週末なので、BTS関連の話題です。
BTSのリーダー、RMさん、こと、キム・ナムジュンさんが言ってたんですが。
RMさんにとっては、ヤンニョムチキンかKFCか、らしいんですね。
それぐらい美味しいし大好きだということだったんで、ホットクを注文したお店で、噂のヤンニョムチキンをウーバー経由で頼んでみました。
・・・うまっ!!!
ヤンニョムチキン、うまっ!!!
どのくらい美味しいかって、ヤンニョムチキンを辞書登録するぐらい美味しかったです。
けっこう有名な料理なので、食べたことある方も多いと思いますが。
あのー、甘辛い、赤いタレであえてある、鳥の唐揚げです。アレです、アレ。
私、あまり、料理の甘い味が好きではないので、それで韓国料理好きな割に、ヤンニョムチキンだけ食べてなかったんですよ。
で、口に入れるまでは、ちょっとどうかな?と思ってたんですけど、こっくりしてるけど、しつこくなくて、甘さと辛さのバランスが取れてて、あと引く味で、美味しかったです。
たぶん、また注文すると思います。
ホットクに続き、ヤンニョムチキンまで、
美味しいものを教えてくれてありがとう、RMさん!
さて、本題です。
数年前、ユニセフとBTSのマネジメント会社BigHit Entertainment(現HYBE)がパートナーシップを結んだときに、「LOVE MYSELF」キャンペーンが打たれました。
続いて、それと対になるように、「LOVE MYSELF」に紐づく言葉が、BTSメンバーひとりひとりから発信されたとき、なんと、当時のRMさんは「自分自身のことを愛せたらいいのに」と発信したそうなんですね。
私は、後追いでそのことを知りました。
なので、いまのRMさんは、もうすでになんらかの「解」にたどり着いている可能性が高いんですが、本文では、その言葉を発信した時点でのRMさんについて、思ったことを書きたいと思います。
私は、RMさんの「自分自身のことを愛せたらいいのに」という言葉を読んで、実は、「LOVE MYSELF」「自分のことをまず愛そう」という言葉に対して、霧が晴れたような気がしたんですね。
ゴールとしてはそうだけど、それはそうそう簡単ではないよ、と私はずっと思ってたんです。
そんなに、自分のことを簡単には好きになれないよ、と。
で、RMさんも同じところがあるんだ?と思って、ちょっと安心した自分がいました。
前にもチラッと書きましたが、私は、自分のことを好きになるのに、すごく時間がかかったタイプで、いまでも、「まあ、いいんじゃないの?」と思う段階にしか、たどり着けていません。
人によって、その速度は違うし、ひょっとしたら、明日の自分のことは好きでも、昨日の自分のことは嫌いな人もいたり、実はLOVE MYSELFができているのに、気がついてない人もいるかもしれないですし、考え出したらキリがないほど、この言葉は、本当にいろいろなものを含んでいる言葉だと思います。
だからこそ、素晴らしい言葉だとも思っています。
その言葉を発信したグループの1人であるRMさんが、「自分自身のことを愛せたらいいのに」と発信したことは、ご自身に対して、真正面から向き合ったのではないか、と感じましたし、逆に勇気づけられもしたんですね。
RMさんほどの人でも、そうしたし、そう思うんだ? と。
他者としてRMさんのことを見ると、
頭がとっても良くって、ハンサムで、セクシーで、優しいし、機転は効くし、少しおっちょこちょいのところもチャーミングだし、車の運転と料理はしちゃダメだし、スタイルはいいし、読書好きで、自然が好きで、素晴らしいリーダーシップを発揮していて、作詞の才能にも長けていて、リリックメイカーとしてもずば抜けたものを持っている。
なんと魅力的な人だろう、と思うんです。
うらやましいばかりだなぁと思います。
そのRMさんが、自分のことを好きになれたらいいのに、と思ってる。
これこそが、「LOVE MYSELF」の難しい側面を物語っていると思いました。
私の場合は、
好きな自分(愛せる自分)というのは、なりたい自分のことでした。
それは、コンプレックスの反射ばかりの、本当につまらない人間像に過ぎない、ということに気づいたときに、私はせめて自分だけでも、自分のことを好きでいようと思うようになりました。
そして、それまで考えないようにしていた、ダメな部分をひとつずつ許容していくという、作業を始めました。
とても長い時間がかかりましたし、とても辛い作業でした。
そうしていくうちに、ちょっと疲れてしまって、そういうのをいったんお休みしているときに、ふと、まぁ、いいじゃないか、と思ったんです。
それでいいじゃないか、と。
そのときに、たぶん、私は、生まれて初めて、等身大の自分を見たんだと思います。
それは、思っていたよりも、大きくなくて、かといって、小さすぎるものでもなくて、あたりまえの、ちっぽけさを持った、ただの自分だったんです。
なりたい自分がある、自分だったんです。
振り出しに戻ったんですけど。
それで、よかったんです。
それが、私が私であることの、たったひとつ、だったんですね。
それが私にとっての「LOVE MYSELF」の「解」のひとつ、だったんです。
それで、以前、「LOVE MYSELF」について少しここで取り上げたときに、「まぁ、いいんじゃないの?」とようやく思えるようになったと、書いたんですね。
で、これは、人の数だけ、「解」があるだろうな、と、当たり前に言われていることを、その時にやっと実感しました。
きっとRMさんの「解」は、RMさんにしかわからないところにあるのだろうし、先にも書きましたが、もう手にしているのかもしれません。
ただ、当時、その言葉が出てきたとき、RMさんは、自身の中を、やはり彷徨していたのではないかと思いました。
たぶん、それはそうでしょう。
1部の人間にとっては、そうでなければ、たどり着けない言葉だからです。
なので、「LOVE MYSELF」という言葉を前に、立ち尽くしている人がいるところにはいると思うんですけれど、それは、人によっては、すぐにできるものではなく、時間がかかるものであること、人の数だけ「解」があること、RMさんほどの人でも、その道筋を通っていたらしい、ということを、知っておいて欲しくて、今日は、この話題にしました。
人から贈られた言葉ですが、「人生はぶどう畑」だそうです。
どこを歩いているかその時は見えなくても、ちゃんと前に進んでいて、気がつけば、「いま」は「過去」としてしっかりと後ろにあるもの、という解釈を私はしています。
私は、いまだ、まぁ、いいんじゃないの、です。
それでも、自分のことをなかなか好きになれなくても、焦らず、ぶどう畑の中を歩いていきましょう?
そうしていつか、豊潤な実りが眼下に広がるのを体いっぱいに受けて、ああ、そうだったんだな、と、思えるように、そう願いながら、自分をやっていきましょう?
私は、そうしようと思います。
最後に、「LOVE MYSELF」という核心の言葉を打ち出し、世界中にきっかけと気づきを発生させた、このキャンペーンに、今日も感謝して、本文を終わります。
表題曲はBTSで「Converse High」
アルバム「The Most Beaturiful Moment In Life, Pt.1」が初出です。
コンバースハイを履いた女の子への熱い、熱い、想いをロマンチックに歌っています。
コンバースローはダメだそうです。
あくまでもコンバースハイ、じゃないといけないそうです。
ハイカットとローカット。
私はローカットのコンバースも好きですけどね。
出会い頭に、好みドンピシャ過ぎて、運命的なものすら感じた女の子へのラブソングであると、解釈しています。
リリックにシャネルやラフ・シモンズが出てくる、遊び心あふれる1曲です。
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