休刊 キム・ソクジン



休刊 キム・ソクジン 
あと2ヶ月ですね。
ARMYさん達も待ち遠しくされていると思います。
アルバコエルレアオクラータは花が終わりました。
無事のお戻りを待っています:)

2023/12/03

綺麗な人の歳の取り方


 
 
日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
 

こんにちは、エア絶世美女のエナメルです。(遠い目)
 
綺麗な人に向けて、今日は有効な情報を書いてみようと思います。
綺麗な人とは、私とは真逆の、本当の意味で顔の美しい人達。
1軍美女と私がカテゴライズしている方達に向けてなんですが。
 
10年くらい前に、すごく美しい方が歳をとるのが苦痛である。というのをネットか本かで読んだ記憶があります。
 
想像するしかないんですが。
 
完全無欠にいいバランスで美しい方達というのは、もしかしたら、自分は美人のまま歳をとるのは無理だ。という前提で生きてらっしゃるのかな。と思ったんです。
 
すごく綺麗な布のシワが人目を引くと「勘違いしてしまう」ように、美しさの絶頂はきっと20歳くらいから30歳くらいまでで、そのあと自分の美しさは散っていくばかりである。と思い込んでるのかもしれないな、と思ったんです。
 
それで、本当にそれはそうなんだろうか? という疑問が、多分、10代くらいから私にはあって。
 
で、きっとそういう美人さん達には、モデルケースの情報があまりないんだろうな。ということに行き当たったんです。
 
例えば、テレビや映画に出ている、女優さんやタレントさん、誌面で大活躍のモデルさん達って、ずっと美しいままなんですが、若さ、という要素が重要視される職種の中で、年齢を重ねても美しさを保っておられる方々は、
 
1、それは特別な職業についているから、維持も特別だから。
2、歳を重ねても、若さではアピールできなかった美しさを外に取り出すことに成功している人は特別なだけであって、それができる人は、たくさんはいない。
 
という目で見られているんじゃないかと思うんです。
 
私の目からしてみたらとても不思議なのは、すでに先達の人達がいるのに、現実社会の中での美人さん達は、その人達と自分は別世界の人間である。と決めてしまって、違う種類の努力や苦しさを抱えているのではないでしょうか。
 
私は、必要であって、事前にちゃんと金銭面でも体調の面でも準備ができるのなら、美容整形や美容医療(であってますか?)も本人が思う通りにするべきだと思っています。
 
ただ、私があれ? と思っているのは、若い頃の顔の維持に追い詰められている方がいる、ことなんです。
 
それは、その方達にとってのモデルケースもいないからなのではないか、と長い間考えていて、多分、そういう方は、ナチュラルな方向にシフトするのも何か違う、と感じているんじゃないか、と思っています。
 
それも素敵だけど、そうじゃないんだ。と。
自分としては、もっとそういうんじゃなくて、今までの延長線上のライフスタイルを送りたいんだけど、そこでの維持のポイントが見つけられないんだ。
ということじゃないのかな、と見ていた時に、ついさっき、この方は、おそらくそういう方達のモデルケースになる人ではないか、という方を見つけたので、お名前を書いておきます。
 
ご存知の方も多いと思いますが、松本千登世さんです。
 
早速ググってみてください。
あっ!と思われる方、結構おられると思います。
 
この方は、あなたにとても似てらっしゃいますよね?
そういうことですよね?
 
松本千登世先生は、美容エディターさんであり、作家さんなんだそうです。
1軍美人の方々は、この方を坂の上の雲にしていくと、バシッと目標が定まると思うんです。
 
それで、私はまだ著書を拝読していないので申し訳ないんですが、いまAmazonで最新の著書の試し読みをしたら、
1軍美人でなくても、当ブログの美しい全読者のみなさんが(なんですか? 異論は許しませんよ?)、この方を目標にしていくことで、若い時の美しさがその人の美しさの最盛期、という、なんだかよくわからない呪縛が解けるのではないか、と思います。
 
私は、ですが。
人は皆、若者を好む。というのは、ほんとですかぁ? とずっと思って生きています。
 
いや、わかるんですよ。

私も、おばさんど真ん中になったいま現在、私に関係なく道を歩いてる若い方々を見ると、エネルギーすごいな。とか、元気そうだな。とか、パッとその場が明るくなる存在感を持っているな。とか。若い方には若い方にしかない美しさがあるんだな。とか。
そういう風に思ってすれ違っています。
 
だから、若いカップルを見ると、いいな、素敵だな、とほのぼのしますし、若さというのは、何ものにも変えがたい、大切かつ重要な要素なので、若い方の視点、考え方、やり方、時代の空気を敏感に体感しているライフスタイル、価値観、その他もろもろは、決して無視してはいけないと思っています。
私も、積極的に、若い方の考えや思っていることを、率直に知りたいと思っている人間の1人です。
 
で、そうなんですが。
そうなんですけども。
 
20代の時だったと思うんですが。
何かの雑誌で、映画紹介をしていて、その映画が、タイトルは忘れてしまったんですけれど。
40代の女性が、30代の男性と50代の男性と2人から告白されて、どうしようか真剣に悩む。っていう映画だったんです。
 
で、これずっと考えている話なんです。(ヒマなの?)←ええ、多分ね。
 
みなさんだったら、どうしますか?
 
私はその時、20代だったので、ターゲット年齢が30はありだけど、50は考えもつかなかったんです。
ジャン・ギャバンは素敵だけど。(おととい写真を見て、ジャン・ギャバンが誰か1致しました。)
 
だから、20代の時は、もう30の男性を選ぶだろうな、なんですよね。
で、いや待てよ。私、30代になったら、どう思うんだろう?
と思って、30代になった時に、また思い出して、あれ、これはわからない。
この主人公の40代の女性がどちらを選ぶか、わからなくなったんです。
 
私、40代になった時に、30代の男性をターゲットにするだろうか。と思ったんです。
 
いやいや、50代の男性をターゲットにしない理由がわかってくるだろう? って思われる方は思われるかもしれませんが。←?
 
私、これって、30代のいまの自分が20代の男性をターゲットにするかってことだよね。とふと思ってですね。

そんな元気ない。って思ったんです。
精神的にも肉体的にも。
セクシャルなことではなくて。
正直、「ついていけない」と思ったんです。

恋愛の最初の情熱にも、途中の真夏の午後のような憂いにも、安定したその後の、一種、運命共同体のような気持ちになっていく強さにも。
あ、無理だわ。と思ったんです。
 
その頃の、30代の私は、もう私多分、いまの自分が20代の男性とお付き合いして、恋愛のごく初期の、どうでもいいようなケンカとかして(言い方)、仲直りの電話して、またなんかご飯食べに行って、次の段階に進んで・・、って考えたその時点で、めんどくせーーーーーーっ!と思って、投げだすだろうな。と思ったんです。
ええ、私は、愛情が非常に雑です。ごめんなさい。
 
どうして、私は(あくまでも私は、ですよ?)、そんな風に思ったのかな、といったら、
多分、当時30代の私の、20代の記憶と相手の20代は、リズムが違うし、熱情のポテンシャル自体が全く違うから。
持ってる若さの質は同じでも、大きさや重量が全く違うから、だったんです。

だから、30代当時の私が思う、些細なこと、恋愛で大事にしたいこと、と、その時の架空の20代の男性が思うであろう、恋愛のあれこれへの、「取り組み方」が、たぶん、違うんじゃないか、と思ったんです。
 
その頃から、また随分と時間が経って、いま思うのは、おそらくそうだっただろうな。ということなんです。
 
だから、30代の私が考えている時点の、上の年齢の男性は映画の設定の10歳ブランクの比率でいうと、40代になるわけなんですけど。
きっと40代の男性も、30代の私を見て、同じ気持ちになると思ったんです。
 
で、そこを乗り越えるのが恋愛なんだよ、ということなんでしょうけど。
 
「取り組み方」が同じの場合は、とても幸せだけれど、20代での恋愛って未来も含めていくでしょう?
30代もそうだけど、同時に現在地の豊かさを求めていくんじゃないですかね。
40代になると、同時に現在地の豊かさと精神的な広さ、っていうんですかね。そっちの比重が強くなっていくんじゃないでしょうか。
50代になると、もう、その先にある老年での豊かさと、現在地の収穫と精神的な安定と、項目が増えていくような気がするんです。
 
それを、恋愛のごく初期の、なにもかもより優先したい情熱が終わった後の、相手との関係を築く上で、この、恋愛への取り組み方がこうまで違うのに、付き合えるんだろうか。という疑問だけが残ったんです。
 
なので、私は、この映画を観たことがないですけれど、
当時30代の時から私が思う映画の結末は、主人公の40代の女性は、どちらとも付き合わないだろう。と思っています。
 
歳の差婚や歳の差恋愛を否定しているのでは絶対なくて、
多分、その取り組み方が1致する相手と、どんな年代でも、どんな歳の差でも、付き合うんですよ。
で、それであっても、お互いが少しずつ溶解し合って、結婚という選択をするならして、その先の長い共同生活が始まるんですよね。
 
それじゃ映画にならないから、きっとどちらかとは付き合ったんでしょうけど(笑)。
 
ただ、私は、人は皆、若者を好む。というのは、こと恋愛やパートナーシップでは、正直言って、違うんじゃないかと思っています。
 
「車とパートナーは、新しいほうがいい」

いま風にいうと、こうなると思うんです。
あのヘンテコな、至言とされている言葉って。
でもそれって、車もパートナーも、バージョンアップしないって言ってるんですよね。
 
ずっと、ニューモデルばっか追いかけてって、グレードはイージーなままで、いっつも人生すごろくの最初のコマから、10コマ目まで。
そこまで行ったら、はい、また最初から。
永遠に、その先に行けないんですよ。行かなくてもいいんでしょうね。
 
まだ青い果実しか食べたくないんですよ。
そのスタイルで生きていくと。
 
私は、10コマループのセレクトしか繰り返せないのは、すぐ飽きます。
なので、バージョンアップしていくほうがいい。
桃は(好物)、ちゃんと熟れてから食べるほうがいいです。
熟れすぎたらネクタルやワインにして楽しむ選択肢があるほうが、断然いい。
 
だって私は、25から先の人生のほうが、圧倒的に長いことを知っているから。
 
・・・まあ私がバージョンアップできているかどうかは、言及しないまま、
しれっと終わりますが(笑)。
 
 
12月ですね。
すっかり寒くなって、我が家ではストーブを2台に増やして、例年通り、暖房メインに使っています。
実はさっき、年末用のテーブルワインを数本まとめて注文しました。
クリスマスは魚を食べる予定です。
 
みなさんは、何を食べるか決まりましたか?
美味しいものを、好きなものを、召し上がってくださいね。
 
それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。