昨日、VOGUE JAPANのラインで知ったんですけれど、今日、5月26日は、皆既月蝕(かいきげっしょく)なんだそうですね。
しかも、スーパームーンと呼ばれる、大きな月が見れる日に(5月はフラワームーンというそうです。素敵)、月蝕もあるよということで、珍しいそうです。
蝕(しょく・食)は英語でエクリプス(eclipse)と表記されるんですが、昔何かの本でその単語を知って、響きと表記の字の組み合わせが好きで、じっと心に持っています。
月蝕って、月の面に地球の影が差す現象(ウィキより)のことをいうんだそうで、普段は空に張り付いている美しい球体という感覚のみで、位置情報はあまり意識しないけれど、たまに蝕のニュースが流れると、ああ、月は地球のそばに浮かんでいる天体なんだな、と、あらためて実感します。
I LOVE YOUを「月が綺麗ですね」と和訳したのは、夏目漱石ですが(諸説あるそうですけど)、最初は、奥ゆかしい日本語の言語感覚を言葉にしたのかな、と思っていたのが、だんだんと時間が経つにつれ、むしろそのくらいの距離感と美しさがぴったりではないか、と思うようになりました。
さすが漱石、マジリスペクト!←台無し
全国の夜の天気を調べると、晴れてるところが多いので、みなさん、今夜は、安全と予防対策をしっかりして、月蝕を観測してはどうでしょう?
時間とか方角とか天気の情報はこちらを
ウェザーニュース 様
https://weathernews.jp/s/topics/202105/010245/
その他、いま起こる月蝕の意味や占星術的な情報などはこちらを
VOGUE JAPAN 様
https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/super-flower-blood-moon-2021-cnihub
参考になさってくださいね。
私は夕方から夜にかけては、予定が入ってしまっているので、残念ながら見れませんが、たぶん・・・、有志のかたが動画をあげるでしょうから、それを見て楽しもうと思います。
皆既月蝕って、私はいつも頭の中で「怪奇月蝕」という漢字がまず最初に浮かんで、それを二重線で打ち消してから、皆既月蝕という漢字を思い浮かべるんですが。
みなさんはどうですか?←有用な情報リンクの後に、これでもかというくらい無意味な問いかけ。
表題曲は(終わるんだ?)←笑
大江千里で「APOLLO」
アルバム「APOLLO」のタイトルトラックとなっています。
”ニュースとリモコンを手に
床に肘をつくきみと
乾燥機とサイレンとツツジが匂う
徹夜続きの翌朝 きみが裸足で飛び出した
二人はまだこんなことを 繰り返してる”
(大江千里「APOLLO」より)
この曲は大江千里の楽曲の中で、ひとつの最高地点をマークした曲ではないかとずっと思っています。
大江千里の楽曲を紹介するときに何度も書いていますが、いままた新たに見直されているようで、スポティファイの再生回数を見ると、私が思う最高地点の話はさておき、今でも時を超えて支持されている曲だといえるデータがあり、大江千里の作品を愛好するものの1人としては、とても嬉しい限りです。
アーティストの方向性というのは、本人以外にはどうにもならないので、現在の大江さんの音楽活動、創作活動に対して何か意見があるわけではありません。
ただ、過去だとしても、確実に、青年期の憂鬱や不安、日常、そして愛情やノスタルジーを、これほどまでに鮮やかに切り出した楽曲を創っていた、という事実は、忘れてはいけないのではないか、と思っています。
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