牛派なんですけれど、(吉野家の牛丼が大好きという言い方です。松屋も素敵)とか、
トンカツの美味さは異常とか、
SUKIYAKIって曲のタイトルは、食べ物のあのスキヤキの名前なんですよ? とか、
その人のお勧めするカレーがマズいって相当だよね? とか、
そういうことは、書きません。
「不思議の国ニッポン」ということで、
この国にある、とても不思議な不思議な、お笑いと呼ばれる芸能のことを、自慢します。
ジョークの国は、もちろんイギリスです。
ですが、奇妙なんですけれど、日本にはお笑いの専門の会社が何社もあるんです。
その中でも大きな会社が二つあって、そこは一流中の一流の会社であることは、ひょっとしたらみなさんの国にも伝わっているかもしれません。
会社の名前は知らなくても、あれ? という日本からやってきたコメディアンは、その会社と関わりを持ってることがほとんどなんです。
そんな国は、日本以外にはありません。
どうして日本でそこまで「笑い」というものが独自に発達し続けているのか。
どうして日本人は「笑い」が、そんなに好きなのか。
日本人の特性として、ポジティブではないのに、なぜそんな明るいものを好むのか。
ポジティブではない国民性の土壌に、一体どうして数々のコメディとみなさんが呼んでいるジャンル「も」ある、「笑い」という芸能が強く根付いているのか。
どうして「笑い」が商売として、興行として、日々成り立っているのか。
とても奇妙なことではありますが。
とにかく、もう、そういうことなんです。
それが、日本なんです。
詳しく知りたい方は、私なんかが書くより、たくさんの研究書が出されていますので、そちらをご覧になってみてください。
私のお笑いの好みを書くと。
この頃では、ジェームズ・コーデンの笑いが好きで、チャーリー・チャップリンも好きだけど、バスター・キートンがもっと好きで、ウェインズ・ワールドのウェインとガースは、いつまでも、いつでも、最高にクール!という「お笑い背景」です。
そんな私が、ここで書いている、何だか上手くないジョークっぽいことは、すべて私の住んでいる日本で、とても盛んな芸能、「お笑い」というジャンルのプレイヤーである、「芸人」さん達のパクリです。
え? その程度でパクってるっていうわけ?
と言われそうなので、
えー、パクってるつもり、です・・・。
あまり面白くないので、文末にいつも(笑)をつけています。
ここで笑ってください、とダメ押しをして、読んでくださっている方々の失笑を日々買っています。
(笑)←これ一体なんだろう?
なんでこの人、文章の後によく付けてるんだろう? と思っていたあなた!
そういう理由です。そういう訳だったんです。
つまらないから付けるんです。
他の方は知らないですが、私はそういうつもりで使ってます。
余談ですが。
(笑)という言葉をどう訳されているのか、とても心配していますが、きっと大丈夫でしょう。
どこの国にも、いまさら使うにはちょっと古臭い、ナードな感じの文字スラングってありますしね。かっこ笑い。
(私はオタクです。ナードの方。)
急に画面越しに振られて、びっくりして、前後を忘れてしまった方のために。
今日はですね。
エナメルのヤロウが、初めて自慢話をするというので、まぁちょっと読んでやろうか、というみなさんが、ここまで目を通してくださっています。
まだ始めたばかりですので、大丈夫です。
どーぞ、どーぞ、そこにそのままお座りになっててください。
自慢話をしますのでね。
いまちょうど、私の自慢ではなく、私が住んでいる日本という国の自慢をする、お笑いというのが日本にはあって、芸人さんというプレイヤーたちが毎日しのぎを削っている、ってところまで書きました。
じゃ、続けますよ? (feat.林家三平)
話を元に戻すと、ここでのジョークっぽいものは、全部パクってます。
そして上手くパクれていません。
理由は、私が「面白いやつではない」からです。
「芸人」さんと書いたのは、「さん」は、みなさんご存知の通り日本での敬称ですので、「芸人」(GEININ)が名称だけど、呼び捨てにしないで「さん」をつけて呼んでくださいね。
という意味で、「芸人」さん、と書きました。
簡単に言うと、「さん、くれろ!」ってことです。
(この星の一等賞になりたいの、卓球で、俺は。そんだけ! from ピン★ポン)
<こういうのを、まぁ、文章でやるサンプリングという感じでやってるんですけど。
手法として確立されているかは知りませんし、説明もしませんし、とっくに天才脚本家がやっていたことです。
ヒップホップっていうのが出てきた時点で、文章界隈にもその影響が出てるのは、当たり前といえば当たり前だと私は思っています。
もっと言えば、私は、その日本語ラップ文化の影響を強く受けている者のひとりです。
A Iが文章書いてプロの方がプロデュースする時代ですのでね。もうこのやり方もお馴染みですが。>
ややこしいので、以下は芸人さんとします。
その芸人さん達ですが。
ここを読んでくださっているみなさんは、不思議に思ってらっしゃると思います。
お前は、あのBTSですら、妙に冷感温度でいるけど。
(いや、私はBTS十分熱いですよ。)
じゃあ、お前にとって熱くなる対象は、どういう人たちなんだよ? と。
かっこいいと、掛け値なしに言える存在は、どういう人たちなんだよ? と、言われるとですね。
それは、
私にとっての、永遠のアイドルであり、
ピカピカのパラダイスであり、
ギラギラのパラダイスであり、
輝く、天翔ける星であり、
ときには心の中だけに存在する、かりそめの友人になってくれ、
ときには厳しいアドバイスをしてくれる、信頼できる年上の友人であり、
ダメな私をダメだな、と何も言わずに叱ってくれる人達であり、
行くあてなんか最初からない、
帰る場所も、ここ以外にはない私を、
私のような同じ気持ちの人達を、
それとは違うけれど、な人達、それぞれみんなを、
いつもご本人達はつゆ知らずに、
そっと遠くから、
たったひとりずつを励まし、寄り添ってくれる。
そういう、なにより、
いつでも、私を笑わせてくれる人達なんです。
芸人さん達に対する気持ちが同じ気持ちの人は、日本にはたくさんいます。
(最近では、お隣の韓国でも日本のお笑いが浸透してるみたいで、嬉しいです。韓国のお笑いも、詳しくないけれど私は大好きです。)
・・・冴えない自分、
弱虫の自分、
卑怯な自分、
それでも、いつまで経っても、変われない自分。
いい格好しようと立ち上がったまではいいけど、なんの役にも立たなくて、ただ恥をかいただけの自分。
傷ついたのに、平気なふりばかりして、結局いつまでもこだわっている自分。
本当は嫌なのに、正々堂々とやめてくれと言えない、臆病な自分。
嘘つきな自分。
嘘をつかないで生きていられる人間の、その権力に気づこうともしない相手に、言い返したいのに、上手く言えない自分。
ただの一度だって誇りになど思ったこともないのに、思い上がってると信じ込まれている自分。
知らないうちに、なんだかよくわからないものになっちゃってる自分。
結局、いつもひとりでいる、臆病でエゴイストな自分。
でも、ごくたまには、マシな自分。
その自分自身の姿の本質を写し取り、とても上手に笑いに変換し、クスッと、時には腹がよじれるほど、笑わせてくれる。
それをやってのけるのが、芸人さん達なんです。
笑うことがそんなに大切か、と思われるかもしれません。
でも、そうですか?
笑うことって、そんなに重要視できないものでしょうか。
なぜなんでしょう?
なぜ、笑うことは、そこまで大切にしなくていいと思われてるんでしょうか。
笑っているひとときが、ただ過ぎるだけの、愉快で面白い時間だから?
笑う、ということは、そこに到達するまでの、知性や苦労が、「表面上、見えにくい」から?
みなさん、よくご存知の通り、
ジョークというものは、権力に対抗する弱者の大切な武器です。
でも、私はずっと不思議に思ってるんです。
では、権力に対抗するとき以外の笑いはどうなるんでしょう?
それが権力である、と、まだ名付けられずに、巧妙に、陰湿にはびこっている、自在に姿を変え、時には陽気で親しみやすい顔すらしている、対峙したものだけが本能で気がついている、言語化されていない、そんな色々に立ち向かう時の笑いは?
うずくまっている時に、そっと肩に手をかけてくれる、良いことを言おうとして、全然うまく言えない、あのおかしなおかしな、涙が出てしまう不器用な温かさは?
わかるわかる、と、わかるはずもないのに近寄ってくる相手を払いのけた時の、せいせいした、腹の底から込み上げてくる、痛みにとてもよく似た笑いは?
それは、ワールドワイドでは、どういう扱いなんでしょう?
大切なものと認められていないんでしょうか。
あまりにも瑣末だと誤解されて、看過されて良いものだということになってるんでしょうか。
もし、そうだとすれば。
それは、私が住んでる日本だけではなく、この世界中のありとあらゆるところに氾濫しているのに、なぜ、認められていないんでしょうか。
なぜ、それは時間の浪費のように、ただの消費のように思われているんでしょうか。
気まずいひとときを、実は心の底でちょっと笑っていること。
気が利きすぎているジョークを言う相手を、醒めた目で見ている、なんだかおかしいひととき。
なんでも肯定する気味の悪さを、あえて誰も突っ込まずに観察している、笑うのを堪えているあの感じ。
「通らばリーチ」な相手に、キッパリ断った時の相手の壊れたおもちゃみたいな動き。
やみくもに主張ばっかりしすぎて、壊れたC Dみたいになってる人のおかしさ。
車に轢かれかけた時に、昔は人が車を引いてたっていうのに!
ていうか、
危ねぇじゃねぇかっ!このバカヤロウ!と気づく時。
そんなミニマムであり、同時に巨大でもある、そういったたくさんの笑い。
分母を日本語では「笑い」とするしかない、
人が生きる上での哀しいまでのおかしさ、
滑稽さ、醜さ、素晴らしさ、
気のいいちっぽけな、ある日の晩のおかずみたいな、
そういうたくさんの全部が、
何だかおかしいものとして、
実は存在している、そういうもの。
名前のない、でも確実に存在する、誰もが持つ瞬間を、
笑い、という芸能に昇華してみせてる、
それをずっと何年も何十年もやっている人たちが、
日夜、笑いについて考え続け、
命をかけ、
研ぎ続けている「芸」が、
なぜ、とりたててジョークとして機能していないものだと、いうことになってるんでしょうか?
ジョークの使命を果たしていないということになってるんでしょうか?
そういう条件分岐なことをやっていなくても、芸人さん達はすでに人を笑わせています。
笑う、という、本当に人を幸せにすることを、そしてそれは、決して誰にでもできることではないことを、芸にし、仕事にし、使命にし、産業にまでしている。
そういう人達の仕事が、なぜ、あまり認められていないんでしょうか。
笑いというものをバカにする人達は知らないんだと思います。
どんな時であっても、まだ笑えるなら、生きていけることを。
人は、クスッと、ほんのちょっとだけでも笑うことで、まだその先を生きていける力が湧いてくる。
どうしてかわからない。
でも、そういうふうにできている。
そのことに気がついている人は、実はたくさんいる。
そこをずっと、最初っから最後まで、
一から百まで、毎日毎日、変わらず、
ずっと、まっすぐにやってのけている、
「笑いという芸を生業(なりわい)とする人達」の存在は、
それは、ごく少なめに言って、
とても、偉大なことではないですか?
ものすごいことではないですか?
そう。
芸人さんって、日本人にとって、
彼らの笑いという、
漫才(MANZAI)、コント、話芸(WAGEI。RAKUGOのこと)、を通して、私達を幸せにしてくれる、
3分経ってもいなくならない。
変身ベルトもいらない、
呪文も、
魔法スティックも使わず、
その回転数の高い頭と喋りだけで、
思わず、世の中を幸せにしている、
ヒーローなんです。
世界一かっこいい、
私の、私達の、ヒーローなんですよ。
それを自慢しようと思って、今日は頑張って書いてみました。
日本には、芸人さんという、たくさんのヒーローがいます。
性差は特に問わない、全員がヒーローです。
彼らは、そうとは知らずに、
いつも、たくさんの人達を助け、生きる希望を与え、
日夜、人を笑わせることに、心血を注いでいます。
これはなんだろう、といつも思います。
この眩しい光は、一体、なんだろうと、思います。
ずっと考えているんですが、残念ながら、私にはわかりません。
いまは、私の個人的な事情のためにテレビを見ることができませんが。
いまでも、脳に焼き付いている笑いを思い出しては、
吹き出したり、
一緒になって、
面白かったね、面白かったね。
すごいね。ほんとにすごいね。
と飽きもせず話したり、
ネットで見かけるようになった今も、
声を出して笑ったり、時々しています。
『なんて、不思議なチカラ』
(ブラック・ビスケッツ Timing〜タイミング〜)
と、この曲で歌っていますが、本当にそうとしか言えません。
とても、不思議なチカラを芸人さん達は持っていて、
日夜、惜しげもなく、それを使っています。
そういう人達が、たくさんいる国。
それが私の住む、日本です。
ね?
ーーーー、いいでしょう?(笑)
以上が、私の、いっとう自慢なこと、です。
このファッキン駄文を天国のレジェンド達に。
遅くなっちゃって、ごめんなさい。
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20230604 21:00 誤字をなおしました。