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休刊 キム・ソクジン 
おかえりなさい、JINさん。
ARMYさんおめでとうございます!:)

2023/07/18

ネットの海を回遊するは、匿名の蝶の群れ、について

 


 

私は、自分のことを、石をめくったらいる、そこに蠢く虫けらだ、と書いたことがあります。

自虐ではなく、本気でそう思っているからです。

 

以前、実名、顔出しでネットにいる人たちの場所で、そう書いた記憶があります。

むろん相手にされませんでした。

 

それから随分と時間が過ぎ、久しぶりにネットを見た時だったと思います。

 

匿名でネットにいる人達に、同じ言葉が投げかけられているのを見ました。

 

私には影響力などないので、まさかと思いましたが、偶然であったとしても、私が以前書いたその自己紹介が、ネットにいる匿名の話者達に向かって投げかけても良いとされる言葉に変わってしまったのではないか、と思いました。

 

真偽の程は分かりません。

 

ただ、だとすれば申し訳ないな、と思いました。

匿名の、ちゃんとしている話者に、私の自己紹介が使われていたのなら、それはそんな言葉を書いた私に責任があるからです。

 

どういう意図で、その言葉を発した人が使ったのかは分かりません。

ただの偶然かもしれませんし、仮に ”人づて” だとしても、その人もまた、どこかで流れていた言葉を真似ただけかもしれないこともあるからです。

 

その時、その方に問えばよかったのですけれど、動揺してしまって、そうすればよかったと気がついたのは、もうずっと後になってからでした。

 

なので、ここを始めようと思った時に、私が使った自己紹介が、匿名のちゃんとした話者の方たちに向かって、おかしなふうに使われてしまったことを、その可能性があることを、どうにかできないかな、と思いました。

 

それで、匿名のちゃんとしている話者の方々のことを、蝶としよう、と思い立ち、ここのブログ名の下に添えています。

 

ブログ名についても、好きな楽曲のタイトルをお借りしているというのもあるんですが。

 

私は言葉あそびが好きなので、Butterfly Just Dance」という、直訳すると、"蝶は、ただ踊れ" という意味のはずですが。

 

これは書いている私のことを指す意味で、

「蝶は舞うものであって、踊らない。踊っているのは、翼や羽のないものである。」

とする

「決して飛べないもの」

という意味を持たせています。

 

ちょっとひとりよがりな意味づけなので、わかる人がわかればいいかな、と思っていました。

 

ここを始めて 3年半  2年が経過する2023718日現在まで、そのことを指摘した人は誰もおられません。

 

それは、以前書いたように、私に誰も関わりたくないせい、かもしれないですし。

 

先日、同じような意味合いの言葉を使った楽曲を聴いたので、わかりきった、下手な言葉遊びに付き合っていられない、ということなのかもしれません。

 

 

また、タイトルとランキングバナーにある写真に、黒い蝶の金属製のしおりを使っているのも、西条八十が「蝶」という詩で示した、

 

『やがて地獄に下るとき、』

 

(中略)

 

『たぶん私は懐から

 蒼白め、破れた

 蝶の死骸を取り出すだらう。

 さうして渡しながら言ふだらう。

 

 一生を

 子供のやうに、さみしく

 これを追ってゐました、と。』

 

(西条八十 美しき喪失より「蝶」)

 

の蝶を使おうと思い、そうしました。

 

地獄に行くまでの一生を、子供のようにさみしく、1人で追っていたのは、私の場合、蝶の影、になるからです。

 

(20230724 00:01 追記 

ランキングバナーと冒頭に掲げている写真は、ここを始めて1年後に掲載しました。記憶違いをしていて申し訳ありませんでした。) 

 

どちらにせよ、バカみたいなひとり遊びのことなので、私1人がわかっていればいいことですし、説明する必要はないかな、と考え、特に書いてきませんでした。

 

ですが、思うところがあり、私の独りよがりを嘲笑われても、書いた方がいいかもしれないと判断し、また、自分のことを讃美しているのではないことも添えたくて、今日は書きました。

 


 

以上、ネットの海を回遊するは、匿名の蝶の群れ、について、でした。

 

 

 

 

20230718 13:17 文章をなおしました。 

20230718 13:21 文章をなおしました。 

20230718 13:50 文章をなおしました。

20230724 00:01 追記 

20230803 21:22 勘違いしていた箇所、ここを始めて3年を2年に訂正しました。ファンになっては2年半が過ぎた頃、ブログを始めてからは2年でした。訂正してお詫びいたします。

20230803 21:14 誤字をなおしました。

20230803 22:34 誤字をなおしました。

 

20231107 13:52 落ち着いて、自分の書いた説明文を読み直したら、ウソをついていませんでした。
よかったです。
正直に書こうと頑張っていたのは憶えていましたが、確か、その方が攻撃されてはならないと思っていたのですが、ちゃんと話せる範囲で正直を貫いていました。
安心しました。
確認不足で人騒がせなことを書き、申し訳ありませんでした。
(20231107 13:51 訂正と追記)
 
ですが、この時点でももうその方はこの世におられませんでした。
そのことを後になって、勇気を出して検索して、知るはこびとなりました。
 
ただし、バカの考え休むに似たりとは、まさにこのことで、
それも全て、私に機会を与えてくださろうとする、とてもとても深い知見と、まっとうな心からのものであることを、何年も経った現在、やっと気がつきました。
 
そして、どうすれば、猜疑心にまみれ、臆病で無気力だった私が出てくるか、よくよぉ〜くご存じの、舌を撒く知性と経験からのことであったと、いまさらながら脱帽し、謹んで敬服した次第です。
 
私の考えとこの方の考えはやはり違うものではありましたが、このようなものへの一瞬の判断力の高さ、正確さに、ただただ驚き、恥じいるばかりです。
 
お分かりにならない方達へ向けての説明と、お分かりになりたくない方達への徒労とわかった上で説明いたしますと。
 
ひとつ前の投稿は、先に投稿した私の下手くそな追悼のつもりの文章なんかではなく、何年も経ってやっとわかったバカな私らしい、元気で、そして無知蒙昧な私らしい言いかたの方が、きっと納得していただけると思うからです。

その上で、どうお思いになろうと、どうお考えになろうと、それはそれぞれの勝手です。
私はこのことについて、今後、何か言葉を出すことはいたしません。
 
ああだ、こうだ、言われても、私のこのリアクションこそが、先生の望んでおられた正解であったと、私は知っているからです。
 
縁もゆかりもない、ネット越しのクソどうでもいいバカな読者相手に、 一瞬の一瞥であっても、大人としてどう振る舞えばいいか、よくご存じであった方だと、いまでもおっしゃっていたことが、山ほどわからないことがあるのは承知の上で、本能で、そうと知っているからです。
 
ありがとうございました。
そして、全てご存じの上のことだったのに、
長い間、怯え、わからず、バカな上に、頑固で、
本当に、申し訳ありませんでした。
 
まだしばらくは、ご希望に背き、めそめそ泣くと思いますが、
笑いながら泣くという、不思議な機会を与えてくださった、
私の心を生かそうと考えてくださった、
敬愛する天国の先生に、バカないち読者として、
深く深く感謝申し上げます。
 
先生のこと、忘れません。
 
 
エナメル