気持ちがざわつく日ってありますよね。
ざわつくとしか言いようない日が。
そういう時、私は、お茶(コーヒー)をいつもより丁寧に淹れたり、スープを作ったりします。
お茶はいいとしても、スープ?と不思議に思われるかもしれませんが、これが案外、効くんです。
理由はわかりません。
経験則上そうだったとしか言いようがないんですが。
家にある、できるだけ、大きな鍋に、水を7割くらい入れて、好みの濃さになるよう、コンソメキューブを入れて、(私の家にある、中ずん胴鍋には、水7割ならキューブ2つでちょうどいい薄味加減です。)
そして、根野菜をかたっぱしから出してきて、あれば、セロリも2本、スジをピーラーでとって、ガンガン切っていくんです。
玉ねぎ、人参、セロリ、ニンニク、生姜、ジャガイモは好みで。
ベーコンも入れたいところですが、日持ちしなくなる(といっても冷蔵庫保存で二日くらいを目安にしています。それ以降だと、スープが濁るんですよね。)ので、そこはご自由に。私は気分で決めます。
それらを大振りの”さいのめ切り”にして、どんどん、ポチャポチャ、鍋に入れていって、
水から煮ていきます。
最初は蓋をしないで、強火で沸騰するまで待ちます。
そしてアクをとったら、中弱火にして、20分ほど、蓋をして煮ます。
味付けは、こしょう、お好みのスパイス、塩けはコンソメキューブから出るので、少し足す程度で。
味見をして、好きな味になったら、そこから火を止めて、そのまま余熱で30分ほど、自然に冷めるまで放置します。
それで出来上がり。
という作業をすると、不思議と気持ちが鎮まるんです。
たぶん・・・、ちょっと集中するからだと思うんですけど。
大袈裟にいえば、覚悟というものが、湧いてきます。
そんな大仰な感じじゃなくても、落ち着くんですよね。
これ、手仕事と呼ばれる、手芸・お裁縫関係も同じ効果があるんじゃないかな、と思ってるんですが。
もし、ああ、そういえば最近触ってないな、という方、いらっしゃいましたら、いい機会ですので、何かこしらえてみたり、糸を刺したり、編んだり、してみてはどうでしょう。
あと、靴の手入れも同じ効果がありました。
散歩もいいですよね。(夜歩きは慎重に!)
ストレッチとかもいい感じです。
キーワードはちょっと体を使って、集中してみる。ということですね。
よかったら、頭のすみにでも留めておいてください。
表題曲はスガシカオで「アシンメトリー」
アルバム「SMILE」に収録されています。
ドラマの主題歌だったと思うんですが。
この曲で歌われているパートナーとの在り方というのが、とても私にはしっくりくるんですよね。
” 半分に割った赤いリンゴの
いびつな方を僕がもらうよ
2人はそれで たいがいうまくいく "
(スガシカオ アシンメトリー より)
アシンメトリーとは左右非対称のことです。
よくパートナーのことを、シンメトリーや「一対の」という言い方をしますが。
私はこの曲にあるような、 非対称性を持つ関係の方が、
アンバランスにみえて、
実はすごく噛み合っているんじゃないかな、と思います。
Spotify iTunesで配信中です。
お帰りの前に応援のワンクリックをお願いします。