休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)

2022/04/17

ちょっとした不機嫌さ

 


 

愛読しているブログ様で取り上げられてて、あまりにいいので、私も真似して載せます!

 

 


 

Wet Leg オフィシャルチャンネルより

Chaise Longue  MV

 

パンチの効いたガーリーさが非常にパンクなM Vです。

Spotifyの再生回数も高いですね。

大好きです!最高!

 

 

 

こういう、いわゆるロックと呼ばれる楽曲が、あんまりメイン・ストリームにいなくなって結構経ちます。

でも気配はあるんですよね。

 

メインストリームにいる、オリヴィア・ロドリゴのサワーでもロックな楽曲が支持されていたし、ビリー・アイリッシュのハピアー・ザン・エヴァーでも、後半ギターとドラムがゴリゴリに使われていますし。

 

なんとなく、そういえばロックってどうだったっけ?という雰囲気がなくはないんですが、ドカンと来る楽曲がないな・・。あれ? 次はロックじゃないの? と、様子見みたいな気持ちに私はなってます。

 

そんな時に、Wet Legの登場です、

ほんの昨日、知ったばっかりですが、いい感じにフザケてて、じんわりLOWに胸のあたりをガツっと打ってくる音で、かなり好きです。

少年ナイフの初期のような、ヤバさとパワーを感じました。

 

ロックの話に戻りますけれど。

 

若者だった頃、毎日のようにロックも聴いていました。

で、あの時って、何か暴れたい欲求のようなものが、胸の底にずっと漂ってて、ロックを聴いて、自分のなかにあるものを音で象って納得したり、違う形で外に出すきっかけにしたりしていました。

 

いま現在はそういうものがなくなったのか?といえば。

全くそんなことはなく(笑)

 

あの時のような、圧倒的な激しさ、衝動はないけれど、あの力強い感情が、ちょっとした不機嫌さ、に姿を変えて、ずっと心の底にあります。

 

で、今回のように、ふてくされたシニカルさが漂う音楽を効くと、その部分が強烈に反応します。

 

反応して、スカッとするんですね。

フラストレーションをどうこうというスカッとじゃなく、わけもなく、強炭酸飲料をごくごくと飲み干したい気分、というものがスカッとするんです。

 

そういう感覚を持ってる身からすると(たぶん、これを読んでくださってる皆さんの中にも同じものがあると思います)、ロックってやっぱりちょっとメインストリームではなく、マイナーな存在なんじゃないかな、と思います。

 

私の知ってる範囲になりますが、ロックって、もともとチャートとは無関係なリアルライフに棲まう人々の音楽なんですよね。

 

でも商業的には、そういう市場の”玉座”にロックを復権することが必要だし、自分の嗜好のど真ん中にある音楽がメインストリームにある、というのも、すごく心強くて嬉しいことなので、ロック復権に対しては特に否定する気持ちはありません。

 

ただ、これだけロックがメインから外れている時期が長く続いてて、だけど一定のユーザー数は確保できているという、いまのロック界隈をみると、もともとメジャーにロックがあったことの方が、イレギュラーが基本だったんじゃないかな、と思うんです。

 

あー、でも、ラジオからロックしか流れていない!みたいな時代もあったし・・・、そうですよね。

あれが普通の方達からすれば、いやいや、ロックはメインストリームの音楽なんだ、というのも納得ではあります。

 

どうなんでしょうか。

ロックってこの先、市場の中心、若者の支持の中心に、戻って行くんでしょうか。

正直、私にはわかりませんが、先にも書いたように、次はロックを・・・、という気配は感じています。

 

それが市場を操作する側の判断なのか、ストリートからなのか、もっといえば、リアルライフからの声なのか、自分の感覚を頼りに、見逃さないようにしていきたいと思っています。

 

もう何年も前に、純文学をやっていた作家たちが現代にいたら、ロックをやっていたと思う、と言ったロックミュージシャンがいました。

でも、いま生きていたら、そういう人たちは、ラップをやっていたんではないかな?と、いまの私は思うんですよね。

 

ただ知らないだけで、そういう、とても鋭敏な人たちがロックを聴き始めているなら、ロック復権あるかもしれません。

 

以上、Wet LegChaise Longueを聴いて、思ったことでした。

 

ちょっとした不機嫌さというものを心の中に隠し持っている分には、私は特にフラストレーションはありません。

むしろ大事にしている感覚です。

 

強炭酸な気持ちでロックを聴く日曜の午後というのも、なんだかいいですよね。

 

それでは、素敵な日曜をお過ごしください。

 

 

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