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(「中森明菜 ラッカーマスターサウンド」
「Akina Nakamori
Lacquer
Master Sound
」
でサーチするとこの盤が出ます。) どちらも、2022ラッカーマスターサウンドMIXのライブ盤となります。
ライブ盤ですが、歌唱中に歓声は入っておらず、中森明菜の当時の生歌唱がどれほどものすごいかがよくわかります。
サザン・ウインド / 中森明菜(Akina Nakamori)
作詞 来生えつこ (Etsuko Kisugi)
作曲 玉置浩二 (Kouji Tamaki)
編曲 瀬尾一三 (Ichizou Seo)
(ウィキペディア サザン・ウインドより)
今回このイベント(当ブログの突然始まって突然終わるよくわからないイベント)のためにクレジットを見たら、なんと作詞は来生えつこさんで玉置浩二さんが作曲されていたんですね!
(玉置浩二さんは安全地帯のフロントマン、ソロとしても大活躍中)
編曲の瀬尾一三さんもWikipediaによると、あの曲もこの曲も!という名アレンジャー、プロデューサーだったということでびっくりです。
この曲が好きになった理由は、「聴いた人全員が好きになるべくして創られてたから」だとわかり、なんだか嬉しさいっぱいです。
中森明菜さんは、ウィキによると衣装もメイクも初期の段階から自分でやっていたそうで、私はそのことは知りませんでした。
(Wikipedia 中森明菜 より)
でも、明菜さんの衣装が好きだったので、私が覚えている範囲でのサザン・ウインドの衣装の話をすると。
確か、全体に柄の入った、綺麗なグリーンとかブルーのくるぶしより少し上の丈のドレスで、上半身部分はボディコンシャスになっていて、とても素敵だったと記憶しています。
そして、歌詞に出てくるように「カンカン帽子」を斜めにかぶってのサザン・ウインドの初披露だったと思います。
(いまウィキでカンカン帽子とパナマ帽を調べたんですが、私が覚えているのはカンカン帽子だったと思うんですけれど、間違って覚えている可能性があります。違っていたらごめんなさい。)
衣装についての私の考えですけれど。
私は衣装というものは、楽曲をまとったシンガーが表現している世界観を観衆に伝える、とても重要な演出方法だと思っています。
なので、表現者として非常に高度なセンスと実力を持っていた中森明菜さんは、衣装やメイク、振り付けをいかに自分自身にフィットしたものにして、楽曲の演出を手足のように表現できるかを、非常に重要視していたのではないでしょうか。
そのへんも、明菜さんの考えや価値観についてのインタビューがあれば、とても読んでみたいですし、強い興味があります。
私の覚えているサザン・ウインド披露時の明菜さんは、
とにかくすっごく嬉しそうで、弾けるような笑顔で、心から楽しそうにサザン・ウインドを歌っていたので、視聴者の私はテレビの前で、この楽曲のことが明菜ちゃんは大好きなんだな、と一緒に嬉しくなっていました。
楽曲自体も、無国籍でいて、綺麗な女性のリゾートで心浮立つさまを描写していて、映画のような町で少しだけ冒険してみようかどうしようか、開放的になっている洒脱な気持ちを歌っている作品だと、私は解釈しています。
この楽曲が大人になってもずっと好きなのは、来生えつこさん、玉置浩二さん、瀬尾一三さんが創り上げたサザン・ウインドという楽曲の世界を、中森明菜が唄うことで、もっと先の上質な世界観にまで昇華しているからだと、無理やり言葉にするとそういうことになります。
この楽曲を聴いて、旅心を刺激されるひともいれば、洗練された女性の少しだけの危うさに憧れるひともいると思いますし、もっと別の聴き方もたくさんあると思います。
その中で、私は、煌めく心を宿している女性のひと夏、という映画のワンシーンのような、優雅にひとりの時間を遊んでいる女性の物語りをいつも連想します。
なので、サザン・ウインドの歌詞に出てくるお酒が「果実酒」という漢字表現がなされていることにいつもうっとりしながら、決して現実では同じものを飲むことができない、この美しい女性が贈られたお酒を夢見ては、中森明菜の歌唱に聴き惚れています。
それでは、明日の夜7時に、またお会いしましょう。
20230827 19:29 誤字と文章をなおしました。
20230828 18:09 文章を追加しました。
20230828 18:29 文章を追加しました。