すごく忙しい日々が続いていくと、疲れ果ててきて、色々とおかしな状態になっていくというのは、みなさん経験あると思います。
私も、ここ数週間は、地獄のようにスケジュールがキツキツで、食の乱れもものすごく、最後は、夜になると、ものが広角でくっきりハッキリ見え始めたり、ちょっとしたことで爆笑したり、普段ぜったいそんなの食べないだろ!というものが、食べたくてたまらなくなって(なぜかクレープ)、作ろうかどうしようか夜中の2時に本気で迷い始めたり、そうだ!朝ごはんはたこ焼きにしよう!とか思いつたり(ぜったい食べない)、そういうよくわからない時間を過ごしていました。
いまはもう無事に終わって、ぐっすり眠って、これを書いているんですが。
(ストック文章を考えついてくれた人、本当にありがとう!!)
その疲れ果ててる時、脳がバグを起こす、と私の周りでは言われていることがあります。
言いたい言葉は明確に頭にあるのに、いざ口に出してみると、その言葉の先頭の言葉と途中の言葉が入れ替わったり、全く違う言葉をつなげて言ってしまったりすることを、脳がバグった!と言って、また疲れ果ててるから、言った本人も、聞いた周りの人間も、ムダにゲラゲラ笑ったりしています。(スケジューリングは余裕を持って!)
例えば、ガソリンスタンドの話をしてるときに、「スソリンガタンド」と言ってしまったり、食品が早く悪くなることを「足がはやい」と言いますが、その話してんのに、「アレって足が短いからねー」と言ったりすることを、脳のバグと勝手に呼んでるんですね。
実際、専門的にはどう呼ぶかわからないので、その程度の話として読んでいただきたいんですが。
似た感じで、言おうとしていることと、全く違うことを口走ってしまう時があるんです。
疲れてるから!(笑)
自分でも経験がありますし、言われたこともあります。
その中で、私が言われた史上最大の「お世辞」について。
若者だった頃、まだドラッグストアのコスメコーナーがそこまで充実していない時期に、百貨店の国産コスメのカウンターでよくお化粧を習っていました。
ビューティーアドバイザーさん、BAさんが、これはこういうふうに使います、とか、こうしたらもっと顔が映えますよ、とか、いって、そのB Aさん「おまかせ」で買ったメイクでテストをしてもらうんですね。
私は自他共に認めるコテコテの東洋人顔、アジア人顔なんですが。
さすがB Aさん達、当時珍しかった、そっち系の顔のメイクをよく教えてもらっていました。
で、その日も、わりと年の近いお洒落なBAさんにメイクしてもらったときに、その人は、ずーーっと営業トークをしながらメイクを施すタイプのB Aさんだったんです。
やってもらいながらも、「よく話すなぁ。よく話題が尽きないな」と思っていたら、仕上がったときに、流れる様な口調で、「お客様は西洋的なお顔立ちだから、よく似合われてますよ」
と、エキゾチックな色味の化粧がカウンターに累々と並べてある状態で言ったんです。
さすがに西洋はないだろう、と私は思いながらも、黙ってたんですが。
同時にB Aさんも、一瞬、あれ? いま私なに言った? という顔で、私の方を見ていたんですね。
それで、いま言うなら、ああ、脳がバグったんだな、疲れてるんだな、ということなんですけど、当時は、「営業トークはしなきゃならない中で、お世辞も言おう言おうと思ってて、いざやっと口に出したら、正反対のこと言っちゃったんだな」と、ただひたすら笑いをこらえていました。
その後、BAさんは、急に無口になって、お会計してくれてましたねー(笑)。
コスメカウンターに行くことは結構多い方なので、(いまはこの状況なので、通販が多いですけど)、お世辞もたまに言われるんですが、ここまであからさまなお世辞を言われたのは、後にも先にも、このときが最初で最後でした。
脳って、バグリますよね?
不思議・・・。←スケジューリングは余裕を持ってしましょう!
表題曲は、オフコースで「眠れぬ夜」
アルバム「ワインの匂い」に収録されています。
名曲として名高い曲で、西城秀樹の歌でもお馴染みでしたよね。
私はオフコースバージョンと、西城さんバージョン、どちらもそれぞれすごくぴったりだなと思ってて、詩の世界の、毅然とした男性像に加えて、オフコースだと、当時のリアルな若者の恋愛感覚を前面に出している感じ、西城さんだと、そこに少しの甘い感傷が滲んでいて、とても好きです。
余談ですが、「幸福論」という本に、眠れない時の対処法は、「横になって寝たふりをしていると、いつの間にか本当に寝ている」と書いてあり、1度試したら、確かに眠れたことがありました。
西城秀樹バージョンは iTunesのみで配信。
オフコースバージョンは、Spotify iTunesで配信中です。
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