中森明菜さんって、昔アイドルやってたんで、その頃の写真ばかりが出回っていて、どんな人かあまり知られていないと思うので、ひと言で書くと。
綺麗な人ですよ、とても。
きれいでもなく、キレイでもなく、漢字で書く、綺麗という字が1番似合う、そういう女性です。
そういう女性になっていったんです。
お洒落な人でもあるし、スタイルもいいし、性格は年齢相応の感じになられてると思いますが、明るくて、ふんわりしたところと、真面目なところもあるし、お料理は得意です。
気さくなところもあるし、控えめなところ、しっかりしているところ、そういうところがバランス良くある人でしたし、おそらく今もそうでしょうね。
芸能界で大人になっていった女性らしく、手の届かないスターでもあるし、時代の象徴でもありました。
確か、デビュー当時はメロンが大好物でした。
番組で「明菜ちゃんはメロンがお好きなんですね? 」とメロンが運ばれてきて、その時、明菜さんと司会者は立ってお話ししていたんですけれど。
低い位置にあったテーブルにメロンが置かれて、それをカメラがクローズアップしたら、パッとテーブルの高さにしゃがんで、メロンの隣に顔を寄せて、カメラに向かって手を振ったんですね。
それでスタジオ中というか、日本中を1発で幸せな気分にさせたというですね。
そういう、お茶目なところもすごくあったんです。
とても、可愛らしくって、はっきりしている部分もあって、でもうるさく主張しすぎない、そういう女性でした。
その頃の大衆の一人であった私の明菜さんのイメージは、この写真ですね。
(Spotify スクリーンショットより) |
参考リンク Amazon
Femme Fatale / 中森明菜
<2023 ラッカーマスターサウンド>
2023年9月23日発売予定
予約受付中
どうです?
綺麗な人でしょう?
今は、もっと洗練されて、素晴らしく美しくって綺麗ですよ。
あの頃、という時期の中で、トップスターだった明菜さんが、時代を経ても変わらず綺麗な人でいてくれるというのは、とても嬉しいことです。
彼女はあまりメディアに出て来ないんですけれど。
それでもスーパースターですから、変わらぬ元気そうな姿を時々メディアに見せてくれるので、
私は私の時間を生きながらも、たまにメディア越しに見かけて、相変わらず綺麗で素敵な人だな、気さくなところもある、洗練された大人の女性だな、と、
変わらぬ、リラックスした、大人の女性としての可愛らしさ、素敵さ、美しさを見せてくれるな、とわかるのは、とても嬉しいものなんですよ。
スーパースターなので、はっきりいうと、明菜さんが元気そうに笑っててくれるだけで、私たち大衆は嬉しいんです。
どうしてかっていうと、明菜さんが笑ってくれるだけで、私たちは楽しくて、嬉しくて、元気な気持ちになって、機嫌が良くなるからです。
スターって色々な考えがあると思いますが。
私が思う、スター、それもスーパースターって、こういう、理屈じゃなく、私たちをやさしくって、素敵な気持ちにさせる光を持っているんです。
こういう感情って、彼女の時代を大衆として生きていた者の、一種の懐かしさ、なのかな、と思わなくもないんですが。
多分、そうとも言えるけれど、その本質にあるのは、全員が彼女がホンモノだとわかっていた気持ち、なんだと思います。
知ってたよ、明菜ちゃん。
私たちきっと全員が、明菜さんが特別な人だったって知ってた。
あの時の言葉全部を総動員しても、現しきれない、別の特別な、明菜さんのためだけの言葉が、ふさわしい言葉がどこかにある。
いつか、その言葉が必ず見つかる。
あなたがそういう人だって、みんな知ってたよ。
わかってたよ。
だから今もあの頃も、あなたのことをみんなが愛していたし、愛し続けている。
そのことを多分あなたはもう知っていると思うけれど、それでもあなたの名前を見かけるたび、あなたの歌を聴くたびに、繰り返し私たちは想い続けるし、語り続けるね。
中森明菜さん、私たちはあなたのことを、変わらず愛し続けるよ。
だって、あなたは、皆にとって特別な人なんだから。
そういう気持ちなんです。
明菜さんって、余計な情報を出さないんですね。
私は、そこがとても好きです。
イメージを崩さないためじゃなくて、不必要なことは不必要である、という、きっぱりとした賢さを持っているからなんじゃないでしょうか。
必要ないんですよ。
彼女は歌が仕事なんですから。
もともと気さくな部分もあるから、そういうところを出してくれるのももちろん嬉しいですけれど。
私たち大衆は明菜さんの歌に魅了されているし、魅了され続けてますから、この先も、抜群の表現力で明菜さんの思う、歌の道を極めていくんでしょう。
そういう活動を、彼女の1番いいペースで続けていってくれることが、どんどんスターを辞めちゃう人達がいるなかで、続けていてくれる、しかも、表現力も歌唱力も変わらないものを維持しているということを、すごく大切に想っています。
当時スーパースターという表現しか言葉がなかった、中森明菜というディーバを愛し、支持している気持ちは、時間くらいで変わるわけありません。
彼女はこの日本が生み出した、不世出のディーバなので、ある人にとっては初恋の女であり、ある人にとっては、ファム・ファタール:運命のひとであり、ある人にとっては永遠の憧れであり、またある人にとっては、明菜ちゃんだし、明菜さんだし、明菜なんです。
彼女がそういう存在であること、中森明菜という、凄まじい表現力、歌唱力を持ち、光を放っていた一人の女性の正体がディーバだったこと。
それに全員が気がついていたこと、その部分は、なにも変わらないし、これからも変わりません。
大衆の中の1人だった私の知っていた、そして知り続けている中森明菜さんという方は、そういう人です。
それでは、明日の夜7時に、またお会いしましょう。
20230824 22:37 夜の7時に同じファイルを公開したんですが。フォント設定がおかしくなっていたので、そのファイルごと削除し、夜の8時に公開しなおしました。
このイベントは夜7時更新の予定です。
20230825 06:30 文章をなおしました。