カモミールティー

 
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 
ジャーマン・カモミールをアマゾンで購入して、カモミールティーを飲んでいます。
 
最初は、私の部屋にお茶セットのコーナーを作る時に、ハーブティーも常備しておこう、というぐらいの気持ちだったんですが、調子を崩して春を迎える今季、そういえば・・・、と思い出して、飲んでみました。

 

ジャーマンカモミール　瓶に入れて暗く乾燥した場所に保存しています。

カモミールティーといえば、けっこう有名なのが、不眠に効く、という話ですが、私は特にそこまで効果を得られませんでした。
 
これは、専門家でもなんでもない、私個人の考えですが。
 
私は、不眠は、病院の予約が取れ次第、すぐにお医者様にかかるべきですし、処方された薬をちゃんと適宜飲み、とにかく眠ることを第一にする治療にかかるのが一番良いことだ、と思っています。
 
理由は、不眠というのは、色々な身体、精神の病気を二次的に、そしてとても深刻な数々の病気をひきおこす恐れが、非常に高い症状ですので、私は、少し眠れないくらいで、とか、不眠だけど、と自己判断をせず、必ず医師の指導のもと、処方された薬をちゃんと規定量服用し、まずは3ヶ月は治療に専念すべきだ、と考えるからです。
 
それほど睡眠というのは、非常に重要なものだからです。
 
脅かすわけでも不安にさせたいわけでも絶対ないですが、眠れないということが、どれほど危険なことなのか、多くの人は簡単に考えすぎだと、自分の経験上、とても強い危機感を私は持っています。
 
 

 

保存瓶はアマゾンで購入しました。

 

 

カモミールティーですが、先日、あらためて効能を調べると、リラックス効果から深い眠りの効果が期待される、というものから、鎮痛、口内の健康の維持、風邪の弾き始め、糖化を防ぐ、等たくさんあるんですよね。
 
参照リンク
わかさの秘密　内
カモミール/カミツレ
https://himitsu.wakasa.jp/contents/chamomile/
 
厚生労働省『「統合医療」に関わる　情報発信等推進事業』
e JIM
海外の情報　カモミール
https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c04/10.html
 
 

ただ、厚生労働省の上記リンクには、
 

人を対象とした個々の症状・疾患に関する研究が少ないため、健康に対するカモミールの効果はあまりわかっていません。
 
·  不眠症に対するカモミールの効果に関する情報はほとんどありません。2019年に発表されたレビューでは、6件の小規模試験を対象としていましたが、不眠症に関する試験は1件だけでした。この1件の試験では、カモミールは不眠症に対する効果がないという結果が得られました。
 
（中略）
 
カモミールは不眠症ではない人において睡眠の質に関する個々の評価項目を4週間にわたり改善する可能性があると結論づけています。
 
厚生労働省『「統合医療」に関わる　情報発信等推進事業』
e JIM
海外の情報　カモミール
https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c04/10.html

 
 
とありますので、不眠に関する期待は、2024年の現状では、あまりしないほうがいいと私は思いました。
 
 
その上で、リラックス作用、と老化対策が私は、けっこうあるのかな？と思っています。
 
 

参考リンク
macaroni様内
カモミールに期待できる効能って？管理栄養士が詳しく解説
https://macaro-ni.jp/90563#heading-2446203
 
 

そして、わかさの秘密様にある糖化防止効果については、とても期待を抱きました。
 

カモミールに含まれている「カマメロサイド」という物質が豊富に含まれています。
 
近年の研究により、カマメロサイドが糖化により生成されるAGEs（最終糖化生成物）の一部の生成を阻害する効能があることが判明しました。「糖化」とは、血液中の糖の濃度が高い状態である高血糖が続くと、体の中のたんぱく質や脂肪などが余分な糖と反応して、分解されにくいAGEsに変性してしまうという現象のことです。糖化により、AGEsがたくさんできることで、糖尿病を筆頭に、白内障、骨粗しょう症、肌のシミやシワ、さらには命に関わる心筋梗塞やガン、アルツハイマー病など様々な病気が引き起こされてしまうということで注目が集まっています。
カモミールにはジャーマン・カモミールとローマン・カモミールの2種類があり、一般的に多く出回っているのはジャーマン・カモミールですが、有効成分であるカマメロサイドは、ローマン・カモミールにより多く含まれています。

 
わかさの秘密　様内
カモミール/カミツレ
https://himitsu.wakasa.jp/contents/chamomile/
 
 

 

民間療法や伝統療法の範囲のものって、その後、医学の世界で化学物質と化学反応に基づいた研究結果から、実はその成分が民間療法で伝えられていた薬草、行動などに、働きかけていた物質・成分が含有される、という発見によって、効果が科学的に立証されるということがありますよね。
 
それで私も安心したり、単に自分には合う、というだけのものが、同じ大変さを持っている方にお薦めできる情報、に変わるので嬉しかったりします。
 
ただ、よくありがちな、昔は虐げられていたけれど、後に正しさが立証された、という無理解への勧善懲悪ストーリーに、気持ちが乗ってしまって、

ほら、科学より口伝のほうが正しいんだ！　

あの人の言うことは正しいんだ！　

みたいな、医学や科学という、実験と統計と結果と考察ではなく、いつの間にか、提唱している人物の人柄や、信用している人を支持している自分の気分の良さにすり替えて、

なんでも鵜呑みのするのは、危険かな、と思うんです。
 
科学と口伝は、まったく別のアプローチから、同じ結果を導き出しているものなだけ、と考えた方が、

私は、いいらしいよ、という口コミだけを信じてしまって、

アレ？という気持ちを無視して後でとんでもない副作用に陥ってしまったり、

反対に、科学だから、とだけで、

どう考えてもそれは健康に悪いのでは？という、

これは無いから例えに出しますけれど、泥水をコップ一杯飲みましょう！みたいなものを、すぐ実践するのも、どちらもとても恐ろしいことだと思います。
 
自分で、自分に合うのかどうか。

それは一体、なぜ自分に合うのか。

わからなくても体の調子が良くなっていっているのなら、続けても体や気持ちに負担はないのか。
 
ちゃんと、自分と相談して、お医者さんにも相談して、自分を助ける制度や医療、人の知恵、考え方・等を取捨選択していく、そういう気持ちが大切ではないでしょうか。
 
普段、いい気分になることと、病気や症状が治るという実績は、まったく別のものだ、という考えを私はとっています。

それで同じ結果が導き出された時に、そうなんだ。良かった。と、いま結果が一致した目の前のひとつだけを、いちいち喜べる、そういう気持ちでいたほうが自分を守れるし、自分の大切な人を守れるのかもしれないな、

なんて、自分がいいと思っているものを確認しながら、ときどきは自分に対して厳しくあることを忘れずにいよう、と決めています。

 

瓶の大きさはこのくらい。比較・ブックスタンド

 

そういう心の準備をした上で、暮らしのふんわりした中で、

 

こうすれば気持ちが明るくなる。

こうすればお洒落な気持ちになって、気持ちが弾む。

そういうものを大切にしながら、お茶の時間という、気持ちと体にもいいひとときを、これからも守っていこうと思っています。

 

 

 

それでは、素敵な日曜日をお過ごし下さい。