日曜日なので、穏やかな内容を書いています。
Kindle版でも紙の本でもいいんですけれど、読書ってどうしてますか?
私が本を選ぶとき心配しているのは、暗い内容のもの、残酷描写がありありなもの、バッドエンドなものは、読めないな・・・、と、読むものが制限されていることに、窮屈を感じていますし、それをネタバレなしでどうやって知ればいいんだろう? という疑問が浮かぶと、オロオロしています。(オロオロ?)
それで思いついたのは、エッセイや随筆を読めばいいじゃないか! ということでした。
そもそも随筆とエッセイの違いはなんだろうと思い、いま検索したらありました。
何らかの出来事などを書き記す上で自分の抱いた感情や考えを加えたものが「随筆」です。
それに対して「エッセイ」は自分の感情や考えなどを文章で表現する上で、自分の内面の動きをわかりやすくするための一例としてなんらかの出来事を描写します。
違い比較辞典 様
随筆とエッセイの違い より
なので、紀行文、時事観察などは随筆、ひとつの事柄から連想するあらゆる感覚を描写しているものがエッセイ、という理解を私はしました。
それで思い出したんですけれど。
本好きだったので、制服を着ていた頃に当時の環境で手に入るありとあらゆる本を読んでいたのですが、ある日、何かプツッと糸が切れたように、受け付けなくなったんです。
いま思うと、「お腹いっぱい」になったんだと思うんですけど。
それでも文字を目で追いたい、本の世界には入りたいな、と思っていた時に、エッセイや短編スリラー、短編集を愛読していました。
特にエッセイは、短い文章で違う世界に行けるし、1タイトルが短いので、休憩しながら読めるんです。
バスや電車の時間が来たらパッとやめられるし、それがストレスにならないんですね。
なので、私は、読む本はエッセイ、旅行記、あとはちょっと役に立つ本、静かな気持ちで読める本、などをおすすめします。
新しい本ではなくて申し訳ないですけど、おすすめの本をあげます。
アフィリエイトはしていないので、Amazonリンクを手動で貼っているんですけど(笑)、興味がある場合は、そちらにレビューがついていたら、まずそこを読んでから決めるのもいいですよね。
まず幸田文(こうだ あや)の「晩茶菓子」。
内容については触れませんが、幸田文は幸田露伴の娘だった方で、珠玉の文章を紡がれる名文家です。
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番茶菓子 幸田文
文庫
続いて、
寺田寅彦 随筆集 第一巻 こちらは岩波の文庫です。
え、難しそう。と思われるかもしれませんが、ものすごく簡単な内容です。
どうして寺田寅彦を読み始めたのか忘れてしまいましたが、科学的な話に非常に美しい文章が融合していて、面白い先生の話を聞かせてもらっている、という感じで読めます。
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寺田寅彦 随筆集 第一巻
岩波文庫
最後は実用書です。
暮らしの絵本 話し方のマナーとコツ
これはほんわかしたイラストで説明されている、色々なシチュエーションでの、会話でできる対策の知恵が書いてあります。
たとえば、目次を少し並べると、
「帰りたい、席を離れたいとき」
「上手に誘いをことわる」
「ニガテな人から逃げる」
などがとても私には役に立ちました。
いまページを繰ってみると、せっかくの知恵を忘れていることもあったので、このあとまた読み返したいと思います。
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暮らしの絵本 話し方のマナーとコツ
杉山美奈子 監修 伊藤美樹 イラスト
私は、相手が断れないのを知っていて、つけ込み、利用しようとしてくる笑顔の人物、ちょっとぐらい強引にしたって構わないと、ビジネスの場でもないのに、当然にそのルールを勝手に持ってくる人物、ただ自分が数を揃えられると他所にアピールしたいがためだけに、人を自分の思い通りにできると考えている人が、大嫌いです。
静かに、撃退しましょう。
今日は読んでいて負担にならない、疲れない本を選んでみました。
本は好き好きですから、もしお嫌いだったらごめんなさい。
本を読む(Kindleでも)というのは、とても心が鎮まる行為ですよね。
習慣にしなくとも、手の取りやすいところに置いておいて、少し時間が空いた時にパッと開いたり、ここだけの話、お風呂に持って入ったり、そういう付き合いができる本を揃えておくと、気持ちがざわついた時にとても効果があると私は思います。
書店に行く場合は、午前中遅くか、午後ランチタイム明けの時間が空いてますよ。
開店と同時に飛び込むと、店員さん達が本や雑誌を出しているところに行き当たりますから、気になる方は気になってしまうと思います。
それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。
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20230813 20:50 誤字をなおしました。