家で作る麺ものは、マルちゃんの焼きそば麺を使う以外は、全て乾麺から作っています。
理由はそっちの方が、自分の好みに麺の硬さを調整できるからです。
人に訊いたことはないんですけれど、そうめん、パスタ(スパゲッティーニとかペンネとか)を、乾麺から茹でたり、する人は多いと思うんですけど(私はスパゲッティーニはレンチン派です)、うどん、そば、きしめん、まで行くと、ちょっと好みの別れる話ではあると思います。
そもそもなんだって乾麺から茹でたりし始めたかというと、昔、きしめんをお土産に頂いたんですね。
本場って大きくパッケージに書いてあるやつで。
その時まで、私、きしめんを食べたことがなかったんです。
それで、作り方もわからないし、目指す味もわからないし、困ったなぁと思って、人に訊こうか迷った挙句、お腹も空いてたし、箱の裏に書いてあるレシピ通りに、茹でて食べてみたんです。
そしたら、ものすごく美味しかったんです。
ちょっと目から鱗って感じで。
それまでうどんや蕎麦は、スーパーの生麺を使う派だったんですが、以来、乾麺で、蕎麦、うどん、を茹でて、水でシメて食べる様になりました。
自分で乾麺からやると、調整がしやすいんですね。
私の好みは、もちもちのちょい硬め、でも全体に火が通ってるよ、ぐらいが好きなんですが。
麺をお湯からあげて水でシメてる間も、麺には火が通っていくので、その余熱が通る時間も含めて、お皿に乗せるゴールから逆算していって、全体の茹で時間を調節すると、だいたい、好みの麺が食べられるんです。
ざっくりいうと、8分と書いてある茹で時間なら、7分で上げて、水でシメて、お皿に乗せて、麺つゆの小鉢用意して、箸ですくって食べ始める、までがちょうど8分になる様に、調節するんですね。
あと、大鍋で茹でなくても、中鍋にお湯を沸かして、乾麺を入れて、菜箸でぐるぐるかき混ぜ続けると、均一に茹であがるので、私はそうしてます。
大鍋で茹でろって必ず書いてある理由は、鍋の中のお湯がたくさんあると、中で対流が起こって、混ぜなくても、麺が踊って、均一に火が通るからなんですよね
だから、鍋の中のお湯が対流してる状態を、菜箸でかき混ぜて発生させて、麺を茹でれば均一に火が通るので、私はその方法で、中鍋や片手鍋で麺を茹でてます。
乾麺から茹でる場合、あったかいお蕎麦やうどんでもできるけど、やっぱりザルが美味しいかなと思います。
麺つゆは、セブンで売ってる「枕崎産かつお使用 つゆ」っていう3倍濃縮のを使ってます。
(使う時は希釈するのを忘れずに)
いまの季節だと、まだ水道から出る水が冷たくて、麺をシメるのに適した温度ではあるので、ちょっとやってみようかな?という方は、よかったら乾麺、試してみてください。
表題曲は、大貫妙子で「夏に恋する女たち」
アルバム「SIGNIFIE」に収録されています。
"短い愛の戯れは 鮮やかすぎて 哀しい”
”きらめく街を振りむけば 想いは遠く 虚ろう”
(大貫妙子 「夏に恋する女たち」より)
再注目されている、「4:00A.M.」も素敵ですが、
毎年、初夏に聴きたくなる1曲です。
あと大貫妙子さんは、皆が知ってる童話の世界を音楽で再構築する才能にも長けた方でもあるので、そのシリーズを聴くのも好きです。
Spotify iTunes で配信中。
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