金木犀(キンモクセイ)の香りがし始めましたね。
やっと秋めいてきて、日中、暑さが戻る日はあっても、盛夏のような暑さの威力は感じられなくなっていますので、私の好きな秋から春にかけての季節が到来し、嬉しい限りです。
最近では、金木犀の香水が定着してますね。
気がついたのは一昨年くらいだったんですが、私が最初に知ったのはロクシタンの香水で、でした。
確認のため検索してみると、商品名は「オスマンサス オードトワレ」。
トワレなので、普通の香水より軽い香りですね。
残念ながら買ったことはなくて存在だけ知っているというアレなので、香りはわからないですが、公式サイトでたくさんのレビューがついてるところをみると、好評みたいです。
香水かぁ、と思いつつ、先日、以前ここで紹介した、透明愛好家のtomeiさんの「金木犀(キンモクセイ)の濃厚ミルクプリン)」という動画を拝見していたら、金木犀のあのオレンジ色の小さな花の瓶詰めが出てきたんです。
ご自身で作られたのかな? とは思ったんですが、金木犀の瓶詰めで検索してみると、なんと金木犀のジャムがヒットしました。
参照リンク
grape ONLINE SHOP 様
商品名は「ジュレジャム」5種セット(ラベンダー・キンモクセイ・ラズベリー・もも・ゆず)」だそうで、はぁ〜、金木犀のジャムがあるんだぁ・・・、と、いたく感心しました。
欲しいですけれど、今月は私はD V Dを買ってしまったので残念ながら見送りますが、そういう存在があると知ってるだけでも心持ちは全然違いますので、素晴らしい情報へのきっかけを下さったtomeiさん、ありがとうございました!
興味のある方は、金木犀のジャム、試してみてくださいね。
昔、近くに銀木犀を植えてるお宅があったんです。
金木犀ではなく銀木犀。
ご存知の方も多いと思いますが、軽く説明しますと。
金木犀が、オレンジ色の小さな花を金に見立てて、金木犀なのに対し、銀木犀は同じく香りの強い、白い小さな花が咲いて、美しい香りを放っています。
どういう経緯で銀木犀の存在を知ったのかは、忘れてしまったんですが、多分、何か詩集とかそういうものに書いてあったんだと思います。
あまりにも美しい名前に目眩がしそうだったので、強く心に焼きついていたんですが、探すと、近所のご自宅の庭に、金木犀と銀木犀を一対にして植えてらっしゃるお宅があって、すごく嬉しかったのをよく覚えています。
今だったら、勇気を出して、木の由来を尋ねてみるのもいいかなと思うんですが、流石にそこまで社交的ではないので、いつも前を通るたびに、そして秋が来るたびに、いつもより多めに前を通って、銀木犀の、ささやかだけれど凛とした美しい香りと姿にうっとりしていました。
いまでも探せば、庭木に銀木犀をあしらっているお宅があると思いますので、よかったら散歩の途中にでも探してみてはいかがでしょうか。
金木犀と銀木犀。
この一対の名前をつけた人は一体どんな人だったんだろう?
最初から、金銀あったのか、のちに品種改良されて一対になったのか、想像は膨らみ続けますけれど、なんだかわかってしまうのも寂しい気がして、あえて検索しないまま、銀木犀の謎を気持ちに抱えて今年も秋を始めようと思います。
それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。
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