先生はいつも私達読者に、本当の意味で本当のことを伝えてくださっていました。
なので、私は、また先生にお逢いできる約束ができたのだと思います。
次回、どこかよその世界に生まれるときは、天国の先生の、次回の終の住処の庭に生える、木瓜になって生まれ変わろうと思います。
そうしたら、先生の生涯の伴侶のかたとの幸せな結末をまた拝見できますし、花の季節には、元気いっぱいの赤い花を咲かせ、お二方をお慰めできるからです。
これはご存知の通り、夏目漱石の真似です。
なので、「漱石の真似をするなど生意気である」と見事、私を引っ掛けてくださった、天国でお友達と一緒に豪快に笑っている先生に、へし折られないように気をつけようと思います。
それに私が余計なことをせずとも、とっくに先生は全てにパンチを返しまくって天国に旅立たれていますしね。
ちなみに木瓜の花言葉は、「先駆者」「指導者」「魅惑的な恋」「一目惚れ」なんだそうですが、先生のお気を悪くしないといいのですけれど、もちろん「先駆者」「指導者」として咲きます。先生のシンボルツリーにぴったりだと思います。
ところでこれは、私の大好きなダブルミーニングでもなんでもないんですけれど。
多分ですねー、不要と存じます。
申し訳ございませんが、私はそんなに優しくはないんです。
誰なんでしょう。私が優しいなんてデマを流したのは。
面白い方もいるものですね。
誰も信じないと思うんですけれど。
そういうわけで、そういう意味では、私はしばらく「留守」とさせていただきます。
次回の更新は、明日の28日通常通り13時です。
年末、とてもお忙しいでしょうが、読んで下さると嬉しいです。
エナメル