休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)

2024/03/18

遊び続ける、ということ。本日の雑感 20240318-2

 

先月購入した(はず)、しおり(栞)


あまりにも疲れていて、読書が出来ていなかったんですが、先週ぐらいから、特に縛られない読書を再会しています。
 
写真は、なんと栞(しおり)です。
アマゾンで購入しました。
 
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ECHONOYA メタル しおり 花 おしゃれ ブックマーク アンティーク 金属製 読書 ブックマーカー 金属しおり チェーン ゆらゆら 揺れる 文房具 事務用品 学生 作家 贈り物 (12月の梅花-銀) 
 
美しいでしょう?
こちらの栞は、金属製で、一年の12月のイメージで2種類ずつ誂えてあって、私は、梅と赤い鳥モチーフとパートナーの誕生月のモチーフを購入しました。

これを挟んで、いまは「訂正する力(東 浩紀)」を読んでいます。
「訂正する力」はとても面白くて、昨年の 秋前 冬前に購入したんですけれど、不調が始まり、ちょっと置いておいたんです。
とても大好評な本で、東 浩紀先生がとても噛み砕いて、分かりやすく、訂正する力、について語られたものが本になっています。
 
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訂正する力 (朝日新書) 新書 – 2023/10/13 
東  浩紀 著
 
こちらの第3章 親密な公共圏をつくる、を先ほど読み終えて、ふと、遊ぶこと、について書いてみようと思いまして、本日の雑感2を更新します。
 
色々なアドバイスを若者だった頃からいただく機会がどなたにもあると思います。
私も、きっと人より少なめですが、そのような機会がありました。
そのいくつかは、その時の私にとても有用で、それは経験のストックとして私の中にいまでも残っています。
そして、残りのいくつかは、ものすごく射程範囲の長い、長すぎる、今考えると、アドバイスをくださった方ご自身も、よく分かっていなかったのではないか、というアドバイスがあるんです。
 
共通点は、言われたときは、よくわからない言葉である。
そして、わからないのに、体感で、
これはなんだか知らないけれど覚えて置いた方が良さそうだ、という本能で、記憶されているもの。です。
 
そのひとつに、「遊びなさい。遊び続けなさい」という言葉があります。
 
当時、まだ若者で、私はいまよりさらになんだかわからない、ただの女の子でした。
いつもお金が無くて、大好きなお店で好きなお酒を飲むために、はした金を貯めて、行けるときに週末、お店でひっそり遊ぶ。そういうことをやっていました。
とても楽しかったですし、その時の体験が、後に私をとても助けてくれるものになりました。
 
例えば、お商売のジャマをする気は無いけれど、私個人は、チャージを取らないバーには行かない、というルールを持つきっかけになりました。
それは、本当に私を助けてくれました。
 
でも、そう言われたとき、正直、「何を気楽なことをこのオッサンは言ってんだよ」とイラッとしたのを覚えています。
 
ばっちり遊ぶには、けっこうなお金を稼がないとダメだし、そうしたら遊ぶヒマなんか無くなるのは目に見えているし、つまらない価値観に染まらないと、そのコミュニティに入れないし、そもそも私はいつも弾き出されてしまう。
 
だから、好きに暮らすには、いまの生活をやるのが一番いいし、ストレスも無い。そう信じ込んでいました。
それは、すごく間違っていたんです。

その方は、「お金が無くても、遊ぶ方法はいくらでもある。お金が入ったら、すぐ貯金しないで、必ず遊びに行きなさい。それが君をいつか助けるから」
と言ったんです。
 
私は、たぶん、「いいですよねぇ、お金のある人はそんな呑気なこと言って」という目をしていたんだと思います。
 
でもその方は、そんな私に、念をおしたんです。
「覚えているといいよ。必ず、遊びは、君を助けるから」
 
今でも、本当の意味や答えはわかりません。
 
ただ、私は、
目の色変えて、やたらと子供時代の遊びを大人が「あえて」やる、という遊び方や、
遊びの恋愛をすること、
お金も無いのに贅沢なお店に行くこと、
分かりもしないのに流行の遊びにすぐ飛びつくこと、
遊ぶこと自体に一生懸命になって、つまらないのに楽しいと思い込んで、日々をしのぐこと、
では無いだろうな、と思ったんです。
 
勿論、人をおもちゃにしたり、人をカモにすることでもありません。パワーゲームに参加することでも、当然ない。
 
本当に楽しいと思うことを、楽しいと思う範囲でやること。
やり続けること。
 
なんだと思いました。
 
ルールは、
「その楽しさを自分の中で絶対に誤魔化さないこと」
です。

飽きたらやめる。つまらなくなったらやめる。
そこに付き合いや他者の評価を、絶対に、入れない。
飽きて、ちゃんとつまらなくなって、きちんと止めるまで、が遊び。
 
私は、そう思って、いまもひっそり遊び続けています。
 
私が、遊びでやってるんだ、と、うそぶいていたのは、半分は格好つけです。
でも、半ば、本気で、これを実践していたんです。
 
あの時のあなた達は間違っていたんですよ、と言いたいのでは、決してありません。
 
私は、そうやって遊ぶこと。遊び続けることで、どこかで自分の中に、退路を作れたんだと思います。
 
これは、違う意味かもしれませんが、本に載っていた「勝たなくてもいい。負けなければいい。」という言葉が表していることだと思います。
 
この言葉を私個人の価値観で展開すると、
「負けても、負けても、負けないでいられるやり方、を体で知っていく」
ことなんだと思います。
 
私の人生は、負けっぱなしです。
負け癖がついているなんてもんじゃない。
負ける度に、本当に負けています。
でもね、と言えないくらい、負けるからです。
 
でも、勝った相手に、自分のすべてを受け渡してしまわないで居られるのは、 遊び続けていたから、今もなお、遊び続けるから、だと、さっき、東先生の本の第3章を読んで、ああ、そういうことだったんだな、と腑に落ちました。
 
解釈や実践方法は間違っていたかもしれないけれど、確かに、遊びは私を助けてくれました。
 
これからも、助け続けてくれることでしょう。


以上、遊び続ける、ということ。本日の雑感 20240318-2、でした。

 
 
20240319 10:53 訂正箇所を直しました。