緊張してます。(唐突)
なぜかというと、今日は、有名ユーチューバーさんが出した本の紹介をしようと思ってるからです。
最初に書いておきます。
何か失礼があったらごめんなさい。
いやたぶん、潜在リスナー数が非常に高い方だと思うので、そしてそれはおそらく間違っていない方なので、えー、間違いや失礼があったら、それは私の無知ゆえのことなので、どうかご容赦ください。
あのー、私も、音楽好きのみなさんおなじみの、みのミュージックというチャンネルのリスナーでして。
チャンネル公開時から、見ているリスナーです。
(ちょっとアピール←(笑))
でも、アンケートとか投票とかには参加せずに、結果をすごくワクワクしながらみているタイプなんです。
コメント欄とかをウキウキしながら読んで、音楽っていーよね、みなさん詳しいね!すごいねー!と思ってる暗いリスナーです。(ほんとに暗いな!)
だから、みのミュージック名物の、リスナーが選ぶランキングとかは、私達はものすごい情熱で見ていて、あ!あのミュージシャンが入った!あのアルバムが入った!ってすごい盛り上がって見ている層なんですよ。
以前、私、ジャズのとこで書いたと思うんですけれど、音楽全体を体系的に見てないので、あっちこっちで迷子になってるんです。音楽迷子。
ジャズ迷子だし、R&B迷子だし。
それは、好きな音楽をピンポイントで聴き込むからなんですよね。
だからその周辺のことは少しは知っていても、体系的な分類は頭の中でできてないんです。
データはあっても、知識になってないんですよね。
で、それをランダムに紹介していくっていうのは、結構面白いだろうなぁというのもあって、ここでは私の好きな音楽を紹介してます。
自分でも次に何が出てくるかわかんない紹介って、セレクトとしては面白いかなと考えるので。
それと雑記との組み合わせが、私のキャラクター的に合ってるんじゃないかな、と思ってやってます。
ただ、わかんないまんまだなぁという、ぼんやりとした不安があったんです。
そういうのはどうしたらいいのかなぁ、とずっと疑問だけ抱えてたんです。
そうこうしてたら、みのミュージックを主宰してらっしゃるみのさんが、本を書かれたんです。
「戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した20世紀ポップスの物語」
みの 著 KADOKAWA
これが、私の長年の音楽迷子っぷりを全て整理してくれたんですね。
音楽と社会って密接に繋がっているんですけれど、その歴史と音楽史を合わせて説明されたことが、私は今までなかったんです。
ピンポイントでは、例えばキング牧師の演説がね?とか、読んだ雑誌にこの音楽の背景としてリトル・リチャードがルシールって曲をね?とか、最近になると、ストレイ・キャッツがね?とかロカビリーとか、とか、そういうのは読んでるんです。
カート・コバーンがトレーラーハウスに住んでて、それでも音楽を作り続けていたとか、そういうことは知ってるんです。
聴いてるときに、同時に流れ込んでくる種類の情報だから。
でも、聴いてる音楽が音楽史のどこに位置するのか。
とか
好きな音楽が、どういった社会背景の「音楽発生の流れ」から出てきていたのか。
とか、
その音楽と社会の関係ってどうだったのか。
とか、そういうことを取り出すことが、私はできなかったんですよ。
なんとなく、全体像はぼんやり、広大なものが見えているけれど、はっきりと明確に整理された情報を持っていない状態だったんです。
それを、みのさんは、「戦いの音楽史」という本で、わかりやすく整理して、順序立てて、書いてくださってるんです。
だから、私は、この本は、近代音楽史の教科書となり得る本だと思うんですよね。
そういう本が他にもあるのかもしれないですけれど、いま、この本が出て、こういう形で私みたいな音楽迷子の手元に届いた。ということにも、とても重要な要素があると思うんです。
正直、私は、いま1番動きのあるメディアは、YouTubeなんじゃないかと考えててですね。
そこに、みのさんが、音楽を愛好する人達が集うチャンネルを作ったっていうことが、ものすごく意味のあることだと思うんです。
今までも他にもあるにはあったけど、いま1番、アクセスしやすい、見つけられやすい場所に、こうして、集うことができて、しかも情報を得ることができる音楽のチャンネルが存在する、っていうことがすごく大きなことで、ひょっとしたら、この時代のものすごくエポックメイキングなことを、私達は体験している最中なんじゃないかと考えています。
そのメディア(YouTube)を通じて、みのさんから届けられた本のおかげで、
「それが何かわかってなかったんだけど、目の前に出されると、それは自分に必要なものだったということがわかる性質の情報だった」
という、新たな知の体験を私はしました。
おそらく、本を手にした、一定数のリスナーさんや、みのミュージックの潜在リスナー層、そして新たな読者層にも、いまそれが同時に起こってることなんじゃないかとも予測しています。
簡単にいうと、みのミュージックの、みのさんが出した「戦いの音楽史」という本は、音楽迷子さんにはとても合っている本ですし、音楽好きだけど、詳しくないからな・・・、と少しコンプレックスになっている人達にとって、ドアを開ける本です。
アマゾンでも取り扱いありますので、興味をもたれた方は、購入を検討してみてくださいね。
そういうわけで、今日は、私がいま1番、おすすめする本、「戦いの音楽史」の話でした。
表題曲はご存知!T. Rexの「Get It On」
・・・なんでみのさんの音楽じゃないんだよ!と怒涛のような突っ込みが入りそうですけれど(笑)
(みのさんは、ミノタウロスというユニットを組まれていて、プロのミュージシャンです。アップルミュージックでD Jもやってらっしゃいます。)
迷ったんですけど、今日、最初からこれ予定してたので、
予定通りに紹介します。←そんな理由かーい!
アルバム「Electric Warrior」に収録されてます。
このアルバム「電気の武者」って邦題だったんですって。(ウィキより)
どうしてそんなモノスゴイタイトルになったのか、そこが知りたいです。
T. Rexを紹介するのは2回目ですけど、グラムロックが好きなんじゃなくて、マーク・ボランが作り出す、時代と心中できそうなほどキャッチーな音楽がすごいなと、聴くたびに感心しているのでした。
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