遅ればせながら、うちでも、レトルトカレーは、レンチンになりつつあります。
この間の、バッタバタスケジュールの時、痛感したんですが、疲れてくると、モノを持っただけで、ぐったりするんですよね。
昔、読んだ本に、「ビールグラスも持てないくらい疲れているんだよ」という1節があったのを、そういうもんかなぁと覚えてたら、まさにそうでした。
私の愛するカリー屋カレー(漢字変換できなくてお馴染みの)は、お湯で5分ボイルするんですが。(うわ時間覚えてるよ)
お鍋に水を入れて、火にかけるっていうのが、もうつらかったんです。
で、ご飯をお皿によそって、上にカレーかけて、ラップして、レンチンすれば・・・って、もう、その作業が無理になってくるんですよ。
サランラップ出してくるのが、きついんです。
ちょっとの距離なのに。
物理的に腕の力がどうこうより、なにも考えたくなくなるんです。食事の時に。
それでももう食事のカードが、
レトルトカレー:ちょっとスパイス効いてて体に良さそう。
サラダ:たくさん摂れれば摂れるだけ良い。もちろん出来合い。
だけになっちゃってるんで!←余裕を持ってスケジュール組み立てれば、そんなことにはならないんだよ・・・。
思いつくのが、カレーしかないんですよ。(ターメリック入ってるしね)
そんな時に、コンビニで、レンチンのレトルトカレーを買ってきたんです。
買ったら、ボイルじゃなくて、レンチンだったっていう偶然なんですけど。
カリー屋カレーがその時なかったから。
それが、みなさんご存知の通り、パッケージの箱の上の部分を、反対側に折り曲げてロケットの発射台みたいにして、電子レンジの中に置いて、1分何10秒がそこらで、もう出来上がってるんですよね。
あとは、封を切って、ご飯にかけるだけっていう。
すごいカルチャーショックで!←(笑)
すごいねー!って言い合いながら、もう次からレンチンカレーばっかりになっていったんです。
好物なんで、いまはカリー屋カレーもボイルする余裕がありますけど。
でも、これ、画期的すぎて、もう私のレトルトカレー歴史が変わってしまいました。
これからは、もう、レンチンカレーになっちゃうし、これは引き返せないな、と、驚きながら、カレー食べてました。
誰が考えたんだろう・・・。
私ですね。こういう暮らしのパーツがガラッと変わったり、スタイルがガッと変わるものと巡り合った時に、嘆かないんですよ。
前はよかった・・・って、なげかないタイプなんです。
なんでも、新しいもの!っていうタイプじゃないんですけど。むしろ普段は、腰が重いくらいなんですが。(めんどくさがり)
そういう新しいものが、普通に日常に流れ着いてくる時点で、取り入れるんですね。
なぜなら、それが日常だから。
早いか遅いかで言ったら、遅いんですけどね、もう暮らしに漂着してきてる時点で!(笑)
だから、アプリとかも、教えてもらって、そ、そうなの? お・おー!って言って使ってるくらいだから、遅れてるほうだとは思います。
ただ、私は、便利を嫌わないでいよう、とは思っています。
自分にとっての便利、という注釈付きですけどね。
コーヒー落としてますし。
理由があって、そうなっている、という捉え方をするタイプなので、これは人によって違うことだとは思いますが、でも、便利をすごく嫌うことは、私はしないな、と思ってます。
いやー、レンチンレトルトカレー、黒船でした。
表題曲は、大滝詠一で「雨のウェンズデイ」
名盤「A LONG VACATION」に収録されています。
作詞 松本 隆 作曲 大滝詠一 となってます。
こぼれ話的なものを探されてる方は、ウィキに有志の方が詳しくまとめてらっしゃるので、そちらをご覧になるのが早いと思います。
私は、わけもなく憂鬱さが漂う時間というものを、表現している音楽がすごく好きです。
この楽曲の中に流れる、曇天の海辺の雰囲気、不安定さを持つ関係から、少しだけ目を逸らして立ち尽くしている感じが、音にすると、こんなふうに表現されるんだな、と聴くたびに、ため息がでます。
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